2023年5月ベルギーからのドライブ旅行10　スステレン(Susteren)

2023/05/03 - 2023/05/18

コロナ禍あけを待って4年ぶりとなるロマネスク紀行の復活はベルギーからスタートしました。今回も車でオランダ、ドイツ、フランスを巡りました。４日目の行程になります。この日最初の町はオランダのスステルンです。

エリア その他の観光地(オランダ)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

5月7日、マーストリヒトのクルーシュレンホテルの朝食風景。夕食と同じ場所を使用しています。

早めにチェックアウトをすませ、マース川沿いを下り北に30km走ります。到着したのはオランダのリンブルフ州ルールモント近くのスステレン(Susteren)。2003年に街の南に位置するエヒト(Echt)と合併してエヒト・スステレン市になっています。

街には8世紀に設立された旧ベネディクト会派の古い修道院があります。
現在の名称はシント アメルベルガ大聖堂(Basiliek Heilige Amelberga)。
名称は初代修道院長アメルベルガ・ファン・スステレンの名から来ています。

11世紀に完全修復を受け初期ロマネスク、オットー朝様式の影響の強い外観が保たれています。

1794年にフランス革命の影響で修道院は解散となり、19世紀には修道院の建物は取り壊され教会だけが残されました。

教会は1886年にアメルベルガ(St. Amelberga)に奉献され現在の名称となっています。また2007年9月6日教会はバシリカ(Basilica)に昇格しています。

傍に博物館等もありますが、到着が9時前だったせいもあり教会はまだ開いていません。もっとも教会の開き時間が明示されていないので、普段も開いている確証はないようです。

内部が見学出来ないのは残念ですが、先を急ぎます。次の街はここから10kmもないのですが、ベルギー領に入るため次回にします。今回の旅行記でオランダに関する物はこれでお仕舞になります。