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旅行9日目。(ハイキング7日目。) ポントレジーナ(Pontresina)からリフトでアルプ・ラングアルト(Alp Languard)まで登り、ハイキングを開始。セガンティーニ・ヒュッテ(Segantinihütte / Chamanna Segantini)まで登り、その後ムライユ湖(Lej Muragl)経由でムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)までのハイキング。<br />本日のハイキングコースの3D軌跡(GPSデータを3Dマップ上の走行軌跡動画にしたもの)のリンクは<br />https://www.relive.cc/view/vMq5jEoY7Qv<br />(動画のすぐ右下の「使用したルートを見る &gt;」をクリックすると、角度や視点を変えてコース周辺を見ることができる。)

2022年スイス(アヴェルス谷とエンガディン)旅行 9日目 2022年8月10日(水) セガンティーニ・ヒュッテとムライユ湖に登る

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2022/08/10 - 2022/08/10

67位(同エリア175件中)

ゴン太さん

この旅行記のスケジュール

2022/08/10

  • 08:20 アパート・・・・08:25 Languardリフト麓駅

  • 08:31 リフト麓駅乗り場+++チェア・リフト+++ 08:52 Alp Languard

  • 08:57 Alp Languard ・・・ハイキング・・・ 11:09 セガンティーニ・ヒュッテ

  • 11:33 セガンティーニ・ヒュッテ・・・ハイキング・・・13:58 Lej Muragl

  • 13:59 Lej Muragl・・・ハイキング・・・ 15:28 Muottas Muragl

  • 15:45Muottas Muragl +++ケーブルカー+++ 15:55 Punt Muragl

  • 15:59Punt Muragl麓駅 ==No.2 ==16:08Pontresina,Post

  • ・・・COOP・・・16:45 アパート

この旅行記スケジュールを元に

旅行9日目。(ハイキング7日目。) ポントレジーナ(Pontresina)からリフトでアルプ・ラングアルト(Alp Languard)まで登り、ハイキングを開始。セガンティーニ・ヒュッテ(Segantinihütte / Chamanna Segantini)まで登り、その後ムライユ湖(Lej Muragl)経由でムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)までのハイキング。
本日のハイキングコースの3D軌跡(GPSデータを3Dマップ上の走行軌跡動画にしたもの)のリンクは
https://www.relive.cc/view/vMq5jEoY7Qv
(動画のすぐ右下の「使用したルートを見る >」をクリックすると、角度や視点を変えてコース周辺を見ることができる。)

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  • 08:25 今朝も晴れたが、昨日・一昨日と比べると朝から雲が少し多く、Piz Palü Ostgipfelの山頂付近には雲がかかっている。

    08:25 今朝も晴れたが、昨日・一昨日と比べると朝から雲が少し多く、Piz Palü Ostgipfelの山頂付近には雲がかかっている。

  • 同様、ピッツ・ユリア(Piz Julier / Piz Güglia)にも雲がかかっている。

    同様、ピッツ・ユリア(Piz Julier / Piz Güglia)にも雲がかかっている。

  • 08:28 1840m 今日はまず、アパートから徒歩2分のリフト麓駅からアルプ・ラングアルト(Alp Languard)までチェア・リフトで移動する。リフトの始発が08時30分なので、今朝ものんびりできた。

    08:28 1840m 今日はまず、アパートから徒歩2分のリフト麓駅からアルプ・ラングアルト(Alp Languard)までチェア・リフトで移動する。リフトの始発が08時30分なので、今朝ものんびりできた。

  • 08:33 2人乗りのチェア・リフトに、本日数組目の乗客として乗る。この時間のリフトは完全防寒の装いでも寒い。<br />実はこのリフト、初スイスだった1999年に下りで乗った。思ったより距離も時間も長く、当時はスイスを舐めており、夏の服装しか持ってきておらず、予想外の寒さにリフト上で震えてしまった。下車後にポントレジーナのCOOPに寄ったところ、ちょうどカーディガンが特売になっており、それを思わず購入してしまったという曰く付きのリフトだ。

    08:33 2人乗りのチェア・リフトに、本日数組目の乗客として乗る。この時間のリフトは完全防寒の装いでも寒い。
    実はこのリフト、初スイスだった1999年に下りで乗った。思ったより距離も時間も長く、当時はスイスを舐めており、夏の服装しか持ってきておらず、予想外の寒さにリフト上で震えてしまった。下車後にポントレジーナのCOOPに寄ったところ、ちょうどカーディガンが特売になっており、それを思わず購入してしまったという曰く付きのリフトだ。

  • 08:35 リフトというのは便利なもので?このように90度近いカーブを曲がることもできる。ただし曲がる時にガクガクと大きく揺れるので、わかっていても少しビビってしまう。

    08:35 リフトというのは便利なもので?このように90度近いカーブを曲がることもできる。ただし曲がる時にガクガクと大きく揺れるので、わかっていても少しビビってしまう。

  • 曲がり角が近づいてきた。しっかりとバーにしがみつく。

    曲がり角が近づいてきた。しっかりとバーにしがみつく。

  • 08:42 曲がり角を過ぎると、リフトは森の上の遮るものがないところを登るようになり、昨日ディアヴォレッツァ(Diavolezza)から望んだ山々が望めるようになる。左の黒いシルエットが昨日登ったムント・ペルス(Munt Pers) 3207m、その右に雲がかかっているPiz Palü 3915m、雲が切れたところにPiz Spinas 3823m、その右側に大きなモルテラッチ氷河を抱いたBellavistaの峰々 3799-3890m、一番右の尖った山がPiz Zupò 3995mだ。

    08:42 曲がり角を過ぎると、リフトは森の上の遮るものがないところを登るようになり、昨日ディアヴォレッツァ(Diavolezza)から望んだ山々が望めるようになる。左の黒いシルエットが昨日登ったムント・ペルス(Munt Pers) 3207m、その右に雲がかかっているPiz Palü 3915m、雲が切れたところにPiz Spinas 3823m、その右側に大きなモルテラッチ氷河を抱いたBellavistaの峰々 3799-3890m、一番右の尖った山がPiz Zupò 3995mだ。

