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2019年のゴールデンウイークは10連休。出発を1日と数時間前倒しすると経由便ながら羽田→コペンハーゲン、フランクフルト→羽田のオープンジョーで、サーチャージや税もコミコミ8万円を切る航空券を見つけたのが前年の6月。羽田発や現地発の時間帯も良いので、まだ出発が10ヶ月以上先ではあるものの、先手を打って迷わずゲット。<br /><br />往復の機中泊を含めると11泊12日、現地滞在正味10日の旅の入り口にコペンハーゲン、出口にフランクフルトを選んだんだのは、デンマークとドイツの間の海峡で列車を連絡船(フェリー)に乗せて航送する渡り鳥ラインと呼ばれるコースに乗ってみたかったから。<br /><br />デンマーク訪問は、1995年以来実に24年ぶり。ユトランド半島と多くの島々からなるこの国の鉄道は、連絡船で海を渡っていたものが、今では海底トンネルや橋で直接結ばれるように。<br /><br />0日目<br />羽田から夜便で出発。<br /><br />1日目午前 その1<br />深夜の乗り継ぎ便で、朝のコペンハーゲンカストロップ国際空港着。入国後は国鉄の電車でコペンハーゲン中央駅。市庁舎前広場からストロイエ、スロッツホルメン等の散策です。<br />【この旅行記です】<br /><br />1日目午前 その2<br />コペンハーゲンからデンマーク国鉄のインターシティーでオーデンセへ。<br />https://4travel.jp/travelogue/11729977<br /><br />1日目午後 その1<br />オーデンセにあるデンマーク鉄道博物館の見学。<br />https://4travel.jp/travelogue/11730774<br /><br />1日目午後 その2<br />童話作家アンデルセンの生まれた街オーデンセを散策後インターシティーでコペンハーゲンへ。<br />https://4travel.jp/travelogue/11731030<br /><br />2日目午前<br />デンマークの首都コペンハーゲンから列車でエーレ海峡を渡りスウェーデンのマルメへ。<br />https://4travel.jp/travelogue/11734827<br /><br />2日目午前<br />コペンハーゲンから列車代行バスとフェリーによる列車航送を経てドイツへ。<br />https://4travel.jp/travelogue/11738083<br />

デンマーク鉄道の旅(その1 空港から電車でコペンハーゲンへ 繁華街ストロイエを散策)

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2019/04/26 - 2019/04/26

159位(同エリア1999件中)

モボ101

モボ101さん

2019年のゴールデンウイークは10連休。出発を1日と数時間前倒しすると経由便ながら羽田→コペンハーゲン、フランクフルト→羽田のオープンジョーで、サーチャージや税もコミコミ8万円を切る航空券を見つけたのが前年の6月。羽田発や現地発の時間帯も良いので、まだ出発が10ヶ月以上先ではあるものの、先手を打って迷わずゲット。

往復の機中泊を含めると11泊12日、現地滞在正味10日の旅の入り口にコペンハーゲン、出口にフランクフルトを選んだんだのは、デンマークとドイツの間の海峡で列車を連絡船(フェリー)に乗せて航送する渡り鳥ラインと呼ばれるコースに乗ってみたかったから。

デンマーク訪問は、1995年以来実に24年ぶり。ユトランド半島と多くの島々からなるこの国の鉄道は、連絡船で海を渡っていたものが、今では海底トンネルや橋で直接結ばれるように。

0日目
羽田から夜便で出発。

1日目午前 その1
深夜の乗り継ぎ便で、朝のコペンハーゲンカストロップ国際空港着。入国後は国鉄の電車でコペンハーゲン中央駅。市庁舎前広場からストロイエ、スロッツホルメン等の散策です。
【この旅行記です】

1日目午前 その2
コペンハーゲンからデンマーク国鉄のインターシティーでオーデンセへ。
https://4travel.jp/travelogue/11729977

