2023/03/04 - 2023/03/04
240位(同エリア1074件中)
エフサさん
この旅行記のスケジュール
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
大和朝廷の成り立ちに想いを馳せながら、日本最古の官道を歩いてみた。
-
夜明け前に宿を引き払い
5:24 奈良発 万葉まほろば線経由 王寺行きに 乗車。JR 奈良駅 名所・史跡
-
5:37 4つ先の天理で降車。東口から外へ。まだ暗い。
-
静まり返り ビミョーに真っ直ぐじゃないアーケード街を 東へとダラダラ進む。
ドォーーン!!!
夜明け前の静寂の中、大太鼓のバチで思いっっきり不意を打たれる。やたらと間合いの長い 次の ドドン波 に備えて、腹に力を入れながらアーケードを抜けると‥ -
上様、おなぁ~り~
みたいなトドメの連打で現れたのがこの神殿。
予期せぬ景色の展開に しばしたたずむ。
朝の 凛と張りつめた冷気の中、実に神々しい。
どうやら日の出と共に 朝のおつとめが始まった様だ。天理教教会本部(神殿) 寺・神社・教会
-
天理教 すごいな‥
信者じゃなくても見学できるらしいけど
今日はご遠慮させて頂き、日本古来の神殿の方へと向かう。 -
石上神宮(いそのかみじんぐう)への道しるべ
山の辺の道 名所・史跡
-
石上神宮の 布留(ふる)の森へ
コケコッコー
奥から 時を告げる雄鶏たちの声が聞こえて来る。石上神宮 寺・神社・教会
-
まずは そのまま拝殿を通り越して 森の奥へ。
山の辺の道 を歩く前に この静寂の中、少しでも大和を感じたかった。
ここから先は立入禁止か‥
元々拝殿も本殿もなかった所。森そのものが神の宿る所。本来の姿の方が その存在をより強く感じられる。
ここは 石上布留高庭(いそのかみ ふるのたかにわ) -
戻って 楼門をくぐり 拝殿へ。
-
拝殿にご挨拶して
-
右側に周り
-
その奥の本殿を垣間見ようと試みるも、これが限界。
本殿の右側が禁足地かな。
時の崇神天皇が大和の権力を握った時にかき集めた武器を、腹心の部下、物部氏に命じて武器庫に納め、霊剣や宝物はこの地、石上布留高庭(いそのかみ ふるのたかにわ)に埋めて禁足地とした。その中には神武東征の時に使ったツルギも含まれていたと言う。
この地には崇神天皇の覚悟と思いが込められていた。 -
それを 事も有ろうに、明治になって
「ねえ、ねえ、ツルギ見たいよう」と当時の宮司さん
「しゃぁねぇなぁ」と当時の政府
で、掘っちゃった。 勝てば官軍 なんでも出来る。
(※事の経緯はワシの勝手な想像です)
はたして、ツルギは出て来た。
銅鏡、勾玉(まがたま)、管玉(くだたま)もザックザク。さすがに これはやばい! と思ったんだろうなぁ。急いで本殿をこしらえて それらを納め、全てを封印してしまった。
(※事の経緯はワシの勝手な想像です)
ケチ! スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した時に使ったツルギだよ。ちょっとぐらい見せてくれたっていいだろうに。 -
布留の神杉さん、おじゃましました。
相変わらず後ろでは雄鶏たちの朝のおつとめが続いていた。 -
山の辺の道をたどって布留の森を南へと抜ける。
-
道しるべ
迷いそうな所に必ずある。ご配慮に感謝。
それにしても今日は寒いなぁ。手袋なしが ちと辛い。 -
と思ったら、霜がおりていた。
-
う!
