81日間世界一周★11 マルセイユの週末0泊22h滞在

2023/03/26 - 2023/03/26

マルセイユ名物といえばブイヤベースらしいですが、慣れない観光客ではボラれそうだし恐れ多くて食べていません。大した下調べもせずに立ち寄りましたが見所満載な上にコンパクトな町で、午前中はお天気にも恵まれて南欧の港町らしい風景を満喫できました。同時に駅の周辺では治安の悪さを垣間見ました。港の南部エリアでは歩道に犬の糞が多いことに閉口しました。

【移動】(●印が今回分)
3/22 ハルガダ1900 ⇒ ミラノ2245　イージージェットEJU2802 6,122円
3/23 ミラノ空港1250 ⇒ ニース空港1955　FLIXBUS 12.98ユーロ
3/25 ニース ⇔ モナコ往復　607番バス　2.5ユーロ×２
●3/25 ニース2130 ⇒ マルセイユ0025+1　FLIXBUS 4.99ユーロ
●3/26 マルセイユ2340 ⇒ バルセロナ0655+1　FLIXBUS 14.99ユーロ
3/28 スペイン広場 ⇒ バルセロナ空港　46番バス　2.4ユーロ
3/28 バルセロナ1345 ⇒ ボゴタ1745 アビアンカ航空AV19 ANA特典航空券

1ユーロ≒145円

エリア マルセイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

FLIXBUSで深夜のマルセイユに到着。遅れて到着してくれればいいのに、こんな時に限って早めに着きました。

深夜にも拘らずバスターミナルはまだ開いてました。

バスターミナルと駅が同じ建屋でつながっていました。知らぬ間にプラットホームに来ました。

まもなく駅員から促されてバスターミナルへ移動。そこにも居られず外へ。

駅前には東京リベンジャーズのパネルがすらりと展示してありました。さすがはマンガ好きのフランス。

駅前から港の方向へなんとなく移動。どこか座れる場所は無いかと探しながら。

サッカー中継をやっているカフェがあったので入ります。誰も注文を取りに来ないがそのまま暫く居座る。

再び旧港の方へ。

港にたどり着きました。ヨットが無数に停泊して青く光っています。

旧港 散歩・街歩き

土曜の夜だから盛り上がってるのかな。歩道の左側にはバーが建ち並び、平行してビニールシートで囲まれた屋台が並んでいます。奥の行列はクラブが開くのを待っているようです。

どこか仮眠のとれる場所は無いかと深夜の通りを彷徨い歩きます。どうせ歩くなら港に近い地区の方が治安は良さそうな雰囲気でした。

そういえば今夜半過ぎにサマータイムに切り替わるとフォートラのお仲間から連絡が来ていたのですが、スマホの時計は2時を過ぎた時点でプラス１時間した表示に切り替わっていました。

広い浜辺では心もとないので人目につかない壁に囲まれた海辺の床で暫く仮眠。

浜辺にサイクリストが寝ていたのは知っていたけど、まさか女性だとは思わなかった。「ボンジュール」と挨拶してドキドキ。

３月なのに早朝の海で泳ぐ黒人女性がいました。ダイエットなんやろか？

近所のスーパー(Casino)がオープンしたのでバケット、ハム、ヨーグルト風のものを購入。セルフレジは仏英西独伊の５か国語対応。対面だと遠慮してしまうけど、機械相手なので50ユーロ札をくずしてもらいました。

