2020/10/05 - 2020/10/05
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令和2年10月5日 (晴) あすなろう鉄道内部駅から名鉄弥富駅
前回の続きで第7回目です。
前回は四日市あすなろ鉄道の内部駅で終了しましたので、そこからの再開となります。
近鉄で名古屋駅から四日市駅へ。四日市駅で四日市あすなろ鉄道に乗り換えました。前回でも述べたように四日市あすなろ鉄道はナローゲージの珍しい鉄道です。かつては近鉄内部線でした。
終点の内部駅から旧東海道の街道歩きを再開しました。四日市市内を横断。そして朝日町、桑名市へ歩きました。
東海道の道筋としては桑名から熱田宿までが七里の渡しで、舟で渡るのですが、短い道筋で佐屋宿と桑名宿を結ぶ三里の渡しも有りました。
今の時代、桑名宿から熱田宿までを国道1号線を歩く事となりますが、国道1号線でなく佐屋路を歩こうと思いました。
次回に佐屋駅から再開するため、佐屋駅へ向かいたくて、今回の終わりは弥富駅で終了にしたいと考えていました。
あすなろう鉄道内部駅 → 追分駅前 → 日永の追分 → 伊勢藏 →
名残の一本松 → 日永の一里塚 → 鹿化橋 → 四日市市南浜田町 →
中浜田町 → 浜田町 → 諏訪栄町 → 諏訪神社 → 指差し道標 →
四日市宿資料館 → 三瀧橋 → 三ツ谷一里塚 → 城山町 → かわらずの松 →
新設用水道碑 → 富田の一里塚 → 朝明橋 → 三重郡朝日町 →
近鉄伊勢旭駅 → 縄生の一里塚跡 → 町屋橋 → 伊勢両宮常夜燈 →
矢田立場跡 → 道標 → 七里の渡し跡 → 伊勢大橋 → 桑名市長島町松ヶ島 → 尾張大橋 → 名鉄弥富駅
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
-
三重県観光キャンペーン推進協議会事務局発行の東海道三重七次道中案内から引用しました。
-
(08:25)
近鉄名古屋駅の3番プラットホームです。
8時38分の五十鈴川行きの急行列車が止まっていました。 -
あすなろ四日市駅です。
9時23分発の内部行きが入線していました。 -
あすなろう鉄道の車内です。
車両の幅が狭く、両側2列の1人用座席となっています。 -
(09:44)
あすなろう鉄道の終点。
内部駅に着きました。
この駅からウオーク再開です。 -
(09:46)
駅前に東海道の石柱が立っていました。 -
ここから先に向かって歩きます。
-
四日市市小古曽2丁目を歩いています。
-
(10:09)
あすなろう鉄道の追分駅前を通過します。 -
(10:15)
日永の追分です。
伊勢神宮の鳥居が立っています。
石の道標に有りますように右に行くと京へ。
左に直進すると伊勢神宮です。 -
北に向かうと日永の追分の近くで日永郷土資料館が有りました。
-
(10:18)
左は玄関です。
玄関に家主の好意で7年間開館してきたが、閉館する時期を迎えたと貼って有りました。
右は南側の壁際に並べてあった民俗資料です。
水を人力で揚げる揚水水車。
石油発動機や赤いポスト。
大きな歯車は水車の物です。 -
伊勢藏と言う味噌・醤油の蔵元の前を通過しました。。
大きな桶が公開されていました。
こんなものを見れるのも、街道歩きの面白さです。 -
(10:28)
先の方に形の良い松が見えます。
東海道の名残の一本松です。 -
日永の一里塚。
壁に囲まれた狭い場所に石柱が設置して有りました。 -
(10:36)
四日市市日永4丁目を歩いています。 -
日永小学校の前に設置して有った「東海道総合案内」です。
-
(10:52)
日永2丁目を歩いています。 -
鹿化川の橋が見えてきました。
-
(11:03)
四日市あすなろう鉄道の電車が行きます。
通常なら2両編成で運行しているだろが、この電車は1両当たりの定員が少数なので3両編成にしているのでしょう。 -
四日市市南浜田町を歩いています。
-
(11:15)
四日市市南浜田町地内を歩いています。
前方に近鉄の高架が見えます。 -
四日市市中浜田町を歩いています。
-
(11:24)
四日市市浜田町まで来ました。
東海道沿いに「たい焼き屋」が有りました。伊藤商店と言う店です。
店内に入り1匹買いました。
1度に何匹も焼けるのでなく、1匹1匹個別に焼く方法です。
一度に何匹も焼くのを養殖物。
個々に1匹ずつ焼くのを天然物と言うようです。
御主人が焼いている写真を撮らせてと言ったら隠れてしまいました。 -
今、買って来た天然物のたい焼き。
-
(11:32)
アーケード街となった四日市市諏訪栄町です。
この道、東海道ですが、諏訪神社の参道でも有ります。 -
「中入道さん」です。
この「中入道さん」は首が伸びるのだろうか。
そして、前の可愛いのが小入道くんです。
商店街のシンボルです。 -
