塩釜の花情報

2023/04/01 - 2023/04/01

4/1(土)に父と鹽竈神社・志和彦神社の桜を愛でてまいりました。
エドヒガンやシダレザクラなどは見ごろを迎えておりましたかね～
いつも通り、日乃出庵で昼食の後は市の複合施設「壱番館」の展望台から景色を眺めたりしました。
連作となりますが、情報の鮮度重視な点なにとぞご了承の上ご覧いただければ幸いに存じます。

エリア 多賀城・塩釜・利府(宮城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

＠4/1（土）　塩釜
最初の一葉は、東北本線・塩釜駅の梅。
花弁がくるんとなってるので、梅かと。
紅と白のコントラストが絵になる。

塩釜駅 駅

駅前の街路樹の桜も満開！
いや～青空に映える、街路樹とはいえ侮れん。

続いて「おさんこ茶屋」でお団子（小・710円）を入手。
自宅で食べましたが、くるみのとろみが片栗粉的でなんだか独特…あんこは絶妙な甘さ。

その後、東参道の緩やかな坂を上ることに。
写真は鹽竈神社の別当寺だった「法蓮寺」の客殿「勝画楼（しょうがろう）」
明治9年（1876）の天皇御巡幸の際に宿泊所として使われた由緒ある建物。
周囲は安全確保の観点から、立ち入り禁止のため、遠目からその姿を拝んだ。

＠子福桜（こぶくざくら）
場所は東参道の途中、春と秋の2度花をつける。
若干葉桜だが、八重の花が可愛らしい。

＠乙女椿
鹽竈神社博物館まえ。
薔薇を思わせる八重咲

＠「茶屋　鹽竈」
最近リニューアルした門前の茶店でわらび餅（500円）とほうじ茶（300円）を頂く。
わらび餅は美味しかったけれども、お茶の値段が高い…ティーパックってのも…
前みたいに、薬缶で大量に作り置きして飲み放題にしてほしい。

続いて、茶店から芝生に降りてみた。
見よ、桜と菜の花のコントラスト！
桜は四季桜、盛岡の原敬記念館や仙台の桜岡大神宮にも木がある。
茶屋の前の木は葉桜が進んでいたが、こちらはどうにか持ちこたえている。

これは多分梅、「源平咲き」ってやつ。

これは多分葉が笹みたいだから「シャクナゲ」かな～
→フォロアーのちいちゃんさんによると「沈丁花」とのこと、訂正してお詫び申し上げます。

天をつく桜は、「伊佐沢の久保桜（山形県長井市）」の子孫樹。
これを含むエドヒガンは見ごろ。

＠ハクモクレン
散り気味だが、清潔な色合いの花といいますか。

＠河津桜
葉桜ぎみだが、一目拝見できてうれしい心地。

＠カンヒザクラ
河津より濃いピンクが目を引き、花はチューリップ状。

＠山桜
いにしへからある桜、見ごろはこれからかな～

＠三隅大平桜（ミスミオオヒラザクラ）
ヤマザクラとエドヒガンの中間。
こちらもチューリップ状に花をつける。

＠ムラサキリュウキュウツツジ
5月に開花するのが一般的だが、今時期と9月に狂い咲きする。

志和彦神社前の「またなの岡」から海を眺めました。
明治大帝陛下が「またとない景色」と褒められた場所でもあります。

＠シダレザクラ
志和彦神社・手水舎脇
「ベニヤエシダレ」はまだまだだが、通常のシダレザクラは見ごろかと。

志波彦神社 寺・神社・教会

＠鹽竈神社・楼門前
ソメイヨシノは八分で、見事な枝ぶり。

鹽竈神社 寺・神社・教会

そろそろお昼ごはんの時間、神社の麓の「日乃出庵」であんかけ焼きそば（950円）を頂きます。
前に比べ野菜が少なくなった気もしますが、物価高の昨今やむなしですかねえ。
ちょっとお酢をかけると、味が立体的になって美味。

日乃出庵 グルメ・レストラン

食後は塩釜市の公共複合施設「壱番館」を訪ねました。
1981年の複線高架化まで本塩釜駅がこちらにありました。

目的は屋上の展望台。
北西方向に先ほどの法蓮寺「勝画楼」が見えました。
清水の舞台を思わせる「懸造（かけづくり）」です。

東方に見えます高架は「本塩釜駅」とその奥手に海が見えます。

ズームすると「みなと祭り」で使う御座船が見えてきました。
こちらを使って、お神輿が海上運行を行うんですよね。

続いて西「塩釜高校」の方角。
桜は七分くらい、日当たりがよさそうなので早いかも。

＠壱番館・東方向
205系「マンガッタンライナー」の撮れ高はいまいちですが…

＠壱番館・東方向
205系のベーシック塗装のほうはなかなかいい線いってる。

＠壱番館・東方向
先ほどの電車はほどなくして、西塩釜駅へ。
こちらには東北本線の支線だった「塩釜線」の痕跡があるんだとか。
詳しくはAkrさんの旅行記をご参照ください。
https://4travel.jp/travelogue/11664951

続いて、浦霞の蔵元へ。
こちらは日曜定休なので、せっかくなので寄ってみることに。
試飲もできるみたいですが、一ノ関駅からの運転で飲めない父を伴ってるので今回は遠慮。

