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【交通手段】ANA&九州郵船<br />【宿泊先】ビューホテル壱岐/和室<br />     対馬グランドホテル/本館スイート<br />     天然田園温泉 ふかほり邸/ゆすらうめ<br /><br />【行程】<br />2月26日(土)伊丹空港→長崎空港→壱岐空港→ビューホテル壱岐<br />2月27日(日)ビューホテル壱岐→芦辺港→郷ノ浦港→対馬グランドホテル<br />2月28日(月)対馬グランドホテル→対馬空港→福岡空港→ふかほり邸<br />3月 1日(火)ふかほり邸<br />3月 2日(水)ふかほり邸→福岡空港→伊丹空港<br /><br />前回の五島列島に続き、今回も『国境の島』を旅します。<br />目的地は、玄界灘に浮かぶ「壱岐」、そして「対馬」。<br /><br />対馬には、壱岐/芦辺港から、ジェットフォイルで移動。対馬の玄関口、厳原港に到着後、タクシーで4時間の観光を楽しみました。<br />佐渡島、奄美大島に次いで、3番目に大きい対馬。<br />行きたいスポットはたくさんありましたが、今回は厳選した場所を観光しました(^^)。<br /><br />☆壱岐の旅行記☆<br />『春一番を求めて~壱岐へ【国境の島旅No.2】ビューホテル壱岐』<br />https://4travel.jp/travelogue/11742429

古代ロマンの架け橋★対馬を巡って【国境の島旅No.3】<1>観光編(2022)

47いいね!

2022/02/27 - 2022/02/27

29位(同エリア261件中)

旅行記グループ 国境の島旅シリーズ

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この旅行記のスケジュール

この旅行記スケジュールを元に

【交通手段】ANA&九州郵船
【宿泊先】ビューホテル壱岐/和室
     対馬グランドホテル/本館スイート
     天然田園温泉 ふかほり邸/ゆすらうめ

【行程】
2月26日(土)伊丹空港→長崎空港→壱岐空港→ビューホテル壱岐
2月27日(日)ビューホテル壱岐→芦辺港→郷ノ浦港→対馬グランドホテル
2月28日(月)対馬グランドホテル→対馬空港→福岡空港→ふかほり邸
3月 1日(火)ふかほり邸
3月 2日(水)ふかほり邸→福岡空港→伊丹空港

前回の五島列島に続き、今回も『国境の島』を旅します。
目的地は、玄界灘に浮かぶ「壱岐」、そして「対馬」。

対馬には、壱岐/芦辺港から、ジェットフォイルで移動。対馬の玄関口、厳原港に到着後、タクシーで4時間の観光を楽しみました。
佐渡島、奄美大島に次いで、3番目に大きい対馬。
行きたいスポットはたくさんありましたが、今回は厳選した場所を観光しました(^^)。

☆壱岐の旅行記☆
『春一番を求めて~壱岐へ【国境の島旅No.2】ビューホテル壱岐』
https://4travel.jp/travelogue/11742429

旅行の満足度
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【2月27日(日)2日目】<br />雲ひとつない快晴の中、厳原港に到着。<br />これから、タクシーで対馬観光に出かけます。<br /><br />出発前に、一般的な4時間のモデルコースではなく、私の行きたい場所に変更したいとドライバーさんにお伝えすると、「いいですよ~!」と快諾。優しいドライバーさんでよかった(^^♪。

    【2月27日(日)2日目】
    雲ひとつない快晴の中、厳原港に到着。
    これから、タクシーで対馬観光に出かけます。

    出発前に、一般的な4時間のモデルコースではなく、私の行きたい場所に変更したいとドライバーさんにお伝えすると、「いいですよ~!」と快諾。優しいドライバーさんでよかった(^^♪。

    厳原港フェリーターミナル 乗り物

  • タクシーが走り出して数分も経たないうちに、ドライバーさんの観光ガイドがスタートしました(^^)。<br /><br />「山の中腹にある木の生えていない場所が清水山城跡。豊臣秀吉が朝鮮出兵の年に築いたといわれており、今は本丸がないですが、海がよく見渡せたそうですよ。」<br /><br />『朝鮮出兵』は、歴史で習いましたが、実際にその城跡を目の当たりにすると、ぐっと身近に感じます。

