2021/10/03 - 2021/10/03
88位(同エリア691件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
現場調査の仕事で折りたたみ自転車を利用したことをきっかけに、折りたたみ自転車が旅行に使えそうだと気が付いた。
若い頃、長距離フェリーを利用して自転車旅をしたことはあったが、輪行で鉄道を利用した自転車旅はハードルが高いイメージがずっとあった。
折りたたみ自転車では街のレンタサイクル程度の使い方はできても、何10kmもの距離を移動するには無理があると思っていたが、ちょっといい折りたたみ自転車なら、ロードレーサーには及ばないもののある程度の距離を走ることもできて、輪行のハードルも下げられる気がした。
というわけで、今年1月に折りたたみ自転車を購入し、仕事、家庭の事情、新型コロナの状況など諸般の事情も落ち着き、輪行旅ができそうな時がようやくやってきた。
そこで見つけたのが「四国くるりきっぷ」。
3日間有効のJRの周遊券で、これで四国に加えて以前からサイクリングしたいと思っていたとびしま海道まで走ろうという、欲張りな計画をたてた。
折りたたみ自転車の輪行旅、初挑戦にいざ出発!
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
10月3日、新大阪発西行きの始発新幹線「みずほ601号」。
これで、まず岡山まで行く。
「四国くるりきっぷ」は、新大阪~岡山間の往復は新幹線を利用でき、岡山~多度津間と四国全域のJR鉄道が普通はもちろん特急の自由席も乗り降り自由である。
大阪発で17000円、3日間有効である。新大阪駅 駅
-
「四国くるりきっぷ」は、出発3日前までのネット予約で、切符はJR駅のみどりの窓口で受け取った。
予約時に行きの新幹線の指定席を予約できたので、特大荷物スペースに接した座席を予約した。 -
岡山駅で7:08発の特急南風1号に乗換え、最初の目的地である大歩危に向かう。
列車は瀬戸大橋を渡り善通寺を通過した頃、収穫まぢかの田園風景の中を走る。 -
列車内の広告。
今回の輪行旅で訪れるところもいくつか写真が載っている。
今回の旅は3日間で、四国4県のいずれもどこかでサイクリングを行い、それに加えて広島県の呉ととびしま海道も走るという、結構な過密スケジュールである。 -
大歩危駅に8:47着。
ここでアンパンマン列車で運行されている特急南風6号とすれ違う。大歩危駅 駅
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大歩危駅で輪行袋から自転車を出して早速サイクリング開始。
大歩危駅から少し上流側の大歩危橋で左岸側へと渡る。
ここから左岸側を通る国道32号線を下流方面へと向かう。 -
大歩危駅から1kmちょっと走ると展望台がある。
まだ9時頃なので右岸側(東側)が陰になっている。 -
吉野川がカーブしている上流側は、この時間帯やや逆光ぎみ。
今日は快晴で川面が強い太陽光を反射している。 -
渓谷のグリーンの川面。
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吉野川の支流に架かる藤川橋の歩道を走る。
車道の左側通行では渓谷の景観を楽しめないので、基本的に歩道を走った。 -
大歩危駅から約2kmのところに観光遊覧船のリばがある。
乗船券は建物の1階に売り場で購入する。
それに気づかず下りて行ったので9:20発の乗船に間に合わず、9:40発の乗船となった。
通常は30分間の遊覧で1200円だが、この日は水深がやや浅くなっているので20分間の遊覧で800円だった。 -
観光遊覧船のリばへと下りるスロープ。
乗船券売り場から階段を下りた建物内にコインロッカーがあったので荷物はそこに入れた。
コインロッカーは200円。 -
観光遊覧船のリばではカメラマンが記念写真を撮ってくれる。
購入する気はないので、パスしたが。
峡谷なので遊覧船は小さめである。 -
9:40に遊覧開始。
思っていたよりゆっくりと進んでいく。
このあたりはまだ陰になっている。 -
イチオシ
遊覧船は下流へと進み、ほどなく日の当たる渓谷となった。
大歩危峡観光遊覧船 乗り物
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この地域の地質は8千万年~6千万年前にできた変成岩類で構成され、大歩危の礫質片岩は含礫片岩として徳島県天然記念物に指定されているという。
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左上に国道32号線の橋が架かる。
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観光遊覧船のコースは穏やかな流れとなっているが、吉野川は日本の三大暴れ川として知られて、過去に幾多の水害にみまわられている。
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1kmも下らないうちに折り返して帰りは流れに遡る方に戻っていく。
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遊覧も終わりに近づく頃、10:00発の遊覧船とすれ違う。
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20分ちょっとの遊覧を終え、長いスロープを上る。
国道に面した駐車場まで、結構な高低差だ。
気温はどんどん上昇中で汗ばんでくる。 -
サイクリング再開。
見下ろすと透き通った吉野川。 -
イチオシ
歩道から眼下の渓谷を行く観光遊覧船を望む。
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グリーンの流れと白っぽい岩のコントラスト。
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このあたりは個人的にイメージしていた通りの大歩危小歩危の景観だ。
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歩道を走っているのでスピードは出さずに軽く足慣らしのサイクリングだ。
