2022/05/17 - 2022/05/20
45位(同エリア661件中)
arc-en-cielさん
- arc-en-cielさんTOP
- 旅行記250冊
- クチコミ200件
- Q&A回答0件
- 607,594アクセス
- フォロワー126人
この旅行記のスケジュール
2022/05/17
-
飛行機での移動
伊丹空港 10:25<JAL1659>新潟空港 11:35
-
車での移動
新潟空港 11:55<佐渡汽船ライナー>新潟港 12:15
-
船での移動
新潟港 12:55<ジェットフォイル>両津港 14:02
-
バスでの移動
両津港 14:15<新潟交通佐渡/本線>相川下戸 15:16
2022/05/18
-
徒歩での移動
ホテル万長 9:00<徒歩>きらりうむ佐渡 9:10
-
バスでの移動
きらりうむ佐渡 10:23<新潟交通佐渡/本線>佐渡金山 10:35
-
バスでの移動
ホテル万長の送迎車でライトアップツアー
2022/05/19
-
バスでの移動
相川下戸 9:50<新潟交通佐渡/本線>河原田本町 10:18
-
バスでの移動
河原田本町 11:12<新潟交通佐渡/七浦海岸線>大須 11:31
-
徒歩での移動
-
バスでの移動
背合 12:57→佐和田バスステーション 13:17/14:05→きらりうむ佐渡 14:41
-
バスでの移動
きらりうむ佐渡 15:33→尖閣湾揚島遊園 15:50
-
バスでの移動
尖閣湾揚島遊園 16:32→きらりうむ佐渡 16:50
-
徒歩での移動
もっと見る
閉じる
この旅行記スケジュールを元に
【交通手段】JAL&佐渡汽船
【宿泊先】伝統と風格の宿 ホテル万長/和洋特別室(和室10畳+ツインベッド+露天風呂)
【行程】
5月17日(火)伊丹空港→新潟空港→新潟港→両津港→ホテル万長
5月18日(水)ホテル万長
5月19日(木)ホテル万長
5月20日(金)ホテル万長→両津港→新潟港→新潟空港→伊丹空港
昨年、新潟に旅行した時に、空港ラウンジ&機内から、美しい佐渡島を眺めることができました。また、今年に入り、世界遺産の推薦が決定したので、正式に登録されることを願って、今回訪れることにしました(^^)。
「佐渡」と言っても、本州最大の広い島。今回は、「佐渡金山」に近い相川地区のお宿に滞在します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【5月17日(火)1日目】
新潟空港に、定刻どおり到着。
新潟港へは、「佐渡汽船ライナー」(@700円)で移動します。
「佐渡汽船ライナー」は、定員13名なので、事前に予約しました。
乗車後、約20分ほどで、新潟港に到着。新潟空港 空港
-
新潟港からは、「ジェットフォイル」で、佐渡の両津港へ向かいます。
新潟港 (フェリーターミナル) 乗り物
-
船は揺れることもなく、たくさんのカモメを見ながら、約1時間の船旅を楽しみました。
-
初めての佐渡島。
まずは、佐渡おけさ人形に出迎えてもらいました(^^)。両津港 乗り物
-
両津港から、本線(地図の赤い線)の路線バスに、約1時間乗車して、
-
お尻が痛くなった頃(^^;)に、「ホテル万長」に到着!
このホテルは、1950年(昭和25年)創業で、全66室のお宿です。伝統と風格の宿 ホテル万長 佐渡島 宿・ホテル
-
ホテルの玄関に入ると、広いロビー。
-
フロントでは、朱鷺の親子がお出迎えしてくれました(^^♪。
チェックインの手続きを済ませ、 -
お部屋のある最上階の7階へ。
-
今回お世話になるお部屋。
-
フロアマップ。
赤枠が、私たちのお部屋です。 -
扉を開けると、うわぁ、広~い!
