81日間世界一周★8 紅海のリゾートでドミ泊＆シュノーケリングツアー

2023/03/19 - 2023/03/22

紅海沿岸のリゾート地、ハルガダにやって来ました。きっかけはエジプトからヨーロッパへお安いフライトがここから出ていたからですが、折角なので数日滞在してシュノーケリング・ツアーにも参加。リゾートながら街中の食堂はローカルプライスだし、ドミトリーはリビングが使い勝手が良く、洗濯機が使い放題など居心地よかったです。

【移動】
3/19 ルクソール 0830 ⇒ ハルガダ 1300　Jetバス　130ポンド
3/19 ミニバス　Jetバス停 ⇒ ハルガダ市内　5ポンド
3/22 ミニバス　ハルガダ市内 ⇒ ハルガダ空港前　5ポンド
3/22 ハルガダ 1900 ⇒ ミラノ 2245 Easyjet 6,122円

【宿泊】
3/19～21 Sweet Home Hostel ドミトリー　3.33ドル×3泊

【ツアー】
Orange Bay 1day Tour　シュノーケリング２カ所、ランチ、ソフトドリンク付 18ドル

1ポンド≒4.5円、1ドル≒133円

エリア ハルガダ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: イージージェット

ルクソール駅の数百メートル南にあるバス会社前からほぼ定刻8:30にバスが発車。

GO BUSに比べて格安ですが、座席の広さはさほど変わりません。日中に4時間乗るだけなので問題なし。

砂漠の中の信号が全くない直線道路を飛ばします。

車窓は荒涼とした風景。

ハルガダまで140km地点のカフェで15分の休憩。砂漠の中のバグダッドカフェに見えなくもない。
エジプトの男たちは酒が飲めないだけ喫煙率は高そう。

後半、砂地の中に岩山が増えてきた。

Superjet専用のバスターミナルに到着。ホテルまではまだ3～4キロありそうなので、幹線道路まで出て街の方向へ行くミニバスに適当に乗り込みます。スマホ地図を見ながら順調にホテルに近づきつつありましたが、途中で右折のところを左折。暫く我慢して見守りましたが500mほど走って停車。

そこはミニバス・ターミナル近くの路上だと後で分かりました。歩き出してすぐ変な機械を見つけて寄り道。丸い円盤の上に絞り機から白い液体のすじが落ちています。出来上がりは髭のような細麺。

予約済のホステルまで最短距離をたどって裏通りを歩きます。

Sweet Home Hostelに到着。この手の宿は探すのに苦労するパターンが多いけど、ここは簡単に見つかって良かった。この時は1階に管理人がたまたま居てすぐに部屋に案内してくれました。

男に連れられて、奥行60cmの薄っぺらいエレベーターに乗って3階へ。普段はカギが掛かっていて、その後は乗れませんでした。

マンションの鍵を開けるとリビングルームの奥にドミトリーが３部屋とシャワールームが２つある間取り。

明るい部屋の下段ベッドが確保できました。

屋上に出ても景色が見えなかったので、その上の非常ハシゴを登ったら深い藍色の海が見えました。ひゃっほ～！もっと近くで見てみたい！

ということで最寄りのビーチに来てみました。ところが大通りは閑散としたシャッター街。通りからビーチへの出口がなかなか見つからなくて、建物の隙間を通ってやっと発見。

ついでにツアー会社を回ってシュノーケリング・ツアーの情報収集。
昼食付きの1日ツアーが30ユーロほど。でも20ユーロまでは割と簡単に負けてくれます。中には20ドルにしてくれる業者もありましたが、それ以下にはなかなか下がらない。いったん保留。

コフタ・ライスが珍しく50ポンドと安かったので初めて食べました。

コフタは美味いけどフライド・ポテトはどうも苦手。ご飯はヘルシーな感じで良かった。

すぐ近くにコクテールもありました。これがあると満足度が増します。10ポンド。

夕方にもう一度回ったら、18ドルまで負けてくれたのでそこで明日のツアーを予約。担当者はつっけんどんだがオーナーは温厚でいい人っぽい。

ハルガダ2日目。まだ開いていない旅行会社の前で集合時間8時の15分前に来て待っていたけど迎えが現れない。それらしいドライバーはいるけど、彼は二人組を待っているとのこと。それでも10分くらい後に電話を渡されて本人確認された。待っていたのはやっぱりこのドライバーでした。
そんな調子であと二組の欧米人を随分離れたホテルの前でピックアップ。毎回、顧客の特定に20分くらいかかったので、最終的にボート発着所に着いたのは1時間後。

