2020/11/22 - 2020/11/22
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Akrさん
ご覧いただきましてありがとうございます。
今回は、私、Akrのもうひとつの趣味である廃線めぐりのお話です。
「そこに線路があった」「そこに汽車が走ってた」
という想像を膨らませながら廃線跡を辿るのが大好きなんです。その途中で遺構なぞ見つけた日にはもう歓喜であります(重症ですね 笑)この趣味は好きでないとなかなか一般の人には理解されにくいのが玉に瑕なんだけどね。
さて、今回ご紹介するのは地元、宮城の「塩釜線」という路線の廃線跡です。
塩釜線は東北本線から分岐し、塩釜港までを結んだ路線で1997年に廃止されています。晩年はJR貨物の路線として貨物列車を走らせていました。
この塩釜線ですが、ルーツを紐解けば開業はなんと1887年(明治20年)というから驚きです。もともとは東北本線の前身である日本鉄道が現在の東北本線の福島以北を建設する際に塩釜港からの資材を運ぶために開業させたのが塩釜線なのです。
これがこのまま東北本線となって上野~塩釜が開業したのです。
そんな由緒ある塩釜線ですが東北本線が青森まで延伸されるとただの支線に成り下がってしまい、やがて旅客営業も止め、貨物線として細々と運行していたようです。
今回はその塩釜線の廃線跡を東北本線の分岐から辿ってみたというお話です。
5km弱の短い路線ですが全線徒歩で走破してみました。
かなりマニアックな内容ですがよろしければご覧いただければと思います。
それでは参りましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
塩釜線の地図です。
東北本線の国府多賀城の先から分岐し、現在の仙石線本塩釜駅付近にあった塩釜港駅までを結んでいました。
この地図の赤線の所を辿ってみましょう。
※掲載地図はMapionより引用しています。 -
今日は快晴。
仙台駅 (JR) 駅
-
いつもの3階へ上がって見ると新幹線改札付近がなにやら騒がしい。
こけし「なんか知らんが山形新幹線が仙台へ来てるぞ」 -
おや、仙台駅には来るはずもない「つばさ」の文字が。
山形新幹線内でなにかあったのでしょうか。 -
出た~、秋の風物詩「車輪空転」
どうやらやらかしたのは「つばさ」ではなく、普通列車のようです。なので、つばさはやまびこにくっついたまま、仙台まで来て運転打ち切りとなったようです。
山形へは仙山線を案内してました。
レアな「仙台駅に停まるつばさ」を見に行こうかとも思いましたが時間が無いので先を急ぎます。 -
さて、私は今回は山形へは行きませんので気を取り直して在来線改札へ。
今日はSuicaがお供です。 -
まずは東北本線の下り、小牛田ゆきに乗って国府多賀城まで向かいたいと思います。
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ありゃあ、今日も701じゃないのか・・・残念。
なぜか最近701の乗車機会が激減しました。車両数も運用数も変わらないのに。 -
仙台から4駅目、13分で国府多賀城に到着。
国府多賀城駅 駅
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ここから塩釜線めぐりを始めましょう。
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実はこの駅の上りホーム(奥に見えるホーム)の所が塩釜線の線路だったんだよね。
塩釜線はこの駅のひとつ手前の陸前山王駅から延びていました。もともとこのあたりは東北本線の複線と塩釜線の単線で3線あった。 -
国府多賀城は2001年開業の比較的新しい駅。
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まずは一旦、仙台方面へ戻ります。
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駅の西側の踏切にやって来ました。
手前に古びたレールが見えますね。これが塩釜線の線路跡。奥の2線は東北本線。 -
踏切から駅方向。レールも少し残っている。
きっと、踏切のレールまで撤去するの手間だったのでしょう。こういう感じで廃線が残ってると、廃線マニアのテンションが上がります。まさに「廃テンション」(笑) -
こちら陸前山王方向。
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駅に戻って来ました。
自由通路上から塩釜方を眺めます。ちょうど右のホーム(上り線)のあたりが塩釜線の線路跡。 -
さて、駅を後にして塩釜線の廃線めぐりを開始します。
いま歩いているのは普通の生活道路で線路跡ではありません。
とりあえず東北本線に沿って歩きます。 -
東北本線を跨ぐ陸橋の上に来ました。塩釜方を眺めます。
東北本線は塩釜駅へ向かって左へカーブして行きます。赤色の線が塩釜線の跡です。ちょうどここらへんが分岐点でした。不自然に右側の敷地が広いのがわかります。 -
ちょうど、金太郎牽引の貨物が来ました。
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廃線に沿って歩きます。
