2022/12/23 - 2022/12/23
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minaMicazeさん
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栃木市の「栃木花センター」で、「とち花ちゃんドーム(鑑賞大温室)」の花を見てきました。
ホームページには、悪魔の「ブラックキャット」や、天使の「ユーチャリス」が揃って咲いている、とか、100年に1度咲くといわれる「アガヴェ」が開花した等々書かれていました。それでも、さほど大きな期待はせずに行きましたが、期待以上にいろいろな花が咲いていて、思いの外楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
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栃木県佐野市と栃木市に跨がる県営の都市公園、「みかも山公園」の東口駐車場にやって来ました。
この日は12月23日、”冬至の翌日”で、”クリスマスイブの前日”です。季節は秋を通り越して、既に冬景色です。 -
そんな冬景色の「みかも山公園」ではなくて、駐車場の北側へ向かいます。
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北側に隣接する「とちぎ花センター」の出入口が、こちら側(「みかも山公園」側)にもあります。
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ゲートを潜って、林の中を北へ歩くと、右前方に大きな温室が見えてきます。
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中央広場から見た北方向の景色です。後方の山の斜面の造成工事は、おおよそ終わったようです。ここには栃木県の「新青少年教育施設」が建設されます。
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大花壇の向こう、並んだ温室の後方に、”教育施設”の建物が並んで建てられます。
右端の、コンクリトーの擁壁に囲まれたところには、体育館が出来るようです。 -
今までは、山に囲まれ自然の中にあるように感じられた「とちぎ花センター」ですが、「新青少年教育施設」の建物群が完成すると、それらの建物に周囲から見下ろされる様になりますね。
パンフレットには「花と緑に包まれた安らぎの空間」と書かれていますが、雰囲気が変わるのではないか、心配されます。 -
まあ、それはそれとして、鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」に入ります。
11月23日から12月25日まで「ビバ メキシコ展」が開催されています。 -
サブテーマは
「クリスマスの主役 ポインセチアが メキシコ出身だった件」です。 -
イチオシ
入口のホールには、「タビビトノキからの贈り物」が展示されていました。
説明書きによると:
先日、惜しまれつつ伐採された「旅人の木」に、残った種のサヤが割れて青色のタネがでてきました。「とちぎ花センター」30年で初めてのタネです。
「タビビトノキ(旅人の木)」(ゴクラクチョウカ科)は、マダガスカル原産の巨大な熱帯植物です。茎を切るとたまった雨水が出るため、それを旅人が飲んでいたことから<旅人の木>と名付けられたといわれています。 -
さて、順路に沿って、まずは「第一企画展示室」に入ります。
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初めのコーナーには、鉢植えのポインセチアと、手作り感満載の展示物が”ほっこり”させてくれました。
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いろいろな種類のポインセチアが置かれていました。
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ホームページには「ポインセチアは、太陽の国メキシコ原産の植物で、現地では5m位の木になります。」と書かれていましたが、展示されていたのは「高さ約3mの巨大ポインセチアツリー」でした。
ポインセチアの大きな木って、迫力がありますし、とても綺麗でした。鉢植えにするには大き過ぎるかもしれませんが、(日本では)地植えでは育ちませんか。 -
クリスマスのときにだけ見られるのではなくて、地植えの大きな木が沢山あれば、綺麗な景色になると思います。
いろいろな種類のポインセチアが展示されていましたが、これらも皆、大きな木になるのでしょうか。 -
ポインセチアの林とか、ポインセチアのトンネルとか、”映える”景色になりそうですね。
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当日、温室の入口ホールで戴いたマップに加筆しました。
大きい赤矢印が温室の入口と出口、黒い線が通路(順路)、番号は”この日に咲いている主な花”です。 -
では、「第一企画展示室」から「常設展示エリア」に入ります。
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入って右に曲がると、すぐ右側に「アリストロキア サルバドレンシス」が咲いています。(右側の木の根元)
通路脇に、このような看板が出ているので、見落とすことは無さそうです。 -
看板には「植物界のダースベイダー」と書かれています。
地面に沿って花茎が伸び、濃い赤褐色の「ダースベーダー」のマスクのような花(萼)を1つずつ咲かせるそうです。 -
1つの花の寿命は約1週間、とのこと。
ホームページの写真では、もっと沢山咲いていたのですが、この時には2輪しか見られませんでした。 -
左上の”目玉付きの”看板に「ザ・デーハーな 葉っぱに注目!!」と書かれていたので、撮ってみました。
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撮ってはみましたが、少し黒ずみ始めているようです。