マンボNo.5くんと名前をつけようとしたら、行ってしまった。無理があるようだ。 -
この溜池から飛び立ったみたい。
にしても、奈良盆地には溜池がめっちゃ多い。Googleマップで見たらソバカスのごとしだ。5,000個余あるらしい。もっと前は13,000を超えてた様だ。溜池は奈良盆地がかつて 大きな湖 だった頃の名残りなんだそうだ。 -
こうして 地形図 を見ると、かつての大和湖が見えてくる。
湖の水が抜けたのは地殻変動で西側の山が裂けて「亀の瀬」の渓谷ができたから。
何となく 龍の子太郎の民話と重なるんだよね。龍のお母さんが体当たりして山を崩して水を流し、湖を広い田んぼに変えたと言う話。
でも実際は、水が完全に抜けて干上がるまでに、100年単位の時間がかかるらしい。人の手も必要だ。
まだ湿原が残る時期に崇神天皇がこの地を治めた。山の辺の道は湿原を避ける形で 文字通り 山の裾野を縫う様にくねくねと作られたらしい。(諸説あり)
※地形図の出典は国土地理院Webコンテンツ -
梅の花、5分咲きくらいか。
-
段々と古道らしくなって来た。
山の辺の道は石上布留高庭の兵器庫と、崇神天皇の住まいや三輪神社がある三輪山のふもとのを結ぶ軍事道路だったらしい。そして更には南の、海柘榴市(つばいち)まで延びていたそうだ。海柘榴市は大和川 最終の船着場付近にできた市場だった。 -
なんの木だろう? 梅ではないな。柿かな?
柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺だもんね。 -
えっちらおっちら
山の辺の道、ブラタモリでやってくれないかなぁ
タモさんなら歩ける、まだ大丈夫。 -
石畳の急な下りは歩きにくい。ちょっとでも早足だと、だんだん駆け足になって止まらなくなる。
カリオストロ城の屋根のルパンのように。 -
ん? なんか成ってる!
-
金柑かぁ! もう何年も食べてないな。
いや、何十年もだ。なんだか急に食べたくなってきた。 -
乙木町の集落を抜ける。
-
空に映える恵比寿顔
ようやく温かくなって来た。 -
あちゃー 見つかっちゃった。
しばし時が止まる。膠着状態。 -
やっぱり逃げられた。
で、これは何だろう。ネギ? -
これかぁ!
元はあんなに太いんだね。まるでネギだな。
ちょっと太すぎやしないか? -
お、色んな物があるぞ。覗いてみよう。
-
安い!
-
ん? せんぎり大根 & 切り干し大根 ?
-
せんぎり大根と
-
切り干し大根
どこがどう違うのか? 分からん -
良心的な価格。これはもうボランティアだな。
-
ガシラって言うんだね。食べるのか、植えるのか。
ガーシーじゃなくてよかった。 -
デコポン、一袋いただきま~す。
-
東屋 発見!
-
デコポンが瑞々しい。袋ごと食べられる。
これは旨い 4個 完食 -
梅?
-
菜の花畑!
-
長閑だね~
霜がおりても大和は春だね。 -
西山塚古墳
誰のお墓かはっきりとは判らないみたい。 -
レモン! 5個で¥100!
これは安い。防カビ剤の心配がないから 安心してかぶりつける。かぶりつかないけど‥ -
白梅
-
紅梅
-
金柑 発見!
でもこんなにいらない。半分の¥100でいい。 -
崇神天皇陵が見えて来た。あそこから登れる様だ。
行ってみよう。 -
拝所の鳥居が見える。
-
今ここ ↑
※出典:Google Earth -
あそこが腰のくびれの部分
-
ここが円い方のてっぺん
崇神天皇陵は石上神宮と磯城瑞籬宮のほぼ中間地点にある。やっぱりここだよね~
磯城瑞籬宮(しきの みずかきの みや)は、崇神天皇が住んでいた所と言われている。 -
もうタンポポが咲いてるんだね。
道民もびっくり! -
景行天皇陵 今ここ ↑ 円い方の先
景行天皇は崇神天皇の孫、ヤマトタケルの父。
※出典:Google Earth -
その 今ここ↑ にあったこれ。何を意味するのか。
-
¥100の金柑 発見!