  • 08:44 Piz Zupòには薄雲がかかり、その右に真っ白なPiz Argient 3943mが見えてきた。一番左の黒い山はCrast&#39; Agüzza 3870m。

    08:44 Piz Zupòには薄雲がかかり、その右に真っ白なPiz Argient 3943mが見えてきた。一番左の黒い山はCrast' Agüzza 3870m。

  • 08:46 そろそろアルプ・ランラングアルト(Alp Languard)に到着だ。

    08:46 そろそろアルプ・ランラングアルト(Alp Languard)に到着だ。

  • 08:52 2326m アルプ・ラングアルト(Alp Languard)のリフト駅に到着。始発直後に乗ったので、数人のハイカー以外に観光客はまだいない。とても静かな世界だ。

    08:52 2326m アルプ・ラングアルト(Alp Languard)のリフト駅に到着。始発直後に乗ったので、数人のハイカー以外に観光客はまだいない。とても静かな世界だ。

  • 08:52 リフト駅の隣にあるレストラン。さっそく優雅にお茶を飲んでいるハイカーがいる。ヨーロッパ人のこのような余裕を見習いたいところだが、自分たちには金銭的にも時間的にもその余裕がない・・。

    08:52 リフト駅の隣にあるレストラン。さっそく優雅にお茶を飲んでいるハイカーがいる。ヨーロッパ人のこのような余裕を見習いたいところだが、自分たちには金銭的にも時間的にもその余裕がない・・。

  • 08:56 レストランの横からは先ほどリフトから望んだムント・ペルス(Munt Pers) からCrast&#39; Agüzzaまでが綺麗に見渡せる。

    08:56 レストランの横からは先ほどリフトから望んだムント・ペルス(Munt Pers) からCrast' Agüzzaまでが綺麗に見渡せる。

  • リフト駅の前に設置されているハイキング案内図。本日のハイキングコースを緑色の太線で示した。右から左へと歩く。このコースはスイス関係の掲示板でいつもお世話になっているO氏の歩かれたコースをアレンジしたものだ。<br />アルプ・ラングアルト(Alp Languard)から出発し、セガンティーニ・ヒュッテ(Segantinihütte / Chamanna Segantini)まで登り、そこから一度ムライユ川(Ova da Muragl)を渡る2364m地点まで下る。そこからムライユ川に沿ってムライユ谷(Val Muragl)を再度登り、ムライユ湖(Lej Muragl)を経由してムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)まで歩く予定だ。<br />ほとんどのハイカーは左から右へと歩くが、なぜその反対に歩くのか?その理由は<br />①通常コースだと、セガンティーニ・ヒュッテからアルプ・ラングアルトまでの間に厳しい下りが数か所あるとの情報を得た。下りが苦手な我が家は「厳しいところは登りに限る」と考えている。<br />②反対コースならば、2364m地点への到着時点で、疲れていたり天候が良くなければ直接ムオタス・ムライユに進み、余裕があればムライユ湖へ廻るという選択が可能。<br />という2点からだ。

    リフト駅の前に設置されているハイキング案内図。本日のハイキングコースを緑色の太線で示した。右から左へと歩く。このコースはスイス関係の掲示板でいつもお世話になっているO氏の歩かれたコースをアレンジしたものだ。
    アルプ・ラングアルト(Alp Languard)から出発し、セガンティーニ・ヒュッテ(Segantinihütte / Chamanna Segantini)まで登り、そこから一度ムライユ川(Ova da Muragl)を渡る2364m地点まで下る。そこからムライユ川に沿ってムライユ谷(Val Muragl)を再度登り、ムライユ湖(Lej Muragl)を経由してムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)まで歩く予定だ。
    ほとんどのハイカーは左から右へと歩くが、なぜその反対に歩くのか?その理由は
    ①通常コースだと、セガンティーニ・ヒュッテからアルプ・ラングアルトまでの間に厳しい下りが数か所あるとの情報を得た。下りが苦手な我が家は「厳しいところは登りに限る」と考えている。
    ②反対コースならば、2364m地点への到着時点で、疲れていたり天候が良くなければ直接ムオタス・ムライユに進み、余裕があればムライユ湖へ廻るという選択が可能。
    という2点からだ。

  • 08:57 2326m さあ、ハイキングに出発だ。最初の目的地・セガンティーニ・ヒュッテまでのコースタイムは道標によると1時間45分だ。

    08:57 2326m さあ、ハイキングに出発だ。最初の目的地・セガンティーニ・ヒュッテまでのコースタイムは道標によると1時間45分だ。

  • 同時刻・同時点 同じ道標を別の角度から。巻き道を行っても、ムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)までのコースタイムは2時間30分と、かなり時間がかかるようだ。

    同時刻・同時点 同じ道標を別の角度から。巻き道を行っても、ムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)までのコースタイムは2時間30分と、かなり時間がかかるようだ。

  • 08:58 2337m 最初はラングアルト谷(Val Languard)を谷奥(東方向)に向かって50mほど登る。リフトの始発直後に登ってきたハイカーたちの大部分はこの谷を奥へと進んでいった。おそらくピッツ・ラングアルト(Piz Languard)に登るのではないだろうか。

    08:58 2337m 最初はラングアルト谷(Val Languard)を谷奥(東方向)に向かって50mほど登る。リフトの始発直後に登ってきたハイカーたちの大部分はこの谷を奥へと進んでいった。おそらくピッツ・ラングアルト(Piz Languard)に登るのではないだろうか。

  • 09:01 2351m 25mほど登ってリフト駅を振り返って見たところ。リフト駅の上にサン・モリッツの町が望める。その上には先日登ったピッツ・ネイル(Piz Nair)が見えている。

    09:01 2351m 25mほど登ってリフト駅を振り返って見たところ。リフト駅の上にサン・モリッツの町が望める。その上には先日登ったピッツ・ネイル(Piz Nair)が見えている。

  • 09:03 2355m 出発5分後の分岐。ハイカーたちの大部分はこのまま東方向へと直進していくが、我が家はセガンティーニ・ヒュッテへと向かうため、ここを北方向へと左折する。

    09:03 2355m 出発5分後の分岐。ハイカーたちの大部分はこのまま東方向へと直進していくが、我が家はセガンティーニ・ヒュッテへと向かうため、ここを北方向へと左折する。

