サンティアゴ・デ・コンポステーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
歩く歩く歩く2017 プリミティボの道5(5の14)<br /><br /> プリミティボの道14 軽装の巡礼者 Melide - Pedrouzo<br /><br />7月2日<br /> 今日はドミンゴ日曜日。昨日から買い物注意報を発令している。喰いっぱぐれて悲しい思いをしないよう、買い物には一層の注意が必要。

歩く歩く歩く2017 プリミティボの道5

4いいね!

2017/04/25 - 2017/07/19

373位(同エリア449件中)

旅行記グループ 歩く歩く歩く2017

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おく

おくさん

歩く歩く歩く2017 プリミティボの道5(5の14)

プリミティボの道14 軽装の巡礼者 Melide - Pedrouzo

7月2日
 今日はドミンゴ日曜日。昨日から買い物注意報を発令している。喰いっぱぐれて悲しい思いをしないよう、買い物には一層の注意が必要。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
徒歩
航空会社
エティハド航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  •  メリデを7時調度に出発。公営アルベルゲはメリデの町の端っこなので、すぐ田舎道になって気持ちよく歩ける。

     メリデを7時調度に出発。公営アルベルゲはメリデの町の端っこなので、すぐ田舎道になって気持ちよく歩ける。

  •  道端に寄付で食べ物を提供している屋台が店開きの準備を始めていた。品揃えが素人臭くないので、巡礼への接待と言うより、既に商売として成り立っている感じがするな。屋台の張り紙には「セジョ(スタンプ)もあるよ」とアッピールも忘れない。近くには、ここんちで飼っているらしい大人しい犬が一緒にいた。一日に何百人も通るであろうここでは、犬も必然的に行儀が良くなるのだろう。どこの犬もこうあって欲しいと切に願う。じゃなければ全部繋いどいてくれ。

     道端に寄付で食べ物を提供している屋台が店開きの準備を始めていた。品揃えが素人臭くないので、巡礼への接待と言うより、既に商売として成り立っている感じがするな。屋台の張り紙には「セジョ(スタンプ)もあるよ」とアッピールも忘れない。近くには、ここんちで飼っているらしい大人しい犬が一緒にいた。一日に何百人も通るであろうここでは、犬も必然的に行儀が良くなるのだろう。どこの犬もこうあって欲しいと切に願う。じゃなければ全部繋いどいてくれ。

  •  次の町を通り越してまた山道に入っていくと、親子3人組が前を歩いていた。親父さんが連れている男の子は小学生、女の子は中学生くらいか。女の子は膝を痛めたようで大きなサポーターを巻いている。足を引きづりながら杖をつき、一生懸命に歩いているのが遠目でも分かる。おめでとう、今は辛いだろうが、きっと親子一生の思い出になること間違いなしだろう。追い越しながらブエンカミーノと声を掛けたら、女の子はとても明るく返事をしてくれたので安心した。痛くても今は凄く楽しいようだ。

     次の町を通り越してまた山道に入っていくと、親子3人組が前を歩いていた。親父さんが連れている男の子は小学生、女の子は中学生くらいか。女の子は膝を痛めたようで大きなサポーターを巻いている。足を引きづりながら杖をつき、一生懸命に歩いているのが遠目でも分かる。おめでとう、今は辛いだろうが、きっと親子一生の思い出になること間違いなしだろう。追い越しながらブエンカミーノと声を掛けたら、女の子はとても明るく返事をしてくれたので安心した。痛くても今は凄く楽しいようだ。

