
2021/07/04 - 2021/07/04
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毛利慎太朗さん
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この旅行記のスケジュール
2021/07/04
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電車での移動
一ノ関7:54→小牛田8:41
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山神社
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焙煎小屋 風舎
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電車での移動
小牛田13:47→一ノ関14:33
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この旅行記スケジュールを元に
7/4(日)小牛田・山神社(やまのかみしゃ)の紫陽花が見頃なので、早速いってきました。
途中、行きつけの喫茶店『焙煎小屋 風舎』で一服したのち、最後は『南部家敷 小牛田店』で昼食ののち帰途につきました。
文章は至らないところだらけですが、ご覧いただければ幸いに存じます。
公開日 令和3年7月4日
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の初めは勿論、一ノ関駅。
一ノ関7:54→小牛田8:41
プレハブ氏「このスジは改正前までE721系だったが、4両は変わらへんで」
私「文句がありゃ、1本前のスジに乗れってか」
プレハブ氏「そのと~り、下記参照やで」
https://munexpress.web.fc2.com/jre/unyo/unyo.html一ノ関駅 駅
-
小牛田到着後、運輸区のヌシ(DE10 1649)に挨拶せねば!
ヌシ「黄色い後輩(キヤE195系)がチキ(レール輸送)をやりはじめたもんだから、チキショウ~なんつう具合か。わしもいつまで活躍できることやら。」
私「師匠、まだお若いじゃないですか~、まあ引導を渡すまでせいぜい頑張ってくださいな!」
と昭和48年(1973)生まれの御大を励ます。小牛田駅 駅
-
駅から1.8キロ地点にある「小牛田 山神社」にやって参りました。
一の鳥居付近には灯篭が稲荷神社の奉納鳥居の如く整然と並んでました。 -
鳥居をくぐると早速、八重咲きの可憐な花が!
おそらく「花火」系列かと…淡い色合いが捨てがたいね。 -
◎小牛田 山神社について
主祭神はコノハナサクヤビメノミコトで、オオヤマクイノカミ、天照大御神、応神天皇(八幡さま)を併せて祀る。
コノハナサクヤビメノミコトは天照大御神の皇孫、ニニギノミコトのお后さま。
産屋に火を放ち、夫から掛けられた密通の疑惑を晴らしたなかなか男気のある神様で、その霊験から『安産の神』とも謂われている。
(その御子が海幸彦、山幸彦の兄弟である。)
永治元年(1141)播磨国にて創建、元亀2年(1571)小牛田へ遷座。
宮司家は武田二十四将の小山田氏と縁故関係の方である。
江戸時代は伊達一族の祈願所として栄え、運河を伝って浜からの祈願者も多く、昭和9年(1934)頃に建てられた参集殿(かつての宿坊的施設)が残る。
御本殿及び幣殿は大正12年(1923)、拝殿は昭和4年(1929)頃建立。 -
拝殿の彫刻は寺社建築の粋を集めた意匠です。
木鼻の獅子はこのようになってます。
まず向かって右の獅子は鞠を持ち、子獅子もいます。 -
続いて左の獅子はフラメンコの如く牡丹を加えてます。
「唐獅子牡丹」か~、高倉健が思い浮かぶ。 -
続いて、唐破風の懸魚(兎毛通し・うのけどおし)は”鳳凰”をあしらい、蟇股(かえるまた)は王道の”龍”です。
鳳凰の羽ばたきや龍の雲の描写が細かく、線描の極と云えます。 -
また、十二支の彫刻もあしらわれております。
東側から時計回りに「子・丑・寅…」となるわけですが、巳の彫刻は「神額」によって隠れてしまっております。
写真は「子」の彫刻、郷土玩具なんかもそうですがいつも”大根”とセットです。
「だいこんくうねずみ」が転訛して「大黒ねずみ」ということで、金運に大変ご利益があるんだとか。 -
拝殿に昇殿すると、熊のはく製が。
西日本の方なら、珍しいと感じます。
これも狩猟が盛んな東北地方らしい光景ですね。 -
続いてなんと、「ぼんやり~ぬTV(TBC東北放送)」の足跡シールが!
最近はとんと~ご無沙汰ですね。
伊達ちゃんは「沢山の笑顔で過ごせます様に」と真面目な願い事ですが、トミーは「プロフェッショナル(仕事の流儀)に出れますように」って、他局やんけw
実際、その願いが届いて今年の6月に出演できたらしいが… -
さて、御朱印帳を授与所に預け、庭園を散策。
神社御自慢の池泉式回遊庭園はコチラ、朱の橋が映えますね。
ただ、ウシガエルの「ん~、ん~」という鳴き声が喧しい。
特定外来種はアカンが、境内で殺生っちゅうのも… -
その前の池ではちょうど睡蓮が見頃を迎えていた。
ハスだと真ん中にブツブツがあるので、これは睡蓮でしょう。
にしても、清らかな花だな~ -
参集殿前には「クチナシの花」が一つだけ花をつけていた。
花盛りはこれからかな。
※当初、金木犀と書いてしまいました。
フォロアーの164-165さま、ご指摘ありがとうございました。 -
参集殿脇に「洋アジサイ」と立看板をしているところがあるのだが、白系・水色・紫の配色が見事!
