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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。6日目(5月9日)の行程、今回と次回の2回でフランスのアルザスのロマネスク街道として纏めてみました。

2023年5月ベルギーからのドライブ旅行17 アルザスのロマネスク街道1(La Route Romane d’Alsace)

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2023/05/03 - 2023/05/18

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クリス

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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。6日目(5月9日)の行程、今回と次回の2回でフランスのアルザスのロマネスク街道として纏めてみました。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • まず、お断りになりますが、アルザス・ロマネスク街道(L’art roman en Alsace)というのはストラスブールにあるアルザス芸術と光協会(Association Arts et Lumières en Alsace)という団体が立ち上げた旅行企画になります。<br />観光振興のためのルートで、リストには22の教会が掲載されています。掲載には地元自治体の参画や維持経費も発生しますので、ロマネスクの全てが網羅されているわけでもありませんし、修復再建等で面影があまり残っていない物でも掲載されているケースもあります。<br />今回の旅では、これらの全部を訪れる事は出来ませんので個人的な趣向、時間的制約などの判断で限られた場所のみ掲載する事をお許しください。

    まず、お断りになりますが、アルザス・ロマネスク街道(L’art roman en Alsace)というのはストラスブールにあるアルザス芸術と光協会(Association Arts et Lumières en Alsace)という団体が立ち上げた旅行企画になります。
    観光振興のためのルートで、リストには22の教会が掲載されています。掲載には地元自治体の参画や維持経費も発生しますので、ロマネスクの全てが網羅されているわけでもありませんし、修復再建等で面影があまり残っていない物でも掲載されているケースもあります。
    今回の旅では、これらの全部を訪れる事は出来ませんので個人的な趣向、時間的制約などの判断で限られた場所のみ掲載する事をお許しください。

  • マルムティエのサンテティエンヌ修道院(Abbaye Saint-Étienne de Marmoutier)。<br />6世紀創設のベネディクト会の元修道院です。<br />ヴァイセンブルクから80km弱、一時間かからないくらいの距離になります。<br />ここはロマネスク街道では6番目の札所になります。1,2番を見た後に3,4,5と飛ばしましたが、この3か所はヴォージュ・デュ・ノール自然公園(Parc naturel régional des Vosges du Nord)の域内とその周辺部にあり山道で時間がかかる事を勘案して省略しました。<br />

    マルムティエのサンテティエンヌ修道院(Abbaye Saint-Étienne de Marmoutier)。
    6世紀創設のベネディクト会の元修道院です。
    ヴァイセンブルクから80km弱、一時間かからないくらいの距離になります。
    ここはロマネスク街道では6番目の札所になります。1,2番を見た後に3,4,5と飛ばしましたが、この3か所はヴォージュ・デュ・ノール自然公園(Parc naturel régional des Vosges du Nord)の域内とその周辺部にあり山道で時間がかかる事を勘案して省略しました。