    タクシーが走り出して数分も経たないうちに、ドライバーさんの観光ガイドがスタートしました(^^)。

    「山の中腹にある木の生えていない場所が清水山城跡。豊臣秀吉が朝鮮出兵の年に築いたといわれており、今は本丸がないですが、海がよく見渡せたそうですよ。」

    『朝鮮出兵』は、歴史で習いましたが、実際にその城跡を目の当たりにすると、ぐっと身近に感じます。

    清水山城跡 名所・史跡

  • 金石城の櫓門。<br />金石城は焼失し、この櫓門も平成になって、復元されたものだとか。<br />(車中から撮影)

    金石城の櫓門。
    金石城は焼失し、この櫓門も平成になって、復元されたものだとか。
    (車中から撮影)

  • お城の石垣は、『鏡積み』という積み方だそうです。<br />(車中から撮影)

    お城の石垣は、『鏡積み』という積み方だそうです。
    (車中から撮影)

  • 最初に訪れたのは、『萬松院(ばんしょういん)』。<br />対馬藩を治めていた宗家累代の菩提寺。

    最初に訪れたのは、『萬松院(ばんしょういん)』。
    対馬藩を治めていた宗家累代の菩提寺。

    万松院 寺・神社・教会

  • 門の向こうには、百雁木(ひゃくがんぎ)と言われる石段があり、その先に、宗家のお墓が立ち並んでいるそうです。<br /><br />ここまでは、事前に調べていたのですが、ドライバーさんから、<br />「宗家は、前田家、毛利家にも匹敵する大大名で、この三家のお墓が、日本三代墓地と称されています。」<br />と伺い、OTTOと二人で、改めてビックリ(+_+)。

    門の向こうには、百雁木(ひゃくがんぎ)と言われる石段があり、その先に、宗家のお墓が立ち並んでいるそうです。

    ここまでは、事前に調べていたのですが、ドライバーさんから、
    「宗家は、前田家、毛利家にも匹敵する大大名で、この三家のお墓が、日本三代墓地と称されています。」
    と伺い、OTTOと二人で、改めてビックリ(+_+)。

  • 朝鮮通信使は、江戸で徳川将軍と対面するのが恒例でしたが、江戸時代最後の朝鮮通信使は、江戸ではなく、対馬で行われました。<br />その際、徳川将軍の名代として、宗家が対面したため、朝鮮通信使に失礼のないよう、徳川将軍の大位牌が萬松院に持ってこられたそうです。<br />そして、今も堂内に安置され、また朝鮮国王から贈られた三具足も置かれているとのこと。<br /><br />ドライバーさんの説明が、とても詳しくて、一度では覚えられない情報量。メモを取るのに必死です(^^;)。

    朝鮮通信使は、江戸で徳川将軍と対面するのが恒例でしたが、江戸時代最後の朝鮮通信使は、江戸ではなく、対馬で行われました。
    その際、徳川将軍の名代として、宗家が対面したため、朝鮮通信使に失礼のないよう、徳川将軍の大位牌が萬松院に持ってこられたそうです。
    そして、今も堂内に安置され、また朝鮮国王から贈られた三具足も置かれているとのこと。

    ドライバーさんの説明が、とても詳しくて、一度では覚えられない情報量。メモを取るのに必死です(^^;)。

  • 『萬松院』は、宗家の墓地も含めると広大な敷地です。<br />またいつの日か、ゆっくりと参拝したいと思いながら、後にしました。

    『萬松院』は、宗家の墓地も含めると広大な敷地です。
    またいつの日か、ゆっくりと参拝したいと思いながら、後にしました。

  • 旧武家屋敷町の街並みを通り、次は『半井桃水』の生家前で停車。<br />現在は、『半井桃水館』となっています。<br /><br />「半井桃水」って???とすぐに思い出せない私たち夫婦(≧∀≦)。<br />「樋口一葉」の師範だそうです。

    旧武家屋敷町の街並みを通り、次は『半井桃水』の生家前で停車。
    現在は、『半井桃水館』となっています。

    「半井桃水」って???とすぐに思い出せない私たち夫婦(≧∀≦)。
    「樋口一葉」の師範だそうです。

  • どこを見渡しても、立派な石垣が続いています。<br />昔の石垣を、そのまま使っているお家が多く、時間があれば、この界隈をゆっくり散策してみたかったです。

    どこを見渡しても、立派な石垣が続いています。
    昔の石垣を、そのまま使っているお家が多く、時間があれば、この界隈をゆっくり散策してみたかったです。

  • 次に向かったのは、『日新館武道場』。<br />この門は、対馬藩主宗氏の中屋敷門で、その後、藩校日新館の門として使われていたものだとか。<br />現在は、武道に励む人々を迎え入れてくれています。<br />この立派なご門をくぐると、気合も入ることでしょう(^^)。