-
また、「ガクアジサイ・ブルー(奥)」と「手鞠咲き・紫」の対比もいとをかし。
-
「レッドビューティー」
程よく紫が濃く、赤系ではこれと「リップル」がいいかな~ -
「ミカコ」
先週は「みちのくあじさい園」で紫の品種を見たが、へ~赤い品種もあったんだ。 -
「ファアリーアイ」
八重咲きなら、コレもアリかな。
光の加減によっては七色の輝き! -
「エゾアジサイ」
初めて見るかも、純白で清らか也。
手鞠咲きのものもあった。 -
「アーリーブルー」
グラデーションが駄菓子屋で売っている飴のやう。 -
「アーリーブルー」
色合いは先ほどのブルーより紫が好き。 -
「チボリブルー」
アーリーブルーより筋の青が濃い。 -
「ロゼア」
澄んだ蒼で、曇天の憂鬱さもすっとぶ。 -
「踊子アマチャ」
クロヒメアジサイに似て、真花がボリューミー。
ブロッコリーみたい。 -
「リップル」
キヨスミをベースに改良、とある。
縁のグラデーションは「ミカコ」より色合いが好み。 -
「ホンテマリ」
勢い良くなっていたのはコレ。
恐らく在住の方だと思うが、外国人の方が一生懸命写真を撮っていた。 -
さて、授与所で預かっていた御朱印帳が返ってきました。
初穂料は五百円也。
スタッと整った字体である。
前に頂いたときは「山」の文字が荒々しかったが、こちらは女性的なよさ。
どっちも頂きごたえはある。
”恵の山”もあれば、剣岳のように険しい光景もあろう。 -
ちなみに前回(平成28年・2016)に頂いたものはこちらとなります。
-
続いて「風舎」で一服とするか。
小牛田に来る目的は「山神社」とココといっても過言ではないかも。 -
前は1月に訪れたが、変更点としてはエチオピア・ウォッシュドの焙煎方法が3段階になったり、パルプドナチュラルの豆がブラジルからルワンダになったり。
-
一応わかりやすいやうにグラフもつけておきます。
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まず1杯目は「エチオピア・ウオッシュド・浅煎り」を頂く。
ホットコーヒー1杯目は400円也。
白ぶだうのやうな香り。 -
続いて、試飲の「ケニア・ウオッシュド・中深煎り」を水出しで頂いた。
水出しなのですっきり頂ける。
マンデリンに香味は近いか。 -
最後に2杯目「ルワンダ・パルプドナチュラル」を頂く。
ホットコーヒーのおかわりは200円で飲める。
ブラジルはマカダミアナッツのまろやかさであったが、こちらは「チョコ ハニー」の名前通りといふか、クルミの香ばしさもあり。
先刻「珈琲問屋」から取り寄せた「ザンビア・ナチュラル・ミディアムロースト」に比べ酸味はマイルド、この香りにまいるど(参るど)なんつって。 -
昼食は前回の経験則から『南部家敷 小牛田店』でとることに。
昨日は昼食にそばを頂いたので、大海老天丼(味噌汁付き・1122円)にしますか。南部家敷 小牛田店 グルメ・レストラン
-
5分ほどで現物到着!
むむっ!写真に偽りなし。
では、一口、ん~海老がプリプリでウマス。
たれは、鹽竃神社まえの『日乃出庵』にくらべ緩いが、一ノ関駅前の『松竹』ほどユルユルでなくて、サクサク感も残ってる。
次回からは天丼を気軽に食べたければ『南部家敷』もアリです!南部家敷 小牛田店 グルメ・レストラン
-
小牛田13:47→一ノ関14:33
帰りの電車の車中より、6月で供用を終えた新田駅舎(1894年築)をながむ。
次旅立つ頃には更地か、新駅舎か。
さらば、木造駅舎!