(11:35)
諏訪神社まで来ました。
ここで昼食にしました。 -
(12:10)
指差し道標です。「すぐ江戸道」と設置された年なのか、文化七庚午冬十二月建と彫られています。
片面に「すぐ京いせ道」と右向きの指示で京いせ道。左向きの指でゑどみちと指を指しています。
すぐ とは 真直ぐ のことだそうです。
木が繁ってきて邪魔になっています。 -
四日市宿資料館です。
臨時休館の貼紙が有りました。 -
(12:18)
三滝川の三滝橋です。 -
三滝橋の上から。
四日市のコンビナートが見えます。
大きな煙突は火力発電所の物ではなかろうか。 -
(12:36)
海藏川を越えると三ツ谷一里塚が有りました。 -
(12:54)
四日市市城山町を歩いています。 -
四日市市の羽津地区に有る「かわらずの松」です。
-
(13:28)
四日市市茂福町に有った新設用水道碑です。 -
(13:48)
富田の一里塚へ来ました。 -
木の花から良い匂いが漂ってきました。
白っぽい色なのでギンモクセイだろうか。 -
(14:28)
松寺憩いの広場に来ました。
四日市東海道の北玄関の看板が立っていました。
左は朝明川に架かる朝明橋です。 -
(14:34)
三重郡朝日町に入ってきました。
堤の道で桜並木となっています。 -
三重郡朝日町の柿地区を歩いています。
-
(14:58)
近鉄線の伊勢旭駅前に設置して有った朝日町史跡案内図です。 -
三重郡朝日町の縄生地区を歩いています。
-
(15:05)
縄生の一里塚跡です。 -
町屋川の堤防に来ました。
前方に見える橋は国道1号線の町屋橋です。
あの橋を渡りますと桑名市に入ります。 -
(15:14)
町屋橋を渡り、桑名市に入ります。 -
伊勢両宮常夜燈です。
常夜燈は昔の灯標で伊勢神宮への祈願を兼ねたものです。
桑名在住の材木商が文政元年(1818)に連名で寄進したものですが、その中には岐阜の材木商桑原善吉の名も有りました。
桑原善吉の名は岐阜商工会議所の会頭を務めた人物なので、知っていました。
でも、この寄進した時代は江戸時代です。
調べたら世襲しているのでした。
こういう事を知ることが出来る。街道歩きが面白いところです。 -
(15:33)
桑名宿の入口。
矢田立場跡です。
この辺りに矢田の立場が有りました。
この火の見櫓を右に折れて東に進みます。 -
本願寺の直ぐ先の十字路右手角に、明治20年(1887)の道標が建っています。
道標には、「右 西京伊勢 道」、「左 東海道渡船場 道」 と刻まれています。
ここで左折するのでなく、左へ向かって行くのが東海道です。
右の写真のツナギ服の男性が教えてくれました。 -
(15:46)
-
(16:13)
揖斐川の堤防に上がりました。 -
七里の渡し跡です。
お伊勢さんの鳥居が有ります。 -
(16:34)
先に見えるのが揖斐川の伊勢大橋です。 -
伊勢大橋の歩道を歩いています。
-
(16:53)
国道1号線の379キロポイント。
桑名市長島町松ヶ島を歩いています。 -
木曽川に架かる尾張大橋の歩道を歩いています。
-
(17:25)
尾張大橋を渡りました。
愛知県に入ります。
ここからが弥富市になります。
少し辺りが暗くなってきました。 -
(17:39)
国道1号線から弥富駅へ向かっています。
弥富駅はJRと名鉄が隣り合わせとなっています。
プラットホームに赤い電車が止まっているのが見えましたので、急ぎました。
豊明行きの普通列車の発車時刻が17時49分となっていました。
弥富駅はJR弥富駅でカードをinさせて入場しなければなれません。奥の方に名鉄のカードチェック機が有り、そこでinすれば良いと思っていたのですが、JRでinしてからここに来なければいけませんでした。
それで、JRでinをしに行ってきました。
時間的に間に合いましたが、焦りました。 -
左は内部駅から歩きだした時の物です。
右は名鉄電車に乗ってから撮影しました。間に合ってやれやれと言う気分でした。
今回、38キロほどを歩きました。 -
今回歩いた区間で所々に設置して有った「東海道」の指示標識です。
-
こちらはアチコチに設置して有った東海道の手作りの標識です。
最後に
今回は四日市市、朝日町、桑名市を歩きました。
自治体によって東海道に取組む温度差が有る様に感じました。
予定通り弥富駅から名鉄電車に乗車できましたが、弥富駅の電車の時刻を調べておくべきでした。
今日の経費
那加駅~名古屋駅 680円
名古屋駅~四日市駅 640円
あすなろう鉄道 270円
カップ麺 105円
スポーツ飲料 51円
たい焼き 180円
ジャスミン茶 100円
アイス他 236円
弥富駅から新那加駅 950円
合計 3,212円
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