  • アイルランドの修道士たちによって建設されました。西口正面は西構えの構造を残しております。高所に良いレリーフがあるのですが、小さくてうまく撮れませんでした。

    アイルランドの修道士たちによって建設されました。西口正面は西構えの構造を残しております。高所に良いレリーフがあるのですが、小さくてうまく撮れませんでした。

  • 両サイドに古い柱の土台が残されていて噴水になっています。火災などで焼失された後の物が記念碑として残されたようです。

    両サイドに古い柱の土台が残されていて噴水になっています。火災などで焼失された後の物が記念碑として残されたようです。

  • ポーチの柱には植物のモチーフが彫刻されています。

    ポーチの柱には植物のモチーフが彫刻されています。

  • アトリウム内の扉口。

    アトリウム内の扉口。

  • 市松様の突起デザインのある柱頭。

    市松様の突起デザインのある柱頭。

  • ナルテクスから身廊に入る入口。半円のシンプルなアーチと柱頭で飾られています。

    ナルテクスから身廊に入る入口。半円のシンプルなアーチと柱頭で飾られています。

  • 中央身廊から見た内部。

    中央身廊から見た内部。

  • 1710年製作のシルバーマンオルガン。<br />アンドレ・ジルバーマンは18世紀に活躍したストラスブールの著名なオルガン製作者です。

    1710年製作のシルバーマンオルガン。
    アンドレ・ジルバーマンは18世紀に活躍したストラスブールの著名なオルガン製作者です。

  • 後陣上部の円形シャンデリア。

    後陣上部の円形シャンデリア。

  • 18世紀にオーク材で作られた木製の聖歌隊席(quire)。

    18世紀にオーク材で作られた木製の聖歌隊席(quire)。

  • 説教壇は1561年製作とあります。

    説教壇は1561年製作とあります。

  • 地下祭室。<br />1974 年から1976 年にかけて行われた考古学的発掘で発見された遺跡が残されています。

    地下祭室。
    1974 年から1976 年にかけて行われた考古学的発掘で発見された遺跡が残されています。

  • 地下室に展示されている遺跡は724 年に建てられたメロヴィング朝時代の教会の礎石、中央後陣に関するものまた、小さな祭壇の基礎、埋葬の後が見つかっています。<br />遺跡、および 3 つの<br />

    地下室に展示されている遺跡は724 年に建てられたメロヴィング朝時代の教会の礎石、中央後陣に関するものまた、小さな祭壇の基礎、埋葬の後が見つかっています。
    遺跡、および 3 つの

  • 注目すべき石棺、北翼廊で発見されたアイルランドから派遣された修道士のものと推察されています。アルザスでは非常に珍しい例である石灰岩の石棺です。<br /><br />