今回もご覧くださいまして厚く御礼申し上げ候新田駅 駅
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この旅行記へのコメント (4)
-
- pedaruさん 2021/07/19 05:03:48
- 小牛田
- 毛利慎太郎さん おはようございます。
小牛田をこごたと読めない人も多いかと思います。16歳のとき友人と二人で汽車にのって、(もちろんあの煙の出る鉄の車です、さすが私の頃は陸蒸気と呼びませんでしたが)東北地方を旅しました。半世紀以上前のことですから、世間知らずの高校生にとって、今でいえばヨーロッパにいくような気分でした。
女川から金華山に渡るつもりが船に乗り遅れて、港のさびれた食堂で、嚙み切れない硬い肉の入ったチャーハンを食べた思い出があります。
東北本線から女川に行く分岐点が小牛田でした。このとき小牛田の読み方を知りました。
毛利さんの旅行記をみると、素晴らしい彫刻の神社があるのですね。細密な彫で、髭一本折れてもやり直しという難しい彫刻だと思います、ボンドでくっつけたのでは、10年と持たないでしょうから。
海彦山彦の親御さんがこの神社のご神体とは目から鱗でした。毛利さんの解説も分かりやすく、楽しく拝見いたしました。
pedaru
- 毛利慎太朗さん からの返信 2021/07/19 07:40:12
- Re: 小牛田
- pedaruさま、この度は拙旅行記への投票誠にありがとうございます。
pedaruさまというと、失礼ながらnorisaさまの旅行記に一番乗りの方だと記憶しておりますが、間違いないでしょうか。
そこで気になって旅行記を3本拝読しましたが、動画も3分程度にまとめられ、音楽もベストチョイスだと思います。
なかでもベネツィアの光景がやはり印象に残り、『マフィアのバイオリン』には思わず、吹いたところです。
船でゆったりレンガの街なみを眺めるのもいいですね。
さて、ここからはコメ返しにうつります。
へぇ~、『煙の出る汽車』で旅されたんですね、それもなんか羨ましいです。
そうするとC11なんかに乗られたんじゃないかな~と推測します。
最近はバスや列車もコロナにより減便で、東北本線なども影響がうけないかやや心配ですね。
『汽車旅』をできることを日々感謝して乗らねばなりませんね。
『小牛田』の読みは初見ごろしですね。
職場の先輩は、携帯の音声読み取り機能を使ったところ『しょううしだ』と読み、『女川』を『おんながわ』と読みこれには思わず、『演歌かよ』と突っ込んだみたいですね。
『特牛(こっとい)』『動橋(いぶりはし)』ほどではないですが、こういう難読地名も旅に彩りをそえていいんじゃないかと思いますね。
最後に『山神社』、小牛田駅の名物『山の神まんじゅう』の由来にもなった安産で名高い神社ですね。
私自身、寺社仏閣の懸魚(げぎょ)、木鼻(きはな)、蟇股(かえるまた)などの意匠に一昨年前から興味あり、こうして評価して頂ける方がおりまして、頼もしい限りです。
-
- Akrさん 2021/07/05 12:59:04
- 嗚呼、新田駅
- 毛利慎太朗さま
こんにちは。Akrでございます。
紫陽花ってホント、季節感溢れる花で、梅雨時の鬱陶しい気分を和らげてくれる綺麗な花が特徴ですよね。意外と種類が多いのに驚かされます。勉強になりました。
♪蕎麦、天ぷら、うなぎの~南部屋敷は一見、チェーン店ですが蕎麦の質も高いし、なかなか侮れませんよね。ただ、私の近所に無いのです。
そして新田駅。あんな風に囲いがされてしまったのですか・・・
無くなると分かってはいても寂しいものです。写真の旧駅舎右側の階段は仮駅舎のものですかね。こ線橋、ホーム、駅舎を含めての新田駅の情景が好きなので少し残念に思います。
-Akr-
- 毛利慎太朗さん からの返信 2021/07/05 16:23:07
- Re: 嗚呼、新田駅
- Akrさま、この度もご覧くださいまして誠にありがとうございます。
では、順繰りにコメ返しとさせていただき候。
まず、紫陽花ですが、先週のみちのくあじさい園が不完全燃焼みたいなものだったので、リベンジ的意味合いも強かったやうに思ひます。
私は別に詳しい訳ではなく、半分看板に助けられており、クチナシを金木犀と云ってしまう次第なので、まだまだですかね。
それでも、本当に梅雨時に鮮やかな花を咲かせるあじさいは見事なもんですね。
このなかでは、表紙に使った『花火』は可憐で素敵だし、『アーリーブルー』や『チボリブルー』なんかも個性的なグラデーションで好きです。
続いて南部家敷、わたしの近辺にもありますが暫しいってませんね。
(5年くらいか)
でも小牛田店は昨年8月に行ってそこまで密でなかったので、穴場かと思って今回もいきました。
駅前の伊勢屋や上野屋などの食堂が定休ってもんもあるのですがね。
でも、そばに続き、天ぷらのポテンシャルも高く天晴れでした。
『てんや』などの全国チェーンがワンコインで出すなかで、値段は高めですが、第一近所に『てんや』ないし、ワンコインならぬ単品ならワン野口でこれだけのクオリティなら満足ですかね。
最後に新田駅、この旅行記をしたためているうちに『小牛田でスイカ使わず、新田まで普通乗車券を買って、帰りがけに正面から写真撮れば良かったじゃん』なんてことも思いましたが、ま~2019年の『駅舎めぐり』で撮ったし、お許しください。
旧駅舎右のものはそうです、仮駅舎の階段で、仮駅舎に人がいたので、敢えて旧駅舎メインにしてみました。
新田駅も津軽新城、川部なみに古い駅舎だったので誠に残念ですが、いつかAkrさまが弘南鉄道の動体保存機(7000系)に乗られたついでにそれらを記録に残されることを期待して、文を締めます。
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