  •  2時間ちょっとでRibadixo da Baixoの村に到着する。よく人のブログで紹介されている特長のある古い橋が現れて、その袂にバイショのアルベルゲがある。橋もアルベルゲも石作りでとても趣がある。ここのアルベルゲは人気だそうなので一度泊まってみたいが、今回は距離の関係で無理だ。来年は坐骨神経痛が酷くなかったらマドリッドの道を歩きたいと思っている。マドリッドの道はレオン60km手前のサアグンでフランス人の道と早めに合流するので上手に距離を調整したらバイショに泊まれる可能性が高い。それをするにはメリデはタコを食べたら素通りになるので、昨日のモンセラット達と同じだ。<br /><br /> 人気のアルベルゲを中心に土産物屋や私営アルベルゲやバルが数件建っているので、ここだけプチ観光地の雰囲気を感じる。人が集まるアルベルゲにあやかって出来た集落みたいだ。ここからの道は大した上り下りもないと記憶していたが、結構な坂が連続していた。たった2年前の記憶なのに、相変わらずいい加減なもんだ。

     2時間ちょっとでRibadixo da Baixoの村に到着する。よく人のブログで紹介されている特長のある古い橋が現れて、その袂にバイショのアルベルゲがある。橋もアルベルゲも石作りでとても趣がある。ここのアルベルゲは人気だそうなので一度泊まってみたいが、今回は距離の関係で無理だ。来年は坐骨神経痛が酷くなかったらマドリッドの道を歩きたいと思っている。マドリッドの道はレオン60km手前のサアグンでフランス人の道と早めに合流するので上手に距離を調整したらバイショに泊まれる可能性が高い。それをするにはメリデはタコを食べたら素通りになるので、昨日のモンセラット達と同じだ。

     人気のアルベルゲを中心に土産物屋や私営アルベルゲやバルが数件建っているので、ここだけプチ観光地の雰囲気を感じる。人が集まるアルベルゲにあやかって出来た集落みたいだ。ここからの道は大した上り下りもないと記憶していたが、結構な坂が連続していた。たった2年前の記憶なのに、相変わらずいい加減なもんだ。

  •  続いてArzuaの町へ到着~。アルスアは北の道が合流する街でとても大きい。町の大通りには北の道が合流する所にツーリスト・インフォがあるが、今日は日曜日なのでお休みのようだ。去年はあっちからやって来てフランス人の道と合流したんだなと西から接続する道の先を眺める。ここからは大通りから離れて狭い道に巡礼路は続いている。すぐにアルスアの公営アルベルゲ前に到達するが、さすがにこの時間では誰も順番待ちをしていなかった。1年しか経っていないのに、すぐ近くには巡礼客を見込んだ新しいバルが数件出来ていた。

     続いてArzuaの町へ到着~。アルスアは北の道が合流する街でとても大きい。町の大通りには北の道が合流する所にツーリスト・インフォがあるが、今日は日曜日なのでお休みのようだ。去年はあっちからやって来てフランス人の道と合流したんだなと西から接続する道の先を眺める。ここからは大通りから離れて狭い道に巡礼路は続いている。すぐにアルスアの公営アルベルゲ前に到達するが、さすがにこの時間では誰も順番待ちをしていなかった。1年しか経っていないのに、すぐ近くには巡礼客を見込んだ新しいバルが数件出来ていた。

  •  ここからの道は3年連続で歩くことになるが、やっぱりサンチャゴ114km手前の町、サリアからスタートしたと思われる軽装の巡礼が沢山いる。ナップザックをひょいっと肩に掛けてたり、水のボトルだけだったりの人たちがいっぱい。故障を抱えてる身には、あんだけ軽装だと歩くのが楽そうだなと羨ましいが、大きな荷物を背負っている誇りも少しだけあるようなないような。ただし、普通の人が100㎞を歩こうと決心するのは相当なもんだろうと言うことを忘れてはいけない。ユメユメ侮(あなど)ることなかれ。<br /><br />※お役立ち情報<br /> ってほどのことでもないですが、100km歩く場合でも足まわりが弱いと右端の人のように膝を痛めます。痩せてる人もメタボの人もいっぱいトレーニングして足に筋肉を付けてから挑戦するのが身のためです。ついでに、よっぽど履きなれた人以外ハイカットの登山靴は止めた方がいいです。舗装路が多いサリアからの道はウォーキングシューズやスニーカーの方が適しています。