  • 同時刻・同地点 別角度から道標のアップ。

    同時刻・同地点 別角度から道標のアップ。

  • 09:06 2368m 中央やや左下にポントレジーナ駅、右下にポントレジーナの村、その上にツェレリーナ(Celerina)の村、その左にサン・モリッツの町が望める。

    09:06 2368m 中央やや左下にポントレジーナ駅、右下にポントレジーナの村、その上にツェレリーナ(Celerina)の村、その左にサン・モリッツの町が望める。

  • 09:12 2398m 少し登って振り返ったところ。右の大きな山はPiz Chalchagn 3154m。ここまで登ると、この山とムント・ペルス(Munt Pers)の間の谷に小さくモルテラッチ氷河が見えてきた。 右下にはハイキング出発地点のアルプ・ランガード(Alp Languard)のリフト駅とレストランが見える。

    09:12 2398m 少し登って振り返ったところ。右の大きな山はPiz Chalchagn 3154m。ここまで登ると、この山とムント・ペルス(Munt Pers)の間の谷に小さくモルテラッチ氷河が見えてきた。 右下にはハイキング出発地点のアルプ・ランガード(Alp Languard)のリフト駅とレストランが見える。

  • 09:15 2407m ポントレジーナの村を真下に望む。右下の隅にリフトの麓駅が見える。我が家が借りているアパートは写真中央の赤丸・リスが住む松の木のある家だ。

    09:15 2407m ポントレジーナの村を真下に望む。右下の隅にリフトの麓駅が見える。我が家が借りているアパートは写真中央の赤丸・リスが住む松の木のある家だ。

  • 09:18 2413m 正面のはるか彼方にセガンティーニ・ヒュッテが小さく見えた。このあたりから上りの傾斜がきつくなる。

    09:18 2413m 正面のはるか彼方にセガンティーニ・ヒュッテが小さく見えた。このあたりから上りの傾斜がきつくなる。

  • 同時刻・同地点 セガンティーニ・ヒュッテのアップ。

    同時刻・同地点 セガンティーニ・ヒュッテのアップ。

  • 09:31 2473m 後ろを振り返って見る。登れば登るほど、アルプ・ラングアルト(Alp Languard)のリフト駅とレストランがどんどん小さくなり、モルテラッチ氷河がだんだん大きく見えるようになる。通常のコースならば、この景色を絶えず正面に見ながら歩けるので、人気のあるコースなのがよくわかる。

    09:31 2473m 後ろを振り返って見る。登れば登るほど、アルプ・ラングアルト(Alp Languard)のリフト駅とレストランがどんどん小さくなり、モルテラッチ氷河がだんだん大きく見えるようになる。通常のコースならば、この景色を絶えず正面に見ながら歩けるので、人気のあるコースなのがよくわかる。

  • 09:38 2503m 本日最初のザイル設置区間。道幅が十分にあるので、登りでザイルをつかむ必要はない。

    09:38 2503m 本日最初のザイル設置区間。道幅が十分にあるので、登りでザイルをつかむ必要はない。

  • 09:40 2502m この先をどんどん登っていくことになる。

    09:40 2502m この先をどんどん登っていくことになる。

  • 09:48 2536m この急な登りの区間は階段状になっており、丸太で土止めがされている。ここを写真の右上まで登る。

    09:48 2536m この急な登りの区間は階段状になっており、丸太で土止めがされている。ここを写真の右上まで登る。

  • 10:03 2595m 振り返ると、南の方向・氷河上には雲が湧いてきた。

    10:03 2595m 振り返ると、南の方向・氷河上には雲が湧いてきた。

  • 同時刻・同時点。 パノラマ写真を撮ってみた。(写真は7枚を合成。)<br />左の山がPiz Chalchagn 3154mで右の山がPiz Mezdi 2991m。その間の谷がロゼック谷(Val Roseg)だ。

    同時刻・同時点。 パノラマ写真を撮ってみた。(写真は7枚を合成。)
    左の山がPiz Chalchagn 3154mで右の山がPiz Mezdi 2991m。その間の谷がロゼック谷(Val Roseg)だ。

  • 10:06 2593m 眼下をベルニナ線が走っていく。09時48分サン・モリッツ発のR4621:ティラノ行きだろう。

    10:06 2593m 眼下をベルニナ線が走っていく。09時48分サン・モリッツ発のR4621:ティラノ行きだろう。

  • 10:24 2666m 右(南東)方向へ進むとPiz Languard方面への分岐までやって来た。O氏はここから谷奥へと向かったのだろう。

    10:24 2666m 右(南東)方向へ進むとPiz Languard方面への分岐までやって来た。O氏はここから谷奥へと向かったのだろう。

  • 10:26 2671m 本日2本目のザイル設置区間。1本目のところより傾斜がきつく、ザイルを持たずに上り下りするのは難しい。

    10:26 2671m 本日2本目のザイル設置区間。1本目のところより傾斜がきつく、ザイルを持たずに上り下りするのは難しい。

  • 同時刻・同時点。先に登り切った同行者がこれから登る私を撮影。やはりこのような場所は下るのではなく登るに限る。その方が怖くない。

    同時刻・同時点。先に登り切った同行者がこれから登る私を撮影。やはりこのような場所は下るのではなく登るに限る。その方が怖くない。

  • 10:28 同地点。急斜面が終わった後の水平区間にもザイルが張ってあり、ありがたい。

    10:28 同地点。急斜面が終わった後の水平区間にもザイルが張ってあり、ありがたい。

  • 10:51 2663m 直進するとセガンティーニ・ヒュッテ方面、左に折れるとウンター・シャフベルグ(Unterer Schafberg)に降りるルートの分岐まで来た。正面の山はMunt da la Bês-cha 2765m。

    10:51 2663m 直進するとセガンティーニ・ヒュッテ方面、左に折れるとウンター・シャフベルグ(Unterer Schafberg)に降りるルートの分岐まで来た。正面の山はMunt da la Bês-cha 2765m。

  • 同時刻・同地点での道標のアップ。

    同時刻・同地点での道標のアップ。

  • 同時刻・同地点での別角度からの道標のアップ。

    同時刻・同地点での別角度からの道標のアップ。

  • 11:03 2719m このあたりまで来ると、ローゼック谷(Val Roseg)の谷奥までが見通せるようになってくる。この谷の最奥部に一昨日行ったコアーツ小屋(Chamanna Coaz CAS)がある。左下にはポントレジーナの村が見える。

