2022/02/21 - 2022/02/22
30位(同エリア327件中)
arc-en-cielさん
- arc-en-cielさんTOP
- 旅行記261冊
- クチコミ200件
- Q&A回答1件
- 675,272アクセス
- フォロワー126人
この旅行記のスケジュール
2022/02/21
-
飛行機での移動
伊丹空港12:50<ANA783>長崎空港14:15/15:20<ANA4643>壱岐空港15:50
-
車での移動
壱岐空港 16:00<ホテルの送迎車>ビューホテル壱岐 16:20
2022/02/22
-
「春一番の塔」
-
車での移動
ビューホテル壱岐 10:00<ホテルの送迎車>芦辺港 10:20
-
事代主神社
-
貴船神社
-
金刀比羅神社
-
船での移動
壱岐/芦辺港 11:55<九州郵船>対馬/厳原港 13:00
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
【交通手段】ANA&九州郵船
【宿泊先】ビューホテル壱岐/和室
対馬グランドホテル/本館スイート
天然田園温泉 ふかほり邸/ゆすらうめ
【行程】
2月26日(土)伊丹空港→長崎空港→壱岐空港→ビューホテル壱岐
2月27日(日)ビューホテル壱岐→芦辺港→郷ノ浦港→対馬グランドホテル
2月28日(月)対馬グランドホテル→対馬空港→福岡空港→ふかほり邸
3月 1日(火)ふかほり邸
3月 2日(水)ふかほり邸→福岡空港→伊丹空港
前回の五島列島に続き、今回も『国境の島』を旅します。
目的地は、玄界灘に浮かぶ「壱岐」、そして「対馬」。
まず最初に、古事記にも記されている「壱岐」の島へ向かい、美しい島々を満喫してきました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【2月26日(土)1日目】
長崎空港経由で、壱岐へ。
長崎空港からは、30分ほどのフライト。 -
あっという間に、壱岐の島々が見えてきました。
残念ながらこの日は、空が霞んでいて、全体がぼんやりとしか、見えません(≧∀≦)。 -
ですが、地上に近づくと、美しい海面が見えました!(^^)!。
-
長崎から搭乗したプロペラ機。
ORCの機材は、初めてです。
揺れることもなく、快適なフライトでした。 -
壱岐空港は、いかにも「離島!」という感じの空港。
壱岐空港 空港
-
空港から、送迎車でお宿へ向かい、
-
20分ほどで、到着。
ビューホテル壱岐 宿・ホテル
-
今夜、お世話になる「ビューホテル壱岐」。
全21室のお部屋が、すべてオーシャンビューというホテルです。 -
広いロビーで、チェックイン。
-
フロント前には、見事なおひなさまが飾られていました。
-
フロント横は、お土産コーナー。
-
ホテルの館内図。
7階建てですが、客室は4~6階にあります。 -
宿泊するお部屋は、5階。
-
窓のある明るい廊下を通って、
-
お部屋に到着!
