81日間世界一周★19 クスコでマチュピチュ行きの準備と街歩き

2023/04/10 - 2023/04/12

標高3400mのクスコまでやってきました。高山病の症状は無し。一週間前にエクアドルのキトやクエンカに滞在したのが効いていると思います。
マチュピチュのチケットは到着の翌朝にクスコの売り場で４日後のAM10時入場分がで買えました(152ソレス)。チケットは早朝分から売れていく傾向があり、3日前だとぎりぎり取れる、それ以降だと午後入場分しか取れない日もある感じでした。
南米に来て12日間は日本人を全く見かけませんでしたが、さすがにクスコでは3人の日本人、2人の韓国人に出会いました。

【移動】(●印が今回分)
4/6 クエンカ2100 ⇒ チクラーヨ1030+1　Semeria国際バス　35ドル
4/7 チクラーヨ1400 ⇒ トルヒーヨ1815　ITTSAバス　26ソレス
4/8 トルヒーヨ2130 ⇒ リマ0830+1　Ecoturバス　60ソレス
●4/9 リマ1200 ⇒ クスコ1535+1　ESTRELLAバス　80ソレス
4/14 クスコ0630 ⇒ 水力発電所1320　ワゴン車　70ソレス(往復)
4/16 水力発電所1440 ⇒ クスコ2120　ワゴン車
4/18 クスコ2000 ⇒ プーノ0415+1　LIBERTADバス　26.5ソレス
4/20 プーノ0700 ⇒ コパカバーナ1040　ワゴン車 30ソレス

【宿泊】
4/10-11 Mundo Viajero Matara 10人ドミトリー 25ソレス(2泊)
4/12 Puka Packers Hostel 5人ドミトリー 3.24ドル
4/13 Mundo Viajero Matara 10人ドミトリー 13ソレス

1ソル≒35円

エリア クスコ(ペルー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

クスコのバスターミナルに２７時間かけてやっと到着。予定では２２時間で着くはずなんですが、、、

バスターミナル (クスコ) バス系

バスターミナルの狭い食堂で牛肉ご飯？もしかすると別の生き物の肉かも。黄色いのはカレーではなく薄味のスープ。サービスの飲み物はミカクトウの飴みたいな味。全部で8ソレス。スープ無しなので妥当な値段。

インカ皇帝パチャクティ像がラウンドアバウトに立っています。遂にクスコに来ました！

クスコには数日滞在するのでリスク分散のため２カ所の安宿に予約を入れました。その１か所目。ここは２LDKの２部屋がドミトリーになっています。受付は住み込みで働く１５歳くらいの女子でスペイン語オンリーです。

10人ドミトリーの窓側下段ベッドを確保。隣はチリ人女性のカロリーナ。向こうからテキパキと自己紹介してきた。仕事探しに来たとのこと。スペイン語教えたいそう。

クスコ2日目。カロリーナがカネラというお茶を入れてくれた。
「トイレットペーパーある？」というので貸すと濡れた手で返ってきた。生生しくて笑うしかない。

アルマス広場で観光開始。パチャクティクの像を撮っていたら広場から出るように言われた。見回すと誰も観光客がいません。

その後、警察隊が整列していました。何か始まるらしい。

アルマス広場 (クスコ) 広場・公園

宿の子猫はしつけが全くされてなくて、なにかと宿泊者に絡んでくる。なぜか肘に傷があるなと思ったら、前日こいつに服の上から爪をたてられた痕でした。
若い日本人S君がリビングで長時間ビデオ通話をしてました。このあと彼にいろいろ教えてもらうことになるとは思わなかった。第一印象では分からないものです。

サンペドロ市場に来ました。南米風の衣装があふれていて楽しい。

市場の外の露天商から買った魚フライ丼　7ソレス。魚がでかすぎて食べきれずに一部お持ち帰り。夕食もこれの残りで十分でした。

他の人はご飯の代わりに黒い腎臓みたいな形の食べ物をいっしょに食べてました。ひとつ貰ったけど味はほとんど無し。名前は”ババネグラ”と教えてくれたけど笑いがおきてたし俗称なのかも。ジャガイモを冷凍乾燥させたチューニョかもしれません。