    11:03 2719m このあたりまで来ると、ローゼック谷(Val Roseg)の谷奥までが見通せるようになってくる。この谷の最奥部に一昨日行ったコアーツ小屋(Chamanna Coaz CAS)がある。左下にはポントレジーナの村が見える。

  • 同時刻・同地点。南~南西方向のパノラマ写真(写真は3枚を合成。)

    同時刻・同地点。南~南西方向のパノラマ写真(写真は3枚を合成。)

  • 11:05 2728m セガンティーニ・ヒュッテがいよいよ目の前に近づいてきた。

    11:05 2728m セガンティーニ・ヒュッテがいよいよ目の前に近づいてきた。

  • 11:06 2735m ヒュッテ直前にある分岐。ここを右(南東方向)に進むとLas Sours 3007mという双耳峰に登れるようだ。

    11:06 2735m ヒュッテ直前にある分岐。ここを右(南東方向)に進むとLas Sours 3007mという双耳峰に登れるようだ。

  • 11:09 2731m セガンティーニ・ヒュッテに到着。コースタイム1時間45分のところを所要2時間12分はまあまあか。

    11:09 2731m セガンティーニ・ヒュッテに到着。コースタイム1時間45分のところを所要2時間12分はまあまあか。

  • 同時刻・同地点で道標のアップ。

    同時刻・同地点で道標のアップ。

  • 11:11 2731m セガンティーニ終焉の地はハイカーで賑わっている。小屋を通り過ぎた先で昼食休憩にする。

    11:11 2731m セガンティーニ終焉の地はハイカーで賑わっている。小屋を通り過ぎた先で昼食休憩にする。

  • 11:13 ヒュッテの前に置かれている古いベンチ。

    11:13 ヒュッテの前に置かれている古いベンチ。

  • 11:26 ヒュッテから3日前に登ったシュラッタイン谷が望める。左奥の山がピッツ・ネイル(Piz Nair)。

    11:26 ヒュッテから3日前に登ったシュラッタイン谷が望める。左奥の山がピッツ・ネイル(Piz Nair)。

  • 11:27 ピッツ・ネイル(Piz Nair)をアップで撮影。

    11:27 ピッツ・ネイル(Piz Nair)をアップで撮影。

  • 11:33 ヒュッテから南~南西方向の展望。(写真は2枚を合成。)<br />この写真を撮ってから、次の目的地へと出発する。

    11:33 ヒュッテから南~南西方向の展望。(写真は2枚を合成。)
    この写真を撮ってから、次の目的地へと出発する。

  • 11:35 2730m ヒュッテから下り始めるとすぐにある道標。次の目的地はこの道標から左(北方向)へ下った2363m地点だ。

    11:35 2730m ヒュッテから下り始めるとすぐにある道標。次の目的地はこの道標から左(北方向)へ下った2363m地点だ。

  • 同時刻・同地点での道標のアップ。一番下のパネルの示す方向へ進んでいく。

    同時刻・同地点での道標のアップ。一番下のパネルの示す方向へ進んでいく。

  • 11:36 同地点。小屋をもう一度振り返って仰ぎ見る。

    11:36 同地点。小屋をもう一度振り返って仰ぎ見る。

  • 11:53 2639m この付近から進行方向を東向きに変える。正面の黒っぽい山塊は左のピークが Il Corn 3136m、中央やや右に尖っているのが Piz da las Sterlas 3176m、右の丸い頭が Piz Vadret 3199mだ。これから行こうとしているムライユ湖(Lej Muragl)はPiz Vadretの下あたりにある。

    11:53 2639m この付近から進行方向を東向きに変える。正面の黒っぽい山塊は左のピークが Il Corn 3136m、中央やや右に尖っているのが Piz da las Sterlas 3176m、右の丸い頭が Piz Vadret 3199mだ。これから行こうとしているムライユ湖(Lej Muragl)はPiz Vadretの下あたりにある。

  • 同時刻・同地点。Piz Vadret 3199m付近をアップで撮影。これから登り返すハイキングコースが見える。

    同時刻・同地点。Piz Vadret 3199m付近をアップで撮影。これから登り返すハイキングコースが見える。

  • 12:14 2539m この付近からコースはジグザグの下りになる。この急な坂道を登ってくるハイカーと多く出会うが、みな息を切らして苦しそうに登ってくる。我々と反対に歩く通常のコースだと、ここが一番の難所になるに違いない。<br />次の目的地の2363m地点は写真の中央、ムライユ谷(Val Muragl)の最下部の地点だ。

    12:14 2539m この付近からコースはジグザグの下りになる。この急な坂道を登ってくるハイカーと多く出会うが、みな息を切らして苦しそうに登ってくる。我々と反対に歩く通常のコースだと、ここが一番の難所になるに違いない。
    次の目的地の2363m地点は写真の中央、ムライユ谷(Val Muragl)の最下部の地点だ。

  • 12:41 2364m 厳しい下りが終わり、ムライユ谷(Val Muragl)の最下部・2363m地点に到着。道標の上から3枚目のパネルの方向から降りてきた。一番下のパネルは巻き道を通って本日のハイキング出発点であるアルプ・ラングアルト(Alp Languard)に向かうコースだ。残念ながら、自分たちがこれから進む方向である上の2枚のパネルを撮るのを忘れてしまった。

    12:41 2364m 厳しい下りが終わり、ムライユ谷(Val Muragl)の最下部・2363m地点に到着。道標の上から3枚目のパネルの方向から降りてきた。一番下のパネルは巻き道を通って本日のハイキング出発点であるアルプ・ラングアルト(Alp Languard)に向かうコースだ。残念ながら、自分たちがこれから進む方向である上の2枚のパネルを撮るのを忘れてしまった。

  • 12:44 2354m 上の道標の先でムライユ川(Ova da Muragl)を渡ったところの分岐にある道標。ここからは、上から4番目のパネルの方向であるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に直進するのが一般的なコースだが、天気・時刻・体力のどれも問題がないので、一番上のパネルの方向であるムライユ湖(Lej Muragl)経由でムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に向かうことにする。