-
赤〇が、505号室。
-
扉を開けると、
-
踏込の左手に、水回り。
下の冷蔵庫の庫内は、からっぽ。
館内の自販機は、いわゆる旅館価格ではなく、良心的なお値段で、助かります。 -
左手には、洗面所。
洗面所の足下には、タオルハンガーが用意されていました。 -
そして、ドアを開けると、ユニットバス。
今回は、大浴場を利用したので、こちらは全く使いませんでした。 -
では、お部屋へ。
-
明るくて、二人には十分な広さです。
-
クローゼットには、羽織と金庫。
乱れ箱には、浴衣と、タオル類が入っていました。
大浴場へは、お部屋のバスタオルを持参します。 -
床の間に置かれていたカード。
この表記、安心できます(^^)。 -
広縁には、ライティングテーブルに、テーブルセット。
-
そして反対側には、鏡台。
この箇所だけ、小さな畳が敷かれていました。 -
窓からの眺め。
正面に見えるのは、郷ノ浦港。
この日は、赤い旗が左にたなびいていました。
当初、郷ノ浦港から、対馬へと移動する予定だったので、このお宿にしたのですが、欠航で郷ノ浦港を利用できませんでした。なかなか、旅の予定が立てづらい昨今です(>_<)。
ひと息ついたところで、大浴場に行ってみます。郷ノ浦港フェリーターミナル 乗り物
-
大浴場は、最上階の7階。
-
数段の階段を昇って、正面が女性風呂。
-
フェイスタオルは、たくさん用意されていました。
-
洗い場は、5~6つほど。
-
海を眺めての湯あみ。
隣の高台に公園があるので、ブラインドも降ろせるようになっていましたが、私は開放感を選びました(^^)。 -
霞みもすっかりなくなり、島々がはっきり見えます。
いい眺め~(^^♪。 -
ラジウム泉とあったので、てっきり天然温泉だと思っていたのですが、実は人工温泉とのこと。湯上り後は、身体がずっとホカホカしていました。
-
大浴場から戻る途中、廊下の窓の向こうに、鳥居を発見。
壱岐で初めての神社が、こんなところにあったなんて(*^^*)。
廊下から、ご挨拶。 -
お部屋に戻ると、フェリーがちょうど入港していました。
大き~~い! -
そのフェリーの姿が見えなくなるまで、子どもたちがお見送り。
-
そして、ふと見下ろすと、お部屋の前の屋根に、トビ。
-
どうやらトビも、フェリーを見送っていたようです(^^)。
-
イチオシ
美しい夕暮れを眺める頃には、
-
お部屋で、夕食タイムです(^^♪。
-
【上段】お刺身(ヒラメ・栄螺・鮑・ブリ・鮪・烏賊)、壱岐のお酒、もずく&あこや貝の粕漬
【中段】海老シュウマイ、金目鯛の甘酢あんかけ、ブリカマの塩焼き
【下段】地鶏鍋、ひじきそば
新鮮なお魚が盛りだくさんでしたが、中でも、「あこや貝の粕漬」と、「ひじきそば」が、美味しかったです。
なんでも壱岐は、真珠養殖が有名らしく、あこや貝を初めていただきました。そして、「ひじきそば」は、ところてんのような食感で、のどごしがよかったです。 -
デザート。どのフルーツも食べごろで、とっても甘かったです。
お部屋食での夕食は、自分たちのペースでいただけ、そして美味しくて、とっても満足できました。
就寝前に、もう一度、温泉で温まり、眠りにつきました。 -
【2月27日(日)2日目】
朝、空が白んでくる中、正面をよ~く見ると、 -
三日月のお月さま。
-
そして、朝一番のフェリーが出港していきます。
滞在中、船が入出港する都度、窓を眺めていました(^^)。 -
朝食は、3階の朝食会場で。
こちらも、港を眺めながら、朝ごはん。 -
お重の中には、たくさんの小鉢が入っていて、さらにアジのみりん干しも。
お漬物も、美味しかったです。 -
湯豆腐は、島とうふ。
木綿豆腐よりも表面がしっかりとしており、ボリュームも満点。とっても美味しく、完食しました。 -
朝食後、ホテル周辺を散策。
標識に沿って、階段を昇ると、 -
絶景が広がっています。
-
この日は、空が澄み切っていて、雲ひとつなく、遠くまではっきり見えました。
正面に小さく見える橋が、「大島」と「長島」を結ぶ「珊瑚橋」。 -
今回の旅の大きな目的は、この『春一番』の発祥の地を訪れること。この『春一番』の言葉の発祥は、なんと壱岐の郷ノ浦の地だそうです。
●●●春一番の海難記●●●
漁民たちは、早春に吹く「春一番」「春一」「カラシ花落とし」と呼ばれる南の暴風を恐れた。この風が吹き通らぬうちは、落ち着いて沖に出られなかったからである。
~~中略~~