住宅地の中に不自然な広さの空き地を発見。これは紛れもなく塩釜線の線路跡。 -
どうです?完全に線路敷でしょ。
綺麗な左カーブ。それにしても廃線跡というのはあまり有効活用されていないんですね。細長いから遊歩道とかにしか転用できないしね。 -
向こうの築堤が東北本線。さっき陸橋上から見た分岐点付近です。
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さらに進んで来た。
相変わらず、細長い土地が不自然だ。 -
廃線跡が災害時の一時避難所に指定されているようだ。
ご丁寧に「旧JR貨物塩釜線跡」の説明書きまであって、鉄心をくすぐる演出だ。
(え?ちがうの) -
まだまだ続いてるぞ。
1997年廃線だからまだ23年ほどしか経っていないからか綺麗に残ってるな。 -
ここは踏切があった場所。
実はこの近くに親戚が住んでいて子供の頃、よくこの踏切で貨物列車を眺めていたのだ。懐かしい。 -
踏切跡から住宅街を少し歩くと川沿いに整備された遊歩道に出て来た。
この近くに塩釜線の遺構でも目玉的な建造物があるのだ。
それは・・・ -
コレだ。
レンガ積みの橋&築堤。もうこの景色を見て鉄道の遺構だと思わないのがおかしい位、素敵な眺めであります(たまんねえなあ←ビョーキ 笑) -
どうです?このレンガ。
年代物でしょ?明治時代のかな~
思いをはせるのもいいねえ。 -
程よい勾配が付いたステキな築堤(・・・・・)
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お、築堤に上がれるようですよ。
行ってみましょう。
※生活道路になっているので不法侵入ではありません。 -
さっきの橋梁の上に上がってみた。
おお、これは「汽車目線」(やってることが小学生レベル) -
このあたりも綺麗に廃線跡が残ってるねえ。
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こ、これは!!!
「勾配標」ではありませんか!!!これは当時のものですね。 -
しばらくは線路跡を辿れたのですが、
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突然、ぷつりと切れてしまいましたとさ。
どうやら廃線跡に建売住宅が建ったようです。右の道路が線路跡じゃなくて左の住宅が建っているあたりが線路跡のようですね。
とりあえず地図を頼りに進んでみます。 -
この道路は線路跡だ。まちがいない。
上を跨ぐ陸橋から線路を見たことがある。 -
住宅街の中を進んで来たら電車の音が。
仙石線だ。 -
仙石線下馬駅付近に出た。
塩釜線はここからは仙石線に沿って進んでいた。 -
ここからは塩釜線跡は遊歩道として整備されているので容易に辿ることが出来る。
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この勾配標はレプリカ。
遊歩道が、もと鉄道敷だったことを伝える演出だね。 -
このように仙石線に沿って綺麗に遊歩道が整備されている。
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これも鉄道アイテムの演出。
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なかなかよく整備された遊歩道だ。ジョギングやウォーキングに最適。
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仙石線が来た。
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遊歩道上には「塩釜線」についての説明があった。
3枚ほど当時の写真も掲載していたのでご紹介しましょう。 -
これは仙石線と塩釜線の俯瞰写真。右側の単線が仙石線、左側が塩釜線。
よっく見ると塩釜線の線路上を一般人らしい人影が歩いている。おおらかな時代でした。 -
わ、古っ。
電車を見てもこれは仙石線の前身である宮城電気鉄道じゃないのかな。
ちなみに左下の線路が塩釜線だ。これが宮城電鉄なら塩釜線はまだ旅客営業を行っていたころだ。 -
これは走り去る貨物列車を撮ったものだが、後ろに橋上駅化された仙石線の西塩釜駅が見えるから結構、晩年のものだな。
さて俯瞰は無理だが、上の2枚ならば同じ位置から撮影できるからやってみた。 -
こんな感じかな。
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ちょい望遠効かせすぎたかな。
新旧比較は楽しい。 -
ここは仙石線の西塩釜駅。
橋上駅舎から歩道へのアプローチが塩釜線を跨いでいたのが分かる。実は、この駅の近くにも親戚が住んでいて、よく通った。73系の仙石線でこの駅で降りるとDD13が貨物牽いて走って来たのを覚えている。
なんの偶然かわからんがAkr親族は塩釜線沿線に縁があるのだ(笑)西塩釜駅 駅
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やがて仙石線が左手へ分かれて行く。
高架下のスペースが塩釜線の跡。 -
高架の脚の幅が不自然でしょ?