    注目すべき石棺、北翼廊で発見されたアイルランドから派遣された修道士のものと推察されています。アルザスでは非常に珍しい例である石灰岩の石棺です。

  • リブボールトを支える老人。16世紀ころの柱頭です。

    リブボールトを支える老人。16世紀ころの柱頭です。

  • 次にやって来たのはロスハイム(Rosheim)。マルムティエから南に30km程の7距離になります。ロマネスク街道では10番目の教会になります。

    次にやって来たのはロスハイム(Rosheim)。マルムティエから南に30km程の7距離になります。ロマネスク街道では10番目の教会になります。

  • ロスハイムはアルザスワイン街道の街でもあり、周辺にはいくつもの醸造所があります。

    ロスハイムはアルザスワイン街道の街でもあり、周辺にはいくつもの醸造所があります。

  • 「Tour de l&#39;école」と呼ばれる城門。13世紀の塔でロスハイムにある4つの塔のひとつになります。

    「Tour de l'école」と呼ばれる城門。13世紀の塔でロスハイムにある4つの塔のひとつになります。

  • 門を潜ります。目の前は街を東西に貫くドゴール将軍通り(Rue du Général-de-Gaulle)。

    門を潜ります。目の前は街を東西に貫くドゴール将軍通り(Rue du Général-de-Gaulle)。

  • 遠くに見えるのは、時計塔または「Zittgloecke」とも呼ばれる西の城門になります。

    遠くに見えるのは、時計塔または「Zittgloecke」とも呼ばれる西の城門になります。

  • 東の門すぐ横にあるのがロスハイムの聖ペテロとパウロの教会(Église Saints-Pierre-et-Paul de Rosheim)。

    東の門すぐ横にあるのがロスハイムの聖ペテロとパウロの教会(Église Saints-Pierre-et-Paul de Rosheim)。

  • 教会は1150 年頃に建たられ、その後1にゴシック様式の鐘楼などが追加されて行きました。

    教会は1150 年頃に建たられ、その後1にゴシック様式の鐘楼などが追加されて行きました。

  • 教会の前からみた東の門。

    教会の前からみた東の門。

  • ロマネスクのレリーフが散見されるこの後陣部分が一番古いようです。

    ロマネスクのレリーフが散見されるこの後陣部分が一番古いようです。

  • 正面は閉まっていて、入口はこのサイドポータルになります。

    正面は閉まっていて、入口はこのサイドポータルになります。

  • 屋根の上にいくつかの彫刻があります。ロマネスクの物ですが、革命時にいくつかは破壊されてしまったそうです。

    屋根の上にいくつかの彫刻があります。ロマネスクの物ですが、革命時にいくつかは破壊されてしまったそうです。

  • 獣が男の上に多いかぶさっています。

    獣が男の上に多いかぶさっています。

  • 小さい画像で恐縮ですが、こちらは物乞いの男だそうです。

    小さい画像で恐縮ですが、こちらは物乞いの男だそうです。

  • 教会の内部。身廊から見た西正面(内陣と反対側)になります。

    教会の内部。身廊から見た西正面(内陣と反対側)になります。

  • 太い柱とシンプルなドイツ風ビザンティン風といった浅浮彫の柱頭になっています。

    太い柱とシンプルなドイツ風ビザンティン風といった浅浮彫の柱頭になっています。

  • 注目すべきはこの柱頭。様々な表情をした21人の人頭が並んでいます。

    注目すべきはこの柱頭。様々な表情をした21人の人頭が並んでいます。

  • 「Chapiteau aux têtes」と呼ばれています。

    「Chapiteau aux têtes」と呼ばれています。

  • 側面にもいろいろな顔の柱頭があります。

    側面にもいろいろな顔の柱頭があります。

  • 外に出て時計塔を抜け城壁より外に向かいます。

    外に出て時計塔を抜け城壁より外に向かいます。

  • 「La Maison Romane d&#39;Alsace」アルザスのロマネスクの家。1154年に建てられた住居ですが1921年にその古さから歴史的記念物に認定されました。

    「La Maison Romane d'Alsace」アルザスのロマネスクの家。1154年に建てられた住居ですが1921年にその古さから歴史的記念物に認定されました。

  • 歴史博物となっていますが現在は休館中です。

    歴史博物となっていますが現在は休館中です。

  • 最後は市庁舎前にある噴水からの写真。次はエプフィグ(Epfig)に行きます。

    最後は市庁舎前にある噴水からの写真。次はエプフィグ(Epfig)に行きます。

  • エプフィグの郊外にあるサント・マルグリット礼拝堂(Chapelle Sainte Marguerite)。エピフィグもワインで有名な村ですが、村の中心から1.5kmほど東にあります。<br />ロマネスク街道では12番札所になります。

    エプフィグの郊外にあるサント・マルグリット礼拝堂(Chapelle Sainte Marguerite)。エピフィグもワインで有名な村ですが、村の中心から1.5kmほど東にあります。
    ロマネスク街道では12番札所になります。

  • 中世初期からあったと言われていますが、現存の教会の一番古い部分は11世紀と記載されています。

    中世初期からあったと言われていますが、現存の教会の一番古い部分は11世紀と記載されています。

  • 教会はアンティオキアの聖マルグリットに捧げられております。

    教会はアンティオキアの聖マルグリットに捧げられております。

  • 教会の周りを取り巻くように建てられたロマネスク風の回廊は、19世紀にたて直された納骨堂です。

    教会の周りを取り巻くように建てられたロマネスク風の回廊は、19世紀にたて直された納骨堂です。

  • 骨の一部はドイツ農民戦争(1525年)の物だそうです。

    骨の一部はドイツ農民戦争(1525年)の物だそうです。

  • 教会の内部

    教会の内部

  • フレスコ画は15世紀から17世紀にかけての物だそうです。

    フレスコ画は15世紀から17世紀にかけての物だそうです。

  • 長くなりましたので、続きは次回に致します。

    長くなりましたので、続きは次回に致します。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • マリアンヌさん 2023/07/25 13:53:40
    アルザスロマネスク街道
    クリスさん こんにちは。

    恥ずかしながらアルザスロマネスク街道の存在を知りませんでした。
    ミーハーでリクヴィール、リボヴィレには行きましたが・・・
    なかなか行けない貴重な教会の数々を見せていただき、ありがとうございます。
    ロスハイムの聖ペテロとパウロの教会には、ずいぶん可愛い柱頭彫刻が残っていますね。なかでも21人の人頭って特異的ですね。
    クロアチアの教会の外壁に頭が並んでいるのは見たことありますが。
    続きも楽しませていただきます。

    マリアンヌ

    クリス

    クリスさん からの返信 2023/07/25 21:23:49
    RE: アルザスロマネスク街道
    マリアンヌさんコメントありがとうございます。
    アルザスワイン街道に比べるとマイナーですからあまり知られていなくても不思議ではないです。アルザスにはフランスの最も美しい村も多いですから宣伝するまでもなく観光客はやってきますし。
    ロスハイムの聖ペテロとパウロの教会の教会はとても美しい教会です。人頭の柱頭は、ユニークでフランスのロマネスク愛好家たちの間ではその名前を知られたとても有名な柱頭ですね。

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