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奥の方に、この様な花が咲いていました。
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温室の中は、場所によって、陽の光が差し込みます。
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先へ進むと、沢山の花が咲いていたのは「チャイニーズハット」です。
見られる場所:観賞大温室内下池付近
直訳すると中国の帽子!帽子のように見える部分はガクです。
不思議なお花…ぜひ写真におさめてください! -
イチオシ
近づいてみると、この様な花です。
学名は、「Holmskioldia」だそうです。(「ホルムショルディア」と読むらしい) -
名前の由来は、皿形に広がった萼の形が”中国の帽子”に似ているから、とのこと。
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その近くに置かれていたのが、この背の高い植物です。
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説明板には「100年に一度 おまたせしました アガヴェの花 咲きはじめました」と書かれています。
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開花しているのは、まだ下の方だけなので、これから順に上の方が咲くのだと思います。
ホームページによると、「アガヴェ」の花はセンチュリーフラワーといわれるように、まれにしか咲きません。花が咲くと、その株自体は枯れてしまいますが、株の基部に子株を残します。 -
イチオシ
ウィキペディアによると、日本では「アガヴェ」は「リュウゼツラン」の別名なのですが、趣味家にとっては「リュウゼツラン」は1つの品種のことで、「アガヴェ」はリュウゼツラン属の総称なんだそうです。
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これは、県内のガーベラ生産者の方から寄贈された株とのことです。
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その少し先には、赤紫の実?と、ピンクの花?、の植物がありました。
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実のようでもあり、蕾のようでもあり、開いてるのは”花”だと思います。
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これ見ると、蕾と、開きかけの蕾と、開いた花、の様に見えます。
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名札には「メディニラ スペキオサ」と書かれていました。
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次に見つけたのは、この花です。名札が見つかりませんでした。
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その先の通路に置かれてたのが、これです。
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イチオシ
鉢に差してあった名札には「フォックス フェイス」と書かれてましたが、この黄色いのは”花”ではなさそうです。
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その隣(上の写真の右隅に写ってる)の花は、「ウナズキヒメフヨウ」です。この名前はホームページに載ってました。
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蕾の間は上を向き、開花するにつれ徐々に下を向く為「ウナズキヒメフヨウ」と呼ばれています。
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また花の根元がねじれていて、綺麗に花が開かず落ちる仕組みになっています。
「スリーピングハイビスカス」という別名もあります。 -
赤い「ウナズキヒメフヨウ」も咲いていました。
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漢字で書くと「頷き 姫 芙蓉」ということでしょうか。
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ネットで見たら、「花びらが開くことはない」とのこと。
なので、「スリーピング・ハイビスカス」と呼ばれるそうです。 -
その近くに咲いていたのが、この花です。
左後方に「フォックス フェイス」が見えます。 -
ホームページを見ると、名前は「メガスケパスマ」、花のように見えるのは苞(つと:花のつけ根につく葉の変形したもの)と書かれてました。
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赤い部分が”苞(つと)”だとすると、白いのが花かもしれません。
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近くのパパイヤに、実が生っていました。
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その先には「ブッシュカン」が、生っていました。
ミカンの仲間ですが、中は白い綿状の部分だけで、果汁が詰まった房はありません。生食は出来ない、とホームページに書かれていました。 -
これは「グアバ」の実、”ここに生ってます”という”手の案内”が、右に見えます。
「グアバ」は食用に栽培されていて、ジュースなどもあった様な気がしますが、植物学的には「フトモモ科」だそうです。こんな”科”があるなんて、知りませんでした -
