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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。3日目の行程のになります。3番目の町は国境を越えてドイツのアーヘンです。

2023年5月ベルギーからのドライブ旅行8 アーヘン

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2023/05/03 - 2023/05/18

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クリス

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コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。3日目の行程のになります。3番目の町は国境を越えてドイツのアーヘンです。

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • アーヘンの市庁舎(Rathaus Aachen)<br />国境越えといってもユイからは1時間程でアーヘンに着きます。駐車場が満杯でなかなか見つからなく、ようやく空きありの表示が出ていた地下駐車場にいれたらホテルのプライベート駐車場でした。フロントに行って話し了解をもらいました。割高でしたけれど、良かったと思います。

    アーヘンの市庁舎(Rathaus Aachen)
    国境越えといってもユイからは1時間程でアーヘンに着きます。駐車場が満杯でなかなか見つからなく、ようやく空きありの表示が出ていた地下駐車場にいれたらホテルのプライベート駐車場でした。フロントに行って話し了解をもらいました。割高でしたけれど、良かったと思います。

  • 市が出ていたので、それで混雑しているのですね。

    市が出ていたので、それで混雑しているのですね。

  • 今が旬のアスパラの皮むき機です。

    今が旬のアスパラの皮むき機です。

  • 大聖堂を目指していたので塔を目安に進んでいきましたが。

    大聖堂を目指していたので塔を目安に進んでいきましたが。

  • 入ってしまったのは、ザンクト・フォイラン教会(St.Foillan Kirche)。起源は12世紀ですが1482年に建設された建物になります。1944年の4月の大空襲で全壊して1958年に再建しています。

    入ってしまったのは、ザンクト・フォイラン教会(St.Foillan Kirche)。起源は12世紀ですが1482年に建設された建物になります。1944年の4月の大空襲で全壊して1958年に再建しています。

  • 16世紀の木像によるイバラの冠をかぶるイエス。

    16世紀の木像によるイバラの冠をかぶるイエス。

  • 聖歌隊席の中央にある祭壇。

    聖歌隊席の中央にある祭壇。

  • 戦後の1962年にアーヘンブルーストーンと呼ばれる天然石を使用した祭壇とあります。

    戦後の1962年にアーヘンブルーストーンと呼ばれる天然石を使用した祭壇とあります。

  • 福音史家の救済の場面32が刻まれているそうです。

    福音史家の救済の場面32が刻まれているそうです。

  • 教会の内部。<br />奥に2010年に設置されたパイプオルガンがあります。

    教会の内部。
    奥に2010年に設置されたパイプオルガンがあります。

  • アーヘンのドーム。ザンクト・フォイラン教会とは狭い通りを挟んで隣にあります。正面に廻るには後陣に沿って歩いていきます。

    アーヘンのドーム。ザンクト・フォイラン教会とは狭い通りを挟んで隣にあります。正面に廻るには後陣に沿って歩いていきます。

  • 側面に見えたマティアス礼拝堂(Matthiaskapelle)。ゴシック様式ですがこの時代に追加された建物としては一番古い部分との事です。

    側面に見えたマティアス礼拝堂(Matthiaskapelle)。ゴシック様式ですがこの時代に追加された建物としては一番古い部分との事です。

  • 大聖堂の正面入り口になります。

    大聖堂の正面入り口になります。

  • 786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会の建設を命じたのが始まりです。そして814年にカール大帝が死ぬとこの聖堂に埋葬されました。

    786年にカール大帝がアーヘンの宮殿教会の建設を命じたのが始まりです。そして814年にカール大帝が死ぬとこの聖堂に埋葬されました。

  • アーヘン大聖堂は、936年から1531年までの約600年渡り神聖ローマ帝国の皇帝たちの戴冠式が執り行われた場所でもあります。

    アーヘン大聖堂は、936年から1531年までの約600年渡り神聖ローマ帝国の皇帝たちの戴冠式が執り行われた場所でもあります。

  • 1978年に世界遺産登録されています。これは登録の始まった最初の年になますので、初年度登録された12の世界遺産のひとつとなります。

    1978年に世界遺産登録されています。これは登録の始まった最初の年になますので、初年度登録された12の世界遺産のひとつとなります。

  • 中央のシャンデリアは、フリードリヒ・バルバロッサが寄贈した12世紀の車輪型シャンデリアです。

    中央のシャンデリアは、フリードリヒ・バルバロッサが寄贈した12世紀の車輪型シャンデリアです。

  • 八角形のドームが宮廷教会として建設が始まったオリジナル、後付けで周辺の建物が追加されています。

    八角形のドームが宮廷教会として建設が始まったオリジナル、後付けで周辺の建物が追加されています。

  • ドームのモザイクは1907年から1911年にかけて制作されたネオビザンティン様式の装飾です。

    ドームのモザイクは1907年から1911年にかけて制作されたネオビザンティン様式の装飾です。

  • 中央に位置する主祭壇。パラ・ドーロ(Karlsbüste)と呼ばれる祭壇は、オットー朝の金細工芸芸術傑作と呼ばれる祭壇パネルで11世紀の作品といわれています。