-
まず左手の引き戸を開けると、洗面所と、
-
ゆったりとしたトイレ。
-
正面の襖を開けると、和室。
-
右側にある引き戸には、浴衣とリネン類が用意されていました。
大浴場へは、お部屋からタオルを持っていきます。 -
障子を開けた広縁の向こうには、海が広がっていて、気持ちい~い(^^♪。
-
廊下に、冷蔵庫。冷蔵庫の上に、氷水の入ったポットがありました。
そして、このドアの向こうは、 -
寝室です。
シングルサイズのベッド。
最近、セミダブルのベッドのお宿が多いので、小さく感じてしまいます(≧∀≦)。
写真には写っていませんが、広めのクローゼットとTVがありました。 -
そして、廊下を歩いていくと、洗面所。
こちらにも、バスタオルが用意されていました。 -
広いお風呂に、
-
露天風呂。
「露天風呂」とありますが、室内なので、正確には「展望風呂」でしょうか(^^)。
波の音を聴きながらのお風呂は、とても贅沢です。 -
お風呂は、温泉ではなく、沸かし湯ですが、かけ流しなので、好きな時に入ることができました。
滞在中、スタッフの方により、毎日お湯の張り替えがなされていました。 -
お部屋のレイアウト。
(※自作ですので、あくまでもイメージ図としてご覧ください。) -
宿泊客の少ない時間帯に、2階の大浴場へ行くことにします。
-
大浴場の内湯。
洗い場は、5~6つあったかと。 -
その奥に、露天風呂があり、このお風呂が温泉です。
この時は貸切状態で、温泉のお湯を楽しみました。 -
夕食まで、お部屋でのんびり。
雲が多そうなので、夕陽は難しいかと思っていましたが、この感じなら、見られるかも! -
2階の食事処。
個室ではありませんが、テーブルの間隔がとっても広く取られています。
私たちは、窓際のテーブルに案内していただきました。 -
【上段】食前酒、佐渡の珍味四種盛り、佐渡島黒豚のサラダ、煮物、砧巻、お造り
【中段】飛魚出汁の茶碗蒸し、鮑とサザエの陶板蒸し、佐渡牛乳の寒天おけさ柿添え
【下段】佐渡産コシヒカリのイカ墨釜めし
写真には、ありませんが、飛魚のすり身汁もいただきました。
なんといっても、「イカ墨釜めし」はどんなお味なのか、炊き上がるまでワクワクして待ちました。炊き上がったご飯は、ほんのり甘く、とっても美味しかったです。
デザートの「おけさ柿」も、初めて食べましたが、口の中でとろけて、美味し~い(^^)。 -
食事の途中、スタッフがブラインドを開けてくれると、夕陽が正面に見えました!(^^)!。
-
これはいい感じかも~と、食事の手を止めて、夕陽を見守っていると、
-
水平線に美しく沈んでいきました!
あまりの美しさに、「すご~い!」と歓声があがりました(o^^o)。 -
夕食を終えた頃には、すっかり陽が沈み、先ほどとは違う美しい地平線を眺めながら、お部屋に戻りました。
明日の観光に備えて、今夜は早めに休みます。 -
【5月17日(火)1日目】
早朝に目が覚めると、なんとも美しい朝焼け。
自然が織りなす色合いって、なかなか表現できません。 -
陽が昇ると、今度は一面ブルーの海と空。
まさに観光日和です(^^♪。 -
朝ごはん。
滞在中、同じ窓側のテーブルでした。
たっぷりの海藻をしゃぶしゃぶ鍋にしていただきました。 -
ドリンクは、セルフサービス。
OTTOは珈琲でしたが、私は甘酒が大好きなので、こちらをいただいてみました。
これがもう、最高に美味しくて、滞在中、毎朝いただきました(*^^*)。 -
お宿のスタッフに、