発着所はハルガダグランド水族館の南にありました。
手前の小屋でサイズの合う足ひれとゴーグル、シュノーケルを受け取りサインして乗船。足ひれはきつめのものを選んでくれました。
1人でのツアー参加なので現金はドミトリーの部屋のロッカーに全部入れてきました。パスポートと一部のカード類だけはリスク分散するため持ってきました。

遅れた我々が乗ったらすぐに出発かと思ったけど、そうでもなかった。余裕たっぷりのスケジュールなのでしょう。

乗船後、注意事項とスタッフ紹介。
同じ車で来た欧米人の老夫婦とまず会話。ロシア人でした。旦那さんはディックマードック似、奥さんの方は何か障害があるようだけど人なつっこい雰囲気。

他のお客さんも徐々に出身地が分かってくる。登場順にアスタナから来たカザフスタン人4人家族（逸ノ城似）、安徽省から来た母と息子（水道橋博士似）、中国女子、中国語をしゃべるエジプト女子、クロアチア人カップル、交流しなかった多分エジプト人カップル?2名、男グループ数名。
母と息子(25歳位)で旅行してるの初めて見ました。できた息子さんだ。

シュノーケリングをする前に、まずは島に上陸とのこと。なかなかアジアのビーチではお目にかからないカラッと突き抜けた風景。

ここはオレンジ・ベイというビーチです。ハルガダの沖合数キロに浮かぶギフトン島にあります。

Orange Bay 観光名所

ビーチにはバーが数か所ありました。

椰子葉の屋根の下の一区画が割当てられました。１時間半後にまたこの場所に集合。ふつうはシュノーケリングの後に休憩じゃないの？

施設の中を歩き回ります。現実離れした空間にはるばる来たなあ。

レストランもありましたが、今回はセキュリティー上、現金を持ってきてないので何も買えません。

ひととおり見学し終わって休憩。

集合場所にて昼寝。早くランチタイムにならないかな～

腹ペコ状態で船に戻る。13:10 やっと昼食タイム。蒸した白身魚と肉ジャガ風煮込みが美味しかった。肉類が大したことないけど、18ドルのツアーだったらこんなもんでしょう。実はこのツアーはシュノーケリングとダイビングの合同ツアーでしたが、食事は同じです。

食後はデッキでダンスが始まった。クロアチアのカップルと中国ママのノリがいい。

昼食後にやっとシュノーケリング１か所目。潜る人が意外と少ない。女性は見ている方が多い。気温は２５度くらいでしたが、海水は思ったほど冷たくない。
シュノーケリングにはインスクター付きで見所に案内してくれ、数メートルの潜りも指導してくれました。前回カンボジアのシアヌークビルでは放ったらかしで15ドル、今回は18ドルでこっちの方がお値打ち。

少し潜ると熱帯魚の楽園が手に届くところにありました。ほんの１５分くらいだったけど写真を撮らない分、黄色や紫の珊瑚礁を目に焼き付けました。前回潜ったシアヌークビルとは比べ物にならない美しさ。（写真は翌日にハルガダショッピングセンターで撮ったイメージです。）

さて船に戻ろうと浮いているときに高波が来てしこたま海水を飲まされました。３月のエジプトは風が強いのです。この点は誤算でした。こうなると急に疲れが出て、顔を着けずに泳ぐからバタついてしまい、やっと泳ぎ着いた船が違う船だった！でも余力が無いので取り合えず船につかまらせてもらう。よく見ると同じツアーのカザフスタン人がダイビングの準備中だったので少し安心しました。
その後、少し離れた船からインストラクターが浮き輪を持って迎えに来てくれました。いや～情けなかったけど溺れて迷惑かけるよりはマシ。

再乗船後は船酔いも重なってずっとソファーに横になってました。今日は波が高くて珊瑚礁で足を切った人もいました。二か所目のポイントに行ってないんじゃないかな？

ハルガダ3日目。午前中は宿でうだうだ。宿の管理人は「Good?」と聞いてくるのが口癖。いつも黙々と掃除をしていて好感が持てます。洗濯機は自由に使えたので、午前中にまとめて洗濯。隣のドミトリーのベランダに干す。

同室の日本人と早めのお昼ご飯にチェーン店のGADへ出かけました。
右上から時計回りに
シャクシューカ： 玉ねぎの卵とじ　20ポンド　まあまあ
ムサカ：トマトソースとなすび 20ポンド　まあまあ
モロヘイヤ・スープ 25ポンド　青汁を想像してたら、実際はポタージュのようでチキンの出汁のような味でもあり身体が温まりそうで美味しい！
マハシ：ブドウの葉やパプリカ、茄子のライス詰め 50ポンド　ハズレ、肉じゃないのになぜ高い？
10%TAX加算で二人で126.5ポンド。

