2025/06/28 - 2025/06/28
57位(同エリア160件中)
Tomoさん
この旅行記のスケジュール
2025/06/28
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電車での移動
JR北海道新幹線・はやて93号 八戸7:26→8:45木古内
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バスでの移動
函館バス 木古内駅前9:16→10:29大富
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バスでの移動
函館バス 大富10:39→47上ノ国
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上国寺
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バスでの移動
函館バス 上ノ国12:31→41江差ターミナル50→13:02姥神町フェリー前
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バスでの移動
函館バス 姥神町フェリー前15:57→17:36国保病院前
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みそぎ浜
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電車での移動
JR北海道新幹線・はやぶさ48号 木古内18:53→20:11八戸
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この旅行記スケジュールを元に
2日目は北海道新幹線で木古内へ。江差線の代替バスに乗って上ノ国・江差を観光します。続日本100名城の中でも訪ねるのが難しい勝山館跡と、ニシン漁で栄えた江差の今を訪ねる旅。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2日目は北海道へ渡ります。ということで7時前に八戸駅へやってきました。
八戸駅 駅
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津軽海峡線は現在はありませんので、北海道新幹線に乗車します。
八戸駅 駅
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朝早い時間ですが、東京・函館方面いずれも乗客が多いようでした。やはり東北新幹線はロングノーズが特徴ですね。
八戸駅 駅
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乗車するのは、はやて93号です。新青森から先は今回が初めてなので嬉しい気分に。
八戸駅 駅
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東横INNの朝食は朝一番は混雑するため、八戸駅で買った、ご当地の味が楽しめる三沢八戸弁当で朝食。しめ鯖とイカが美味しかったです。
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青函トンネルを抜けて、ついに鉄道で北海道上陸。今回は木古内で下車します。
木古内駅 駅
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改札は2台だけの小さなもの。新幹線が到着するときを除くとほとんど人がいません。
木古内駅 駅
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JR木古内駅の手前に道南いさりび鉄道が停まっています。懐かしい国鉄色の列車ですね。
木古内駅 駅
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木古内駅前には道の駅もあります。どこかで食べようと、りんごパンを買っておきました。
道の駅 みそぎの郷 きこない 道の駅
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廃止されたJR江差線の代替バスでもある江差行きに乗ります。
木古内駅 駅
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小型のポンチョが来るかと思いましたが、一般車による運転でした。でも乗客は5名以下・・・
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江差の中心街の手前にある、大留で下車しました。ここは江差線の上ノ国駅があったところですが、廃線跡は残っていませんでした。
上ノ国駅 駅
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大留で乗り換えて、上ノ国へやってきました。バス停を降りて少し歩くと勝山館跡への案内があります。
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予想通り、険しい山道。クマよけ鈴を鳴らしながら進んでいきましょう。
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徐々に景色が開けてきました。虎口にあたる場所のようです。
勝山館跡 名所・史跡
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北郭は草が生い茂り、どこが散策道かわかりにくいですが、とにかく進んでいこう。クマが出そうで怖い。。
勝山館跡 名所・史跡
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城の入口らしき、橋が見えてきました。空堀を越えて、主郭に入っていきましょう。
勝山館跡 名所・史跡
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主郭の北側から上ノ国の集落方面の眺め。秋田の脇本城を思い出す、湾曲した海が見える絶景です。
勝山館跡 名所・史跡
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客殿跡です。調査から当時は、200棟以上の掘立柱建物や竪穴建物があったとされています。
勝山館跡 名所・史跡
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1457年に和人とアイヌの間で行った争いから始まったコシャマインの戦いで道南十二館は茂別館跡と花沢館跡を除いて陥落しますが、この戦いを沈めた武田信広は蝦夷の地位を確立し、築城されたのが勝山館です。
勝山館跡 名所・史跡
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主郭の南からの眺め。まだ青空が出ていてよかった、久々に感動した絶景です。
勝山館跡 名所・史跡
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館神八幡宮跡。勝山館はこの神社を創建する1473年頃に築城されたのそうです。
勝山館跡 名所・史跡
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柵跡。戦国期に造られた山城らしい遺構ですね。発掘調査では日本の本州・沖縄以外にも中国や朝鮮産の出土品が見つかっており、東アジアとの交易拠点になっていたとされています。
勝山館跡 名所・史跡
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せっかくなので、さらに登ってガイダンス施設まで行くことにしました。
勝山館跡 名所・史跡
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寺の沢用水施設と室町期のゴミ捨て場の遺構です。足場が悪いので、近くまで行くのはやめておきました。
勝山館跡 名所・史跡
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夷王山のふもとに、勝山館跡の石碑が建っていました。
勝山館跡 名所・史跡
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ガイダンス施設には勝山館の歴史資料や、模型などが設置されていました。スタンプや御城印もここに設置されています。
勝山館跡ガイダンス施設 美術館・博物館
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この周囲に広がる夷王山墳墓群の一部が展示されています。コシャマインの戦いが起きたものの、陥落しなかった3つの館では和人とアイヌは混住していたそうです。
勝山館跡ガイダンス施設 美術館・博物館
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記念撮影用の鎧や刀が展示されていました。戦国時代の戦といえば、このような甲冑を来た武士が切り合う光景を思い浮かべますが、蝦夷での戦いはどのようなものだったのだろうか?