「金山に行く前に、『きらりうむ佐渡』に寄っていくといいですよ~。」
と教えていただいたので、徒歩で『きらりうむ佐渡』へ。
展示室のシアタールームでは、「豊穣の島 佐渡(佐渡奉行)」、「大流し(砂金採り)」、「小判ができるまで(相川金銀山)」、「近代鉱山の幕開け(佐渡鉱山)」の4本の映像を見ることができます。
もちろん全部見ましたが、中でも「大流し(砂金採り)」は、とても興味深く、また出演者は、地元の方たちが参加されていて、見ていてほっこりしました。
「きらりうむ佐渡」の前のバス停から、路線バスで、佐渡金山へ向かいます。佐渡金銀山ガイダンス施設「きらりうむ佐渡」 名所・史跡
-
山道でバスを降りると、新緑が目に飛び込んできました。
そして、『坑内は、約10℃。寒いです。』との看板を発見。
この時点では暑く、「10℃」の表記が嬉しく思えました(^^)。佐渡金山遺跡 美術館・博物館
-
「佐渡金山」の観光は、「宗太夫坑~江戸金山絵巻コース~」と「道遊坑~明治官営鉱山コース~」の2つのコースがあります。
バスの運転手さんに、
「初めてなら、宗太夫坑がいいよ。」
と教えてもらったので、そのコースにしました。
入口から、階段を降りていくと、両側に展示がたくさん並んでいます。
どうやら、私たちだけらしく、シーンと静まりかえっていました。宗太夫間歩(佐渡金山遺跡) 名所・史跡
-
順路に沿って進むと、当時の採掘風景が再現されている場所へ。
人感センサーで動き出すので、とてもリアルな感じがする人形たち。 -
ところどころ、話す人形もいて、その都度、ドキッとさせられます(^^;)。
そういう時に限って、OTTOが傍にいないんですよね・・・(-_-;)。
(上)「なじみの女にも会いてぇなぁ~。」
(下)「大した悪事はしてねぇが、こんなところまで来ちまった。。。」
なんだか、だんだん江戸時代にタイムスリップした気分になってきました。 -
寒いし、怖いし、そろそろ終わらないかなぁ~と思いだした頃、ようやく出口の明かりが見えて、ほっ(*^^*)。
-
と安心していたら、出口直前で、突然ライトがついて、歌が聴こえてきて、びっくり(@_@;)。
上に座っている人たち全員が目隠しをしていて、蛇のような衣装を着ていて、なんだか不気味な感じです。
説明文を読むと、「やわらぎ神事の間」とのこと。
大きな金の鉱脈が見つかった時に行い、「山の神さまの気持ちを和らげ、少しでも岩盤が柔らかくなるように」と願う儀式だとか。
目隠しをしているのは、神様に失礼にならないように、そして蛇に見えた衣装の模様は、金鉱脈がムカデに見えることから「ムカデ」が描かれているそうです。
ひとりっきりで見ると、結構スリリングなコースかも(^^;)。 -
外気が温かく感じます。ふ~っ。
そして、橋の向こうにある資料館へ。 -
資料館には、今歩いてきた坑道を立体にした展示もあり、興味深いです。
こうしてみると、金山って、アリの巣みたいになっているのですね! -
そして、先日の伊丹空港のリベンジをしたいと、金塊の取り出しにチャレンジしたOTTOですが、やはり今回も取り出すことができず、撃沈(>_<)。
-
佐渡金山の見学を終え、「道遊(どうゆう)の割戸」の矢印を見つけたので、少し坂道を上っていくことにします。
どこまで行っても「割戸」が見つからず、近くにいた観光タクシーの運転手さんに訊ねると、「あれだよ!」と。う~ん、私が事前に見ていた「割戸」とはちょっと違うんだけどなぁ~。みなさんが撮影されていた場所はどこ(^^;)??