1日目午後 その1
オーデンセにあるデンマーク鉄道博物館の見学。
https://4travel.jp/travelogue/11730774

1日目午後 その2
童話作家アンデルセンの生まれた街オーデンセを散策後インターシティーでコペンハーゲンへ。
https://4travel.jp/travelogue/11731030

2日目午前
デンマークの首都コペンハーゲンから列車でエーレ海峡を渡りスウェーデンのマルメへ。
https://4travel.jp/travelogue/11734827

2日目午前
コペンハーゲンから列車代行バスとフェリーによる列車航送を経てドイツへ。
https://4travel.jp/travelogue/11738083

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • デンマークの首都コペンハーゲンがあるのは、シェラン島の東端。一夜を過ごしたエアバスA330はコペンハーゲンのすぐ隣、スウェーデンのマルメとの間のバルト海、エーレ海峡に架かるオーレスン橋を眺めながら、朝のコペンハーゲン・カストロップ国際空港に着陸です。

    デンマークの首都コペンハーゲンがあるのは、シェラン島の東端。一夜を過ごしたエアバスA330はコペンハーゲンのすぐ隣、スウェーデンのマルメとの間のバルト海、エーレ海峡に架かるオーレスン橋を眺めながら、朝のコペンハーゲン・カストロップ国際空港に着陸です。

  • ここは北欧の玄関口。スカンジナビア航空をはじめ、日本や中国からの直行便も就航していて、空港内にはデンマーク語と英語に加え、日本語や中国語の案内表示も。

    ここは北欧の玄関口。スカンジナビア航空をはじめ、日本や中国からの直行便も就航していて、空港内にはデンマーク語と英語に加え、日本語や中国語の案内表示も。

  • 空港から市内へは、デンマーク国鉄DSBとメトロ、市バスのいずれでも行くことができ、運賃はゾーン制で券売機も共通。デンマーククローネを持ち合わせていないので、チケットはクレジットカードで購入。

    空港から市内へは、デンマーク国鉄DSBとメトロ、市バスのいずれでも行くことができ、運賃はゾーン制で券売機も共通。デンマーククローネを持ち合わせていないので、チケットはクレジットカードで購入。

  • コペンハーゲン中央駅の近くにホテルを確保しているので、国鉄で市内に向かうことに。空港駅に発着するのは、コペンハーゲンと海峡を海底トンネルと橋で渡って、隣国スウェーデンのマルメを結ぶ国際列車。前回訪問時には、海峡の橋や空港を通る国鉄列車はなく、メトロも未開通でした。<br /><br />向かいのホームには、スウェーデンのマルメ方面行きの電車。デンマーク国鉄DSBとスウェーデンのÖresundståg(オーレスントー)が共同で運行する路線で、車両は正面に黒いゴムタイヤの貫通幌がある3両編成のボギー車、ET型電車2~3本を併結した6~9両編成。<br />

    コペンハーゲン中央駅の近くにホテルを確保しているので、国鉄で市内に向かうことに。空港駅に発着するのは、コペンハーゲンと海峡を海底トンネルと橋で渡って、隣国スウェーデンのマルメを結ぶ国際列車。前回訪問時には、海峡の橋や空港を通る国鉄列車はなく、メトロも未開通でした。

    向かいのホームには、スウェーデンのマルメ方面行きの電車。デンマーク国鉄DSBとスウェーデンのÖresundståg(オーレスントー)が共同で運行する路線で、車両は正面に黒いゴムタイヤの貫通幌がある3両編成のボギー車、ET型電車2~3本を併結した6~9両編成。

    コペンハーゲン空港駅

  • 3両1組のうち、両端の車両は車体中央に1個所の扉、中間車は2個所の扉があり、台車の部分を除く扉間は低床となっていて、低いホームからも乗降は容易。国際列車だけど、実態は近郊電車です。

    3両1組のうち、両端の車両は車体中央に1個所の扉、中間車は2個所の扉があり、台車の部分を除く扉間は低床となっていて、低いホームからも乗降は容易。国際列車だけど、実態は近郊電車です。