安政6年旧2月13日は快晴で、恰好の出漁日和であった。殆どの漁船が出漁、各船は順風に恵まれ、予定の時間に到着した。直ちに延縄をはえ始めたが、一船が南の水平線に黒雲の湧き昇るのを発見。「春一だ」と叫んだ。それを聞くや、ことごとくの船が、今仕掛けたばかりの延縄を切り捨て、帰帆の用意にかかったが、強烈な南風は海上を吹き荒れ、小山のような怒涛が漁船に覆いかぶさってきた。
漁民達は、なすすべもなく、船もろとも海中に消えて行ったのである。遭難者の数は五十三名であった。
●●●●●●●●●●●●●●
「春一番」という季語は、「春」の嬉しい知らせを表していると思っていたのですが、自然に対する畏怖を忘れてはいけない言葉でもあったことを、今回の旅を通して、初めて知りました。いつの時代も、自然を崇拝することは大切ですね。 -
ホテルの廊下や大浴場から見ていた2本の柱。
まさか、これが「春一番の塔」だったなんて、まったく気づきませんでした(-_-;)。 -
階段を降り、堤防に向かって歩くと、赤い社殿の八幡宮。
-
そして、その八幡宮の隣に、「春一番供養塔」があります。
-
堤防にも、「春一番発祥の地」と、遭難した船の絵が描かれていました。
春一番発祥の地 名所・史跡
-
堤防の上から見た眺め。
吹く風も、数日前までは冷たい北風だったそうですが、陽射しも暖かく、もうすっかり春の陽気です。
一日、ず~っとここに座って、海を眺めていたい気分(^^)。 -
10時にチェックアウトを済ませ、ホテルの送迎車で、芦辺港へ送っていただきました。
-
車中から、「月読神社(写真)」や「住吉大社」など、多くの神社を通りました。なんでも、壱岐には、神社庁に届出のないものも含めると、1000もの神社があるのだとか。
壱岐は、パワースポットとしても有名になっているようですが、
「神さまは、願いは聞いてくださるけれど、叶えるのは、自分次第。神社は、自分の誓いを立てる場所だからね~。」
と、地元の方が話されていたのが、とても印象的でした。まさに、そのとおりですね。私も肝に銘じます(^^)。月読神社 寺・神社・教会
-
芦辺港に到着!
チケット売り場は、乗船時間の30分前からオープンとのこと。
お天気もよいので、港周辺を散策します。芦辺港フェリーターミナル 乗り物
-
橋を渡って、壱岐神社へ向かいます。
橋の街頭に、ウミネコ?カモメ?
まるで、置物みたい(^^♪。 -
路地の住宅街の中にも、
-
事代主神社を発見!
-
急な坂道を上ると、壱岐神社の鳥居が見えてきました!
-
昭和23年(1948年)創建で、壱岐では一番新しい神社とのこと。
壱岐神社 寺・神社・教会
-
本殿に参拝。
-
壱岐神社の前にある公園へ。
元寇の戦跡(少弐公園) 名所・史跡
-
何もないけれど、見晴らしのよい公園。
-
正面に見えるのは、清水浜海水浴場。
-
公園は高台にあるので、海を一望できて、とっても気持ちがよいです!
-
左側に、とんがり帽子のような岩!?が見えました。
-
調べてみると、「浪切不動尊」。
橋がかかっているので、歩いていけるみたいですが、船の時間があるので、今回は断念。 -
壱岐神社は、芦辺港を見守ってくださっているように、高台に佇む神社です。
-
帰り道に、「貴船神社」を発見。
こちらでも、しっかり参拝。
この神社は、歴史が古そうでした。 -
小さな本殿でしたが、気持ちのよい神社です。
-
途中に見つけた芦辺のマンホール。
花ツバキが描かれていて、可愛い♪ -
最後に、橋のたもとにあった金刀比羅神社をお参り。
急な階段で、当初参拝を諦めていたのですが、OTTOが「せっかくだから、お参りしよう!」と。 -
階段を上り切った左手に、またまた階段が(>_<)。
全部で、100数段ありました。 -
本堂には入ることはできず、お賽銭を投げ入れ、参拝。
-
そして、港に戻ってきました。
イカ釣り船のガラスの照明が、日の光に当たって、キラキラしています。 -
乗船時間5分前になっても、船の気配がないので、不安になり、埠頭で出てみると、さすがジェットフォイル!入り江に入ってから、入港するまで、あっという間でした。
芦辺港フェリーターミナル 乗り物
-
今回乗船する船は、2階建て。
-
それならば、眺めのよい2階席にしよう!と、2階の最前列を予約しました。
-
3分の2ほどの乗船客が、壱岐で降りたので、船内は比較的空いていました。
特に2階は、数人のみで、静かです♪ -
入り江を出ると、先ほどお参りした「壱岐神社」の白い鳥居と、「浪切不動尊」が見えました。
さようなら~~~~。 -
島内の隅々まで巡れなかったので、船から壱岐の島の東側を眺めながら、ご挨拶。
壱岐島 自然・景勝地
-
この日は、海が凪いでいて、全く揺れることなく、とっても快適!