     ここからの道は3年連続で歩くことになるが、やっぱりサンチャゴ114km手前の町、サリアからスタートしたと思われる軽装の巡礼が沢山いる。ナップザックをひょいっと肩に掛けてたり、水のボトルだけだったりの人たちがいっぱい。故障を抱えてる身には、あんだけ軽装だと歩くのが楽そうだなと羨ましいが、大きな荷物を背負っている誇りも少しだけあるようなないような。ただし、普通の人が100㎞を歩こうと決心するのは相当なもんだろうと言うことを忘れてはいけない。ユメユメ侮(あなど)ることなかれ。

    ※お役立ち情報
     ってほどのことでもないですが、100km歩く場合でも足まわりが弱いと右端の人のように膝を痛めます。痩せてる人もメタボの人もいっぱいトレーニングして足に筋肉を付けてから挑戦するのが身のためです。ついでに、よっぽど履きなれた人以外ハイカットの登山靴は止めた方がいいです。舗装路が多いサリアからの道はウォーキングシューズやスニーカーの方が適しています。

  • <br /> ペドロウソの町の手前では巡礼路の表示に従わずに舗装路をまっすぐ歩いてしまうとアルベルゲまでショートカットが出来るのだが、私はそれを知らずに2年前は四角形の三辺を辿るように盛大に大回りしてたどり着いたことがある。それが分かって昨年からはショートカットを歩くようになったが、今年は多くの人たちが秘密のショートカットを知っていて同じように舗装路をゾロゾロ歩いていたのには驚いた。もうこの道も広く知られることになりガイドブックで紹介されてるのだと推察する。自分だけの秘密のルートが大っぴらになってしまったようで、ちょっと残念な気持ちになる(それもどうかと思うが)。


     ペドロウソの町の手前では巡礼路の表示に従わずに舗装路をまっすぐ歩いてしまうとアルベルゲまでショートカットが出来るのだが、私はそれを知らずに2年前は四角形の三辺を辿るように盛大に大回りしてたどり着いたことがある。それが分かって昨年からはショートカットを歩くようになったが、今年は多くの人たちが秘密のショートカットを知っていて同じように舗装路をゾロゾロ歩いていたのには驚いた。もうこの道も広く知られることになりガイドブックで紹介されてるのだと推察する。自分だけの秘密のルートが大っぴらになってしまったようで、ちょっと残念な気持ちになる(それもどうかと思うが)。

  •  31kmを歩いてペドロウソのアルベルゲに2時40に到着。6ユーロ。既に1時にオープンしているので誰も待っていなくて快適にチェックインできる。アルベルゲは3回目にしてやっと1階(スペインでは0階)のベッドルームを割り振られた。そっか、遅目に到着すれば1階になるのか。今まではオープン前に到着していたので、それで2階のベッドルームになっていたのが分かった。ここは150ベッドもあるアルベルゲなので遅く到着してもベッドにあぶれることはないから、次も少し遅めに到着するのが良さそうだ。<br /><br /> 少し後からモンセラットも到着してきた。この子は私より14km短い距離を歩いた筈だが、どこに引っかかっていたのだろう。一緒にいないのだから当たり前だが、モンセラットの行動はいつも謎だ。ベッドは私のところから近い上段になった。ガリシア州では若い子はいつも上段を割り振られることが多いようだ。<br /><br /> 疲れが溜まってるようで、途中からスピードがガクッと落ちてしまった。今日は日曜で買い物がしづらいのでいつもより食料を大目に持っているのも疲れの原因か。主食副食の他に飲みかけの1リットルワインとファンタオレンジまで持ってるので、いつもよりずっしりと重い。途中でエネルギー補給だと村のバルでビールを飲んだついでに持参のワインまで飲んだのも敗因か。やっぱり歩きの途中で飲むのはほどほどにしないといけないな。次からはビールだけにしとこう。