浦霞醸造元 グルメ・レストラン

「吉田類　お勧め」の文字に惹かれ「浦霞　そぞろ（税込1474円）」を購入。
味を薄めに作った鮭のちゃんちゃん焼にあわせると、◎でした。
食中酒らしいテイストといいますかね～、キレがいい。
これも冷酒～上燗までオールマイティーに愉しめます。

「浦霞」の近くにはジェラートの店があるんですが、父が「ソフトクリーム食べたい！」とゴネたので、「ミニストップ塩釜長沢町店」まで少々歩きました。
岡山白桃のソフトを食べたんですが、甘酸っぱくて美味しかったです。

その後は塩釜・13時55分発の電車に乗り、小牛田乗り継ぎで一ノ関に15時31分に一ノ関駅に着きました。
父の提案で駅内の立ち食いそばを食べて帰ることに。
あれ、いつの間にか看板が新しくなってる。

菜のはな グルメ・レストラン

めかぶそば（520円）を頂くことに。
前に比べ、お出汁が美味しくなった気もする。

＠最後に
鹽竈神社といえば「シオガマザクラ」、毎年4月下旬が見頃です。
（写真は平成31年4月29日・撮影）
お近づきの際はぜひ。

この旅行記へのコメント （4）

• たまさん 2023/04/02 21:49:51

  桜

  毛利さん
  こんばんは
  美しいお花に青空、いい景色をありがとうございます。
  
  塩釜、自分も行ったよなー、と、毛利さんの旅行記読んだ後、自分の旅行記も読み返してみました。
  2012年の4月29日で、塩釜桜はまだだったようです。
  あれから11年、温暖化で？開花が年々早まってますけど、今年はどうでしょうね。
  （弘前の桜を見に行きたいと思って調べてますが、最新の状況では例年より10日ぐらい早まっているとか←なので行けなそう）
  私が塩釜に行ったときは、駅前や海の方にまだ震災の爪痕が残っていましたが、いまはもうすっかりきれいになっているんでしょうかー。
  
  たま

  毛利慎太朗さん からの返信 2023/04/02 22:55:35

  Re: 桜

  たまさん、こんばんは。
  景色を褒めてくださいましてありがとうございます、これも鹽竈の神様に祈りが通じたお陰ではありますかなあ。
  矢張、青空に薄いピンク（一部濃いものも）が映えて、清々しき哉。
  
  塩窯の旅行記あげてらしたんですね！
  あわてて拝読しましたが、その当時は三分咲きだったんですね。
  2018年4月29日に訪れたときは若干散っていた、翌年の同じ日はちょうど満開でしたので、大体、花まつりが行われる4月の第4日曜の辺が満開と踏んでますが、今年はどこも早い感じですね。
  弘前ですら、ちょっと前はGWの感覚でしたもんね。
  
  >復興状況
  御釜神社のあたりまで波が押し寄せて、床下浸水したとききました。
  
  参考文献
  https://mosu3.blog.fc2.com/blog-entry-233.html
  
  それでも、浦霞の蔵元や「旧ゑびや旅館」、太田屋醸造店、丹六園、やまだ屋（駄菓子屋）など、昔の面影を残す建物が残ってるのが幸いなところですね。
  
  なかでも「旧ゑびや旅館」の話が印象的で、津波で壊す寸前だった建物を、NPOの方が持ち主さんに熱心に説得して、引き取って、カフェと博物館によみがえらせた話には心動かせられふものがありました。
  岩手県花巻の「旧松雲閣別館」とか、活用されてない貴重な建物とかが多くあるので、この点は見習ってほしいです。
  
  毛利慎太朗

• ちいちゃんさん 2023/04/02 13:42:22

  沈丁花？

  毛利慎太郎さん、食べに食べたり、満腹な旅でしたね。
  
  さて、シャクナゲではなくて私には沈丁花に見えるのですが、香りはどうでしたか。沈丁花の花は120種類以上の香り成分が含まれているようで、リラックス効果も期待できるみたいです。私は強すぎる香りがちょっと苦手ですが、季節を教えてくれる嬉しい花。
  
  
  駅のお蕎麦ってどうしてあんなにおいしそうなんでしょう。いつもせかされるように電車に乗るので、ゆったりとお蕎麦をいただいている方を見るとジェラシーメラメラ。ティーバッグのほうじ茶で300円？私ならぼったくり認定いたします。
  
  ちいちゃん

  毛利慎太朗さん からの返信 2023/04/02 14:12:36

  Re: 沈丁花？

  ちいちゃんさん、昨日に引き続きどうもありがとうございます。
  今回の旅は、父に連られ食べに食べた旅でしたね～、一ノ関駅の駅そばは新メニューで「唐揚げそば」なんてものがありましたが、今になって考えるとセーブしてよかったのかな～なんて（それはいずれリベンジするとして…）
  
  >沈丁花
  グーグルで調べると、花の形状から「沈丁花」と確定したので、訂正してお詫び申し上げます。
  こうなることだったら、匂い嗅いでおけばよかったかな～なんて。
  瀬峰の先輩が好きな花なので。
  あと、香りの強い花ですと、藤の香りもいいですよね～
  
  >ほうじ茶300円
  ご同情ありがとうございます、前の茶店の形態のほうがよかったのはいうまでもなく…
  他サイトでも「フードは冷凍ものを加熱してるだけ、ぼろもうけ」とかの意見が散見されますね…大判焼き（200円）も食べましたが、「あじまん」のほうが旨いと思います。
  もはや、立地だけが便利って感じなので、お店もそこを自覚してほしいところ。
  
  毛利慎太朗