今回訪れるまで知りませんでしたが、「道遊(どうゆう)の割戸」は、佐渡金山のシンボルなのだそうです。
V字に見える部分は、江戸時代に人力で真っ二つに掘り割られた跡で、幅は約30m、深さは約74mにも達してるとのこと。
いったいどれだけの人たちが、どれほどの時間をかけて掘り進められたのか、想像も尽きません。
帰りの路線バスが、1時間待ちなので、歩いて戻ることにします。道遊の割戸 自然・景勝地
-
佐渡金山から歩き始めて5分ほどで、左手に工場跡がありました。
何の作業をしていた工場なんだろうと話しながら歩いていると、 -
右側に、遺跡のようなものを発見、近づいてみることに。
説明文を読むと、「間ノ山搗鉱場(あいのやまとうこうば)跡」で、「鉱石を粉砕して、水銀を使って金を回収する施設」だと書かれていました。
「搗鉱(とうこう)」は初めて聞く言葉で、ふりがなが無ければ読めませんでした。
明治時代に2つの「搗鉱場」が作られたようですが、大正時代に焼失し、この「搗鉱場」は、1925年(大正14年)に建設されたものだそうです。
緑と一体化していて、元の形がよくわからなくなっています。 -
大佐渡スカイラインを下っていく途中に、何か所も見た光景。
てっきり坑道の入口かと思っていたのですが、後日調べると、鉱石を運搬する鉱車(トロッコ)用のトンネルだとわかりました。
この写真は、「諏訪隧道(すわずいどう)」。 -
大佐渡スカイラインから、民家のある細い道へ入り、上町地区を散策。
-
「時鐘楼」を見つけることができました。
この鐘の音が、相川の人々に、朝夕の時刻を知らせてきたのですね。
現在も朝夕、鐘がつかれているようですが、残念ながら、お宿までは聞こえませんでした(^^;)。どんな鐘の音なのか、聞いてみたかったな。 -
「時鐘楼」前にある広場からの眺め。
左の建物は、カフェ「京町茶屋」。こちらでお茶しながら、佐渡の海を眺めるのもよさそうです。京町茶屋 グルメ・レストラン
-
再び、佐渡スカイラインの道に合流し、佐渡奉行所跡に到着。
この場所で、小判が作られていて、その小判が遠くインドやオランダまで渡ったと考えると、とても感慨深いものがあります。佐渡奉行所 名所・史跡
-
時代劇に出てきそうな立派な建物です。
奉行所跡内の見学もできますが、私たちは時間の関係でスルー。 -
奉行所跡の向かい側にある「北沢浮遊選鉱場跡」。
こちらも「浮遊選鉱場」と、聞き慣れない言葉。北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
-
説明文の横にあった地図。
物資運搬を行う「インクライン」や、レンガ造りの火力発電所、製缶・鍛造・鋳造等の製造工場や、シックナー(沈殿分離装置)等、佐渡鉱山の生産システムを支えていた跡地だったようです。 -
この場所へは、この日の夕食後、お宿のツアーで、ライトアップを見に来る予定です。
-
日陰のほとんどない道が続きます。
ここでの気温は、25℃。あっつ~い。
半袖のOTTOがうらやましい。。。(≧∀≦) -
佐渡金山を出てから、約1時間半、歩き続けてきたので、こちらのお店で、ちょっと休憩。
カフェ・ド・カトレア グルメ・レストラン
-
昔ながらの「喫茶店」。
昭和感がなんだか居心地よいです。 -
パンケーキではなく、ホットケーキで、懐かしいお味。
美味しくいただきました~。 -
お店を出ると、にゃんこに見つめられ、「こんにちは~!」とご挨拶。
-
少し涼んで気分もよくなり、お宿へと帰ります。
途中、「相川天領通り商店街」を通りました。
とても立派な名前です! -
今回、佐渡金山から歩いたルート。
-
2日目の夕食。
【上段】佐渡の珍味四種盛り、切カニ、鰤大根
【中段】お造り五種、白菜のあん肝蒸し、佐渡牛のパイ包焼、筍釜飯
【下段】漁師風蟹汁、季節のフルーツ
写真にはありませんが、佐渡牛陶板ステーキもありました。
昨日気づかなかったけれど、箸置きが「佐渡」でした(^^)。 -
夕食後、ライトアップツアーに参加するために、フロント前に行くと、何やら賑やかな音楽が聞こえてきて、見ると「佐渡おけさ」!
初めて見る「佐渡おけさ」は、とても優美で、足の運びや、指先がしなやかで、とても美しかったです。
このイベント終了後に、お宿のバスで、「北沢浮遊選鉱場」のライトアップツアーに出発します。 -
会場に到着し、バスを降りると、真っ暗。
薄闇の中を歩いて、「北沢浮遊選鉱場跡」に辿り着き、夜空を見上げると、北斗七星がキレイに見えました。
他のみなさんも、ライトアップよりも「星がキレイ~~~!」と感動されていました。
そして、正面を見ると、 -
うぁ~~~~~~~、なにこれ(+_+)!
日中と全く違って、同じ建物とは思えません。北沢浮遊選鉱場 名所・史跡
-
次々と色が変わっていきます。
「うわぁ、うわぁ、すご~い!」という歓声があちこちであがってました。
ええ、ほんと、よ~くわかります(^^)。 -
そして、極め付けがこれです!