-
念願の金柑、ゲットしました。
丸ごと種までムシャムシャ食べる。甘くて美味しい。
金柑食って また食って~ ♪
山の辺の道はフルーツ街道だね。 -
紫匂う三輪山の 野辺の古道を独り行けば ますます募る大和への想い
きっと神武天皇は崇神天皇だったに違いない。そしてこの地を日本統一の拠点に選んだのは、守りやすく攻めにくい盆地で、それなりに米が採れる所だったからではないか。万が一兵糧攻めにあっても自給自足できるし。
勝手に想う分には罪はない。 -
少しひらけて来た。
右手前のこんもりとしたのが箸墓古墳(はしはかこふん)。一説には卑弥呼の墓とも言われている。その左奥の甘食の様な形の山が耳成山(みみなしやま)。更に左が畝傍山(うねびやま)。
残念ながら、大和三山のもう一つ、天香久山(あまのかぐやま)はここからは見えない。 -
凸凹道をたどって次の場所へ
-
先に大神神社の摂社(別宮)にあたる 檜原神社 とか‥
-
狭井神社とかにお詣りして‥
-
本社の大神神社に到着。
大神(おおみわ)なんて、どうあがいても読めない。三輪神社じゃカッコ悪いと思ったんだろうなぁ、きっと。
明治に改名されたらしい。
絶対に読めないキラキラ難読名前はここから始まったのかもしれない。
ちなみにWebサイトでは
「大和国一之宮 三輪明神 大神神社」
となっており、ご丁寧に大神には(おおみわ)と ふりがな までふってある。
だよね~ ふつう大神は「おおみかみ」だもんね~大神神社 寺・神社・教会
-
山の辺の道の裏口から入ってしまったので表の参道を入口に向かって下る。
山の辺の道とはここでお別れ。海柘榴市までの残りの道は、三輪山登拝とセットで またいつの日か。
(※現在 三輪山登拝はコロナで中止) -
崇神天皇の国家統一への想い、先進国に追いつけ追い越せの上昇志向。どんな感じだったんだろうか。
-
ここで昼メシにしよう。にうめんが旨いらしい。
朝からデコポンと金柑しか食べてない。そうめん處 森正 グルメ・レストラン
-
お疲れ様の茶碗酒
粋な酒器も肴のうち。中々しぶい。 -
三輪素麺の にうめん と 柿の葉寿司をセットで。
こちらの器も味わい深い。そして荒彫りのお盆に 箸置きは椿の蕾。
素朴で 大和らしい風情を感じる。そうめん處 森正 グルメ・レストラン
-
温かい素麺が本当に美味しい。
三輪に来たなら、やっぱり三輪素麺は外せない。 -
柿の葉寿司は正統派の鯖、これも旨い。
ご馳走様でした。 -
三輪駅から
三輪駅 駅
-
電車に乗って‥
-
三輪→桜井→高田→王寺→天王寺と乗り継いで関空へ。
-
座席指定¥790をケチってのおまかせシートは、帰りの便でも窓側席。しかも 2F のスマートシート(¥1,090)にアップグレード。ラッキー。
着陸後も通路側の学生さんが自発的にバックパック下ろしてくれたし
こいつぁ春から 縁起がいいわえ関西国際空港 空港
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
青春18きっぷの旅 2023
-
前の旅行記
早春の候 和束の茶源郷を 心ゆくまで歩いてみた 青春18きっぷ ‘23 春 ③
2023/03/03~
木津・加茂
-
次の旅行記
そうや! 宗谷岬へ行こう! ‥往路編‥ 青春18きっぷ ‘23 春 ⑤
2023/03/16~
旭川
-
鳥取へ 我が家のルーツを求めて その前に姫路とか ぶらり途中下車の旅 青春18きっぷ ‘23 春 ①
2023/03/01~
姫路
-
鳥取へ 我が家のルーツを求めて 先祖ゆかりの地を巡る旅 青春18きっぷ ‘23 春 ②
2023/03/02~
鳥取市
-
早春の候 和束の茶源郷を 心ゆくまで歩いてみた 青春18きっぷ ‘23 春 ③
2023/03/03~
木津・加茂
-
大和の春 山の辺の道を歩く ‥石上神宮から大神神社へ‥ 青春18きっぷ ‘23 春 ④
2023/03/04~
桜井・三輪・山の辺の道
-
そうや! 宗谷岬へ行こう! ‥往路編‥ 青春18きっぷ ‘23 春 ⑤
2023/03/16~
旭川
-
そうや! 宗谷岬へ行こう! ‥稚内滞在編‥ 青春18きっぷ ‘23 春 ⑥
2023/03/17~
稚内
-
そうや! 宗谷岬へ行こう! ‥復路・抜海編‥ 青春18きっぷ ‘23 春 ⑦
2023/03/18~
稚内・宗谷
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ① まずは 山線経由で 函館へ ぶらり途中下車の旅
2023/09/01~
北海道
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ② 新幹線オプション券 で 津軽海峡越えをやってみた
2023/09/02~
青森
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ③ 酒田から長野への途中 村上で サケ茶ぁ~漬け~
2023/09/03~
村上・岩船
