2021/11/14 - 2021/11/14
264位(同エリア1500件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
折りたたみ自転車の輪行旅、早くも第三弾登場!
「またか」「もう飽きた」と思われそうですが、この旅のスタイルが結構気に入ってまして、冬が来る前にもう一度・・・
というわけで、お得で便利な切符を探していたところ、候補が二つ見つかった。
「JR西日本 どこでもきっぷ」と「西なびグリーンパス」。
どちらもJR西日本全線の新幹線・特急列車から普通列車まで乗り放題のフリー切符。
JR西日本全線というのが、西は博多南、東は上越妙高、南は新宮までとなかなかワイドな守備範囲。
料金は、「JR西日本 どこでもきっぷ」3日間→22,000円、「西なびグリーンパス」3日間→30,000円、5日間→35,000円。(いずれも分割使用は不可で連続使用のみ)
3日間で比較すると「JR西日本 どこでもきっぷ」が断然リーズナブルだが、「西なびグリーンパス」も5日間なら割高感が薄らぐ。
さらに「西なびグリーンパス」は「ワンランク上の乗り放題きっぷ」というだけあって、グリーン車を利用できるというメリットがプラスされている。
JR西日本のワイドなエリアを有効に使おうと思うと、日程的に3日間では無理がある。
そこで考えたプランは、新大阪発、北九州・中国地方2泊3日、北陸1泊2日の旅を連続で行い、5日間の「西なびグリーンパス」を利用するというもの。
言い換えれば、旅の途中で一度帰宅するトータル4泊5日の旅。
では、はりきっていきましょい!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「西なびグリーンパス」のパンフレット表紙と使用したパス。
このパスで重要な条件は、50歳以上という年齢制限と出発7日前までに購入しないといけないこと、そして利用期間が2022年3月末日までであること。
年齢制限は余裕でクリアだが、購入期限が悩ましかった。
購入時に出発日を確定しないといけない。
自転車旅は極力雨天を避けたいところだが、一週間以上先の天気予報なんてあまりあてにならない。
結局、仕事のスケジュールと10日から2週間の天気予報を参考にして、出発日を11月14日にしてその一週間前に「西なびグリーンパス」を購入した。
グリーン車などの指定席は8回まで利用でき、乗車する直前までにみどりの窓口などで予約すればよいので、旅程は出発前日までに決定して指定席を予約することにした。
当初は前半に北陸、後半に中国地方にしようと思っていたが、15日(日)泊の北陸の宿(宇奈月温泉)の料金が割高なプランしか残っていなかったので、前半は中国地方、後半に北陸の順にした。 -
そんなこんなで、初日の11月14日(日)は新大阪7:35発ひかり531号で、新下関へと向かう。
私の記憶が間違ってなければ、これが人生初のグリーン車利用となる。
特大荷物のスペースに置きたいので最後尾の座席を希望したがひとつ前の席になった。
とりあえずスペースは空いていたのでそこに自転車を置いたが、車内放送で移動させるようにアナウンスされたので、乗務員に申し出て車両の出入り口付近で開く扉と反対側に置くように指示された。
ただ、広島駅だけ開く扉が左右逆になるので、広島駅到着前に反対側に移動させるようにということで、その指示に従った。 -
9:46に新下関に到着。
「ふくがあふれる下関」
福があふれる旅になるのか、それはこれからのお楽しみ。新下関駅 駅
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新下関駅から本日のサイクリング開始、長府方面へと向かう。
1km程度走ってJR山陽本線を横切る。 -
10:20頃、長府にある覚苑寺に到着。
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山口県では紅葉にはまだ早いと思っていたが、意外にも色付いている。
本堂に上る階段の前に、「拝観料200円」と書かれた箱が置いてある。 -
ちょうど見頃というには早いかもしれないが、個人的にはオレンジや黄色が混じっている程度が好みでもある。
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覚苑寺の本堂。
覚苑寺は1697年(元禄10年)に創建された黄檗宗寺院。
開基は長府毛利藩3代目藩主・毛利綱元で、黄檗大本山である宇治の萬福寺第7代悦山道宗を開山とする。
黄檗宗とは、曹洞宗、臨済宗と同じく禅宗の一派である。
この本堂は黄檗宗寺院の醍醐寺の本堂として1794年(寛政6年)に現在の防府市に建てられたもので、1875年(明治8年)に廃寺となっていた醍醐寺からここに移築された。
毛利家の菩提寺のひとつでもある。覚苑寺本堂 寺・神社・教会
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本堂は中国明朝の建築様式で、江戸時代の黄檗宗寺院の典型的な特徴を有している。
正式には「大雄宝殿」といわれ、釈迦三尊像が祀られている。 -
本堂の左側奥には乃木希典の銅像がある。
日露戦争における旅順攻囲戦の指揮官として知られる乃木希典は、少年期を長府で過ごした。
約300m東には乃木旧邸や乃木神社がある。乃木将軍銅像 名所・史跡
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イチオシ
木漏れ日が降る土壁。
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覚苑寺から長府毛利邸の前を通って功山寺へと移動。
入口となる総門の石段の左に自転車を置いて見学する。 -
山門までの参道添いのモミジはまだ青々としている。
功山寺は、1327年(嘉暦2年)虚庵玄寂を開山として臨済宗の長福寺として創建された。
寺は一時衰退したが、1602年(慶長7年)曹洞宗の笑山寺として再興し、1650年(慶安3年)毛利秀元の没後、功山寺に改名された。 -
功山寺の仏殿は鎌倉時代の禅宗様建築を代表するもので、国宝に指定されている。
仏殿は有料で見学できるようだが、ここはスルーする。 -
仏殿や法堂の前のモミジは色付き始めている。
功山寺は、1557年(弘治3年)に毛利家に敗れた大内義長が自決した場所であり、1863年(文久3年)7人の公家が京都から追放された七卿落ちの際の五卿潜居や1865年(元治元年)の高杉晋作の挙兵(回天義挙)の舞台ともなった。 -