    12:44 2354m 上の道標の先でムライユ川(Ova da Muragl)を渡ったところの分岐にある道標。ここからは、上から4番目のパネルの方向であるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に直進するのが一般的なコースだが、天気・時刻・体力のどれも問題がないので、一番上のパネルの方向であるムライユ湖(Lej Muragl)経由でムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に向かうことにする。

  • 同道標を別角度から撮る。この道標が示す方向に進むことにする。

    同道標を別角度から撮る。この道標が示す方向に進むことにする。

  • 同時刻・同地点。こちらが進行方向。流れている小川がムライユ川(Ova da Muragl)、中央の山は尖っているのがピッツ・ムラーユ(Piz Muragl)の西峰 3149mで、その左が主峰(3157m)だ。

    同時刻・同地点。こちらが進行方向。流れている小川がムライユ川(Ova da Muragl)、中央の山は尖っているのがピッツ・ムラーユ(Piz Muragl)の西峰 3149mで、その左が主峰(3157m)だ。

  • 12:45 同地点。ウシがのんびりと休んでいる。

    12:45 同地点。ウシがのんびりと休んでいる。

  • 12:54 2387m 対岸のセガンティーニ・ヒュッテへのジグザク登りコースに秋田犬を連れたハイカーが登っていく。

    12:54 2387m 対岸のセガンティーニ・ヒュッテへのジグザク登りコースに秋田犬を連れたハイカーが登っていく。

  • 13:01 2417m ここまで来ると、ピッツ・ムラーユ(Piz Muragl)の手前に岩屑のような堆積物が多くあるのが望める。氷河の溶けてしまった跡のように見えるが、実はこれは珍しい「岩石氷河:Blockgletscher」という種類の氷河であるらしい。

    13:01 2417m ここまで来ると、ピッツ・ムラーユ(Piz Muragl)の手前に岩屑のような堆積物が多くあるのが望める。氷河の溶けてしまった跡のように見えるが、実はこれは珍しい「岩石氷河:Blockgletscher」という種類の氷河であるらしい。

  • 13:08 2455m 後ろを振り返ると、右下に本日のゴールであるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)のケーブルカー駅が見える。左の一番高い山は Piz Ot 3247m。

    13:08 2455m 後ろを振り返ると、右下に本日のゴールであるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)のケーブルカー駅が見える。左の一番高い山は Piz Ot 3247m。

  • 13:49 2684m 上の写真から200m強登ったところで後ろを振り返る。

    13:49 2684m 上の写真から200m強登ったところで後ろを振り返る。

  • 13:55 2723m ムライユ湖(Lej Muragl)に到着。湖の南側に道標はない。小さな氷河湖だ。

    13:55 2723m ムライユ湖(Lej Muragl)に到着。湖の南側に道標はない。小さな氷河湖だ。

  • 同時刻・同地点。岩石氷河が流れ落ちているのがよく望める。

    同時刻・同地点。岩石氷河が流れ落ちているのがよく望める。

  • 13:58 2713m 湖の北側に廻ると道標がある。全く人がおらず、静かな湖だ。

    13:58 2713m 湖の北側に廻ると道標がある。全く人がおらず、静かな湖だ。

  • 同時刻・同地点で道標のアップ。本日最後の行程は一番下のパネルにあるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)まで。コースタイムは1時間だ。もう一息頑張ろう。

    同時刻・同地点で道標のアップ。本日最後の行程は一番下のパネルにあるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)まで。コースタイムは1時間だ。もう一息頑張ろう。

  • 14:06 2754m 残念ながら湖からさらにもう一度登りが待っている。距離は短いが傾斜がきつく、苦しい。

    14:06 2754m 残念ながら湖からさらにもう一度登りが待っている。距離は短いが傾斜がきつく、苦しい。

  • 14:09 2756m 本日の最高地点にある分岐の道標。セガンティーニ・ヒュッテの方が高いと思っていたが、実はこちらの方が25mほど高かった。

    14:09 2756m 本日の最高地点にある分岐の道標。セガンティーニ・ヒュッテの方が高いと思っていたが、実はこちらの方が25mほど高かった。

  • 同時刻・同地点で道標のアップ。

    同時刻・同地点で道標のアップ。

  • 同時刻・同地点で振り返り、もう一度ムライユ湖を望む。湖の後ろにムライユ峠(Fuorcla Muragl) 2892mが望める。

    同時刻・同地点で振り返り、もう一度ムライユ湖を望む。湖の後ろにムライユ峠(Fuorcla Muragl) 2892mが望める。

  • 14:20 2729m 最高地点から後は緩やかな下りをのんびりと歩く。このあたりでマーモットが姿を現す。

    14:20 2729m 最高地点から後は緩やかな下りをのんびりと歩く。このあたりでマーモットが姿を現す。

  • 14:45 2633m 馬が何頭か放牧されている。

    14:45 2633m 馬が何頭か放牧されている。

  • 同時刻・同地点。馬のすぐ近くにいたマーモット。

    同時刻・同地点。馬のすぐ近くにいたマーモット。

  • 14:59 2582m 谷の向こう側にアルプ・ラングアルトへの巻きコースと、セガンティーニ・ヒュッテに登るジグザグのコースが望める。

    14:59 2582m 谷の向こう側にアルプ・ラングアルトへの巻きコースと、セガンティーニ・ヒュッテに登るジグザグのコースが望める。

  • 同時刻・同地点。アップにするとセガンティーニ・ヒュッテの旗と付近にいるハイカーが望める。

    同時刻・同地点。アップにするとセガンティーニ・ヒュッテの旗と付近にいるハイカーが望める。

  • 15:26 2469m 2364m地点から直接登ってくる道が左に見えてくると本日のゴールであるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)のロープウエイ駅兼レストランはすぐそこだ。

    15:26 2469m 2364m地点から直接登ってくる道が左に見えてくると本日のゴールであるムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)のロープウエイ駅兼レストランはすぐそこだ。