    次に向かったのは、『日新館武道場』。
    この門は、対馬藩主宗氏の中屋敷門で、その後、藩校日新館の門として使われていたものだとか。
    現在は、武道に励む人々を迎え入れてくれています。
    この立派なご門をくぐると、気合も入ることでしょう(^^)。

  • 実は、この厳原での観光は、私がお願いした行先は、ひとつも入っておらず、ドライバーさんのご厚意によるものでした。<br /><br />私たち夫婦の旅の行程では、厳原に立ち寄るのが、この時だけと知ったドライバーさんが、「せっかく対馬まで来てもらったのだから、厳原の観光スポットを、少しだけでも回りましょう!」と、提案してくださいました。<br />親切なドライバーさんのおかげで、思いがけず、厳原の観光スポットを楽しむことができました!(^^)!。

    実は、この厳原での観光は、私がお願いした行先は、ひとつも入っておらず、ドライバーさんのご厚意によるものでした。

    私たち夫婦の旅の行程では、厳原に立ち寄るのが、この時だけと知ったドライバーさんが、「せっかく対馬まで来てもらったのだから、厳原の観光スポットを、少しだけでも回りましょう!」と、提案してくださいました。
    親切なドライバーさんのおかげで、思いがけず、厳原の観光スポットを楽しむことができました!(^^)!。

  • では、目的地へ!と走り出し、20分ほど経過したところで、ドライバーさんが、「少し立ち寄りましょう。」と。<br /><br />ここはどこ??と、車を降りると、

    では、目的地へ!と走り出し、20分ほど経過したところで、ドライバーさんが、「少し立ち寄りましょう。」と。

    ここはどこ??と、車を降りると、

  • 『万関瀬戸開削之碑』がありました。<br />万関と言えば、『万関橋』!<br /><br />「今は、万関橋が架かっていますが、ここは、もともと地続きだったんですよ。明治時代に日本海軍によって、万関瀬戸という運河を作り、敵に悟られないよう、船の航路にしたのです。」<br /><br />橋を見に行こうとする私たち夫婦に、その前に~と案内していただいたのが、

    『万関瀬戸開削之碑』がありました。
    万関と言えば、『万関橋』!

    「今は、万関橋が架かっていますが、ここは、もともと地続きだったんですよ。明治時代に日本海軍によって、万関瀬戸という運河を作り、敵に悟られないよう、船の航路にしたのです。」

    橋を見に行こうとする私たち夫婦に、その前に~と案内していただいたのが、

  • 石屋根倉庫の東屋。<br />以前は、島のあちこちにあったそうですが、今は少なくなってしまい、ここは貴重な建屋だそうです。

    石屋根倉庫の東屋。
    以前は、島のあちこちにあったそうですが、今は少なくなってしまい、ここは貴重な建屋だそうです。

  • 対馬の集落に、薄い板状の岩が取れる場所があり、その薄い岩を積み重ねて、屋根にしていたそうです。風にも強く、火からも守れるという利点があったとか。<br /><br />薄い板状の岩なんて、初めて見ました。

    対馬の集落に、薄い板状の岩が取れる場所があり、その薄い岩を積み重ねて、屋根にしていたそうです。風にも強く、火からも守れるという利点があったとか。

    薄い板状の岩なんて、初めて見ました。

  • そして、『万関橋』へ。<br />歩いて渡ることに。

    そして、『万関橋』へ。
    歩いて渡ることに。

    万関橋 名所・史跡

  • この赤い橋は、3代目。<br />現在は、この橋を境に、対馬北部を『上島』、対馬南部を『下島』と呼びます。

    この赤い橋は、3代目。
    現在は、この橋を境に、対馬北部を『上島』、対馬南部を『下島』と呼びます。

  • 航路は、島々の中に入り組んでいて、見えづらく、戦時中の船が通るには、まさに打ってつけの地形だったのでしょう。

    航路は、島々の中に入り組んでいて、見えづらく、戦時中の船が通るには、まさに打ってつけの地形だったのでしょう。

  • 反対側の久須保浦。<br />入り江になっているので、穏やかな海です。

    反対側の久須保浦。
    入り江になっているので、穏やかな海です。

  • 下を見ると、ターコイズブルーの海。<br />右側の壁の窪んでいる辺りに、最初の橋が架けられていました。

    下を見ると、ターコイズブルーの海。
    右側の壁の窪んでいる辺りに、最初の橋が架けられていました。

  • ふたたび、次の目的地へ向けて、出発。<br />しばらくすると、車中から池?湖?と思われるものが見えてきたのですが、実は海!<br /><br />対馬は、古くから真珠が採れ、この『玉調の浦』でも、大正時代から真珠の養殖が盛んで、なんと50億円もの取引がなされていたそうです\(◎o◎)/!。

    ふたたび、次の目的地へ向けて、出発。
    しばらくすると、車中から池?湖?と思われるものが見えてきたのですが、実は海!

