81日間世界一周★10 モナコでセレブと同じ空気を吸わせてもらう

2023/03/25 - 2023/03/25

ニースからモナコへ日帰りで訪れました。交通手段はガイドブックに載っていた100番バスが来なかったので607番バスを利用。海岸線を走るバスの車窓を満喫。モナコには数時間滞在して歩き回りました。

【移動】(●印が今回分)
3/22 ハルガダ1900 ⇒ ミラノ2245　イージージェットEJU2802 6,122円
3/23 ミラノ空港1250 ⇒ ニース空港1955　FLIXBUS 12.98ユーロ
●3/25 ニース ⇔ モナコ往復　607番バス　2.5ユーロ×２
●3/25 ニース2130 ⇒ マルセイユ0025+1　FLIXBUS 4.99ユーロ
3/26 マルセイユ2340 ⇒ バルセロナ0655+1　FLIXBUS 14.99ユーロ
3/28 スペイン広場 ⇒ バルセロナ空港　46番バス　2.4ユーロ
3/28 バルセロナ1345 ⇒ ボゴタ1745 アビアンカ航空AV19 ANA特典航空券

【宿泊】
3/24 Villa Saint Exupery Beach Hostel 6人ドミトリー 20.56ユーロ

1ユーロ≒145円

エリア モンテカルロ(モナコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

今日は朝からモナコ日帰りに挑戦。ニース港の近くから100番バスが出ているらしい。途中ガリバルディ広場を横切ります。

ガリバルディ広場 広場・公園

ジュゼッペ・ガリバルディの像。ニース生まれでイタリア王国成立に貢献した軍事家。

道沿いの八百屋でプライスチェック。バナナ1kgが2.99ユーロ。

ニース港のコの字の最深部に来ました。

モナコ行きの100番バスの停留所はあったものの、バスが来る気配が無いし、お客が誰も待ってない。少し離れたバス停の607番のバスにお客が集まり始めた。でも近くの人にスマホで調べてもらったら「このバスが来るのは2時間後」とのこと。

そこで港のほうを観光していたら、バスが不意に現れたのが遠くに見えたので慌ててバス停へ戻る。10:00出発。

料金は前払いで2.5ユーロ。運転席にはコインホルダーがあってお釣りはちゃんと貰えます。

車窓にはヴィルフランシュ シュル メールの海岸が見えてきました。

車内は席が埋まっていたので、運転席近くの荷物置き場にあぐらをかいて座りました。目立っていたかもしれません。
行きで607番バスに３回すれ違ったので20分に一本くらいはありそう。

10:45 モナコに到着。多くの客がトンネルの入口みたいなところで降りたけどモナコだとは分からず、ひとつ先のバスで降りました。そこはF1観客席の足組の真裏でした。

テーブルにグラスが並んでいる光景がなんかモナコっぽいなあ！

道なりに坂を上ります。

展望公園ではドレスアップした女性たちが記念写真をはしゃいで撮っています。現実離れした世界の中で地に足が着かない気分。

モナコ港 船系

そんな中でキンカンがなっていて我に返って自宅の庭を思い出す。モナコにもキンカンなるんだ。

モンテカルロ歌劇場

モンテカルロ歌劇場 劇場・ホール・ショー

カジノドモンテカルロの入口には黒服の黒人が立っていて、聞いてみたら簡単なボディチェックの後で入れてもらえた。

中には入場券売り場があったので、その先には進まずエントランスホールだけ見学。天井からはなぜかクラゲのオブジェがぶら下がっていて開いたり閉じたりを繰り返していました。

カジノ ド モンテカルロ （グランカジノ） カジノ・ギャンブル

エントランスホールの奥の部屋もついでに見学。

カジノ前の噴水公園。

カジノ広場 広場・公園

カジノの前に広がる公園。

白亜の建物は銀行でした。坂道をさらに上ってグレイスケリーが映画の中でドライブしていた辺りまで行ってみようかとも思ったけれど、遠そうなので引き返す。

犬の糞を処理する袋のようです。これのおかげかモナコにもニースにも犬の糞は落ちてなかった。でもその後に行ったマルセイユは糞だらけで対照的。

路地の突き当りにあった建物はグレース妃の名前を冠したダンススクール。

抜け道を探して歩きます。

細い路地の横に児童公園があったりモナコの暮らしを感じます。

バスを降りた辺りまで戻ってきました。今度は宮殿のほうへ歩きます。
サン デボーテ教会。

サン デボーテ教会 寺院・教会

小型のEV車がよく走ってました。

急坂を上るとモナコ岩と呼ばれる半島の高台にモナコ・ヴィル区があります。

モナコ大公の銅像。

モナコ大公宮殿。衛兵に守られていました。元々はジェノヴァ共和国の要塞。確かに岩山の上に建つ城のようにも見えます。

大公宮殿 城・宮殿

要塞の名残りか大砲が湾に向けて設置されています。

宮殿前の広場からモナコ・ヴィル旧市街の路地が迷路のように伸びています。

慈悲チャペル。1639 年に建設され、黒人悔い改め同胞団の本部として機能。屋内に造った張りぼての街みたいに見える。

慈悲チャペル 寺院・教会

一風変わった内部構造。白い銅像と青い天井画が印象的。

路地をそれると眼下にエルキュール港とサーキットが見えました。

モナコ・ヴィル区の先端近くまで歩くと海洋博物館があります。

モナコ海洋博物館 博物館・美術館・ギャラリー

海洋博物館の裏手から海が見渡せました。

博物館の前には小型の深海探査艇。1966年製。赤珊瑚の調査用。

モナコ大聖堂。ローマビザンチン様式の建物。

モナコ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

グレース・ケリーとモナコ大公がカトリック式の結婚式を挙げた教会です。

ここには近未来的フォルムのパイプオルガンがありました。演奏時には青く光るらしい。万が一再訪することがあったら見てみたいし聴きたい！

聖ニコラの祭壇画、1500年ルドヴィコ・ブレア作。

半円筒の建物は裁判所でした。1930年建設。海洋凝灰岩が使われています。

裁判所 建造物

大聖堂の南にある散策路からはモナコにあるもう一つの港、フォンヴィエイユ港が見下ろせます。

607番バスでニースに戻ります。このときも満席なので荷物置き場に座りました。

途中にあったエズのバス停。400ｍ登ると絶景の村がある場所。

15:20 ニースに戻ってきました。

給水機があったのでペットボトルに入れて帰ります。

夕食はパスタにブルーチーズを混ぜてみました。腹が減っていたので美味かった。

今日はキッチンにオリーブオイルと塩とプロバンスのハーブが置いてあったので使わせてもらいました。

ニースのドミトリーはチェックアウト後もシャワー、キッチンが使えて二階のソファでのんびり居眠りもできていいです。かかる曲もU2、オアシス、REMとおじさん世代向け。結局20時近くまで使い倒していました。

ホステルから2キロほど歩いて21時前にFLIXBUSのバス停発見。少し寒い。バス停には椅子すら無いので、柵の下のコンクリートのわずかな出っ張りにちょこんと座る。そのうちお客が続々と集まってきました。

マルセイユまで3時間ちょっとで着いてしまうので遅れてくれた方が大歓迎。ただ5ユーロで3時間の仮眠がとれるだけでも十分ありがたい。