ところにより小枝やら小石やらが転がり路面の状況の良くなかったりと、サイクリングに最適とは言い難いが、のんびり走るには良いコースだ。 -
乗っているのは、20インチのternのVergeN8というモデル。
オプションでリアにカーゴラックを取付け、標準の8速ギアを10速ギアのスプロケットに交換し、自転車旅がしやすい仕様にした。 -
下流の方にラフティングのゴムボートやカヌーが見えてきた。
遊覧船が行けない水深が浅い急流でも川下りができる。 -
途中にツリートレッキングの施設もある。
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JR土讃線の鉄橋が見えてきた。
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その下を下るラフティングのボート。
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もうすぐ小歩危駅というところに、赤川庄八の銅像と赤川橋というつり橋がある。
酒造業と林業で成功した赤川庄八が1935年(昭和10年)に橋を架け、1962年(昭和37年)に池田町に寄付したという。 -
自転車を置いて赤川橋を渡ってみる。
一人で渡るにはそれほど揺れもなく、高所恐怖症でなければ恐いというような橋ではない。赤川橋 名所・史跡
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赤川橋から下流側を望む。
駅が近いせいか、いくつかの家屋も見える。 -
11時過ぎに小歩危駅に到着。
ここから列車に乗るわけではないがちょっと寄ってみる。 -
2日後に香川県観音寺を訪れる予定だが、その目的のひとつが映画「青春デンデケデケデケ」のロケ地めぐりだ。
その映画の中で、主人公たちが祖谷渓でキャンプをはる時にこの駅からバスに乗るシーンが登場する。
1992年の作品なので、おそらく撮影は約30年前だろう。
木造の駅舎や手すりなど当時とあまり変わっていないようだ。
ただ、当時は駅名に「JR」が書かれてなかったことと、「WELCOME」が「日本三大秘境 祖谷渓へ」だったことが今と異なっている。小歩危駅 駅
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小歩危駅から下流に向かって2km弱走ると、吉野川の支流白川谷川に架かる白川橋梁がある。
国道のわきに、なぜか蒸気機関車を模したバスが停まっている。 -
さらに走ると、2つ目のつり橋となる国政橋が見えてくる。
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イチオシ
こちらのつり橋は赤川橋より頑丈そうなので自転車連れてきた。
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国政橋から上流側を望む。
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国政橋から下流側を望む。
このあたりは国道と川底の高低差が少なくなってきている。 -
ごつごつした岩の渓谷から砂州が見られるように川岸も変化してきた。
このところ10月とは思えない高温となっていて、川岸に下りて足湯ならぬ足水したくなる。 -
イチオシ
阿波川口駅の手前で吉野川は銅山川と合流する。
中州も見られるようになり、橋梁や建物などの構造物も加わって、程よい風景になっている。 -
鉄道と国道の橋梁の共演もまたグッドである。
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鉄道より上流側にもう一本赤いトラス橋がある。
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国道が通る山城大橋の下から見える吉野川の流れがなんとも美しい。
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赤いトラス橋から銅山川の上流側の両岸に、張り出すように建物が建っている。
凄いと思いと同時に、なぜそこまでしてそこに建てようとしたのか?という疑問が湧いてくる。 -
赤いトラス橋の上にて、3橋と我が愛車も共演させてもらう。
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12時前に阿波川口駅に到着。
駅舎のデザインは、周辺地域に伝わる妖怪タヌキ伝説をもとにした「汽車タヌキ」なのだそうだ。
大歩危駅からここまで約13kmの走行。
上りがほとんどなく、イージーなサイクリングだった。阿波川口駅 駅
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阿波川口駅の跨線橋の上から見たJR土讃線と吉野川。
田舎の駅はエレベーターなんぞ便利なものはないので、重い荷物となる輪行は一苦労する。 -
阿波川口駅から12:14発の大歩危行き普通列車に乗車。
1両編成でも乗客はほとんどなく、今でも少ない本数は減る一方なんだろう。 -
大歩危駅で12:53発の特急南風7号を待っていると、「四国まんなか千年ものがたり」という観光列車のお出迎え準備が始まった。
「四国まんなか千年ものがたり」は、金土日祝に多度津~大歩危間を1往復しているようだ。大歩危駅 駅
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大歩危駅から乗車した特急南風7号は、アンパンマン列車だった。
アンパンマン列車 乗り物
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右側に吉野川を眺めながら高知へと向かう。
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高知まで私と自転車を運んでくれたアンパンマン列車。
ここからは13:49発の特急あしずり5号に乗り換えて、四万十川へと向かう。高知駅 駅
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