足下も見えないような暗闇の中に、浮かび上がってきます。
まるで眠りから覚めて、生き生きとしているよう。 -
イチオシ
この時の温度、10℃少し。
日中の佐渡金山の坑道と変わらない温度なので、みなさん早々にバスへ引き上げていきます。
が、私はこの美しい建物を間近に見たくて、寒さをがまん。
近づくと、柱や窓がハッキリ見えました。
蔦をまとったこの建物は、もう芸術品です。 -
そして、さらに奥に進んでいくと、古代のコロシアムのような「シックナー」。
日中に見た建物とは思えない美しさに、「えぇ~~~~\(◎o◎)/!」。
これは絶対に、夜見るべきですね!
お宿に戻って、露天風呂で冷えた身体を温め、眠りにつきました。 -
【5月19日(木)3日目】
朝ごはんをいただいて、お部屋に戻って休憩していると、洗面所からOTTOがなぜか叫んでいます(^^;)。 -
驚いて、何事かと思い、洗面所へ行ってみると、
「ここから、割戸が見える~~~!」と。道遊の割戸 自然・景勝地
-
半信半疑で窓の外を見ると、ほ~んと!
それも、私が見たかった角度の割戸でした。
こんなに楽して見られるなんて(o^^o)。 -
島を訪れるまでは、レンタサイクルで観光する予定でしたが、高低差のある佐渡島の道路事情を見て、路線バスに変更。
この日の前半は私の行きたい場所、後半はOTTOの希望で観光地を巡ります。
という訳で、1日券を購入。 -
まず1カ所目は、バスに30分ほど乗って、河原田本町で降車。
-
道沿いに小学校があり、休み時間だったのか、こどもたちが元気に遊んでいます。
こんな遊具があったら、楽しいだろうなぁ♪ -
バス停から約10分ほどで、到着。
佐和田海水浴場 ビーチ
-
イチオシ
ここに来てみたかったのです(^^♪。
-
この時は、ビーチも桟橋も貸切状態でした。
こんなお天気のよい日に、なんという贅沢!
一度やってみたかった桟橋の端っこに腰かけてみると、 -
海風がとっても気持ちよくて、この眺め!
もぉ、最高です(^○^)! -
足下を見ると、美しい海。
夏だったら、このまま海に飛び込みたい!
透明度が高いので、この海水浴場は、夏は人気でしょうね。
名残惜しいけれど、バスの時間があるので、そろそろ戻ります。 -
浜辺には、もうヒルガオが咲いていました。
-
バス停に向かう途中、どこからかニャンコが登場。
人懐っこくて、私にも触れさせてくれます。 -
路線バスに乗って、次の目的地はこのカフェ。
しまふうみ 本店 グルメ・レストラン
-
ベーカリー&カフェなので、レジで先にオーダーするシステムです。
-
店内も広いのですが、やっぱり気持ちのよいテラス席にしました。
-
スタッフさんが、テーブルまで、出来立てのパンを運んできてくれます。
真野湾を眺めながらのランチタイム。
「ここ、いいよね~。」と、まるでリゾート地に来たように寛ぐOTTO。 -
二見半島を一望できます。
-
説明文によると、二見半島には、5つの段丘があり、ここからは4つ見られるそうです。
OTTOは一生懸命、半島を眺めていましたが、私は秋の花の「キツネノカミソリ」が気になって(^^;)。 -
カフェの敷地内に、たくさんのお花が咲いていました。
例年だと、6月に見頃を迎える「カンゾウ」が、すでにこの時期に咲いていて、嬉しいサプライズ!
