2022/03/23 - 2022/03/25
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令和4年3月23日 (晴) 小田原駅から平塚駅まで
2020年の1月に京都の三条大橋から大津へ歩き始めました。これまでは、自宅から目的地へ列車で向かい、歩いた後は自宅へ戻るの繰り返しでして、前回は昨年10月8日から10日に掛けて箱根を歩き、湯本駅で街道歩きを終えました。その時、初めて三島と元箱根で宿泊を行いました。
そして、冬季と言う事やコロナ禍で街道歩きを控えていましたが、陽気が良くなって来たとかコロナ禍が落着きを見せてきました。そんなことから街道歩きを再開し、日本橋を目指しました。
今回、小田原へ向かうのに名古屋駅前から夜行高速バスに乗りました。
JR小田原駅 → 小田原城 → 清水彦十郎本陣跡 → 久保田本陣跡 →
片岡本陣跡 → 小田原宿なりわい交流館 → 明治天皇行在所跡 →
脇本陣古清水旅館 → 山上かまぼこ店 → 新宿 → 江戸口見附跡・一里塚
→ 山王神社 → 山王橋 → 常剱寺入口 → 八幡神社 → 酒匂橋 →
法船寺 → 印刷局入口 → 魚留水産 → JR国府津駅 → 国府津海岸 →
男女双体道祖神 → 道祖神 → 車坂碑 → 男女双体道祖神 →
押切坂の一里塚跡 → 石仏石塔群 → 吾妻神社入口 → 名残り松 → 道祖神 → 切通し橋 → 道祖神 → 八坂神社 → 滄浪閣跡 → 明治記念大磯邸園
→ 上方見附跡 → 湘南発祥之地碑 → 高札場跡 → 大磯宿本陣跡 →
三沢橋東側 → 江戸方見附跡 → 松並木 → 東海道線地下道 → 化粧坂一里塚 → 化粧井戸 → 花水橋 → 上方見附跡 → 平成の一里塚 →
平塚宿高札場跡 → 平塚宿本陣跡 → 江戸口見附跡 → JR平塚駅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
-
国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所発行の「てくてく東海道」宿場探訪マップから引用しました。
-
(0:03)
名古屋駅前を24時10分出発する夜行高速バスです。
このバス。杉崎高速バスと言うバスで、深夜に高速道路を走るバスでネットで検索したらヒットしました。
運転手は遮光のため外のカーテンを開けないようにと言っていました。
諸注意が有ったのです。
小田原へ5時に着くと言っていましたが、何処と何処のSAで休憩すると言うアナウンスは無かったです。 -
横4列のシートです。
隣との間にカーテンが垂れ下がっています。
私は6Cの席でしたが、6Dの席には人が居ませんでした。すぐ横に人が居ないだけでも嬉しかったです。
周りは若い人ばかりで年配の者は私だけでした。 -
(1:57)
浜松のサービスエリアで15分の休憩です。
乗車口にカード式で時間を表示し指定時間までに戻ってくるようにとなっていました。 -
(4:06)
2回目の休憩は足柄サービスエリアに寄りました。
コチラも15分の休憩でした。 -
左が私の乗っているバスで、右隣は東京ディズニーランドに向かうバスでした。
トラックが圧倒的に多く、バスが縮こまって停まっている。
そんな感じがしました。 -
(5:03)
バスは正確に、午前5時に小田原駅に着きました。
ガランとした小田原駅です。
外は真っ暗です。
この場所で明るくなるのを待ちました。この時はとても寒かったのです。
箱根の山々が白くなっていました。 -
駅に有った箱根そばです。
7時開店でした。
朝飯代わりにそばを腹に収めました。 -
(7:24)
小田原駅の東側。
お城通りを歩きます。 -
(7:29)
小田原城の北口へ来ました。
ここから城内へ入って行きます。 -
北口に案内図が設置して有りました。
-
お城の正面に来ました。
-
城内を歩いて来て銅門から出てきました。
-
馬出門を通り、お城から城外へ出てきました。
-
(7:56)
小田原城の箱根口に出てきました。
国道1号線を歩きます。 -
外郎博物館です。
お菓子の「ういろう」の店で、一部博物館が有ります。
薬も商っているようです。 -