その先に、この様な看板がありました。この茂みの上の方に咲いてるらしいのです。
看板には「オオミトケイソウ」と書かれています。 -
イチオシ
看板には「1日でお花がおちてしまうので 見られた人は超ラッキー!!」と書かれてましたが、上の方に咲いていましたよ。
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「オオミ」って「大実」のことで、この実は「パッションフルーツ」だと(ネットに)書かれてました。20~30cmの黄緑色の実が生るそうです。
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この温室の中には、渓流(小川?)もあります。
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温室内の景色です。手前の大きな葉の陰に、黄色い花が咲いています。
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この花は「ヘリコニア・アウランティアカ」、「とち花ちゃんドームMAP」には「ヘリコニア」と表記されてました。
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外側の黄色い部分が”苞”、その中の黄色いのが”花”、の様です。
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温室の最奥部には、滝があります。
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「祝! 初開花!! アルカンタレアの花が咲きました!」の看板がありました。
「花センターで6年育ちつづけて初めて花がみられました。咲き終わるとこの株は一生を終えてしまいます。」ですって。 -
イチオシ
ホームページによると、名前は「アルカンタレア・オドラータ」、別名が「白銀帝」だそうです。
パイナップル科最大級の希少品種で、「この植物の開花は国内で数例しか確認されていません。」とのことです。 -
でも、看板の写真のような花が見つかりません。
看板の横のこの植物、高く伸びた上の方に、咲き終わった花殻らしいものがあったので、おそらく、これが ”初めて咲いた花(の花殻)” だと思って撮りました。 -
こちらの花は、通路から少し離れたところに咲いていました。
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「いわたばこコーナー」の裏道、少し高いところにピンクの花が咲いていました。
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説明板には、「キダチベゴニア(シュウカイドウ科)」と書かれていました。
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少し歩くと、薄暗いところに”黄色い看板”が立っていました。
「悪魔の猫 ブラックキャット」、「本名:タッカ・シャントリエリ」だそうです。 -
薄暗いところに咲いている、黒っぽい花なので、”分かり難い”花です。
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ホームページによると、 別名「バットフラワー」にたとえられるコウモリの羽を広げたような部分は苞で、それに包まれるようにつく沢山の小さな星形のものが花です。
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イチオシ
花の周囲には、細長い糸状の花をつけなかった花柄(不稔性花柄)が垂れ下がり、まるでひげのように見えます。(ホームページによる)
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「とちぎ花センター」のフェイスブックによると、上の「ブラックキャット」は”漆黒の悪魔猫”、それに対して、こちらの白い花は”純白の天使”と、書かれています。
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花の名前は「ユーチャリス」、別名「アマゾンリリー」です。
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「花嫁さんのブーケに使われるほどの純白加減で、香りもステキなミルククラウンみたいな天使さん」と、「とちぎ花センター」のフェイスブックに紹介されています。
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この花、ヒガンバナ科だそうで、(いわゆる彼岸花とは)ずいぶん違うんですね。
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常設展示場の最後の部屋に来たら、”「月下美人」の焼酎漬け(ビン詰め)”が展示されていました。焼酎に漬けておくと、綺麗な状態で保存できるそうです。
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隣には「ブラックキャット」のビン詰めがありました。
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サボテンコーナーに咲いていた「キダチアロエ」です。
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最後に見られた花は、この赤くて小さな花です。
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「ハナキリン」という名前だそうです。
花の形が唇に見えるので、英名は「キスミークイック」 というそうです。 -
最後の部屋(通路?)には、フォトコンテストの応募作品などが展示されていました。
( おしまい )
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