この日の最高気温は、28℃超え。
そりゃ~、お花も咲きますね。。。(^^;)
こちらの「しまふうみ」には、貸別荘もあるそうです。 -
カフェで休憩した後、ひとつ先のバス停「背合」まで歩くことにしました。
なぜかというと、 -
この「人面岩」があるからです。
往路時、バスから見た時は、よくわかりませんでしたが、こうしてじっくり眺めてみると、確かに人の顔に見えてきます。人面岩 自然・景勝地
-
そしてふたたび路線バスに乗り、佐和田バスステーションへ。
ここで、路線バスを乗り換えて、先ほど眺めた「二見半島」を周遊します。 -
お天気が下り坂のようで、雲がどんどん増えてきました。
車窓から、夫婦岩を眺め、夫婦岩 自然・景勝地
-
山を上ったり、下って集落を通過し、、、を何度か繰り返し、
-
今回の宿泊先の候補のひとつだった「ホテル吾妻」を通過。
七浦海岸の高台にあり、「ホテル万長」とは、また違った眺めが楽しめそうなお宿です。
二見半島をぐるっと回り、きらりうむ佐渡で下車。約1時間の観光でした。
きらりうむ佐渡で、またもや路線バスを乗り換え、向かった先は、SADO RESORT HOTEL AZUMA 宿・ホテル
-
「尖閣湾揚島(せんかくわんあげしま)遊園」です(^^)。
-
バス停から、「尖閣湾揚島遊園」の入口までが、遠~い。
駐車場を歩いているので、仕方がないのですが、何せ帰りのバスの時間まで、40分しかありません。尖閣湾揚島遊園 名所・史跡
-
船に乗船する時間はなく、もともと諦めていたのですが、なんと波が高くて、運休しているとのこと。
-
この「尖閣湾揚島遊園」は、「君の名は」の舞台になったと書かれていました。
※アニメの「君の名は」ではありません。
以前、雲仙を訪れた時も、確かロケ地と書かれていたなぁと調べてみると、映画の3部作で、1作目がここ「佐渡」、2作目は「美幌」、そして3作目が「雲仙」が舞台だったそうです。
ほぉ~、勉強になります。 -
遊歩道を歩きますが、風が強~い。
先日訪れた立待岬ほどではありませんが、大地をしっかり踏みしめないと、飛ばされそう。 -
あげしま展望台は、最先端にあり、いちばん風が強~い!
スマホのパノラマの撮影も、何度かトライして、ようやく撮影できた1枚です。 -
北欧ノルウェーのフィヨルドにちなんで、「尖閣湾」と名付けられたそうですが、ここからの眺めは、どちらかというと、
-
鳴門の渦潮のような印象で、とにかく、海が荒れていました。
夕食時、スタッフの方にお話すると、
「船に乗船できませんが、荒波の時が一番尖閣湾の魅力を感じていただけるのですが、それがなかなかないんですよ。」
と教えていただき、そうだったのか~と(^^)。 -
展望台側から、遊仙橋を眺めたところ。
遊仙橋は、思ったよりも長い橋でした。
閉園前だったこともあり、この時は、私たち夫婦と、若い男性グループの2組のみ。
人が少なくて、好きなスポットを撮影できて、よかったです。 -
無事に、帰りの路線バスに乗車でき、あとはお宿へ戻るだけ。
今日もよく動きました(^^)。 -
この日、路線バスで観光したルート。
-
お部屋に戻って、汗を流した後、私は館内にある「万長美術館」へ。
伝統と風格の宿 ホテル万長 佐渡島 宿・ホテル
-
美術館までの通路に飾ってあった「サキオリ」。
佐渡では、木綿の栽培ができなかったので、古布の再利用として生まれ、細かく裂いた布を織り、防寒着や荷物を背負うクッションとして、使われたそうです。
実際に触れてみると、薄手ですが、デニムのように目が細かくて、着やすそうでした。 -
2000年(平成12年)に、創業50周年を記念して、所有されている美術品が展示公開され、「万長美術館」としてオープンしました。
-
この時は、どなたもいらっしゃらず、ひとりでのんびり鑑賞することができました。
思ったよりも展示品が多く、「書跡」「屏風」「日本画」「佐渡」「狩野山楽」「陶芸」等のコーナーがあります。 -
こちらは「柳原百蓮」\(◎o◎)/!。
-
「柳原百蓮」は、佐渡に流された貴族・日野資朝の末裔(まつえい)にあたるそうで、何度か佐渡に訪れていたとのこと。
「ホテル万長」にも滞在し、当時の女将に短歌2首を書いて贈ったものなのだとか。