    対馬は、古くから真珠が採れ、この『玉調の浦』でも、大正時代から真珠の養殖が盛んで、なんと50億円もの取引がなされていたそうです\(◎o◎)/!。

  • 『玉調の浦』の中央に佇む、『浅茅湾の真珠の乙女像』。

    『玉調の浦』の中央に佇む、『浅茅湾の真珠の乙女像』。

  • 続いて、右側に見えてきたのは、今度こそ池?湖?<br />と思いきや、こちらも海なんですって(+_+)。<br />対馬は、入り江が多いのですね。

    続いて、右側に見えてきたのは、今度こそ池?湖?
    と思いきや、こちらも海なんですって(+_+)。
    対馬は、入り江が多いのですね。

  • 以前、満潮時に100キロもあるような大きなマグロが、間違って入ってきちゃったことがあり、近所の集落の人たちが捕まえたことがあったと、ドライバーさんに教えていただきました。<br /><br />あのお母さんも、満潮時に泳いできた魚や、海藻を採っているのかも(^^)。

    以前、満潮時に100キロもあるような大きなマグロが、間違って入ってきちゃったことがあり、近所の集落の人たちが捕まえたことがあったと、ドライバーさんに教えていただきました。

    あのお母さんも、満潮時に泳いできた魚や、海藻を採っているのかも(^^)。

  • そして、次に訪れたのは、『西漕手』という場所。

    そして、次に訪れたのは、『西漕手』という場所。

  • その昔、遣隋使や遣唐使が、東の『小船越浦』から西の『西漕手浦』まで、またその逆の経路で、陸地を200メートルほど歩き、船を乗り換えたそうです。

    その昔、遣隋使や遣唐使が、東の『小船越浦』から西の『西漕手浦』まで、またその逆の経路で、陸地を200メートルほど歩き、船を乗り換えたそうです。

  • タクシーは、幹線道路から脇道を、どんどんバックで山間に入っていくので、OTTOと私は、大丈夫かなぁ?と少し不安(^^;)。

    タクシーは、幹線道路から脇道を、どんどんバックで山間に入っていくので、OTTOと私は、大丈夫かなぁ?と少し不安(^^;)。

  • 「ここで降りましょう。」と促され、車を降りると、細い坂道が続いています。<br />満潮時には、この辺りまで、海に浸かるとのこと。

    「ここで降りましょう。」と促され、車を降りると、細い坂道が続いています。
    満潮時には、この辺りまで、海に浸かるとのこと。

  • そして、木々の根っこには、さきほど見た薄い岩がたくさん埋まっています。<br />人が積んだように見える岩。<br />なんだかパズルみたい。<br />一体、どうしたらこんな地層になるのか、不思議です。

    そして、木々の根っこには、さきほど見た薄い岩がたくさん埋まっています。
    人が積んだように見える岩。
    なんだかパズルみたい。
    一体、どうしたらこんな地層になるのか、不思議です。

  • そして、さらに進んでいくと、

    そして、さらに進んでいくと、

  • うわぁ~~~、船がある。<br />ここから、また海に出ていけるなんて、すご~い!<br /><br />もしかして、最澄もここを通ったのでは!?と思ったのですが、<br />「最澄はここではないらしいですよ。最澄が立ち寄った場所は、下島にあるので。」と(^^)。<br />空海や小野妹子が、この道を歩いたかも~と思いながら、車に戻りました(^^)。

    うわぁ~~~、船がある。
    ここから、また海に出ていけるなんて、すご~い!

    もしかして、最澄もここを通ったのでは!?と思ったのですが、
    「最澄はここではないらしいですよ。最澄が立ち寄った場所は、下島にあるので。」と(^^)。
    空海や小野妹子が、この道を歩いたかも~と思いながら、車に戻りました(^^)。

  • そして、私の対馬観光の目的1カ所目、『和多都美神社』に到着!

    そして、私の対馬観光の目的1カ所目、『和多都美神社』に到着!