勝山館跡ガイダンス施設 美術館・博物館
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勝山館跡の当時の光景を示した模型。
勝山館跡ガイダンス施設 美術館・博物館
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素晴らしい景色を眺めながら来た道を下っていきます。脇本城跡を思い出すような湾曲した海がいいですね。
勝山館跡 名所・史跡
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バスの発車まで10分ほどありましたので、上国寺を参拝します。1443年、松前藩初代・慶広が先祖の菩提を弔うために開いたと伝わるお寺です。
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本堂は1758年に建立されたといわれ、北海道の仏堂建築としては最古のもので重文にも指定されています。どこか珍しい形式をした建物で、参拝できてよかった。
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旧笹浪家住宅母屋があります。笹浪家は18世紀から続いたというニシン場の網元。19世紀前半の建築物で、北海道の現存民家としては最古の部類で、重要文化財に指定されています。
旧笹浪家住宅 名所・史跡
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上ノ国バス停から函館バスの江差営業所まで行きます。
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江差営業所で中心街へ向かうバスに乗り換え、姥神町フェリー前で下車しました。
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レトロな建築物群が残る歴まち商店街を歩いてみます。JR江差線も廃止になりましたが、これが現実なのか、人が少ない・・・
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重厚な蔵造りの建物もあれば、その間に洋風の建物が混ざっているという、面白い町並みです。
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北海道指定文化財でもあり、にしんそばの本家と思われる横山家。現在、見学はできないようです。
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商店街に姥神大神宮という神社がありましたので、お参りしていくことにしました。
姥神大神宮 寺・神社・教会
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珍しい名前の神社ですが、この地に住んでいた折居婆さんという老婆が神様のお告げに従ったところ、ニシンの群れを招き、この地を繁栄させたという伝説があり、今でも海の神様として信仰を集めている。
姥神大神宮 寺・神社・教会
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彫刻が見事な拝殿。北海道最古の神社でもあり、こちらも参拝できてよかったです。
姥神大神宮 寺・神社・教会
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拝殿の右手には天満宮、折居姥の神霊を祀る、折居社があります。
姥神大神宮 寺・神社・教会
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引き続き、歴まち商店街を歩いていきましょう。郵便局も景観に溶け込んでいますね。道も広くて、きれいに整備されていますが、やっぱり人はほとんどいません。
江差町歴まち商店街 名所・史跡
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北海道新聞社の江差支局。商店街の中でも美しい洋風建築が際立ちます。
江差町歴まち商店街 名所・史跡
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和・洋が混じった建物群。木造のように見えても実は漆喰壁の土蔵造りで、風雪から漆喰を守るために建物全体を組み合わせた板で覆っている。
江差町歴まち商店街 名所・史跡
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ヒバ材を使った商品を扱っているお店。
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麺や壱さんで遅いランチ。北海道らしい塩昆布ラーメンをいただきました。よく歩いた後なので美味しさも格別。
むらた グルメ・レストラン
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江差の町並みは江戸から明治にかけては、ニシン漁とその加工品の交易によって形成され、当時は江戸を超えるほどの賑わいを見せたといわれています。
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洋館ではんのお店というのが面白い。建物が個性豊かなので町並みの散策も楽しくなりますね。
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江差の町並みの最大の特徴である切妻屋根の建物、暖簾や看板には屋号が掲げられています。
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高台にある旧檜山爾志郡役所は、明治20年に、檜山郡と爾志郡を管轄する郡役所として建てられました。その後、警察署や町役場分庁舎としても使用され、現在は郷土資料館として活用されています。
旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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郷土資料館の前には嘆きの松という枝が折れ曲がった松の木があります。戊辰戦争の最後、箱館戦争で江差攻略に際し、軍艦・開陽丸が投入されたが、天候急変によって江差付近で座礁。これを嘆いた土方歳三はこの松の枝を叩き、そのコブによって折れ曲がったという説があります。