     31kmを歩いてペドロウソのアルベルゲに2時40に到着。6ユーロ。既に1時にオープンしているので誰も待っていなくて快適にチェックインできる。アルベルゲは3回目にしてやっと1階(スペインでは0階)のベッドルームを割り振られた。そっか、遅目に到着すれば1階になるのか。今まではオープン前に到着していたので、それで2階のベッドルームになっていたのが分かった。ここは150ベッドもあるアルベルゲなので遅く到着してもベッドにあぶれることはないから、次も少し遅めに到着するのが良さそうだ。

     少し後からモンセラットも到着してきた。この子は私より14km短い距離を歩いた筈だが、どこに引っかかっていたのだろう。一緒にいないのだから当たり前だが、モンセラットの行動はいつも謎だ。ベッドは私のところから近い上段になった。ガリシア州では若い子はいつも上段を割り振られることが多いようだ。

     疲れが溜まってるようで、途中からスピードがガクッと落ちてしまった。今日は日曜で買い物がしづらいのでいつもより食料を大目に持っているのも疲れの原因か。主食副食の他に飲みかけの1リットルワインとファンタオレンジまで持ってるので、いつもよりずっしりと重い。途中でエネルギー補給だと村のバルでビールを飲んだついでに持参のワインまで飲んだのも敗因か。やっぱり歩きの途中で飲むのはほどほどにしないといけないな。次からはビールだけにしとこう。

  •  アルベルゲの隣にはスーパーがあるが、今日は日曜なので休みだった。ペドロウソには3回泊まって2回が日曜日って不幸の確立が高すぎる。こんな日は手持ちの食料は貴重なのでたまには店で食べるかと近所のバルに入ったものの、やっぱり安めのハンバーガーセット。ここんちのWi-Fiを登録しといて後でも暇つぶしにネットをしにやって来よう。スーパーが休みなので、このバルでコーラ、ファンタとピーナッツを1箱帰りに買って帰る。3つで3.8ユーロ、スーパーの倍かな。すぐに飲まないファンタは冷蔵庫に入れておく。<br /><br /> 東洋人の女の子がいたが、整った顔が整形コリアンに見えたので話しかけなかった。でも目の前で見たら日本人らしいので話してみたらやっぱりそうだった。4月25日に成田を発って一度も日本人に会ってなかったので69日振りに日本人に会えた。サンジャンから一人で歩いてきたそうだが、こういう子は道連れには事欠かないだろう。そのあと町に食事に行く時には数人の取り巻きを従えていた。とても可愛い子だったので周りの男がほっとかないのは容易に想像つく。年配者はお呼びじゃないので、その後は話しかけることは止めといた。<br /><br /> モンセラットは明日は5時に出発してサンチャゴを目指すそうなので、お別れしにやって来てくれる。私の明日はサンチャゴ手前のモンテ・ド・ゴソ泊まりなのでもう会うことが無いのが分かっているから、和風マリアカードにサインして進呈したら凄く喜んでくれたので持ってきた甲斐があった。フェイスブックのアドレスを交換してハグして一旦バイバイする。<br /><br /><br /> プリミティボの道15 ゴソの丘 Pedrouzo - Monte do Gozo<br /><br />7月3日<br /> 朝、アルベルゲのキッチンで朝メシにしてたら旅支度をしたモンセラットが、またお別れしにやって来てくれる。2度もお別れしてくれたのは、きっと自分の日程を考えるともう会えないと分かってたんだろう。あとでWi-Fiが通じたらフェイスブックの友達申請が届いてたし、美人でソプラノ歌手なのに情が深いええ子や。日本に帰ったらカメラで撮った分をみんな送ってやろう。

     アルベルゲの隣にはスーパーがあるが、今日は日曜なので休みだった。ペドロウソには3回泊まって2回が日曜日って不幸の確立が高すぎる。こんな日は手持ちの食料は貴重なのでたまには店で食べるかと近所のバルに入ったものの、やっぱり安めのハンバーガーセット。ここんちのWi-Fiを登録しといて後でも暇つぶしにネットをしにやって来よう。スーパーが休みなので、このバルでコーラ、ファンタとピーナッツを1箱帰りに買って帰る。3つで3.8ユーロ、スーパーの倍かな。すぐに飲まないファンタは冷蔵庫に入れておく。