仏殿の右側奥は毛利家墓所となっている。
功山寺も毛利家の菩提寺のひとつである。 -
仏殿の左側(西側)にある旧長門尊攘堂は 1933年築の鉄筋コンクリート造で、今は長府博物館となっている。
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旧長門尊攘堂のさらに西側にある万骨塔。
長門尊攘堂を創設した桂弥一が、勤王の士を祀るため日本各地から石を取り寄せて建設した慰霊塔。 -
城下町らしい雰囲気の練塀が続く古江小路。
長府はほかにも、長府毛利邸、長府藩侍屋敷長屋、歴史博物館など結構みどころ豊富なのだが、スケジュールの都合で見学はあと一箇所にした。 -
11:20頃、長府庭園に到着。
幟旗の「マンホールカード」というのが気になるが、スルーする。
開園時間9:00~17:00、入園料210円。 -
ここも意外と紅葉が期待できるかも。
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芝生広場の向こうに木造の書院がある。
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長府庭園は、長府毛利藩の家老だった西運長(にしゆきなが)の屋敷跡で、小高い山を背にした約31,000㎡の敷地には池を中心に書院、茶室、小川があり、四季折々に散策を楽しめる回遊式日本庭園となっている。
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池を渡る飛石と池に架かる橋。
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イチオシ
紅葉の見頃はもう少し先かもしれないが、これでも美しい彩りである。
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池の中の島にも園路があり、三つの橋と飛石で渡って散策できる
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島から見た書院。
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最も色の変化が見られる季節。
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屋敷の庭園とはいいながらちょっとした山もある。
約31,000㎡(3.1ha)の敷地面積は、日本三名園(偕楽園・兼六園・後楽園)あたりと比べると1/4程度ではあるが、東京ドーム(約4.7ha)の2/3近くの面積がある。 -
池の上流に湿地や小川や小規模ながら滝もある。
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茶室は一部が休憩所として利用できるようになっていたと思う。(ちょっと記憶が曖昧)
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一の蔵(左)と二の蔵(右)。
一の蔵は売店で、二の蔵は鯨資料展示室となっている。
かつて日本最大の捕鯨会社だったマルハ(現在のマルハニチロ)の創業者である中部幾次郎が、拠点を播磨から下関に移すにあたり、1929年(昭和4年)に邸宅として購入したのが現在の長府庭園だという。 -
二の蔵の窓から見える紅葉。
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一の蔵横から見た池と島の紅葉。
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島へと渡る石橋。
この石橋で外国人女性たちがずっと写真を撮りあっていた。
おかげで無人の写真を撮るのに結構待たされた。
譲り合いの精神は在日外国人に浸透しているとはいえないようだ。 -
イチオシ
これで青空が広がっていれば、とても映えるのだが・・・
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島の紅葉と書院。
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イチオシ
池の南側から見ても、意外と存在感がある一の蔵と二の蔵。
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今回の長府観光の一番の見どころは長府庭園になるかと思っていたが、その期待を裏切られることはなかった。
期待がはずれたのは、晴れの予報だった空模様が意外と冴えないことだ。 -
12:00前に長府庭園の見学を終えて、国道9号線を南西へと向かう。
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長府庭園から関門橋までは5km足らずの道のり。
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80斤加農砲(長州砲台)のモニュメント。
1863年(文久3年)、5月から6月にかけて、長州藩は関門海峡を通る外国船を5回にわたって砲撃した。
翌年8月、アメリカ・イギリス・フランス・オランダの四国連合艦隊17隻が報復のため下関にやって来た。
海峡の最もせまい所に築かれたこの壇之浦砲台は、前田砲台と共に重要な役割を果たしたが、連合艦隊に大敗し、すべての砲台が占領・破壊された。
外国の進んだ軍備にめざめた長州藩は、開国・倒幕へと転換し、明治維新を実現する原動力となった。 -
関門トンネルには車道のほかに人道トンネルが通じている。
歩行者は無料だが、自転車・バイクは20円。
エレベーターで地下へ下りる。 -
エレベーターで下りたところ。
山本譲二が学生時代にこのあたりの柱の陰で密かにデートしていたと、とある番組で語っていた。
トンネルの開通は1958年(昭和33年)と、結構古い。関門トンネル 名所・史跡
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関門トンネル人道は長さ780m。
自転車・バイクは押して歩かないといけないので、それなり時間がかかる。
中間部には当然のことながら、山口県と福岡県の県境がある。
この後は、後編へと続く。
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