こうして実際に拝見すると、あ~本当に実在された方なんだわぁ~と、胸が熱くなりました。 -
「高村光雲」の作品。
高村光太郎のお父さんの作品なのね~と、この時は眺めていたのですが、夕食時にスタッフから、
「あの羅漢像は、『なんでも鑑定団』で、耳が欠けていなければ1,000万円と言われたものなんですよ~。」
と教えていただき、ビックリ(@_@;)。
翌朝、OTTOが「1,000万円の羅漢像を見てみたい」と言い、再び美術館に。
「ここが欠けていなければよかったのに~」とじっくり眺めてきました(*^^*)。 -
この日の夕食は、遅めにして、お部屋の窓から、佐渡で見る最後の夕陽を楽しむことにしました。
-
う~ん、3日目にして、水平線に雲がかかってしまいました。
でも、美しい夕陽です。 -
最終日の夕ごはん。
【上段】佐渡の珍味四種盛り、ハチメの塩焼き、黒豚&合鴨のロースト
【中段】鰈の煮付け、お造り五種盛り、海鮮陶板焼き
【下段】佐渡産コシヒカリの五目釜飯、鱈汁、季節のフルーツ
OTTOは、前夜の食前酒でいただいた「北雪梅酒」が気に入り、この日は珍しく「梅酒のロック」。
毎日、美味しいお食事をいただきました! -
【5月20日(金)4日目】
早朝の6時前。
海から声が聴こえてきて、窓を眺めると、波打ち際で遊ぶ数人のこどもたち。でもよ~く見てみると、地元のこどもたちではなさそう。
いったいどこから?と思ったら、「ホテル万長」に宿泊していた修学旅行生たちだと、朝食時にスタッフから教えてもらいました。
とっても楽しそう♪ -
最後の朝ごはん。
もちろん、お気に入りの甘酒もいただきました~。 -
お部屋の洗面所前から、「道遊の割戸」を最後にもう一度眺めて、チェックアウトしました。
道遊の割戸 自然・景勝地
-
路線バスで両津港へ。
乗船の時間まで、1時間ほどあるので、港内にある「朱鷺神社」に参拝することにします。
両津港の朱鷺神社は、2012年に分社された神社だそうです。
エレベーターで5階まであがり、両津港 乗り物
-
そこからは、ひたすら階段を昇ります。
どうして最上階までエレベーターがないのかなぁ(≧∀≦)。 -
そして、ようやく到着!
が、この最上階は、窓が開かず、サウナ状態です。
長居はできなさそうなので、早々にお参りを済ませ、 -
最上階をぐるっと1周します。
すると、私たちのジェットフォイルの前に、カーフェリーが出港。 -
海と反対側にも海?
と思ったら、こちらは「加茂湖」という湖でした。
こんなに海に近い場所に湖があるんですね!加茂湖 自然・景勝地
-
帰りも、ジェットフォイルです。
-
佐渡島に別れを告げようと、窓を見ると、先ほど見送ったカーフェリーが見えました。ジェットフォイルが追いつき、追い越していきました。やっぱりジェットフォイルは速~い!
復路も、ほとんど揺れることなく、快適な船旅でした。
新潟港に到着しましたが、この時間、佐渡汽船ライナーが運行されておらず、みなさんタクシーで移動です。
行列ができているほどの人数が空港へ向かうので、シャトルバス出してくれてもいいように感じます、、、。
飛行機の時間まで、1時間半しかないので、普段タクシーを利用しない我が家ですが、やむを得ず、タクシーで移動、、、したのですが、 -
なんと飛行機が遅延。
新潟空港へは定刻に到着したのですが、私たちの搭乗直前に機体メンテナンスが必要になったとのこと。新潟空港 空港
-
またしばらくすると、さらに遅延。
新潟空港には、サクララウンジもなく、搭乗ゲート内には売店のみ。
み~んな、じ~っと座って待つしかありません(^^;)。 -
結局、さらに遅れて、17時40分にようやく出発し、無事に伊丹空港へ戻ることができました。
-
☆☆☆☆☆
「ホテル万長」は、観光のアクセスがよく、またお料理も美味しいお宿でした。
創業者のご先祖が、江戸時代に名字帯刀を許され、「萬屋長蔵」と名乗ったことから、『万長』という名前になったそうです。
佐渡島では、初代萬屋長蔵さん以降各代にわたり、3本の指に入るほどの大地主・豪商であったそうですが、まさに「万長美術館」の作品を見ても、その当時から現在に至るまでの繁栄ぶりがうかがわれます。
初めて佐渡を訪れた私にも、十分に佐渡のことを知ることができた最適なお宿でした。