     東洋人の女の子がいたが、整った顔が整形コリアンに見えたので話しかけなかった。でも目の前で見たら日本人らしいので話してみたらやっぱりそうだった。4月25日に成田を発って一度も日本人に会ってなかったので69日振りに日本人に会えた。サンジャンから一人で歩いてきたそうだが、こういう子は道連れには事欠かないだろう。そのあと町に食事に行く時には数人の取り巻きを従えていた。とても可愛い子だったので周りの男がほっとかないのは容易に想像つく。年配者はお呼びじゃないので、その後は話しかけることは止めといた。

     モンセラットは明日は5時に出発してサンチャゴを目指すそうなので、お別れしにやって来てくれる。私の明日はサンチャゴ手前のモンテ・ド・ゴソ泊まりなのでもう会うことが無いのが分かっているから、和風マリアカードにサインして進呈したら凄く喜んでくれたので持ってきた甲斐があった。フェイスブックのアドレスを交換してハグして一旦バイバイする。


    プリミティボの道15 ゴソの丘 Pedrouzo - Monte do Gozo

    7月3日
     朝、アルベルゲのキッチンで朝メシにしてたら旅支度をしたモンセラットが、またお別れしにやって来てくれる。2度もお別れしてくれたのは、きっと自分の日程を考えるともう会えないと分かってたんだろう。あとでWi-Fiが通じたらフェイスブックの友達申請が届いてたし、美人でソプラノ歌手なのに情が深いええ子や。日本に帰ったらカメラで撮った分をみんな送ってやろう。

  • ※お役立ち情報<br /> 写真はペドロウソの公営アルベルゲだが、屋根の上に三角形の窓が見えるだろうか。あそこはベッドルームの明かり取りになっていて、そこだけは天井が低い関係から平ベッドが2台ずつあり他は二段ベッドだ。そこに割り当てられるのは最初の受付順なら3番と4番。私は3番でチェックインしたときに平ベッドになれたが、ほかの平ベッドは何番なのかは知らない。但し、2台の内1台は西日がばっちり当たるので目出度さも中ぐらいと言うところ。<br /><br /> ペロドウソのキッチンは昨年までは鍋釜に食器が充実していたのだが、今年はそのどちらもが殆ど無くなっていた。どうしちゃったんだろう。ここはキッチンが充実しているのが最大の魅力だったのだが。。。ガリシア州のアルベルゲは立派なキッチンがあっても調理器具も食器もないのが残念ながら普通だ。これはきっと巡礼者の質が悪いのが原因の気がする。サンチャゴまで114km手前のサリアを出発した人たちはピクニック気分の巡礼が多いのか(特に団体の若者)、巡礼者をサンチャゴまで導いてくれる大事なモホン(道標)にも軒並み酷い落書きがされている。歩く人が少ない他のカミーノでは命を預けるに等しいモホンには感謝こそすれ落書きして汚すなんて思いもしないだろう。それからも分かるように、行儀の悪い巡礼に長い期間キッチンを荒らされたガリシア州が備品を片づけてしまった歴史があるんじゃなかろうかと想像する。とても残念。

    ※お役立ち情報
     写真はペドロウソの公営アルベルゲだが、屋根の上に三角形の窓が見えるだろうか。あそこはベッドルームの明かり取りになっていて、そこだけは天井が低い関係から平ベッドが2台ずつあり他は二段ベッドだ。そこに割り当てられるのは最初の受付順なら3番と4番。私は3番でチェックインしたときに平ベッドになれたが、ほかの平ベッドは何番なのかは知らない。但し、2台の内1台は西日がばっちり当たるので目出度さも中ぐらいと言うところ。