清水彦十郎本陣跡です。
小田原宿には、この他に片岡本陣跡や久保田本陣跡が有ります。
このような本陣跡の碑が何本も立っていました。 -
小田原市本町辺りを歩いています。
-
(8:08)
小田原宿なりわい交流館に来ました。
10時開館で、まだ閉まっていました。 -
小田原宿なりわい交流館の横に設置して有った小田原の案内図です。
-
その横に有った「箱根八里」。
小田原の東海道と箱根の東坂と西坂です。
坂を紹介しています。 -
こちらは古清水旅館の前に有った「8月15日の小田原空襲」。
B29がサイパンかテニアン島に帰還する途中、落として行った焼夷弾。 -
この場所。
明治天皇小田原行在所と言う碑が立っていました。
左の解説板には清水金左衛本陣跡と書かれていました。 -
明治天皇宮ノ前行在所跡の解説板です。
-
(8:21)
かまぼこ通りへ来ました。
店の前。
出来たてのさつま揚げやはんぺんが買えると有ります。 -
山上かまぼこ店の外側と店内です。
土産用にはんぺんを買いました。 -
かまぼこ通りを歩いて来ました。
-
(8:38)
江戸口見附跡・一里塚の碑です。 -
横には江戸口見附跡・一里塚の解説板が有りました。
-
江戸口見附の解説と大正期の写真です。
-
日本橋まで83キロのキロポストです。
-
(8:56)
常剱寺入口です。
旧東海道は右に向かいます。 -
東海道の松並木のように見えましたので先に進みました。
でも、ここはルートから外れました。
手前の交差点を左に向わなければならなかったです。
あの建物は小田原東高等学校でした。 -
(9:24)
酒匂川の酒匂橋を渡っています。 -
酒匂川の河川敷。
菜の花が咲いています。
ウオークする人が何人も見えます。 -
酒匂橋の上から、振返ると富士山が見えました。
-
法船寺の前を通りました。
-
ヒガンザクラだろうか。
濃い色のサクラです。 -
(9:49)
印刷局前のバス停です。
地図では国立印刷局小田原工場となっています。
恐らく紙幣を印刷しているのでしょう。 -
83kポストの画像は8時43分を示しています。
右のロードサイン。9時51分を示しています。
基準となる場所が異なるのだろうか。
それにしても、83k地点。1時間以上も差が有ります。 -
(10:20)
歩いていて見かけた生しらす有りますの発泡スチロール。
風でヒラヒラしていました。
幕の中。
店内を覗きました。 -
覗いた店内のガラスケースの中です。
大将に断って写真を撮らせて貰いました。
海の無い県に住む者にとって、このような生しらすを食べれることが羨ましいです。 -
路傍のスミレ。
-
歩いていて、民家の庭。
車の先に富士山が望めました。 -
(10:30)
こちらは井上青果店と言うミカン問屋です。
今日が初日でこの先、重いミカンを背負わなければならない。
重いのを覚悟してミカンを買いました。 -
親木橋横断歩道橋の上から撮った富士山です。
-
国府津駅の辺り。
陸上自衛隊員が野外歩行訓練です。
隊列で歩いていました。 -
(10:50)
国府津の海岸に出てみました。
上は西湘バイパスです。
この海岸でお昼にして弁当を食べようと思ったのです。 -
波が寄せる砂浜。
男性がリール竿で魚釣りに取組んでいました。 -
海岸から旧東海道に戻りました。
78kポストが有りました。 -
(11:45)
男女双体道祖神が有りました。 -
道路の反対側を歩く3人組。
街道歩きですかと声を掛けたら、笑って応じてくれました。 -
前方に77kポストが有りました。
画像の撮影時間を見ると,78kポストを通過したのが11時37分で、77kポストは11時52分となっています。
15分で1キロ。
時速4キロの歩行速度です。 -
(12:19)
押切橋の東側。
旧道と新道が分かれます。
右の旧道の坂道を歩きます。 -
右の坂を登ってきました。
Googleの地図では茶屋旧道路傍の道祖神となっていますが、男女双体道祖神ではなかろうか。 -
押切坂の一里塚跡です。
-
松の木の前。
一里塚跡の解説です。 -
路傍にスミレが咲いていました。
アスファルトの隙間。
ド根性スミレです。 -
(12:32)
石仏石塔群で、男女双体道祖神が複数あります。