(写真は、万長の家紋です。)
ちなみに、現在、2020年に設立した「TOKI AIR」が中心となり、新潟空港⇔佐渡空港間のフライトが2023年度内に就航する予定とのことです。これが実現すれば、佐渡へのアクセスが、とてもよくなります。
「TOKI AIR」が就航した際には、再び佐渡を訪れたいと思います。
【温泉情報】(温泉分析書より)
◆源泉名 相川温泉
◆泉質 単純温泉(低張性低アルカリ性高温泉)
◆泉温 43.3度
◆Ph 6.8 -
「佐渡」と言えば、「佐渡金山」だと思っていましたが、採掘順だと、
①「西三川(にしみかわ)砂金山」
②「鶴子銀山」「新穂銀山」
③「相川金銀山(佐渡金山)」
で、今回見学した「相川金銀山」が佐渡で採掘された最後の山だったことを知りました。
今回滞在し、街歩きをした相川地区は、金銀山が発見されるまでは、20軒足らずの村だったのが、最盛期には5万人もの人が住み、京都や江戸よりも華やかな時代があったそうです(現在の島民が約5万人)。長きに渡り400年もの間、採掘された金は、1989年(平成元年)の積み出しを最後に長い歴史を終え、今は「相川金銀山」は眠りについているように、静かでした。
日本の近代を支えてくれて、ありがとう。
佐渡金山で採掘された金の総量 78トン
2022年6月6日時点の金の国内公表価格(g) 8,602円
2022年6月6日時点の金額にすると、 670,956,000,000円
今回の旅で訪れた島【佐渡島】[赤]
すでに訪れたことのある島【屋久島・五島列島・壱岐・対馬・奥尻】[青]
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
国境の島旅シリーズ
-
前の旅行記
長きに渡る歴史&透明で美しい奥尻ブルー【国境の島旅No.4】奥尻島御宿きくち&民宿土井(2022)
2022/05/11~
奥尻島
-
次の旅行記
日本百名山の筆頭・利尻富士を望む島旅【国境の島旅No.6】利尻マリンホテル(2022)
2022/05/26~
利尻島
-
GoTo Islands【国境の島旅No.1】《1》五島列島リゾート ホテルマルゲリータ[前編](2022)
2022/01/26~
五島列島
-
GoTo Islands【国境の島旅No.1】《2》ホテルマルゲリータ&JR九州ホテル長崎[後編](2022...
2022/01/26~
五島列島
-
春一番を求めて~壱岐へ【国境の島旅No.2】ビューホテル壱岐(2022)
2022/02/21~
壱岐
-
古代ロマンの架け橋★対馬を巡って【国境の島旅No.3】<1>観光編(2022)
2022/02/27~
対馬
-
古代ロマンの架け橋☆対馬を巡って【国境の島旅No.3】対馬グランドホテル&ふかほり邸(2022)
2022/02/27~
対馬
-
長きに渡る歴史&透明で美しい奥尻ブルー【国境の島旅No.4】奥尻島御宿きくち&民宿土井(2022)
2022/05/11~
奥尻島
-
平安末期から連綿と続く黄金伝説の島・佐渡の旅【国境の島旅No.5】伝統と風格の宿 ホテル万長(2022)
2022/05/17~
佐渡島
-
日本百名山の筆頭・利尻富士を望む島旅【国境の島旅No.6】利尻マリンホテル(2022)
2022/05/26~
利尻島
-
彩北の花島・礼文の島旅【国境の島旅No.7】礼文温泉 花れぶん&ソラリア西鉄ホテル札幌(2022)
2022/05/27~
礼文島
-
とって隠岐の自然ゆたかな島旅【国境の島旅No.8】Ento&サイクリング(2022)
2022/06/09~
隠岐諸島
-
常夏ではなく常春の島・八丈島の旅【国境の島旅No.9】<1>リゾートシーピロス(2022)
2022/10/26~
八丈島
-
常夏ではなく常春の島・八丈島の旅【国境の島旅No.9】<2>リードパークリゾート八丈島(2022)
2022/10/26~
八丈島
-
八重山諸島を眺めて、石垣で過ごす避寒の旅【国境の島旅No.10☆Final】アートホテル石垣島(2022)
2022/11/30~
石垣島
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 国境の島旅シリーズ
0
137