まさにここで塩釜線の線路を跨いでいたのだ。 -
上の写真の高架をくぐった所。
このコンクリートの柵はたぶん鉄道時代のものだろう。こういう隠れアイテムに異常に萌える50過ぎのおっさんひとり(笑) -
正面に見えて来た高架駅は仙石線の本塩釜駅。
塩釜線もここが終点。貨物線時代は塩釜港駅だった。
このあたりは再開発が進んでいるからさすがに遺構は残ってないだろうなと
思ったら・・・ -
ちょ、これってホームじゃね???
そうだよね?誰か知ってる人カモン。
コンクリートの縁石みたいなものに異常な執着を見せる変態です(笑)
※後で他の人のブログを漁ってみたら確かに塩釜港駅のホーム遺構らしい。 -
収穫あったな。
やっぱり廃線から20年ちょいだからいろいろ残ってるんだ。
本塩釜駅に到達。国府多賀城駅から約5km、完走しました。本塩釜駅 駅
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広いヤードが広がっていた塩釜港駅の構内もいまやイオンタウン。
当時の面影の欠片もない。 -
この広い駐車場の所にたくさん側線が並んでた。
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塩釜線を堪能して歩道橋でぼ~っとしていたらテレビ中継車が来た。
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おお、今日はクィーンズ駅伝(実業団女子駅伝)の日だったか。
いつもなら、とある企業チームの応援輸送で忙しいのだが今年はコロナのせいで応援なしに。
日本郵政2連覇おめでとうございます。 -
さて、帰るべ。
本塩釜駅へ。ここにも震災の津波が来たんだった。高架駅が幸いして線路の被害は皆無だった。 -
仙石線で帰ります。
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ホームへ上がる。
本塩釜は2面2線の相対式ホーム。 -
ホームから塩釜港駅があった方面を見る。
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また比較写真。
上が当時の塩釜港駅。かなりレールが剥がされているからこれはおそらく最晩年の撮影かな?
※塩釜港駅の写真はWikipediaより引用しています。 -
あおば通ゆきに乗ります。
205系に乗れるのもあと4年か。本当にここにE233系が来るのか。
「仙石線といえば東京のお古」の伝統がまた受け継がれるのか。 -
疲れたから爆睡してきた。
気が付けば仙台でした。 -
乗って来た電車をお見送り。
あとは地下鉄で家へ帰りました。仙台駅 (JR) 駅
-
如何でしたか?
趣味的にはマニアックな部類の廃線めぐりですが少しは楽しさが分かっていただけましたか?はい、そんなわけはありませんね(笑)
これからも地元の様々な廃線をご紹介して行こうと思っていますのでまたお付き合いいただければと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!!