  • 同時刻・同地点。左手(西)には手前からシュタッツ湖、サンモリッツ湖、チャンプフェール湖、シルヴァプラーナ湖、シルス湖がきれいにならんで望める。

    同時刻・同地点。左手(西)には手前からシュタッツ湖、サンモリッツ湖、チャンプフェール湖、シルヴァプラーナ湖、シルス湖がきれいにならんで望める。

  • 15:28 2453m 本日も無事にゴールのムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に到着。ムライユ湖からコースタイム1時間のところ、1時間29分を要した。通常コースだとここからセガンティーニ・ヒュッテまで1時間45分、アルプ・ラングアルトまでは2時間45分と示されている。

    15:28 2453m 本日も無事にゴールのムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)に到着。ムライユ湖からコースタイム1時間のところ、1時間29分を要した。通常コースだとここからセガンティーニ・ヒュッテまで1時間45分、アルプ・ラングアルトまでは2時間45分と示されている。

  • 同時刻・同地点で道標を別の角度から撮影。<br />ムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)発15時45分のケーブルカーに乗車し、プント・ムライユ(Punt Muragl)に15時55分に到着。Punt Muragl, Talstation15時59分発のエンガディン・バスNo.2 Pntresina, Bahnhof行きに乗車して、ポントレジーナ郵便局に16時08分に到着した。その後COOPで買い物をして、16時45分にアパートに帰った。<br /><br />GPSによれば、本日のハイキングは歩行距離11.1km。歩行時間6時間07分。(昼食時間を除く。)最高高度2758m。上昇800m・下降673mm。累計高度は上昇1076m・下降963m。<br /><br />本日の感想として、ハイカーならば必ず訪れるセガンティーニ・ヒュッテに登ることができて、これでようやくスイス・ハイカーの仲間入りをしたような気がして嬉しかった。登り下り・登り下りを2度繰り返す行程で、後半も疲れずに登れるか心配であったが、景色の雄大さに癒やされ、なんとか登り切ることができた。最後の下りは緩やかだったので、足への負担も少なかった。いつかはこのコースを反対廻りで・その時はセガンティーニ・ヒュッテからLas Soursへの往復もアレンジして歩いてみたいと思う。

    同時刻・同地点で道標を別の角度から撮影。
    ムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)発15時45分のケーブルカーに乗車し、プント・ムライユ(Punt Muragl)に15時55分に到着。Punt Muragl, Talstation15時59分発のエンガディン・バスNo.2 Pntresina, Bahnhof行きに乗車して、ポントレジーナ郵便局に16時08分に到着した。その後COOPで買い物をして、16時45分にアパートに帰った。

    GPSによれば、本日のハイキングは歩行距離11.1km。歩行時間6時間07分。(昼食時間を除く。)最高高度2758m。上昇800m・下降673mm。累計高度は上昇1076m・下降963m。

    本日の感想として、ハイカーならば必ず訪れるセガンティーニ・ヒュッテに登ることができて、これでようやくスイス・ハイカーの仲間入りをしたような気がして嬉しかった。登り下り・登り下りを2度繰り返す行程で、後半も疲れずに登れるか心配であったが、景色の雄大さに癒やされ、なんとか登り切ることができた。最後の下りは緩やかだったので、足への負担も少なかった。いつかはこのコースを反対廻りで・その時はセガンティーニ・ヒュッテからLas Soursへの往復もアレンジして歩いてみたいと思う。

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この旅行記へのコメント (16)

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  • なおなおさん 2023/01/09 09:46:56
    セガンティーニの世界に、また浸りたい!
    貸アパートからチェアリフト乗り場まで徒歩2分とは、何とも便利ですね。このチェアリフト、乗った様な気もするのですが…やはり記憶喪失です。私は『リフトのガタガタ』が大好きでーす。お尻から伝わる震度にワクワクします。リフトは風や匂い、空気などが直に感じられてイイですね。早朝や寒い時には凍えそうになりますよね。我が家も娘を連れてエンゲルベルク→ハスリベルクへの移動ハイキングの際にヨッホパスへのリフト乗車中に寒くて凍えそうに(当時一歳半の娘が)なりました。私達は乗車前に湖畔一周のハイキングをしていたので身体が温まっていましたが、娘はハイキングリュックに座ったまま眠っていたのです。(防風カバーはしていました。)ですから、リュックから降りて、抱っこして乗車したので一気に体温が下がってしまったようで、みるみる間に唇が紫になり、マンガのようにガタガタと震えだしました。目を見開いて震える姿に『小さな子を連れてのハイキングは、無謀だったかも…』と反省(後悔)しました。リフトを降りると「わーーーん」と大声で泣き叫び(ほとんど普段泣かない子なので驚いた)授乳するとピタッと泣き止みました。(当時はおっぱい大好き娘でしたから、水分補給は全ておっぱいでしたー。お陰で、物凄く喉が乾きましたし、痩せました。笑)その後、防風&防雨のジャンバーを新調しました。日の出のゴルナーグラート展望台では合計7枚着込み、新調したジャンバーを羽織り完全防備…。以降、震えることはなく一安心。山を舐めてはいけませんね。
    セガンティーニヒュッテまでのハイキングはムオタスムラーユからでしたので、ザイル等の険しい所はなかったように記憶していますが、結構な急登で息が切れました。セガンティーニが息を引き取った小屋からの眺めは、とても美しく神々しい世界でした。(…合掌…)その後、ポントレジーナ方面に下山し、延々と下り道…。途中でリフトに乗るつもりでいたのですが運休していて…あ!多分それがゴン太様が朝に乗られたリフトなのだと思います。今頃気づきました。(笑)セガンティーニヒュッテからポントレジーナまでの下りは本当に膝が痛くて、眼下に広がる景色も山々も覚えていません。(笑)ただただ遠かった&ツラかった~。ゴン太様は朝は早めに動き出し、夕方15時台~16時台には戻って来られて賢明ですね。我が家も若い頃のように一日中は動き回れないので早出&早帰りを心がけたいと思います。それにしても若い頃は7:00前出発→20:00過ぎ戻り…がザラでした。若いって、何でも出来ますねぇ~。