アルパカ商品はどこにでもあって人気。

サンペドロ市場の中のフレッシュジュース屋が軒を連ねて客引きしています。

サンペドロ市場 市場

エグい色のはゼラチン。

サンタクララ修道院の門。

サンタ クララ教会 修道院 寺院・教会

お土産売り場が通り抜けできるかと期待して入りましたが残念ながら袋小路なので入口から出ます。

インカの緻密な石積みが続く長い路地がありました。

アルマス広場に面して建つラ コンパニーア デ へスス教会。

ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会

12角の石。

12角の石 旧市街・古い町並み

坂道をぐいぐい上って展望できる場所を目指します。

ワカ・サパンティアナという植民地時代の水道橋がありました(Huaca Sapantiana)。

シエテ ボレギートス通り(Siete borreguitos)。

クスコ屈指のインスタ映えスポットとして観光客が絶えません。

坂の上から振り返るとスペイン風の屋根が見渡せます。

雨が降りはじめたので散策を中止して宿に戻りますが、手遅れでした。ブルドッグのいる店の門の下で雨宿り。

その後、場所を移して本格的に雨宿り。雨は途中からヒョウに変わってしまい、歩いていたらえらいことになっていた。民家の主が快く居させてくれて助かりました。

アルマス広場沿いまで来ると屋根伝いに歩けるので一安心。

ここのレストランで呼び込みしていた男に声をかけられてびっくり。同じ宿に泊まっていた若者でした。このレストランで今日から働き始めたそうです。

写真撮影用のリャマとインデオも雨宿りしながら客待ち中。

マンホールから雨水が噴出。

宿に戻るとドミトリーが雨漏りしてました。ベッドには実害なし。

クスコ3日目の朝食は屋台でよく見かけるアボカドサンド。濃厚な果肉がパンによくマッチして美味しいです。

両替屋はエルソル通り沿いに10軒以上並んでいるので、その都度一番レートのよい店を選びました。ユーロ⇒ソル両替の手数料は１％もかからない程度で良心的。またユーロ⇒ソル⇒ドルと交換しても他の国よりはるかにレートが良いのでドルもいくらか調達しました。

マチュピチュまでの送迎車相場を聞いて回ります。ネット情報では60ソレスでしたが、80～90ソレスを提示されることが多い。

アルマス広場沿いの旅行社が70ソレスを提示してきたので手を打ちました。クスコから水力発電所までの往復価格です。そこからマチュピチュ村までは歩きます。復路は二日後に迎えに来てもらいます。

モロッコを思い出す白地にブルーの階段。

サン・クリストバル教会と展望台。

ここはクスコ市街地が間近に見下ろせるビューポイント。

さらに上るとサクサイワマン遺跡の入口がありましたが、係員がいないしゲートバーも無いのでそのまま進入。後ろから来たベネズエラ人のメカエンジニアと一緒に歩きます。

石垣の先にチケット小屋がありました。入場料はなんと120ソレス＝4200円そんなに払って入る人はいないでしょと思ったらベネズエラ人は払って先へ進みました。金持ちの彼とはここで写真を撮り合ってお別れ。

サクサイワマン 史跡・遺跡

せっかくなので外から遺跡を鑑賞しておきます。

遺跡から枝分かれした小道を登ってみます。

すると目標のひとつであるキリスト像がありました。

キリスト像 モニュメント・記念碑

ここからはクスコ全体がより広範囲に見渡せます。

ここで地図を持った男から声を掛けられました。「サクサイワマンは高いよ。他にも無料の遺跡はたくさんある。50ソレスで馬に乗って案内できる」とのこと。なるほどね。

アルマス広場まで降りていきます。

広場沿いのラ コンパニーア デ へスス教会。

ラ コンパニーア デ へスス教会 寺院・教会

路地のアンティーク屋が人気でなかなか写真が撮れない。

今日は市場の先にあるホステルに引っ越し。いきなり大きな放し飼いの犬に吠えられてあせる。支払いは3ドル＋1ソル。ペルーの宿はドルで払うほうが若干お得な場合が多い。

市場の外でハチミツを売ってました。

ドライフルーツやナッツ類を売る店。

市場内には20軒ほど簡易食堂が並んでいてカウンターで食べる方式。他の客が食べているチキンライスを指さして注文。ところが全く違うスープが出てきたので慌てて否定。店のおばさんはやや遠慮ぎみに「セグンド」と言っていたが、そのときには意味が分からず。

スープの代わりにお目当てのチキンライスが出てきた。これで7ソレスは満足な値段でしたが、実はスープ付で合わせて7ソレスなのでした。そんなこととは露知らず。

市場の外でも屋台飯を売っています。椅子は無いのでしゃがみ食い。スープが付いてない分ご飯は山盛り。

ホステルに戻り二階の5人ドミトリーで壁際のベッドを確保。同室はイタリア人で舞台の小道具さん。SNSの写真を見せて説明してくれた。いかにも裏方という感じの人でした。
この宿の問題点はほぼ水シャワーしか出ないこと。”ホットシャワーが出る”と表示してあるシャワーでもほぼ水なので浴びませんでした。またWIFIは廊下に出ないとつながりません。１泊だけして元の宿に戻りました。