    中央に位置する主祭壇。パラ・ドーロ(Karlsbüste)と呼ばれる祭壇は、オットー朝の金細工芸芸術傑作と呼ばれる祭壇パネルで11世紀の作品といわれています。

  • マリアンシュライン(Marienschrein)と呼ばれる聖遺物箱。1239年に作られた金細工の作品です。

    マリアンシュライン(Marienschrein)と呼ばれる聖遺物箱。1239年に作られた金細工の作品です。

  • 宝物館に移動します。

    宝物館に移動します。

  • カール大帝の胸像(Karlsbüste)型の聖遺物箱。以下の二つも教会型の聖遺物箱になります。

    カール大帝の胸像(Karlsbüste)型の聖遺物箱。以下の二つも教会型の聖遺物箱になります。

  • カール大帝の手の聖遺物箱。どれも見事な金細工ですね。

    カール大帝の手の聖遺物箱。どれも見事な金細工ですね。

  • 象牙細工の作品。カロリング朝の工芸作品はどれも素晴らしいです。

    象牙細工の作品。カロリング朝の工芸作品はどれも素晴らしいです。

  • ロタールの十字架(Lotharkreuz)。10世紀後半にケルンの工房で造られたと考えられています。

    ロタールの十字架(Lotharkreuz)。10世紀後半にケルンの工房で造られたと考えられています。

  • 碑文に中部フランク王国のロタール1世の名が刻まれている事から、ロータルの十字架と呼ばれています。

    碑文に中部フランク王国のロタール1世の名が刻まれている事から、ロータルの十字架と呼ばれています。

  • ペルセポネの石棺(Proserpinasarkophag)。この石棺はローマから運ばれた物です。一説ではカール大帝の遺骸を納めるためといわれています。<br />

    ペルセポネの石棺(Proserpinasarkophag)。この石棺はローマから運ばれた物です。一説ではカール大帝の遺骸を納めるためといわれています。

  • 写本の表紙として作られた金細工とアイボリー細工の工芸品。

    写本の表紙として作られた金細工とアイボリー細工の工芸品。

  • 1000年頃と考えられているアイボリー細工のバケツ

    1000年頃と考えられているアイボリー細工のバケツ

  • 柱頭彫刻が通路に飾られています。

    柱頭彫刻が通路に飾られています。

  • カール大帝の像。これは天井ヴォールトに飾られていた物の複製品です。

    カール大帝の像。これは天井ヴォールトに飾られていた物の複製品です。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • マリアンヌさん 2023/06/16 10:31:01
    アーヘン大聖堂
    クリスさん こんにちは。

    さすが世界遺産のアーヘン大聖堂、見ごたえがありますね。
    宝物もすごくて神聖ローマ帝国の威容を感じます。
    ロタールの十字架を拝見し、ブレシアでみたデジデリオの十字架を思い出しました。
    いつか行ってみたいです。

    ベルギーにも色々なロマネスクが残っているのですね。
    私はサイクルロードレースファンなので春のクラシックでリエージュー・バストゥーニュ・リエージュやフレッシュワロンヌのユイの壁など例年観戦してるので、地名には親しみを覚えますが、無知なので。
    貴重なものを拝見させていただき、嬉しいです。
    マリアンヌ

    クリス

    クリスさん からの返信 2023/06/16 20:48:48
    Re: アーヘン大聖堂
    リエージュ、アーヘン、エッセン、ケルン、トリアー、これらの都市はルール地方の中世初期文化の中枢でした。メロヴィング、カロリング、オートー朝の芸術は金属等の工芸に見るべき物を多く残しています。ケルンの宝物館は残念ながら時間の関係で見学出来なかったですし、トリアーは旅程として無理があったので断念したのですが、興味深い作品がまだまだあります。
    ユイの壁ご存知でしたか。ロードレースきだとユイの街は知っているかもとは思いましたが、観光地としてはあまり知られてない土地だと思ってました。改めてロードでは厳しい難所だろうなと思います。

    マリアンヌ

    マリアンヌさん からの返信 2023/06/19 12:27:43
    RE: Re: アーヘン大聖堂
    ケルン、トリアー、塩野七生のローマ人の物語で出てきて興味をそそられます。
    メロヴィング、カロリング、オートー朝の芸術…見てみたいです。
    行きたいところが多すぎて順番がまわって来ないです(汗)

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