名鉄で蘭丸ゆかりの美濃金山城へ

2023/06/03 - 2023/06/03

近鉄特急で名古屋へ。名鉄の郊外路線、広見線に乗って御嵩宿、美濃金山城跡を巡る旅です。豊橋、浜松の名物グルメもいただきます。

エリア 可児(岐阜)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は近鉄特急ひのとり号で名古屋へ。6時発の電車で眠かったのですが、バックシェルシートのおかげで快眠でした。

近鉄名古屋駅 駅

名鉄犬山線の快速特急で犬山、広見線に乗り換えて新可児へ。新可児からは2両のワンマン電車が活躍する区間です。線路も新可児までと比べ揺れが大きくなります。

広見線の終着、御嵩駅です。名古屋を走る鉄道の駅とは思えない駅舎。無人駅ですが、観光案内所が入っています。

御嵩駅 駅

御嵩町は中山道49番目の宿場町であった御嶽宿で栄えたまちです。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

当時の面影を残す建物が商家竹屋です。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

昔は店舗としても使われ、時代劇に出てくるような帳場も見られます。掛け時計が懐かしいですね。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

明治10年頃に建てられた建物。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

庭園が奥に見える座敷。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

緑が多い庭園を眺めて電車の時間まで一休み。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

貴重な建築物ですが、無料で見学できるのが嬉しいですね。御嵩を訪ねたなら、ぜひ立ち寄ってみてください。

中山道御嶽宿 商家竹屋 名所・史跡

電車で明智駅まで戻ってきました。ここから八百津町を結ぶYAOバスに乗ります。

明智駅 (可児市) 駅

元役場前というバス停で下車。今は合併によって可児市になりましたが、昔は兼山町という自治体があったのです。近くには観光案内所、戦国山城ミュージアムがあります。

可児市戦国山城ミュージアム 美術館・博物館

今回の目的地、美濃金山城跡に向けて坂道を登っていきます。

城跡への登城口、大手道に入ります。杖が置いてあります。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

石段を登っていきます。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

森蘭丸の家紋である鶴丸の形に刈り込まれた植木。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

蘭丸広場にある、森蘭丸の産湯に使われたという井戸。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

登城の径に入ります。いよいよ険しくなってきました。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

物見の櫓（展望台）からの眺め。春になると桜が咲き乱れ、最高の景色になるのでしょうね～

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

近くには小学校があって、その後ろには可児市の市街地が見えます。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

登山口の前に出丸跡にやってきました。多聞櫓のような建物があったとされる場所で、当時の遺構が残る見どころの１つです。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

登山口から城跡に進んでいきます。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

史跡に来たことを実感する石垣が見えてきました。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

三の丸跡。ここには建物があったと言われています。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

三の丸北曲輪。このあたりには昔から残る石垣が見られます。金山城の石垣には、わざと城を壊して、再び築かれることがないようにする破城の跡が見られるのが特徴です。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

天守台西南隅石。小さな石を詰めた野面積みで築かれています。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

本丸跡。金山城は1537年、戦国時代の武将・斎藤正義が築城した。1565円には織田信長が奪取し、家臣の森可成が入ったという。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

本丸からは素晴らしい景色が望めます。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

金山城跡のカッコいい石碑がありました。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

本丸から見える大きな川は木曽川です。本当に美しい眺めですね～

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

本丸への入口である枡形虎口。礎石がきれいな状態で残っていました。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

遺構がよく残る東曲輪の石垣。やはり端っこは破壊されていますね。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

天守台の下と思われる石垣。当時は天守閣がある城と同じようにきれいに積まれていたのでしょうか。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

帰りは搦手道から下っていきます。このあたりに搦手門があったのでしょうか。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

しばらく下ったところで振り返る。昔と大きくは変わらないのではないでしょうか、石垣や丸太の階段が山城らしくていいですね～

うらじろの径まで下りると、今度は細い道を進んでいきますが、傾斜はかなり落ち着きます。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

壮大な石垣が見られる米蔵跡。離れた場所にありますが、美濃金山城に来たら、ここは欠かせないスポットです。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

戦国山城ミュージアムまで戻ってきました。こんなところに線路が。かつてはここを名鉄八百津線が走っていたのです。その代替バスで明智駅へと戻ります。

国史跡美濃金山城跡 名所・史跡

明知鉄道と間違ってしまう・・・明智駅に戻ってきました。新可児行きの電車に乗ります。

明智駅 (可児市) 駅

新可児で犬山行きの電車に乗り換えます。ローカル線の車両から、一気に都会を走る電車に変わります。

犬山では豊橋行きの特急に乗ります。リニューアルされたパノラマスーパーですね。停車駅も少ないので快適に移動できます。

犬山駅 駅

駅名標はJRですが、隣の駅名は名鉄の駅というのが面白いですね。

豊橋駅 駅

豊橋で遅いお昼を。名物と聞いていたカレーうどんを食べようと、昔ながらの食堂・勢川さんにやってきました。出前用の車も懐かしい感じ。

勢川 本店 グルメ・レストラン

豊橋はただのカレーうどんではありません。一番下にごはん、その上にとろろ、さらにカレーうどんをかけてあります。あげ、そしてうずら卵が乗っているのが面白い。

勢川 本店 グルメ・レストラン

うどんを食べ終わると、今度はカレー丼に。最初はとろろって合うのかな～って思ってましたが、辛さがマイルドになって合う。

勢川 本店 グルメ・レストラン

豊橋駅に戻って東海道線に乗ります。久々に好きな駅の弁天島で下車しました。

弁天島駅 駅

鳥居に沈む夕日には季節外れですが、浜名湖に沈む夕日はやっぱり美しい。これも東海道を代表する景色。

弁天島海浜公園 自然・景勝地

弁天島から今夜の宿をとっている浜松で下車しました。夕食に名物の餃子・焼きめしのセット。個人的には浜松の餃子が一番好きなんですよ。

五味八珍 浜松駅ビル メイワン店 グルメ・レストラン