キッチンも使えます。廊下でスマホを見ていたら日本人Oさんと出会いました。マチュピチュ手前の水力発電所までコレクティーボを3台乗り継いでたどり着いたという大胆な女性。片道70ソレスかかったそう。

サンペドロ教会St. Peter's Church　1650年の大地震の後1688年建設　ドーリック式の２つの鐘楼。

アンデスバロック様式。主祭壇にはカンデラリアの聖母。

こういう盛り付けたような祭壇は好き。

歩道にも露天商が連なっています。

サン フランシスコ教会。

サン フランシスコ教会 修道院 寺院・教会

バシリカ形式でグレーが基調の教会内部。

学校の門の真横にある胸から出る噴水。頭の上に太陽。

色とりどりのアンデスコーン。

オリオンスーパーでフルーツ4種を購入。しめて2.73ソレス。上からマラカスに似た形のグラナディーラ、黄色いマラクーヤ、赤いサボテンの実ツナ、それにバナナ。

グラナディーラは透明な実で種がシュワっと嚙み砕ける食感がいい。
マラクーヤは酸っぱすぎてダメ。
ツナは美味しいけど種を出すのが面倒。

プカ・パッカーズの玄関は夜になるとライトアップされます。ここは呼び鈴を押して鍵を開けてもらう必要がない点は楽。

クスコ4日目。カメラを向けると剽軽なおばさんがいるところがクスコらしい。エクアドルだと「One picture $5」などと言ってきます。

市場の外の売り子からナチュラルチーズ150gほどを2ソレスで買いました。

アンデスの貴重なタンパク源クイが仰向けに売られていました。レストランでは結構いい値段してます。

市場の食堂に昨日のことを謝りに行った。「昨日は勘違いしてました」とグーグル翻訳をおばちゃんに見せる。そんなに怯えないで下さい。そして昨日と同じメニューを今度はスープ付で頂きました。スープ系がかぶってるのがイマイチだけど。

サントドミンゴ教会。

教会の横は緑の広場。昔はここに太陽の神殿があり儀式が執り行われた場所。

サント ドミンゴ教会（コリカンチャ/ 太陽の神殿） 寺院・教会

1ソルのカップケーキを店頭で食す。まあそれなりです。

朝市にて500gで105円の安もんのイチゴに150g70円のナチュラルチーズを買いました。コカ茶を合わせて今日の朝飯。

たまたま入った食堂で出会ったKさんは初めての海外旅行で南米に来たそう。きっかけは”旅オロジ”という動画チャンネルなのだと。コロナワクチンを打ってないからパリ経由で片道14万、復路便はまだ買ってないという。リマの野良犬が怖い話、スマホを引ったくられそうになったり、僕が行くのを中止したワラスのトレッキングが晴天に恵まれて良かったことなど。年寄に付き合って頂きありがとうございました。
チキンライス、レバーとパスタスープで7ソレス。

この旅行記へのコメント （2）

• まむーとさん 2023/11/03 15:19:37

  《祝》旅行記500

  ハロンさん、こんにちは！
  
  旅行記、500すごいですね！
  おめでとうございます。
  大変と思わずにスラスラされてるのでしょうね。私はいつでもしなくてはならない病になりつつしない。笑笑
  
  
  一つ一つを咀嚼しながら読んでるので、まだ読めてない記事だらけです。
  計画と行動と体力とコミュニケーション能力と
  几帳面な記録、知識の深さと発見力のかたまり。
  時間も上手く使われていて、素晴らしいです。
  
  私は正直過ぎて嘘をつけなくていつも苦笑いしてますが、ハロンさんは、いっぱい褒め言葉が出て来ます。
  
  バイブルです！
  次の旅行に向けてストカー的に訪問します♪

  Halonさん からの返信 2023/11/03 20:41:50

  Re: 《祝》旅行記500

  まむーとさん　こんばんは
  節目の500冊に達しました。51か国で500冊。
  「忘れないうちに書く」ということだけが原動力です。
  情報や思い出をテキストにしておかないと、次の旅行の計画も本腰が入りませんしね。
  
  数年前の旅行記を読むと半分くらい忘れているのにもびっくり。
  日常では日記をつけていないので、せめて旅行のときだけでも何に出会って何を思ったのか書き留めておきたいです。
  旅行中のうちから空港の待ち時間などを利用して忘れないようにテキストに書き溜めています。
  
  ”ハロンさんは、いっぱい褒め言葉が出て来ます。”
  そうなんですか？
  僕は忖度なしに書いているつもりなんですが。
  今度はそういう視点で読み返してみます。