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この旅行記へのコメント (8)
-
- とのっちさん 2020/12/25 19:49:32
- またすばらしい表現を…
- Akrさま
こんばんは。またまた新しい表現の“廃テンション”(笑)、読み手もワクワクしてきました。
資材運搬のための路線だったんですね~全く知らなかった…こうして探してみると残ってるもんなんですね。対比がとても分かりやすかったです。
実は廃線よりも配線に興味がありまして、宮城電鉄がオーバーで乗り越えるとこなんかもう“配テンション”(←すみませんパクりました)。ポイントがいっぱいあった方がいいと思うのは、ただ私が田舎モンだからです。ポイントなくても本塩釜のカーブ入線もいい!ホント私鉄っぽい。しかし首都圏の電車は置き換えが早いですね~ステンの界磁添加とかまだ新車ですよ(笑)。
廃線があると、ついついスジ引きたくなってしまいます。線形がよくて駅数が少ないので、多賀城仙台ノンストップの宮城電鉄の区間急行にボロ勝ちでしょう。私もシリーズ化希望です。
とのっち
- Akrさん からの返信 2020/12/25 21:49:44
- またしょうもない造語を作ってしまいました。
- とのっちさま
こんばんは。いつもご覧いただきましてありがとうございます。
廃線めぐりもシリーズ化させて行きたいと思っています。まだネタがありますので。併せて「配線めぐり」もいいですね。大和西大寺とか。これはTagucyanさまもハマりそうです(笑)
さて、塩釜線ですがこの旅行記で取り上げるまでは単なる「貨物の支線」というイメージしかなかったんですが色々と掘り下げて調べたらびっくり。明治時代からの深い歴史があったのでした。
歴史に「もし」は禁句ですが、鉄道に「もし」は妄想が膨らむので大事です(笑)
もし、仙石線が買収されなかったら、おそらく塩釜線は旅客営業を続けていたのではないでしょうか。宮城電鉄VSJRみたいに。
もし、現代でも塩釜線があったら交流電化され、701かE721の2連で運転。仙台〜岩切間で利府ゆきと併結という妄想をしますね。毎時2本は確保したいので仙台駅基準では、00仙石東北快速、10小牛田、25利府&塩釜港、40小牛田、55利府&塩釜港でしょうかね。仙台〜塩釜港は19分で結びます。宮城電鉄は毎時2本の急行が20分程度の所要時間がかかりそうなので良い勝負だと思います。妄想ネタすみません。
これは現実の話ですが、春のダイ改から東北本線仙台口は仙台〜名取間、日中は10分おきのネットダイヤになるそうです。ただし、仙台シティラビットは廃止。福島ゆきは白石で分断だそうで、便利なのか不便なのかよくわかりませんね。
今年もあと6日です。
良い年末を!!
-Akr-
-
- つららさん 2020/12/20 21:41:37
- 廃線めぐりはお宝さがし!
- Akrさま
こんばんは、つららでございます。
廃線めぐりはかなりマニアックですが、ロマンですね。
表紙の写真のあのレンガの橋と築堤はいいですね~。廃線マニアではない私も「わーい!」となると思います。
そして廃線跡をていねいにたどると、ホームの跡や勾配標って見つけられるものなのですか。「廃テンション」はまさに昭和な言い回しです。(笑)
仙台駅に「つばさ」がやって来たって、さすがにこけし氏も気になるようで・・・というより、そんなことが起こるのですね。このようなレア物は、私なら写真撮ってフォートラで「こんなん見ました‼︎」ってやりそうです。時間があったら福島まで乗るかも。(笑)
私が無知なだけかもしれませんが、運行情報の表示に「車両空転」というのがあるのにも驚きました。落ち葉が原因なら全国どこでも起こりそうですがそうではないのは、それだけ板谷峠が険しいということなのでしょうか?
なんか、コロナがひどいことになってきましたね。私は年末年始は京都市内引きこもり決定で、他力本願寺のご住職さまの法話(研究成果)をありがたく伺いたいと思っております。
つらら
- Akrさん からの返信 2020/12/21 08:40:07