続いて僕がめったに入らないコーヒーショップへお付き合い。冷房を期待してたら店内は暑かった。

砂糖たっぷりのトルキッシュ・コーヒー。カップに取っ手が無いので指が熱かったけど濃厚で美味しかった。底にたっぷり粉が残ります。たまにはいいね。

同室の欧米人（何人だか忘れた）が勧めてくれた公共ビーチに行ってみます。

泳げる水温ですがほとんどお客はいませんでした。入場料を少し取られます。ちらっと下見しただけで終了。

宿の近くにはスーパーマーケットが無いのが欠点。それでビーチのついでにはるばる1.5kmも歩いてハルガダ・シティ・センターまで来ました。

Hurghada City Center ショッピングセンター

ここにはカルフールがあります。でもエジプトは外食が安いのであまり買いたいものが見つからず。

安物の乾燥デーツ206gで6.38ポンド。ヨーグルト170gで6.25ポンド。
コクテール　12.95ポンド。紅茶40g 11.95ポンド の４点で総額37.53ポンドだけど端数は繰り上げて38ポンド取られます。(後日ペルーでは端数は繰り下げてくれました)
コクテールはリンゴしか入ってなくてハズレ。

ショッピングセンターにもセキュリティーチェックを受けて入ります。エントランスホールには大きな水槽がありました。

帰りは別ルートの裏路地を通りました。

菓子パン購入。5ポンド。

なかなかワイルドな香辛料の露店。

夕食は近くのステーキ＆シーフード・レストランへ。

シーフードメニューの一番上にあった魚フライ定食的なものを注文。150ポンド。
出てくるまでに20分くらいかかったかな。
魚はボリュームがあって満足。ご飯が油っぽくて苦手でした。

Kanarla Steak House アメリカ料理

ハルガダ４日目。今夜エジプトを出国します。朝は一番西側の公共ビーチまで散歩。

その後、犬に吠えられたりしながら、モスクの前を通って宿へ帰還。

スーパーで買ったカチカチのデーツを紅茶に入れて食べてみます。暫くふやかせば食べられました。

ミニバスのターミナルまで2kmほど南西に歩きます。現地では”セルビス”と呼んでいるようです。空港行きのセルビスは簡単に見つかり、お客もすぐに集まり10分後には出発。

このまま空港へ行っても時間が余り過ぎるので、空港近くのコラ地区に立ち寄ることにしました。ここには高級リゾートホテルが建ち並んでいます。

Pickalbatros Aqua Blu Resort - Hurghada ホテル

トレビア～ンな別世界！

調子にのってもう一軒。

ここも「次回の参考に」などと適当な理由を言って中を見学させてもらう。

いつか機会があれば滞在したいものです。

ホテルに付属したバーが外部にありました。エジプト最終日にエジプト初ビールをいっときます。残金の消化も兼ねて。45ポンド。

ほろ酔い気分で公共広場を通り空港へ。

途中ガソリンスタンド敷設のコンビニでチョコレート購入。3本で20ポンド。まだ残金があるので本当は食料を買い込みたいけど、これから乗るイージージェットの機内持ち込み荷物の大きさ制限が厳しいので止めておきます。

幹線道路から500ｍほど奥まったところに空港があります。中間のゲートでチェックを受けました。

航空会社のカウンターに行く手前でセキュリティーチェックを受けます。
カウンターでは「(EUの)レジデントカードはあるか？」と聞かれ、「無い」と答えると上司を呼びに行きました。EU以外の客はめったに来ないということか？
トイレでは作業員が小銭をせびってくるとんでもない空港。

ハルガダ空港 (HRG) 空港

イージージェットはカウンターでも搭乗口でも特に荷物の大きさチェック無し。無事に初搭乗できました。

この旅行記へのコメント （2）

• まむーとさん 2023/07/17 23:19:29

  素晴らしすぎます!

  Halonさん、こんばんは!
  
  エジプトはすごいですね!
  そして、Halonさんはほんとすごいなと!
  
  ハルガタ、行きたいです!
  エジプトコースを真似るのが夢です!
  
  

  Halonさん からの返信 2023/07/18 17:05:56

  RE: 素晴らしすぎます!

  まむーとさん　毎日暑いですね。
  
  エジプトの３月はとても過ごしやすかったです。
  僕にとってエジプトは一生に一度の国。
  つつがなく、いい思い出となって良かったです。
  
  ハルガダ、機会があれば是非お出かけください。
  皆さまの旅の行先にも影響を与えられたら、それはすごい副産物。