「とちぎ花センター・温室」のトビカズラ_2023_開花は国家的事変の予兆と云われる（栃木県・栃木市）

2023/03/15 - 2023/03/15

栃木市の「とちぎ花センター」の温室で、トビカズラが開花していました。「咲くと、国家的な事変が起こる」と言い伝えられている花だそうです。

山鹿市（トビカズラの自生地）の担当者は「昔はめったに咲かなかったが、最近は毎年のように咲いている」と言ってるので、咲きやすい環境になっているのかもしれません。

エリア 栃木・壬生・都賀(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

栃木県栃木市の「とちぎ花センター」です。「みかも山公園」東口駐車場の北側に隣接しています。道路沿いの河津桜は葉桜になっています。

天候に恵まれ、青空が拡がっていますが、右に見える温室「とち花ちゃんドーム」に入ります。

フラワータワーの周りの花壇を更新工事中、もうじき綺麗になります。

鑑賞温室「とち花ちゃんドーム」では、企画展として「洋らん展」が開催されていますが、通り抜けます。

スタッフの方から「トビカズラが咲きましたよ」と聞いたので、企画展示室を通り抜けて、常設展示の温室に入り、見に来ました。

写真の左側、紺の鉢に植えられた背の高い植物が「トビカズラ」です。

そして、その根元にぶら下がっているのが”花”だそうです。

説明に掲げられていたのは”２年前(2021)の下野新聞の記事”、このときは５年振りの開花だったそうです。

そして「今年も咲いてしまいました」と書かれているのは、「咲くと、国家的な事変が起こる」と言い伝えられているからで、”ガスくさいから”ではなさそうです。

記事に依れば、ここでは、2013か2014年頃から栽培していて、7、8年の間に1、2回開花、そして５年振りに2021年に開花、したんですね。昨年開花したのかは分りませんが、今年(2023)は”咲いてしまった”んですね。

記事の中で、山鹿市（トビカズラの自生地）の担当者は「昔はめったに咲かなかったが、最近は毎年のように咲いている」と言ってるので、咲きやすい環境になっているのでしょうか。

毎年咲くようになると、新聞に取り上げられる事も減るのでしょうね。

トビカズラの花を見られたので、あとは温室の中で気になった花を見ながら歩きます。

これは「ペロレア・ヴォリビリス」です。

別名「サンドペーパーバイン」と呼ばれるほどに”葉がザラザラしてる”と（説明に）書かれていました。

花が落ちるとき、くるくるまわりながら落ちるそうです。

だいぶ傷んでいるように見えますが「ニオイバンマツリ」です。

説明には「咲き進むにつれ紫から白に変化する」とかかれていたので、（これは紫なので）まだ咲き進んでいない、ということのようです。

この花は「コエビソウ　イエロークイーン」です。”エビ”がぶら下がっているように見えますか。

花冠が赤、萼が白、なので「ゲンペイカズラ」だそうです。

「ビレア」です。ツツジ科だそうです。

「ライチの花」だそうです。どこからどこまでが花なのか、これが咲いてる状態なのか、咲き終わったのか、分かり難いですね。

「カレーバイン」です。”カレー臭”がするというので鼻を近付けてみましたが、僅かに薫ったようでした。

マダガスカルのカヤツリグサ、「シュロガヤツリ」です。

「エクメア・フェンドレリ」です。

これも、花なのか蕾なのか、咲いてるのか咲き終わったのか、分りません。

「ヘディキウム」です。ショウガ科だそうです。

温室の外、塩の東側、道路沿いの河津桜です。ほぼ葉桜になっています。

帰りに「みかも山公園」の東口に寄ってみたら、こちらの桜は、まだ葉桜ではありませんでした。

空を見たらヒコーキ雲、こんなにカーブしてるのは、あまり記憶にありません。

こちらのサクラは、まだ十分綺麗です。

河津桜ではないかもしれません。

先ほどの（とちぎ花センターの）サクラとは違って、まだ葉が出ていません。

フラワートレインが戻ってきました。

良い天気でしたが、ここではこのサクラを見ただけで帰ります。

（　おしまい　）