    和多都美神社 寺・神社・教会

  • 『和多都美神社』は、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)をご祭神とする海宮。

    『和多都美神社』は、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)をご祭神とする海宮。

  • 鳥居をくぐった右手に、置かれていた鳥居。<br /><br />2020年の台風10号で倒壊した『一の鳥居』。<br />基礎土台だけ残って、海の中に倒れていたそうです。<br />きっとこの鳥居が、対馬を守ってくださったのでしょう。

    鳥居をくぐった右手に、置かれていた鳥居。

    2020年の台風10号で倒壊した『一の鳥居』。
    基礎土台だけ残って、海の中に倒れていたそうです。
    きっとこの鳥居が、対馬を守ってくださったのでしょう。

  • 『和多都美神社』は、思ったより、境内は広いです。

    『和多都美神社』は、思ったより、境内は広いです。

  • まずは、拝殿に参拝し、

    まずは、拝殿に参拝し、

  • 拝殿の横にあるご神木『龍松(たてまつ)』。<br />木の根が、まるで竜のよう。

    拝殿の横にあるご神木『龍松(たてまつ)』。
    木の根が、まるで竜のよう。

  • 本殿横には、『濱殿御子神社』。<br />こちらの社には、いずれも、鍵がかかっていました。

    本殿横には、『濱殿御子神社』。
    こちらの社には、いずれも、鍵がかかっていました。

  • 社殿の横に、見たことのない鳥居。<br />ドライバーさんによると、<br />「三柱鳥居(みはしらとりい)と言って、この和多都美神社には、もうひとつあるんですよ。中央にあるのは、亀甲石なので、もしかしたら、吉凶を占う場所だったのかも。でも、本当のところは、わからないんですよ。」<br /><br />謎の多い『三柱鳥居』ですが、手を合わせて、拝みました。

    社殿の横に、見たことのない鳥居。
    ドライバーさんによると、
    「三柱鳥居(みはしらとりい)と言って、この和多都美神社には、もうひとつあるんですよ。中央にあるのは、亀甲石なので、もしかしたら、吉凶を占う場所だったのかも。でも、本当のところは、わからないんですよ。」

    謎の多い『三柱鳥居』ですが、手を合わせて、拝みました。

  • ドライバーさんが、「社殿の奥へ行きましょう」と、案内してくれました(^^)。<br />鎮守の森に、一本の小道が続いていました。

    ドライバーさんが、「社殿の奥へ行きましょう」と、案内してくれました(^^)。
    鎮守の森に、一本の小道が続いていました。

  • 鳥居の奥に、豊玉姫命のお墓が祀られているそうです。<br />気持ちを引き締めて、鳥居をくぐり、

    鳥居の奥に、豊玉姫命のお墓が祀られているそうです。
    気持ちを引き締めて、鳥居をくぐり、

  • お墓の前に来ると、気のせいか、とても神々しい気分になりました。<br /><br />私は撮影してはいけないような気がして、そのまま立ち去ったのですが、、、OTTOはしっかり撮影していました。恐れを知らないOTTO(≧∀≦)。

    お墓の前に来ると、気のせいか、とても神々しい気分になりました。

    私は撮影してはいけないような気がして、そのまま立ち去ったのですが、、、OTTOはしっかり撮影していました。恐れを知らないOTTO(≧∀≦)。

  • 社殿から海を眺めたところ。<br />ここから、5つの鳥居が並びます。

    社殿から海を眺めたところ。
    ここから、5つの鳥居が並びます。

  • もうひとつの『三柱鳥居(みはしらとりい)』。<br /><br />『磯良恵比寿』という説明書きがありました。<br />中央には、『阿曇磯良のご神体』と伝わる不思議な石が置かれているそうです。

    もうひとつの『三柱鳥居(みはしらとりい)』。

    『磯良恵比寿』という説明書きがありました。
    中央には、『阿曇磯良のご神体』と伝わる不思議な石が置かれているそうです。

  • 歩道よりも低い位置に作られています。<br />この時は、干潮なので、地面が見えていますが、

    歩道よりも低い位置に作られています。
    この時は、干潮なので、地面が見えていますが、

  • 潮が満ちてくると、この水路から海水が入ってきて、水の中に浮かぶ『三柱鳥居』が見られるそうです。

    潮が満ちてくると、この水路から海水が入ってきて、水の中に浮かぶ『三柱鳥居』が見られるそうです。

  • そして、海に浮かぶ有名な鳥居へ!

    そして、海に浮かぶ有名な鳥居へ!