  • こちらのホームに、スウェーデンからのコペンハーゲン中央駅方面行きの電車が入線。

    こちらのホームに、スウェーデンからのコペンハーゲン中央駅方面行きの電車が入線。

  • 車内は各駅停車にしてはグレードの高いクロスシートだけど、回転はできず固定された集団見合い型で、真ん中だけは4人のボックス席。<br /><br />空港からわずか3駅、15分ほどでコペンハーゲン中央駅に到着。駅前遊園地、チボリの裏にあるホテルに荷物を置いて街中へ。

    車内は各駅停車にしてはグレードの高いクロスシートだけど、回転はできず固定された集団見合い型で、真ん中だけは4人のボックス席。

    空港からわずか3駅、15分ほどでコペンハーゲン中央駅に到着。駅前遊園地、チボリの裏にあるホテルに荷物を置いて街中へ。

  • この日は、隣のフュン島にあるデンマーク第三の都市、オーデンセに向かうため、あらかじめネットからインターシティーで往復の早割を購入済。航空便の遅延も考慮して余裕を持たせ、中央駅発が11時過ぎの列車を選んでいたので、それまでの2時間でコペンハーゲン中心部を散策することに。<br /><br />まず最初に中央駅やホテルからほど近い、赤煉瓦のコペンハーゲン市庁舎へ。<br />

    この日は、隣のフュン島にあるデンマーク第三の都市、オーデンセに向かうため、あらかじめネットからインターシティーで往復の早割を購入済。航空便の遅延も考慮して余裕を持たせ、中央駅発が11時過ぎの列車を選んでいたので、それまでの2時間でコペンハーゲン中心部を散策することに。

    まず最初に中央駅やホテルからほど近い、赤煉瓦のコペンハーゲン市庁舎へ。

  • 市庁舎は、19世紀末に建設が始まり20世紀初頭に完成したそうで、高さ106mの時計塔がそびえ、通りを隔てて満開になっているのは桜の花らしい。ソメイヨシノなど、日本の桜に比べると見劣りは否めないけど。

    市庁舎は、19世紀末に建設が始まり20世紀初頭に完成したそうで、高さ106mの時計塔がそびえ、通りを隔てて満開になっているのは桜の花らしい。ソメイヨシノなど、日本の桜に比べると見劣りは否めないけど。