ヨーグルト風と思ったのはこりこりとした米粒入りのミルククリームでした。最初はタピオカの食感かと思ったけれど、"RIZ AU LAIT"を訳したらミルクライス。

ファロ宮殿。ナポレオン3世が妻のために建てた宮殿。

建物の裏の芝生から湾の入口が眺められます。

海の英雄と犠牲者のモニュメント。

日曜の朝、ヨットが続々と船出していきます。向かい側はサンジャン要塞。

近くのアパートから大音量でU2のブラッディーサンデーが流れてきました。日曜だからって朝からこれかける？

ノボテルの前に変なのがいました。

ソフィテル前には鹿がさかさまの作品。

サンニコラ要塞の横を通って下ってきました。

サン ニコラ要塞 史跡・遺跡

港には公共トイレがあって助かりました。

夜中に青く光っていたヨットハーバー付近。

お天気に恵まれて良かった。３月下旬の南欧は寒いかなと思っていましたが、暑くも寒くもなくいい時期です。

続いて丘の上にそびえるノートルダム ド ラ ガルド寺院へと信じられないほどの急坂を上ります。アキレス腱がのびます。

途中から階段を上り、多くの参拝客に合流しながら寺院に到着。

ノートル ダム ド ラ ガルド寺院 寺院・教会

エレベーターで一気に最上階（5階？）まで上ります。さすがにここは人が混みあっています。マルセイユの港と街が見渡せます。

その後、階段で下り外へ。

西側に回ると沖合２kmにフリウル諸島とイフ島が見えます。地中海の風景を満喫。

来た道とは違うルートを辿って下ります。

ちょうど手の指を洗いたいところに蛇口がありました。

下り三叉路の住宅地に無造作にシャーマン戦車が展示してありました。

プチトランに乗ればノートル ダム ド ラ ガルド寺院にも連れていってくれます。

プチ トラン (マルセイユ) バス系

再び旧港。

200ｍ先の湾の対岸までフェリーで行けます。回り道して歩いても600ｍ。

大鏡付きの天井の下でブラスバンドがパフォーマンスしてました。

港の再奥部付近に建つオーギュスタン教会。

Church of Saint Ferréol - Augustinians 寺院・教会

港の北側を歩きます。ノートルダム デ アクル教会。

アーチ内から午前中に行った対岸の大聖堂が見えます。

サンローラン教会

サンローラン教会 寺院・教会

厳重なボディーチェックを２分間ほど受けてサンジャン要塞へ入場。

サン ジャン要塞 建造物

サンジャン要塞から歩道橋で結ばれているヨーロッパ地中文明博物館へ最初に入ります。

ヨーロッパ地中文明博物館 (Mucem) 博物館・美術館・ギャラリー

鉄の網目で覆われた不思議な空間。それで？と歩き回るけど他に何があったのか印象に残ってない、ただ歩かされただけという感想。

サン ジャン要塞に戻って展示室を見て歩く。館内にトイレがありました。

空中庭園から旧港が見えます。

エレベーターで中庭に降りると、銅のファザードに描かれた巨大な女性の肖像が全面に現れます。Vhilsというポルトガルのアーティストの作品。

マルセイユ大聖堂。中央ドームの高さは70ｍあり、遠くからよく見えます。1893年に40年かけて完成。外装にはカシス石（黄土色の石灰岩）とフィレンツェ産の緑色の大理石を使用。

サント マリー マジョール大聖堂 (マルセイユ大聖堂) 寺院・教会

ネオロマネスク・ビザンチン様式｡複数色の大理石の縞模様とモザイク画が美しい内装。

大聖堂に隣接した下町パニエ地区はポップアートで覆われています。

近年治安は改善しているようですが、ひとけは無いので夜は怖いかも。

旧施療院 (地中海考古学博物館)。ここは金属探知ゲートを通って入場。もとは１７世紀に付近の貧民を収容するための施設として造られましたが、現在はいくつかの部屋が博物館として使われています。フランスバロック様式｡

旧施療院 (地中海考古学博物館) 建造物

駅の方向に歩く途中に凱旋門（エクス門）があります。ここには黒人がたむろしていてこちらに啖呵を切ってました。さっと見て早々に立ち去ります。

凱旋門 建造物

昨夜に追い出されたマルセイユ・サン・シャルル駅まで戻ってきました。

マルセイユ サン シャルル駅 駅

マルセイユは平均年齢が若くジャパンエキスポが開催されたりもしたらしい。

駅前の大階段。登り口の横の目立たない場所で黒人から「ハッシシ要らないか？」と聞かれた。欲しそうな顔してたかな？

駅の構内で時間潰し。ここでは白人の若者が喧嘩を始めて警官から追い出されました。

駅のホームでWifiがつながりました。お陰で夜までいい時間潰しができました。

バルセロナ行きのバスに無事乗車。二晩連続のバス車内泊。FLIXBUSさん、寝床をご提供ありがとう！