ようこそ『ぱしふぃっくびいなす』！　名古屋港ガーデンふ頭で2年ぶりに再会

2021/08/12 - 2021/08/12

　コロナ禍でクルーズ客船は暫く休止状態でしたが、日本のクルーズ客船の運航も徐々に再開し、ぱしふぃっくびいなすが名古屋港に久しぶりに入港するというので、天気予報は雨なのに出掛けました。
傘をさして写真を撮る覚悟でしたが、入港シーンの時には幸いにも曇り空。
今のところ乗船するチャンスはないですが、ぱしふぃっくびいなすをお出迎えしてクルーズに行けない気持ちを癒しました。

＜ぱしふぃっくびいなすの・シップデータ＞
総トン数：26,594トン、全長：183ｍ、全幅25ｍ、喫水：6.5ｍ、
旅客定員：620名、乗組員204名、就航：1998年（平成10年）

エリア 名古屋港(愛知)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩

『Welcome to the Port of NAGOYA』の歓迎横断幕.

名古屋港ガーデンふ頭に　ぱしふぃっくびいなすが久しぶりに入港です。

ぱしふぃっくびいなすと再会するために　ガーデンふ頭にやって来ました。
暫くポートビルの前で待機

名古屋港ポートビル 名所・史跡

ポートビルを出てからの通路に最近屋根が付き雨が降った時に助かります。

突然小さな船がガーデンふ頭3号岸壁に船首から接岸したので、何の船かと思いきや岸壁で接岸作業をする人を乗せて来ました。

名港中央大橋を潜り　ぱしふぃっくびいなすが見えてきました。
昨日夕方神戸を出港し、紀伊半島をぐるりと周り名古屋港に入港です。

ぱしふぃっくびいなすは名古屋港に今年の1月8日入港したようですが、自分としては2年ぶりの再会です。

2年ぶりに見るぱしふぃっくびいなすの雄姿

3号岸壁に上陸し、早速作業員の人が打合せしています。

本来なら次の航海は関門海峡花火大会と阿波踊りを巡る人気のクルーズですが、関門海峡花火大会が中止となり、寄港地は下関から日高（和歌山県御坊市）に変更となり、そのあと徳島を巡る3泊4日クルーズとなりました。

船上のデッキから着岸シーンを見守る事が多いですが、岸壁から着岸シーンを見るのも楽しい。

いつものように右岸接岸するために左回りで回頭

作業員の人達が岸壁でお待ちかねです。

目の前で回頭シーンが観られ、悪天候でも見に来た甲斐があります。

ぱしふぃっくびいなすに見惚れていたら、いつの間にかクルーズ名古屋の『スーパーコメット』が通過して行きました。

https://4travel.jp/travelogue/11674168

ぱしふぃっくびいなすを真正面からパチリ！

天気が良いと逆光になり、いつもはこの角度からは写真が撮りにくいですが、曇り空で良かった！

徐々に船と岸壁が接近してきて、着岸作業している人達の緊張感が伝わって来ます。

ぱしふぃっくびいなすは船齢23年になりますが、錆も大して目立たずメンテナンスが良いようで綺麗な船体に感心しました。

クルーズ船が頻繁に入港するのを期待して岸壁の延長工事がされましたが、コロナ禍で入港は激減し、本日は久しぶりに活用されます。

岸壁で着岸シーンを見ている時に　ひと際目立つ服装の若者を発見。
きっとクルーズのエンターテイナーに違いないと思い、話しかけたら大当たり！！！
マジシャンをしているJACK12(中田嵯都志さん)という方で何と京唄子さんの親戚らしい！
新日本海フェリー等でも披露をしているとの事で楽しい話をしてくれました。

天気が悪くいつもより慎重な着岸作業

4トラベルの旅行記に写真を掲載する事を快諾していただき、早速マジック！！！

ぱしふぃっくびいなすを持ち上げて欲しいと頼んだらこのポーズ！
出港は午後5時で乗船時間は12時なのに午前9時から　ぱしふぃっくびいなすを出迎えるとは感心な人です。

着岸シーンを作業員の人と同じ目線で見守ります。

後方に見える橋は名港中央大橋

真新しいビット（係留鉄杭）に1本目のホーサー（係留ロープ）が繋がれました。

続いて2本目、3本目のホーサーが投げ込まれます。

着岸完了！

タラップが前部、後部にセット。

海外からのクルーズ船入港を期待して東京には巨大なクルーズターミナルが造られましたが、コロナ禍でまだ日の目を見ていないクルーズターミナルが全国各地に。
新型コロナウイルスを克服して、全国各地のクルーズターミナルが活況を呈するように早くなると良いです。
安心してクルーズに出掛けられる時が早くきますように。

南極観測船『ふじ』のソリ犬として活躍し、極寒の地で1年間生き抜いたことで有名なタロとジロが　ぱしふぃっくびいなすを見守っていました。

久しぶりに見る　ぱしふぃっくびいなすの後ろ姿

ガーデンふ頭にクルーズ客船が入港すると港に花が咲いたみたい。

ぱしふぃっくびいなすの母港は大阪港
にっぽん丸の母港は東京港
飛鳥Ⅱの母港は横浜港

ぱしふぃっくびいなすに乗船してマジックを披露しているJACK12(中田嵯都志さん)が船内で撮った写真を送ってくれました。
人を楽しませる才能は京唄子さんから引き継いでいるようです。
今後の益々のご活躍を期待しています。

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2021/10/25 09:53:00

  Jack 12さんのデヴュー編？

  ☆初クルーズではなさそうだけれど、嬉しかったのでしょうね（ブロマイドを送る？）
  
  ☆２０１５年までは海外クルーズがメインの旅でしたが、２０２０年からの世界情勢が不穏で。。遠のいています。
  
  ☆再開されるとしても、ダイアモンドプリンセスの姿を思い出すと、怖くてちょっと～

  夢道乗光さん からの返信 2021/10/25 18:01:37

  RE: Jack 12さんのデヴュー編？

  salsaladyさん　はじめまして！
  
  旅行記をご覧いただきありがとうございました。
  
  Jack12さんは新日本海フェリーの船上イベント等で活躍されているようで、クルーズ船にも乗船されていると思います。
  最近、ぱしふぃっくびいなすは運航休止しているので再開が待ち遠しいです。
  
  ダイヤモンドプリンセスは新型コロナウイルスが日本で騒がれ始めた最初の事例として報道されたので、クルーズは怖いというイメージがもたれてしまいましたが、現在のクルーズ船はデッキに出れば換気全開ですし、感染対策は万全で陸上の乗り物よりは安全、安心だと思います。
  一刻も早くコロナが収束し、2019年迄のように安心して海外クルーズに出掛けられるようになると良いですね。　　　　　
  
  夢道乗光