  • 桜の背後にも高い塔の建物があり、屋根にはスカンディックパレスホテルの看板。

    桜の背後にも高い塔の建物があり、屋根にはスカンディックパレスホテルの看板。

  • これらが取り囲む空間はコペンハーゲンの中心、市庁舎前広場。

    これらが取り囲む空間はコペンハーゲンの中心、市庁舎前広場。

  • 市庁舎の前には、広場に向かって立ち並ぶ羽根のある動物のブロンズ像。

    市庁舎の前には、広場に向かって立ち並ぶ羽根のある動物のブロンズ像。

  • 広場の一角には、雄牛と戦うドラゴンの噴水。

    広場の一角には、雄牛と戦うドラゴンの噴水。

  • 市庁舎の横には、デンマーク出身の童話作家、アンデルセンの像。

    市庁舎の横には、デンマーク出身の童話作家、アンデルセンの像。

  • アンデルセンが見つめる先は、世界最古のテーマパークともいわれる“チボリ公園”。アンデルセンもチボリを訪れて、童話の構想を練っていたのだとか。

    アンデルセンが見つめる先は、世界最古のテーマパークともいわれる“チボリ公園”。アンデルセンもチボリを訪れて、童話の構想を練っていたのだとか。

  • スカンディックパレスホテルの先にも塔のある建物。その地上階のコンビニと、隣の建物のハンバーガー屋の間を東に向かう通りが、北欧一の繁華街ストロイエ。

    スカンディックパレスホテルの先にも塔のある建物。その地上階のコンビニと、隣の建物のハンバーガー屋の間を東に向かう通りが、北欧一の繁華街ストロイエ。

  • ストロイエは歩行者天国になっているようで、金曜日の午前だけどまずまずの賑わい。

    ストロイエは歩行者天国になっているようで、金曜日の午前だけどまずまずの賑わい。

  • 歴史のありそうな建物にはカフェやレストラン、雑貨などのおしゃれグッズを扱う店が入り、通りの看板を見ているだけでも楽しい。

    歴史のありそうな建物にはカフェやレストラン、雑貨などのおしゃれグッズを扱う店が入り、通りの看板を見ているだけでも楽しい。

  • しばらく行くと小さな広場。ストロイエ通りの右がニュートゥー広場で、入口にある丸い緑の建物は、コーヒーやパン類などを販売しているキオスク。

    しばらく行くと小さな広場。ストロイエ通りの右がニュートゥー広場で、入口にある丸い緑の建物は、コーヒーやパン類などを販売しているキオスク。

  • ストロイエ通りの左は、15世紀初めに造られたコペンハーゲンで一番古い噴水、カリタスファウンテンのあるガンメルトゥー広場。

    ストロイエ通りの左は、15世紀初めに造られたコペンハーゲンで一番古い噴水、カリタスファウンテンのあるガンメルトゥー広場。

  • さらに進むと、尖塔を備えた赤煉瓦造りの聖霊教会。13世紀末の創建で、コペンハーゲン最古の教会といわれているが、今の建物は火災による18世紀前半の再建だとか。

    さらに進むと、尖塔を備えた赤煉瓦造りの聖霊教会。13世紀末の創建で、コペンハーゲン最古の教会といわれているが、今の建物は火災による18世紀前半の再建だとか。

  • 教会のすぐ先には、コウノトリの噴水のある小さなアマートゥー広場。右の塔は、ニコライ教会現代美術センター。

    教会のすぐ先には、コウノトリの噴水のある小さなアマートゥー広場。右の塔は、ニコライ教会現代美術センター。

  • アマートゥー広場で、ストロイエから右折すると南には、スロッツホルメン島とそのまわりを取り囲む運河。

    アマートゥー広場で、ストロイエから右折すると南には、スロッツホルメン島とそのまわりを取り囲む運河。

  • 遊覧船が乗客を待っているけど、時間が限られているのと前回訪問時に乗船しているので、今回はパス。

    遊覧船が乗客を待っているけど、時間が限られているのと前回訪問時に乗船しているので、今回はパス。

  • 運河に浮かぶポンツーンの向こうには、ホルメン教会。デンマーク女王マルグレーテ2世が、1967年に結婚式をおこなった教会なのだとか。

    運河に浮かぶポンツーンの向こうには、ホルメン教会。デンマーク女王マルグレーテ2世が、1967年に結婚式をおこなった教会なのだとか。

  • スロッツホルメン島に建つ宮殿、クリスチャンスボー城。デンマーク王室の居城として18世紀前半に建てられたが、18世紀末に焼失。19世紀前半に再建されたものの後半に再び焼失。ネオ・バロック様式の現在の城は20世紀の3代目。この中に国会、内閣、最高裁が置かれていて、ここはデンマークの霞が関。

    スロッツホルメン島に建つ宮殿、クリスチャンスボー城。デンマーク王室の居城として18世紀前半に建てられたが、18世紀末に焼失。19世紀前半に再建されたものの後半に再び焼失。ネオ・バロック様式の現在の城は20世紀の3代目。この中に国会、内閣、最高裁が置かれていて、ここはデンマークの霞が関。

  • クリスチャンボー城の側面。

    クリスチャンボー城の側面。

  • 城に隣接するのは財務省。

    城に隣接するのは財務省。

  • 散策を切り上げて、スロッツホルメン島からコペンハーゲン中央駅に向かいます。駅の近く、チボリに隣接するこの宮殿のような建物は、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館。

    散策を切り上げて、スロッツホルメン島からコペンハーゲン中央駅に向かいます。駅の近く、チボリに隣接するこの宮殿のような建物は、ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館。

  • チボリにも前回入場しているので、今回はパスしてコペンハーゲン中央駅へ。

    チボリにも前回入場しているので、今回はパスしてコペンハーゲン中央駅へ。

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