旧檜山爾志郡役所 名所・史跡
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町並みの中で一際目を引くのが、重要文化財に指定された中村家住宅です。切妻屋根が大迫力ですね。
旧中村家住宅 名所・史跡
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仕事人を思い出す・・・中村家の紋が入った暖簾。江差を代表する文化財ですので、見学していきましょう。
旧中村家住宅 名所・史跡
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もともとは近江商人だった大橋家が商いをしていた店舗兼住宅だそうです。
旧中村家住宅 名所・史跡
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大正4年に大橋家が江差を離れるにあたり、支配人の中村家が譲りうけたもので、国の重要文化財にも指定されています。
旧中村家住宅 名所・史跡
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商売道具や襖の後ろに隠れた階段を登って2階へ行ってみましょう。
旧中村家住宅 名所・史跡
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江戸時代末期の建築だそうですが、修復工事が行われていて、非常にきれいな状態で公開されています。
旧中村家住宅 名所・史跡
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2階からは郷土館を含む景観が眺められます。
旧中村家住宅 名所・史跡
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立派な内蔵がありました。万が一、火事になっても延焼を少なくできるという、防災の役割もあります。
旧中村家住宅 名所・史跡
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江差の繁栄を今に伝える建物で、主屋・文庫倉・下ノ倉・ハネダシという4棟が一列に連なっているのが特徴です。
旧中村家住宅 名所・史跡
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下ノ倉には江差がニシン漁で繁栄していた頃の資料が展示されていました。
旧中村家住宅 名所・史跡
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時間的に開陽丸を見学するか迷いましたが、日本遺産に含まれるということもあり、かもめ島にやってきました。
かもめ島公園 自然・景勝地
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島に入ると、厳島神社の鳥居と、鳥居の先には瓶子岩があります。晴れていれば、こちらも良い絵になりそうですね。
かもめ島公園 自然・景勝地
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展望台までは階段を登っていきます。
かもめ島公園 自然・景勝地
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明治22年に点灯した小さな灯台、鴎島灯台が建っています。もとは江戸時代の灯明台が始まりなのだそうです。
かもめ島公園 自然・景勝地
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かもめ島から海を眺めます。江差がニシン漁で栄えたのは、この島が天然の防波堤の役目をして、藩指定の交易港になったからなのです。
かもめ島公園 自然・景勝地
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1975年から開陽丸の引き上げ作業が開始され、大砲や日本刀などが発見されている。開陽丸はオランダで造船されており、設計図が残っていたため、これに基づき記念館として活用するため復元が行われました。
開陽丸青少年センター 美術館・博物館
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ぷらっと江差の売店で記念品を買って、姥神町フェリー前から木古内行きの最終バスに乗ります。
ぷらっと江差 グルメ・レストラン
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途中、クマが出てきて驚きましたが、無事に木古内まで帰ってきました。新幹線まで時間がありますので、みそぎ浜に立ち寄ります。
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1月には木古内の伝統神事「寒中みそぎ祭り」が行われる浜。新幹線の時間まで浜辺で一休みしました。
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道南いさりび鉄道のホームには団体表示の列車が停まっていました。地域情報発信列車、ながまれ号ですね。
木古内駅 駅
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木古内駅の南口に出てみました。周囲に住宅はあるものの、人が全くいない。
木古内駅 駅
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これから八戸に戻ると遅くなるので、北海道のコンビニ、セイコーマートでカツ丼を購入。本格的な味付け・ボリュームですがこれで700円しないとは驚きです。サラダも新鮮で美味しい。
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木古内から新幹線で八戸に戻ってきました。朝早くから1日中活動したので、今夜は早く休むことにします。。
八戸駅 駅
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