  • 干潮なので、『二の鳥居』まで、歩いていけます。

    干潮なので、『二の鳥居』まで、歩いていけます。

  • 『二の鳥居』から、『一の鳥居』を眺めたところ。<br />満潮時には、きっとあの基礎の部分も海に沈むのでしょう。

    イチオシ

    『二の鳥居』から、『一の鳥居』を眺めたところ。
    満潮時には、きっとあの基礎の部分も海に沈むのでしょう。

  • 足下に寄せてくる波。<br />ここは海なのに、参道。<br />海の参道に佇んでいるのだと思うと、とても神秘的です。

    足下に寄せてくる波。
    ここは海なのに、参道。
    海の参道に佇んでいるのだと思うと、とても神秘的です。

  • ここが、竜宮伝説の神社と云われていることも、うなづけます。

    ここが、竜宮伝説の神社と云われていることも、うなづけます。

  • 海を背にして、『二の鳥居』を撮影。<br />完全に、海水がなくなり、陸地です。

    海を背にして、『二の鳥居』を撮影。
    完全に、海水がなくなり、陸地です。

  • 鳥居と鳥居の間は、思っていた以上に、距離がありました。

    鳥居と鳥居の間は、思っていた以上に、距離がありました。

  • 潮が引いたばかりの地面には、生き物たちの形跡があちこちに(^^)。<br />石かと思い、いくつか拾ってみると、

    潮が引いたばかりの地面には、生き物たちの形跡があちこちに(^^)。
    石かと思い、いくつか拾ってみると、

  • 地面一面にあったのは、細長い貝でした(+_+)。<br />ものすごい数の生命が息づいている海を、歩かせていただいたことに、感謝です。

    地面一面にあったのは、細長い貝でした(+_+)。
    ものすごい数の生命が息づいている海を、歩かせていただいたことに、感謝です。

  • 『三の鳥居』に戻ってきました。

    『三の鳥居』に戻ってきました。

  • 駐車場には、たくさんの車が停まっていたのですが、不思議なことに、参拝中は、私たちだけでした。<br />おかげで、静寂の中、参拝させていただくことができました。

    駐車場には、たくさんの車が停まっていたのですが、不思議なことに、参拝中は、私たちだけでした。
    おかげで、静寂の中、参拝させていただくことができました。

  • そして、私の対馬観光の目的2カ所目、『烏帽子岳』。

    そして、私の対馬観光の目的2カ所目、『烏帽子岳』。

  • 階段を昇って、展望台へ向かいます。<br />結構な段数があり、息が切れます(≧∀≦)。

    階段を昇って、展望台へ向かいます。
    結構な段数があり、息が切れます(≧∀≦)。

  • でも、その先の展望台に到着すると、この眺めが広がっていました。<br />こちらは、東側。対馬の『下島』方面が見えています。<br /><br />こんなにたくさんの島が浮かんでいるなんて、すご~~~い(^^♪!

    でも、その先の展望台に到着すると、この眺めが広がっていました。
    こちらは、東側。対馬の『下島』方面が見えています。

    こんなにたくさんの島が浮かんでいるなんて、すご~~~い(^^♪!

  • 手前は、浅茅湾。<br />山々の向こうに、うっすら見える海が、「日本海」。<br />この日は、ラッキーなことに、「日本海」全体が、肉眼ではっきり見えました。

    手前は、浅茅湾。
    山々の向こうに、うっすら見える海が、「日本海」。
    この日は、ラッキーなことに、「日本海」全体が、肉眼ではっきり見えました。

    浅茅湾(対馬の多島海) 自然・景勝地

  • そして、展望台の西側。<br />こちらの山々の向こうは、「東シナ海」。<br />年に数回、この先にある韓国が見える日もあるのだとか。

    そして、展望台の西側。
    こちらの山々の向こうは、「東シナ海」。
    年に数回、この先にある韓国が見える日もあるのだとか。

  • 地図で見ると、こんな位置関係です。

    地図で見ると、こんな位置関係です。

  • 展望台の南側。<br />三方どこを見ても、島、島、島~~~!<br />素晴らしい景色です。<br /><br />ちなみに、対馬は108の島から成り立っていて、有人島が6島、それ以外が無人島。

