ようこそアマデア！　国際クルーズ船が3年8ヶ月ぶり名古屋港に寄港

2023/03/05 - 2023/03/05

　コロナ禍で国が水際対策を強化したことから2020年2月以降国際クルーズ船の入港ができない状態となっていましたが、3月から国際クルーズ船の受け入れが再開される事になり、ドイツのクルーズ船アマデア（元　飛鳥）がトップバッターで名古屋港に入港したので出迎えに行って来ました。　
ドイツのクルーズ船と言えども元々は日本産まれの初代の飛鳥で里帰りでもあります。
アマデアは2018年2月にも名古屋港に寄港しており、5年ぶりの再会です。
コロナ禍で国際クルーズ船が名古屋港に寄港したのは3年8ヶ月ぶりの事で待ちに待った出来事でした。

外国客船による日本発着クルーズも3月から再開され、新聞広告でも日本発着クルーズの広告が活発になってきたので今後が楽しみです。

エリア 名古屋港(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

名古屋港ガーデンふ頭に着いたら水陸両用バスのマリンライダーも待機していました。

岸壁に近づいていくとアマデアの船首部分が見えてきてワクワク。
アマデアは8時30分に入港していて、着いた時には2号岸壁に接岸していました。

名古屋港でのお気に入りの場所である名古屋港ポートビル7階の展望室。

名古屋港ポートビル 名所・史跡

地上53ｍの高さから俯瞰的にアマデアを眺めます。

下がっていくエレベーターの中からパチリ。

＜アマデア・シップデータ＞
総トン数：28,856トン、全長：192.8ｍ、全幅：24.7ｍ、
建造所：三菱重工長崎造船所、竣工：1991年10月、
旅客定員：624名、乗組員：292名

船首に記されたAMADEAの活字

アマデアのファンネル
ドイツのクルーズ会社「フェニックスライゼン」
2006年に初代・飛鳥はドイツのクルーズ会社「フェニックスライゼン」へ移籍し、現在は「アマデア」として就航しています。

新型コロナウイルス感染防止で関係者以外は立入禁止になっており、アマデアに近寄れず残念！

背の高い欧米の乗船客が降りてきてヨーロッパから来たクルーズ船であることを実感。

乗船客を乗せて寄港地観光に出かける観光バス

立入禁止区域が多くてクルーズ船の歓迎も満足にできません。

デンマークの首都コペンハーゲン港に設置されているアンデルセンの童話「人魚姫」像のリトルマーメイドもアマデアをお出迎え

モアイの石像もアマデアを歓迎

続いて東山ガーデン１に乗ってガーデンふ頭と金城ふ頭の間を往復して船上からアマデアを撮影します。（片道運賃：大人900円）

東山ガーデン１はガーデンふ頭の乗船場を出港。

水上バスの船上からアマデアの左舷側を撮影。

対岸のブルーボネット乗船場より撮影。

稲永ふ頭のかまぼこ型の形をした3つの倉庫

潮凪ふ頭の先端にある10号地灯台

10号地灯台には太平洋戦争中、アメリカ軍機による空襲を受けた弾痕の跡が生々しく戦争の歴史を今に伝えています。

名港中央大橋の下を潜り抜け。（桁下55ｍ）
東の方向に名港東大橋

名港トリトン 名所・史跡

東海元浜ふ頭にある日本製鉄名古屋製鉄所

高山線、紀勢線で活躍していた「キハ11、キハ48」の一部は海外に譲渡されましたが、譲渡の途中で政権が変わったことにより譲渡の話がなくなったので、金城ふ頭に置かれたままになってしまいました。

金城ふ頭に停泊する　にっぽん丸
手前に飛んでいるのは川鵜の大群

本来ならば　にっぽん丸はガーデンふ頭に入港するのに、この日はアマデアが接岸したためにガーデンふ頭に追いやられたようです。

金城ふ頭駅 駅

にっぽん丸はどんな所に接岸しているのかを確認に行ったら、鉄条網の金網の向こうに停泊していました。
こんな場所から乗下船したらせっかくのクルーズも味気ない。

東山ガーデン金城ふ頭の水上バス待合所

水上バスで再びガーデンふ頭の方に戻ってきました。

反航していく帆船タイプのエンゼルハープ号。
ガーデンふ頭～ブルーボネット～金城ふ頭（トリトンライン）で運航。

再度アマデアの左舷側の真横を撮影。

ガーデンふ頭2号岸壁に停泊するアマデア

アマデアの顔をパチリ。

カモメもアマデアを歓迎

名古屋港を一望できるレストラン。
名古屋港ポートビル2階のドルフィンズ・カフェ

水上バスからの撮影を終えて、アマデアを眺めながらドルフィンズ・カフェでランチ。鶏唐揚げディッシュ（1,200円税込）