Googleの地図では越地の辻の地神塔となっています。
各地に散らばっていたものを1か所に集めたのではなかろうか。
この四角いコンクリートの場所。
L字形の鉄を切った跡が四隅に有りましたので火の見櫓の跡なのでしょう。
北側に二宮町消防団の詰め所が有りました。 -
ここは吾妻神社入口です。
右側の道を歩いて来ました。
ザックを背負った男性、街道歩きだっただろうか。
声を掛けにくい人に見えました。 -
(14:10)
明治記念大磯邸園に来ました。
ここには旧大隈重信別邸や陸奥宗光別邸が有りました。
トイレを借りたくて中に入らせて貰いました。 -
旧大隈重信別邸のお庭です。
-
(15:44)
三沢橋東側と言う交差点です。国道1号線は、このまま右に伸びて行きます。
旧東海道は左へ進みます。 -
旧東海道の松並木の名残です。
-
旧東海道を歩くには、この地下道を歩くのでした。
地下道に向わずに右手の方に歩き、間違いに気づいて戻ってきました。 -
地下道から出てきて歩いていると右手に化粧井戸が有りました。
「けしょう」となっていますが、地元の人は「けわい」と呼んでいました。 -
(15:21)
旧東海道は国道1号線と一緒になりました。 -
花水川の花水橋を渡った所にポケットパークが有りました。
そこに「平成の一里塚」が有りました。 -
松の木の足元。
「平成の一里塚」の説明板が有りました。 -
平塚宿本陣旧蹟の碑や平塚宿高札場の石碑が有りました。
そして、歩いて来ると平塚宿の江戸見附解説板が有りました。 -
復元された江戸見附です。
左が街道の北側の物で、右が街道南側の物です。
東海道を挟んで設置して有りました。 -
脇本陣の石碑と解説板です。
-
市民活動センターの前に設置して有った周辺案内図です。
-
(16:22)
平塚駅前に来ました。 -
今日、泊まるホテル。
ホテルリブマックス平塚駅前です。 -
今日の歩行数です。
36k歩きました。 -
ウチへのお土産、井上商店のミカンと山上かまぼこ店のハンペンです。
ミカンが重かったですが3日間背負って歩きました。
真空パックのハンペン。美味しかったです。
最後に
深夜の高速バス。中山道を歩いた時、2度乗ったことが有ります。今回は目的地まで乗るもので逆方向でした。松並木が続き、東海道だろうと思い歩いて行ったら間違えていました。平塚宿に入ってから久保田歯科から東へ進むのが旧東海道でしたが、見落として先に進んでしまいました。結果的には修正して本陣や高札場の所へ来ることが出来ました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- じょぷりん@難病/脊髄小脳変性症の車椅子トラベラーさん 2023/01/21 21:14:46
- ようこそ!
- 小田原・平塚にようこそ!
小田原城、北口から入られたのですね。
(私は、そこから出ました)
色々、史跡や碑もあって、力の入った旅行記ですね。
私の自宅から、バスで30分、平塚宿です。
行きたいと思いつつ、花を見たりゴミ拾いで、なかなか実現しません。
東海道を歩く人は多いですよね。
私も基礎知識を付けたら、目指したいです!
まずは、平塚から藤沢。
色々勉強させていただきます。
- Kオジサンさん からの返信 2023/01/21 23:07:00
- ようこそ!
- じょぷりんさん、今晩は。
東海道を歩いていて、平塚で感心したのは平塚の七夕です。
もちろん、七夕の時期では無かったです。
日本三大と言う言葉。
七夕で、一番は仙台でしよう。そして二番が平塚です。
平塚を出る時に「ようこそ七夕の平塚へ」と言う看板が道路に有り、それを目にしました。
三番を名乗る町には尾張一宮とか三河安城が有りますが、いずれもドングリの背比べだと思います。あやふやですね。
東海道を歩いていて、目的地に向かう時でした。列車が平塚駅に停車した時に「笹の葉サラサラ~~~」と曲が流れてきました。
まぎれもなく、七夕の街と言う事を意識していると感じたのです。
つまらない事を述べて失礼しました。
お休みなさい、。
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