    展望台の南側。
    三方どこを見ても、島、島、島~~~!
    素晴らしい景色です。

    ちなみに、対馬は108の島から成り立っていて、有人島が6島、それ以外が無人島。

  • 展望台の北側、対馬の『上島』方面。<br />緑の山の中に、ひと際目を惹く、『和多都美神社』の赤い鳥居。

    展望台の北側、対馬の『上島』方面。
    緑の山の中に、ひと際目を惹く、『和多都美神社』の赤い鳥居。

  • 心が洗われるような美しい場所でした。<br /><br />これから、最後の目的地へと、移動します。

    心が洗われるような美しい場所でした。

    これから、最後の目的地へと、移動します。

  • 途中、山の中に見かけた小さなお地蔵さま!?<br />実は、『蜂洞(はちどう)』という二ホンミツバチの巣箱だそうです。

    途中、山の中に見かけた小さなお地蔵さま!?
    実は、『蜂洞(はちどう)』という二ホンミツバチの巣箱だそうです。

  • こちらも、車中から見かけたソテツ。<br />対馬に、ソテツは自生しないそうなので、誰かが運んできたものではないかと。

    こちらも、車中から見かけたソテツ。
    対馬に、ソテツは自生しないそうなので、誰かが運んできたものではないかと。

  • その隣に、廃校となった校舎。<br />対馬も少子化により、廃校が増えているそうで、ドライバーさんの母校も、廃校になってしまったと、淋しそうに話してくださいました。

    その隣に、廃校となった校舎。
    対馬も少子化により、廃校が増えているそうで、ドライバーさんの母校も、廃校になってしまったと、淋しそうに話してくださいました。

  • 最後の目的地、『海神(かいじん)神社』に到着。

    最後の目的地、『海神(かいじん)神社』に到着。

    海神神社 寺・神社・教会

  • 鳥居の横にある宝物館。<br />「韓国窃盗団による仏像窃盗事件があってから、宝物館に入れて、鍵をかけることになったんですよ。盗まれた仏像は、無事に戻ってきたんですけどね。。。」と、ドライバーさん。<br /><br />あ~、あの仏像事件は、この神社だったとは(&gt;_&lt;)。<br />『和多都美神社』で見かけたお社の鍵は、そういうことだったのですね。。。

    鳥居の横にある宝物館。
    「韓国窃盗団による仏像窃盗事件があってから、宝物館に入れて、鍵をかけることになったんですよ。盗まれた仏像は、無事に戻ってきたんですけどね。。。」と、ドライバーさん。

    あ~、あの仏像事件は、この神社だったとは(>_<)。
    『和多都美神社』で見かけたお社の鍵は、そういうことだったのですね。。。

  • “対馬一ノ宮”として有名な『海神神社』。<br />とても広い境内です。

    “対馬一ノ宮”として有名な『海神神社』。
    とても広い境内です。

  • 「本殿は、ここから300段ほどのところにあるんですよ。」と、ドライバーさんから説明され、思わず、参拝を尻込みする私たち夫婦(^^;)。<br />親切なドライバーさんに、「せっかく対馬に来ていただいたのですし、時間のことは気にせず、行ってきてください。」と強く勧められました。

    「本殿は、ここから300段ほどのところにあるんですよ。」と、ドライバーさんから説明され、思わず、参拝を尻込みする私たち夫婦(^^;)。
    親切なドライバーさんに、「せっかく対馬に来ていただいたのですし、時間のことは気にせず、行ってきてください。」と強く勧められました。

  • せっかくここまで来たのだし、対馬の神さまにもご挨拶しないとね!と、気を取り直し、階段を上ります(*^^*)。

    せっかくここまで来たのだし、対馬の神さまにもご挨拶しないとね!と、気を取り直し、階段を上ります(*^^*)。

  • 角を曲がっても、また階段(&gt;_&lt;)。<br />ランニング中の青年がすれ違った際、OTTOが、「あとどれくらいあるの?」と声をかけると、「いやぁ~、まだまだありますよ~~~。頑張ってください!」と励まされていました(^^;)。

    角を曲がっても、また階段(>_<)。
    ランニング中の青年がすれ違った際、OTTOが、「あとどれくらいあるの?」と声をかけると、「いやぁ~、まだまだありますよ~~~。頑張ってください!」と励まされていました(^^;)。

  • ようやく、鳥居が見えました。<br />本殿に到着?

    ようやく、鳥居が見えました。
    本殿に到着?

  • いえいえ、さらに、最後に急な階段が待っていました(≧∀≦)。

    いえいえ、さらに、最後に急な階段が待っていました(≧∀≦)。

  • そして、やっとの思いで、拝殿に到着!<br />こちらの神社は、先ほどの『和多都美神社』と同じく、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られているそうです。

    そして、やっとの思いで、拝殿に到着!
    こちらの神社は、先ほどの『和多都美神社』と同じく、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が祀られているそうです。

  • 板張りのとても広い拝殿。<br />もともと「舞楽」を舞うために作られた「舞殿」なのだそうです。

    板張りのとても広い拝殿。
    もともと「舞楽」を舞うために作られた「舞殿」なのだそうです。

  • 「拝殿の隣にも、社がありますから、拝んできてくださいね!」と、ドライバーさんに教えていただいていました。<br />小さなお社が、5つほど並んでいて、こちらにも参拝。