- かなり特殊な趣味ではありますが
- つららさま
おはようございます。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
この趣味は鉄道趣味でもかなりマニアックかと思われます。
線路自体がもうないのでまずはどこを走っていたかを事前に調査する必要があり、手間がかかります。でも航空写真で見るとはっきり辿れたりもするんです。廃線後に道路転用となったりした場所が多いので「あれ?これって鉄道の跡だよな」って容易に分かる所もあって事前調査も楽しかったりします。
鉄道関連施設は既に撤去されているのが殆どですが、都市部でなければトンネルや鉄橋、築堤などがそのまま残り、当時を思い知ることが出来ますね。そんな中でホームなんか見つけた日には歓喜、歓喜。まさに「廃テンション」となるわけです(完全に変態の域を脱して違う方向へ行ってますか 笑)
つばさのイレギュラーな仙台乗り入れは年間通して、落ち葉空転、規定雨量超え、大雪など意外と多かったりします。それだけ峠越えは難所なのでしょう。
そして大概は仙台駅で上りつばさとして折り返して行きます。下手に切り離さないほうが運用上良いのでしょう。こけし氏も同じような事を言ってましたね(嘘)
運行障害は都会ならば「人身事故」「車両点検」などですが、東北に来ますと「車輪空転」「動物との接触(笑)」などはごく普通に見られます。
さてさて、GoTo中止の影響をモロに食らってしまい、年末の旅行は泣く泣くキャンセルしました。こうなったら、他力本願寺のおつとめをしっかりやって「公開法話」をするしかありませんね。長〜い休みになりそうです・・・(泣)
状況によっては日帰りなら出かけようかな・・・
-Akr-
-
- 毛利慎太朗さん 2020/12/20 10:00:09
- モハようございます、他力本願寺住職様。
- 朝からネタを投下して、こうちょう先生、絶こうちょうな私でございますよ、Akrさま。
当地一関では毎日雪が20センチほど積もり、雪かきにと大忙しですが、仙台では4号線などの幹線国道はどうでしょうか。
まず、他力本願寺、あったら入信したいかと。
『南無阿彌陀仏』を唱えるだけでなんか成仏できそうな。
いや、『葬式鉄』という苦行をしなければ成仏できないかも(笑)
それと、他力本願寺と毛利が組めばなんか信長包囲網組めそうですね
あと上杉(かみすぎ)在住のだれかさんと、村上(水軍)さんがいれば、ほうろく火矢で織田水軍を壊滅できそうですね。
こんな戦国ネタはさておいて、出だしからものすごいことになってますね。
奥羽本線や仙山線の秋の風物詩『空転』から始まってますね、さすが『嵐を呼ぶ男』ですね。
落ち葉はき列車を投入しても、後ろに2両つないでも、落ち葉の油分、落ち葉にたかった虫などの影響で滑ったりするんですよね。
どうやらつばさ123号以降乱れたらしく、7:14と8:04の米沢行が犯人らしいと思われます。https://mobile.twitter.com/jre_super_exp/status/1330303798250786822
こんなことになるなら、新型車両(たぶんE721ベース)は両方電動車のほうがいいのかな~。
もしくは戦時設計のEF13みたいに福島方にコンクリートを敢えて積んでみたり。
その前に福島~米沢間が板谷新トンネルの影響かなんかで廃線にならないかちょっと心配なところです。
続いて『廃テンション』で盛り上がっている私です。
前回の『廃テンション(東北本線旧線)』のときは『果たして需要は』と弱気だったみたいですけど、なんか板についているようです。
今回の塩釜線は東北本線の資材を運ぶために作られた支線らしいですが、設置背景が武豊線となんか似てますね。
鉄道史は疎いので、わかるのはそれくらいですけれども、線路のカーブ、勾配表、レールやホームの痕跡を見ただけで、やはり鉄心うずきますね。
DD13とか、72系とかは、私にとっては歴史上の車両で、実物すら見たことがなく、あまりイメージわきづらいですが、72系って、103系高運転台もどきの顔に魔改造されて1973年~84年の間に吊り掛け音を唸らせながら走っていたんですよね?