このキラキラした海は、まさに「春の海」です。 -
1時間もすると、次の目的地である「対馬」が見えてきました。
-
近づくと、海に削り取られたような岩肌があちこちに見えました。
-
無事に、対馬の厳原港に到着!
雲ひとつない快晴の中、これから対馬観光に出かけます。
『古代ロマンの架け橋☆対馬を巡って【国境の島旅No.3】<1>観光編』につづきます。厳原港フェリーターミナル 乗り物
-
☆☆☆☆☆
【ビューホテル壱岐】
「ビューホテル壱岐」は、全室オーシャンビューで、郷ノ浦港の目の前にあり、とてもアクセスのよいホテルです。
大浴場からは夕陽が、お部屋からは朝日を眺めることができました。
夕食はお部屋食なので、地元「壱岐」の焼酎と、海の幸に舌鼓を打つことができ、夕暮れを見ながら、のんびりとした時間を過ごすことができました。
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
国境の島旅シリーズ
-
前の旅行記
GoTo Islands【国境の島旅No.1】《2》ホテルマルゲリータ&JR九州ホテル長崎[後編](2022...
2022/01/26~
五島列島
-
次の旅行記
古代ロマンの架け橋★対馬を巡って【国境の島旅No.3】<1>観光編(2022)
2022/02/27~
対馬
-
GoTo Islands【国境の島旅No.1】《1》五島列島リゾート ホテルマルゲリータ[前編](2022)
2022/01/26~
五島列島
-
GoTo Islands【国境の島旅No.1】《2》ホテルマルゲリータ&JR九州ホテル長崎[後編](2022...
2022/01/26~
五島列島
-
春一番を求めて~壱岐へ【国境の島旅No.2】ビューホテル壱岐(2022)
2022/02/21~
壱岐
-
古代ロマンの架け橋★対馬を巡って【国境の島旅No.3】<1>観光編(2022)
2022/02/27~
対馬
-
古代ロマンの架け橋☆対馬を巡って【国境の島旅No.3】対馬グランドホテル&ふかほり邸(2022)
2022/02/27~
対馬
-
長きに渡る歴史&透明で美しい奥尻ブルー【国境の島旅No.4】奥尻島御宿きくち&民宿土井(2022)
2022/05/11~
奥尻島
-
平安末期から連綿と続く黄金伝説の島・佐渡の旅【国境の島旅No.5】伝統と風格の宿 ホテル万長(2022)
2022/05/17~
佐渡島
-
日本百名山の筆頭・利尻富士を望む島旅【国境の島旅No.6】利尻マリンホテル(2022)
2022/05/26~
利尻島
-
彩北の花島・礼文の島旅【国境の島旅No.7】礼文温泉 花れぶん&ソラリア西鉄ホテル札幌(2022)
2022/05/27~
礼文島
-
とって隠岐の自然ゆたかな島旅【国境の島旅No.8】Ento&サイクリング(2022)
2022/06/09~
隠岐諸島
-
常夏ではなく常春の島・八丈島の旅【国境の島旅No.9】<1>リゾートシーピロス(2022)
2022/10/26~
八丈島
-
常夏ではなく常春の島・八丈島の旅【国境の島旅No.9】<2>リードパークリゾート八丈島(2022)
2022/10/26~
八丈島
-
八重山諸島を眺めて、石垣で過ごす避寒の旅【国境の島旅No.10☆Final】アートホテル石垣島(2022)
2022/11/30~
石垣島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
壱岐(長崎) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 国境の島旅シリーズ
0
92