    「拝殿の隣にも、社がありますから、拝んできてくださいね!」と、ドライバーさんに教えていただいていました。
    小さなお社が、5つほど並んでいて、こちらにも参拝。

  • 拝殿の奥に、本殿があります。<br /><br />境内に佇んでいると、いろいろな鳥たちのさえずりが聴こえて、とても気持ちよかったです。

    拝殿の奥に、本殿があります。

    境内に佇んでいると、いろいろな鳥たちのさえずりが聴こえて、とても気持ちよかったです。

  • 境内周辺の木坂山(伊豆山)は、千古斧を入れない原生林とのことで、様々な野鳥が見られるそうです。

    境内周辺の木坂山(伊豆山)は、千古斧を入れない原生林とのことで、様々な野鳥が見られるそうです。

  • それでは、戻りましょう!<br />こんなに急な階段だったと、帰り道に気づきました(^^;)。

    それでは、戻りましょう!
    こんなに急な階段だったと、帰り道に気づきました(^^;)。

  • 無事、280段の階段を降りてきました!(^^)!。<br />手水舎の横に、小さな拝殿があり、上の拝殿まで行かなくても、参拝できるようになっています。納得です(^_-)-☆!

    無事、280段の階段を降りてきました!(^^)!。
    手水舎の横に、小さな拝殿があり、上の拝殿まで行かなくても、参拝できるようになっています。納得です(^_-)-☆!

  • 往路に気になっていた石積みの小屋。<br />「藻小屋」と言い、海藻を干す小屋なんだそうです。<br /><br />対馬は、石を積む文化が至るところで、見ることができました。

    往路に気になっていた石積みの小屋。
    「藻小屋」と言い、海藻を干す小屋なんだそうです。

    対馬は、石を積む文化が至るところで、見ることができました。

  • 無事に対馬観光を終え、今夜の宿泊先の対馬グランドホテルに向かいます。<br />その車中でも、対馬にまつわる様々なお話をお伺いしたり、OTTOと野球談議で盛り上がったりと、とても楽しいひとときでした。

    無事に対馬観光を終え、今夜の宿泊先の対馬グランドホテルに向かいます。
    その車中でも、対馬にまつわる様々なお話をお伺いしたり、OTTOと野球談議で盛り上がったりと、とても楽しいひとときでした。

  • 対馬は、南北約80キロ、東西約20キロの島。<br /><br />4時間の対馬観光で、当初3カ所のみ、案内していただく予定でしたが、とても親切で対馬に詳しいドライバーさんのご配慮により、厳原観光を皮切りに、対馬の見どころを存分に案内していただき、とても充実した4時間でした。<br /><br />古くから「防人」の島として、朝鮮出兵、日露戦争等、国境の島「対馬」は、国防としての最重要の島だったのだと、改めて身近に感じた旅でした。<br />壱岐と同様、島の至るところに神社があり、地元の方でも、島内の神社の数がわからないとのことですが、これらの対馬の多くの神さまが、対馬の島々や海をいつも見守っていてくださっているのだと思います。<br />昨今の世界情勢を考えると、いつまでも、日本が平和であることを象徴する『島』として、あり続けてほしいと願います。<br /><br />『古代ロマンの架け橋☆対馬を巡って【国境の島旅No.3】<2>対馬グランドホテル&ふかほり邸』につづきます。<br /><br />最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

    対馬は、南北約80キロ、東西約20キロの島。

    4時間の対馬観光で、当初3カ所のみ、案内していただく予定でしたが、とても親切で対馬に詳しいドライバーさんのご配慮により、厳原観光を皮切りに、対馬の見どころを存分に案内していただき、とても充実した4時間でした。

    古くから「防人」の島として、朝鮮出兵、日露戦争等、国境の島「対馬」は、国防としての最重要の島だったのだと、改めて身近に感じた旅でした。
    壱岐と同様、島の至るところに神社があり、地元の方でも、島内の神社の数がわからないとのことですが、これらの対馬の多くの神さまが、対馬の島々や海をいつも見守っていてくださっているのだと思います。
    昨今の世界情勢を考えると、いつまでも、日本が平和であることを象徴する『島』として、あり続けてほしいと願います。

    『古代ロマンの架け橋☆対馬を巡って【国境の島旅No.3】<2>対馬グランドホテル&ふかほり邸』につづきます。

    最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

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