何はともあれ、78年まであった塩釜魚市場駅から塩釜港駅、今は日本テレビとなっている汐留貨物駅を経て、築地までレムで魚介類が運ばれてる来ていたことを妄想すると、ワクワクするといいますか。
最後に年明けの旅行記どんな出来映えか楽しみですね、期待しております。
- Akrさん からの返信 2020/12/20 16:27:11
- こんにちワムハチ
- 毛利慎太朗さま
こんにちは。いつもご覧くださいましてありがとうございます。
仙台でも2シーズン振りの雪で連日、降り続いております。久々なのでびっくりしています。鉄道関係では仙山線が除雪のため終日運休したりとネタ提供に余念がないJR東さんであります。他力本願寺では朝のお勤めの雪かきをしてまいりました。
怠け流人任せ派他力本願寺のおしえは「他人の褌で相撲取れ」です(笑)
この旅行記が終わったらネタ切れの予定ですので本格的に他人様のお写真で旅行記を編集して参りたいと思います。
あ、私は「葬式鉄」は好きじゃないしご本尊さまの教えに背くのでやりません。どちらかというと「供養鉄」で無くなってから懐かしい写真などで昔を偲ぶのが多いですね。
福米間の空転騒ぎは日常茶飯事です。
MT比率が悪いので登り切れません。次はオールM編成を投入してもらいたいです。最近では「板谷峠の露払い」に重たい山形新幹線の回送を投入しているようですからいっその事、E3系が廃止されたら3ドアセミクロス改造して普通列車に転用しちゃえばいいと思いますね。
さて、本題でありますが、なんでしたっけ?? あ、塩釜線ね。
廃線めぐりはマニアック過ぎて需要がないと思うのですが、私が大好きなために止めるつもりはありません。それどころかまた次作を構想中です。
武豊線と似ているのはTagucyanさまも仰ってました。調べてみて確かにそうですね。これまた勉強になりました。
廃線めぐりはやっぱり、鉄道の遺構を見つけ出すことが楽しみです。レールが敷かれてたり、ホームがあったりとか見つけ出すとテンションが上がりますので「廃テンション」の名が付けられました(笑)
仙石線は72系天国でした。
初期車から101系風の全金属改造車までバラエティに富んでいましたね。ぜんぶ中古ですが(笑)そこを並走していたDD13牽引のレム、ワム、トキの2軸貨車。いま思えば最高ですねえ。
さて、今年も残すところあと10日です。
コロナ禍&GoTo停止で遠出が出来なくなりました(泣)予定が狂って年末年始は旅行記編集作業に没頭できそうです。完成までしばしお待ちくだされ。
-Akr-
-
- Tagucyanさん 2020/12/19 22:18:29
- シリーズ化希望します。
- Akrさま
こんばんは
廃線跡シリーズ来ましたねえ。この貨物線、もともとは東北本線の建設資材を運搬するのが目的の路線だったんですね。以前、同じような目的で建設された愛知県の武豊線の、武豊駅から先の廃線跡を歩いたときのことを思い出しました。
全長が5kmというのもウォーキングにはいい距離ですね。
西塩釜駅の前に元貨物線を利用した遊歩道があったのを覚えていますが、これなんですねえ。こういうのはすぐに分かりますが、そうでない部分も絶妙なスペースというかカーブというか勾配というか、なんとなく分かるんですよね。
そういうところで明らかな築堤の跡とかホームの跡とかを見つけると、そりゃあ気分も盛り上がることでしょう。
昔の写真と同じ場所の現在の様子の比較とかもいいですねえ。このシリーズ、続編期待します。
山形線に入れないつばさ号が仙台にやってくる様子・・・ 私だったら見に行っちゃうかなあ(笑)
---
Tagucyan
- Akrさん からの返信 2020/12/20 16:00:58
- ひとつのシリーズとして定着させたいです
- Tagucyanさま
こんにちは。早速、ご覧下さいましてありがとうございます。
「乗りつぶし」「Akr57」とともにひとつのシリーズ化として定着させたいのが「廃線めぐり」です。かなりマニアックですが(笑)
塩釜線は昔から知っているのですが、自分で調べて日本鉄道が明治時代に開業させていたとはびっくりです。単なる貨物の支線とばかり思ってましたので・・・今回は勉強になりました。全長が5kmと聞いて歩くのに最適だと思い、徒歩で走破することに決めました。
西塩釜駅付近は、みなさん「鉄の抜け道」で私よりもご存じでしょうから、あの遊歩道も説明するまでではないのですが、ああやって廃線跡をうまく活用してもらっているのは保存の意味でも大変良い事だと思います。
廃線めぐりの醍醐味は、遺構さがしに尽きます。
鉄橋やレール、築堤などを探し回るのは楽しいです(傍からみたらヘンな人扱いですが 笑) 特に鉄道って緩やかなカーブが多いんですよね。「ああ、ここ線路だったんだな」ってすぐにわかりますし。
新旧比較は、うまく角度を合わせないと再現度が下がりますね。今回は、西塩釜駅付近の写真だったので比較的容易に撮影が出来ました。
まだまだ仙台には廃線跡がありますので需要の有無は別として、また旅行記書きたいと思っています。
あと、仙台駅に居る山形新幹線つばさはたま〜にありますがレア光景には変わりありません。今回も入場券買って見に行こうかとも思いましたが、それだけで旅行記1本作れそうなので止めました(笑)
それでは〜
-Akr-
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旅行記グループ 廃線跡めぐり
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