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ④ 日本三大車窓の一つ 姨捨駅から 善光寺平 を望む
2023/09/04~
長野
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ⑤ 街道を行く 木曾路はすべて山の中である
2023/09/04~
中津川
-
青春18きっぷ ‘23 夏 札幌から木曽路へ ⑥ 最終日は 塩尻・甲府を経て 成田空港ワープで帰宅
2023/09/05~
甲府
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (8)
-
- picotabiさん 2023/03/24 17:24:59
- おおみわじんじゃ
- そーいえば三輪山に登拝したことがある・・と自分の記事読みかえしてしまいました。
登拝したときのことはしゃべってはいけない、みたいなルールがあるらしく
ワタシはそれを知らずにべらべらと・・・ ああ神様ごめんなさい。
古墳って東北・北海道にはないから、教科書でみるあの鍵穴のようなカタチのものが
本当に存在してるのかと確かめたい気持ちもありひとり奈良に向かったこと思い出します。国内旅行をひとりでするのは奈良が初めてだったんじゃないかなぁ。森正さんはワタシも入ってました。なつかしいです。
- エフサさん からの返信 2023/03/25 05:36:51
- Re: おおみわじんじゃ
- うわぁ、うらやましい
三輪山に登ったんですね。ワシも登拝してベラベラ日記書いてみたい。
やっぱり神聖な場所は裸足が基本なんですね。土足厳禁 笑
モスクも、ヒンドゥ教の寺院も裸足でした。
国内の初めての一人旅で三輪山を選ぶとは、picotabi さん 恐るべし。
-
- @タックさん 2023/03/23 11:36:51
- 感動~
- 『1回目斜め読み』だけど good ですね~
特に『ミカンと古墳』食って見たい!
※ 47番目予定の奈良県だけど、その後も行かねばなるまい。。
@タックライ
- エフサさん からの返信 2023/03/23 12:19:41
- Re: 感動~
- ちょっと長文になってしまいました。
三輪山への入山は現在コロナで中止。山そのものが御神体なので登拝はカメラ、スマホ持ち込み禁止。古墳時代の前から崇められている山。いつかは登ってみようと思っています。
早春にみかんが売られてるなんて道民にとってはびっくりでした。
- @タックさん からの返信 2023/03/23 12:23:30
- Re: 感動~
- いや!
バンコクより安いって~マジ。。
- エフサさん からの返信 2023/03/23 12:48:06
- Re: 感動~
- あ~~ バンコクいいよね
タイ、ラオス、カンボジア、マレーシア、ベトナム、まとめてぐるっと陸路で周ってみたい。
-
- shushu tany さん 2023/03/21 21:34:55
- 楽しく拝見しました。
- エフサさん
はじめまして。shushu tanyと申します。
今度、奈良に行きたいなと思っていろいろな旅行記を見ていました。うちの小学生の子どもも歴史に興味を持ち始め、奈良公園、法隆寺、唐招提寺、薬師寺あたりは定番で行きたいなと思っていたのですが、この地域は他に何かあるのかなと思っていたところ、エフサさんのこの旅行記に行き当たりました。
素敵な散歩ですね。
こういった、”メジャーなガイドブックに大きくは載らないけど見応えのある所”の情報、大変参考になります。
今後も、参考にさせていただきたく、フォローもさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
shushutany
- エフサさん からの返信 2023/03/22 05:42:05
- Re: 楽しく拝見しました。
- shushu tany さん 初めまして
ワシはもっぱら飲んで食っての旅が多いので、お子さんの参考になる様な旅情報はあまり望めないかもしれません。
今回はたまたま勝手に歴史をちょい掘りしてはみたものの、いつもは超ゆるゆるのアル中日記です。教育上よろしくないかもしれません。
山の辺の道は万葉集の歌を通してのアプローチが情緒深く味わい深いのだとは思いますが、ワシにとって万葉の歌=恋文のイメージが強すぎてちょっと苦手です。
ハーレクインロマンスよりは冒険活劇小説的浪漫の方を好みます。
山の辺の道の続きは三輪山登拝+藤原京&飛鳥京で考えてはいるものの、いつになるかは全くの未定です。
今回はお立ち寄り頂き、ありがとうございました。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
桜井・三輪・山の辺の道(奈良) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 青春18きっぷの旅 2023
8
77