    ゴン太さん からの返信 2023/01/10 05:36:47
    RE: セガンティーニの世界に、また浸りたい!
    なおなお様、コメントをいただき、ありがとうございます。
    うわあ!セガンティーニヒュッテからポントレジーナまで歩いて下りられたのですか。それは大変でしたね。
    ザイルがあるところは、セガンティーニヒュッテからリフトに向かって下りていく途中ですから、なおなお様も通られたのではと思います。あるいは、その当時はザイルが張られてなかったのかもしれません。
    レポートにも書きましたが、ここのリフトに1999年に乗ったときにも寒くて参りましたが、リフトは朝や夕方に乗ると、寒いのが辛いですよね。さらに一人乗りだと話し相手がいなくて退屈するのが嫌です。
    おーと様ならおそらく乗られていると思うのですが、オーストリアのエッツタール・セルデンの近くにあったリフトは一人乗りで距離がすごーーーく長く、寒いし孤独だし、で途中で嫌になった記憶があります。なおなお様もエッツタールでぜひ孤独を味わってみてください。(今はもう、ゴンドラリフトになってしまったかもしれませんね。)

    おーとさん からの返信 2023/01/10 11:15:14
    ガイスラッハコーグルバーン?
    > オーストリアのエッツタール・セルデンの近くにあったリフト

    ガイスラッハコーゲルへ上るリフトでしょうか。それなら、2014年には既にゴンドラ型に刷新されていました(↓)。
    https://aruku-swissalps.net/soelden7.html
    私は、寒くても風や音や香りを感じられるチェアリフトの方が断然好きですよ。1人乗りなら静かで更に良いなぁ…(笑)。

    おーとさん からの返信 2023/01/10 14:21:46
    ロートコーグルバーン?
    失礼しました。ガイスラッハコーグルバーンは以前からゴンドラリフトだったみたいですね。
    https://aruku-swissalps.net/soelden4.html#giggijoch
    ホッホゼルデンからロートコーゲル小屋の近くへ上るチェアリフト(↑)かしら…?

    ゴン太さん からの返信 2023/01/10 23:33:23
    RE: ロートコーグルバーン?
    おーと様
    さっそくお調べいただき、また該当リンクをお教えいただきまして、まことにありがとうございました。
    昨日なおなお様あてに書きました時は、おーと様がセルデンに滞在されたことは覚えていたのですが、何年にご滞在だったのかをきちんと調べずに書いてしまい、大変失礼しました。さきほどおーと様のホームページを再び拝見し、ご滞在が2014年ということを確認させていただきました。
    私がセルデンに滞在したのは2003年のことで、どうやらその間の10年間で随分とリフトが更新され(てしまっ)たようです。おーと様が滞在された時にもこれらのリフトが健在だったと思ったのですが、輸送量の低い乗り物はどんどん高速・高密度のものに変わってしまったようで残念です。(特に一人乗りがお好きなおーと様にとっては・・。笑)
    実は自分がエッツタールのどこでこの長距離リフトに乗ったのかほとんど覚えておらず、さきほどおーと様の「おすすめハイキングコース」のご説明とお写真、それと自分が当時撮った写真、当時の日程表を一生懸命見比べて見ました。その結果、2003年の7月29日におーと様が2014年9月に歩かれた「ガイスラッハコーゲル山頂 Gaislachkogel 〜 ガイスラッハ湖 Gaislacher See 〜 ガイスラッハコーグルバーン中間駅」に似たコースを歩いたことがわかりました。
    当時、ガイスラッハコーゲルまでは2人乗りのリフトだった写真がありました。これは
    https://www.soelden.com/winter/ski-area/bergbahnen-soelden/history-of-bergbahnen-soelden.html
    によると、2010年にゴンドラリフトに変わったようです。
    私どももおーと様と同じルートを中間駅まで歩いた後、1時間半でホッホ・セルデンまで歩き、そこから昨日書かせていただいた一人乗りの長いリフトでセルデンまで降りたのですが、このリフトも同じ資料から推測するに2012年にゴンドラリフトに変わってしまったようです。日程表にはホッホ・セルデン発15時05分でセルデン着15時30分と書き加えてありましたので、誤差を見ても20分以上だらだらと降りたのは間違いなかったと思います。
    というわけで、お手と頭を大変煩わしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
    ちなみに、ホッホ・セルデンでおーと様が撮られた教会と同じ教会を背景にした私の写真(なんと、背景に一人乗りのリフトが写っていました!)を妻が撮影しておりました。なんだか奇遇で嬉しかったので、おーと様にご覧いただきたく、当時の長ーいリフトの写真とともに送らせていただきます。
    おーと様、今後もよろしくお願いいたします。

    おーとさん からの返信 2023/01/11 08:44:08
    年代物リフト
    ゴン太さん、懐かしいホッホゼルデンの教会の写真をお送りいただき、ありがとうございました。ゼルデンからホッホゼルデンへ上る1人乗りチェアリフトがあったんですね。
    リンクを貼っていただいた観光サイトの記事によれば、このチェアリフトが開設されたのは何と1948年。その後1952年にロートコーゲル小屋まで延伸されたとあります。貴重な年代物にお乗りになったんじゃないでしょうか。我が家が行った2014年には、下部のチェアリフトは無くなっていて、ゴンドラリフトの「ギッキヨッホバーン」だけになっていました。
    ガイスラッハコーゲル方面へのロープウェイは、既に1988年にゴンドラリフトになっていたようです。それが2010年に更に刷新されたということだろうと思います。

    ゴン太さん からの返信 2023/01/12 05:34:54
    RE: 年代物リフト
    おーと様
    ガイスラッハコーゲル方面へのゴンドラリフトの件ですが、私の勘違いでした。おーと様がおっしゃるとおり、自分たちもガイスラッハコーゲルにはゴンドラリフトで移動している写真を見つけました。
    私が乗った2人乗りのチェアリフトというのは、おそらくVentから上に登るWildspitzliftというものだったらしく、こちらは現在も運転されているようです。

    おーとさん からの返信 2023/01/12 07:37:31
    チェアリフト「ヴィルトシュピッツェ」
    そのチェアリフト、我が家もヴィルデス・マンレ山へ登った日に利用しました。リフトの下を走って行く鹿を見ました。
    https://aruku-swissalps.net/soelden5.html
    ヴィルデス・マンレ山頂からは氷河を抱いたヴィルトシュピッツェが間近に見えて感激しました。

    ゴン太さん からの返信 2023/01/13 05:36:37
    RE: チェアリフト「ヴィルトシュピッツェ」
    おーと様
    ハイキングレポート、拝見いたしました。ヴィルデス・マンレ山に登頂とはすごいですね。一見するとガレた岩山、登れるとは到底思えないのですが、入念に事前調査と計画をされて行かれたのではと推察します。拝見した写真のヴィルトシュピッツェとローフェンカール氷河、おっしゃるとおり迫力があって素晴らしい眺めだと思いました。
    当日、我が家は
    >広い道は行く手(写真中央上)に見えるブレスラウアー小屋へ向かっていますが、
    の分岐でブレスラウアー小屋に直接向かい、その後ヴェルナークト小屋の手前のヴェルナークト川手前で時間切れとなり、ローフェンに下りてフェントに戻りました。(実はほとんど覚えていなかったのですが、写真と地図を見比べて「そうだったのだ。」と思いました。)オーストリアはエッツタールしか訪れたことがないのですが、なぜかスイスと違って印象が薄く、あまり覚えていないのです。

    おーとさん からの返信 2023/01/13 18:16:51
    惜しかったですね
    あら〜フェルナークト小屋の近くまで到達されたのに、残念でしたね。最後の登り道を回避されたってことですよね。フェルナークト小屋は遠いので、我が家は無理だと思って挑戦しませんでした…。

    ゴン太さん からの返信 2023/01/14 04:39:55
    RE: 惜しかったですね
    フェルナークト小屋まで30分と書いてある道標の前で両手でバツ印を作っている自分の写真があります。そこから下りてフェント着が16時55分、セルデン行きの最終バス17時30分発に乗車したと記録がありますので、小屋を往復していたら結果アウトでした。
    ただし、この日はセルデンポスト9時25分のバスで出発したと記録してあり、その前の8時10分発のバスでフェントに向かっていれば小屋を往復しても最終バスになんとか間に合ったかもしれません。(計画表にも「8時10分発がbetter」と書いてあるのですが、なぜ遅いバスにしたのかは覚えてないんです。)うーん、でもビビリの自分はこの程度の時間的余裕では、やはりあと30分の標識から撤退していたかもしれませんね。バスに乗り遅れるのが怖いですから。ヴィルデス・マンレ山登頂と別の日ならば、おーと様ご夫妻のペースなら、余裕で周回できたと思われます。
  • おーとさん 2022/11/29 22:04:18
    IUGS地質遺産
    「通常の逆コース」とお書きですけど、ゴン太さんが選ばれた行程の方が、セガンティーニ小屋の南側のザレた斜面を登りで歩けて良いですね。ムラーユ湖へ立ち寄っていただいたのはお疲れさまでしたが、直接にムオッタス・ムラーユへ向かうと擦れ違うハイカーが多いでしょうから、静かにお歩きになれた利点はあったんじゃないでしょうか。
    ピッツ・ムラーユ北麓の岩石氷河は、先月にIUGS(国際地質科学連合)が選んだ「地質遺産100選」にスイスから唯一選ばれたらしいですね。ちょうど今日スイス公共放送のウェブサイトで記事を読んだところでした。
    ハイカーとしてラス・ソウルスに登頂できるのは主峰ではなく標高2,978mの西峰(山名は「姉妹」という意味らしいですから「妹峰」?)のようですが、それでも結構キツそうですね。私は、もしこの辺りを再度歩けるとしたら、やはりピッツ・ラングワルト(登頂できなくてもせめてゲオルギー小屋)へ登ってみたいです。

    ゴン太さん からの返信 2022/11/30 05:07:02
    Re: IUGS地質遺産
    おーと様
    コメントをありがとうございました。
    本文でも書かせていただきましたが、このコースはおーと様の歩かれた記録をアレンジさせていただき、ありがとうございました。
    ラス・ソウルス西峰、確かに難しそうですよね。地図では赤白なんですが、赤白コースにも難易度にかなり差があり、おーと様のように地図を読める方であれば登る前から難しさの見当がつくのだと思いますが、にわかハイカーの自分は「行ってみてびっくり!怖くて断念、Uターン」ということがけっこうあるのです。ここもあらためて地図を見ると、稜線をジグザグ登っているようなので、きっと切り立って道幅の狭いところで即Uターンになってしまうと思います。超ビビリですので。

    >ピッツ・ラングワルト(登頂できなくてもせめてゲオルギー小屋)へ登ってみたいです。
    ピッツ・ラングワルト登り口までの下見?を今夏して参りましたので、来月の旅行記で詳細を報告させていただくつもりです。登り口に着いた時に、小さな子供連れの家族が降りてきたらしく、休憩していましたので、案外難しくないのかもしれません。(ここは日本人で登られた方のレポートがハイジ様のものぐらいしか見当たらず、どのくらい難しいのか・怖いのか、判断ができませんでした。ハイジ様ご夫妻はレベルが違うので、自分たちの参考にならないのです。)登り口までの行きは霧と雲で何も見えず、何とも思わなかったのですが、午後に晴れて小屋と頂上が見えるようになった時は「ああ、やっぱり登りたかったな。」と強く思いました。おーと様が来年挑戦され、レポートされるのを楽しみにしております。

    おーとさん からの返信 2022/11/30 14:54:51
    地図じゃよく分かりません
    私も地図だけでは難易度を判断できませんけど、ラス・ソウルスの西峰は技術的にはそれほど難しくなさそうな気がします。ピッツ・ラングワルトの方が、ハイジさんのレポートを見る限り、山頂付近の岩場が厳しそうですね。でもゲオルギー小屋までなら何とかなるんじゃないかと…。カミさんを小屋で待機させれば、登頂できるチャンスがあるかも知れません。

    ゴン太さん からの返信 2022/12/01 04:59:02
    RE: 地図じゃよく分かりません
    ハイジ様のレポートで山頂からゲオルギー小屋方向を写した写真を見ると、小屋が真下に見えるんですよね。高いところが怖い私にはとてもあそこを下る勇気はありません。おーと様は羨ましいことに高いとことは大丈夫なようでいらっしゃるので、もちろん登頂できると思います。レポート楽しみです。

    ゴン太さん からの返信 2022/12/01 05:22:07
    RE: RE: 地図じゃよく分かりません
    高いとこと→高いところ
    失礼いたしました。

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