     ペロドウソのキッチンは昨年までは鍋釜に食器が充実していたのだが、今年はそのどちらもが殆ど無くなっていた。どうしちゃったんだろう。ここはキッチンが充実しているのが最大の魅力だったのだが。。。ガリシア州のアルベルゲは立派なキッチンがあっても調理器具も食器もないのが残念ながら普通だ。これはきっと巡礼者の質が悪いのが原因の気がする。サンチャゴまで114km手前のサリアを出発した人たちはピクニック気分の巡礼が多いのか(特に団体の若者)、巡礼者をサンチャゴまで導いてくれる大事なモホン(道標)にも軒並み酷い落書きがされている。歩く人が少ない他のカミーノでは命を預けるに等しいモホンには感謝こそすれ落書きして汚すなんて思いもしないだろう。それからも分かるように、行儀の悪い巡礼に長い期間キッチンを荒らされたガリシア州が備品を片づけてしまった歴史があるんじゃなかろうかと想像する。とても残念。

  •  のんびりと7時半にスタートする。途端に人の波に飲まれる。ルーゴを出発したおばちゃん二人連れの姿も認められた。今日も一人のおばちゃんはミニスカートだった。あれ、登り坂でのモモ上げが楽そうで凄く歩きやすそうだな。<br /><br /> 遅めの出発にしたのは今日はショートコースだから。普通はここペドロウソからサンチャゴまでは19.4kmしかないので1日あれば余裕で行けてしまう行程だが、サンチャゴ5km手前にある巨大アルベルゲのモンテ・ド・ゴソは好きなアルベルゲなので泊まるようにしている。それに、ゴソに泊まって朝のうちにサンチャゴに到着すると巡礼事務所で大行列に並ばないで済むというメリットもある。まぁ今回は坐骨神経痛のお陰で1本のカミーノを削った為に残り日数が余って仕方ないので、なるべくゆっくり歩けることも大きな理由だ。

     のんびりと7時半にスタートする。途端に人の波に飲まれる。ルーゴを出発したおばちゃん二人連れの姿も認められた。今日も一人のおばちゃんはミニスカートだった。あれ、登り坂でのモモ上げが楽そうで凄く歩きやすそうだな。

     遅めの出発にしたのは今日はショートコースだから。普通はここペドロウソからサンチャゴまでは19.4kmしかないので1日あれば余裕で行けてしまう行程だが、サンチャゴ5km手前にある巨大アルベルゲのモンテ・ド・ゴソは好きなアルベルゲなので泊まるようにしている。それに、ゴソに泊まって朝のうちにサンチャゴに到着すると巡礼事務所で大行列に並ばないで済むというメリットもある。まぁ今回は坐骨神経痛のお陰で1本のカミーノを削った為に残り日数が余って仕方ないので、なるべくゆっくり歩けることも大きな理由だ。

  •  1時間歩くと毎年休んでいるバルが見えてきた。昨年までは手前の道路を横断していたが、今年は地下道をくぐるようになっていた。横断するときに誰かがここで亡くなったのかなと思うが真相なぞ知る由もない。それとも自分が気付かなかっただけで地下道は元々あったのか?バルに入ってコラカオ1.5ユーロを頼む。沢山の巡礼が休んでいるが、ほとんどの人は軽装で、みんなサリアからのスタート組のようだ。憧れのサンチャゴの道を歩いている(想像です)ことにニコニコと嬉しそうだ。

     1時間歩くと毎年休んでいるバルが見えてきた。昨年までは手前の道路を横断していたが、今年は地下道をくぐるようになっていた。横断するときに誰かがここで亡くなったのかなと思うが真相なぞ知る由もない。それとも自分が気付かなかっただけで地下道は元々あったのか?バルに入ってコラカオ1.5ユーロを頼む。沢山の巡礼が休んでいるが、ほとんどの人は軽装で、みんなサリアからのスタート組のようだ。憧れのサンチャゴの道を歩いている(想像です)ことにニコニコと嬉しそうだ。

  •  途切れることのない行列に混ざってモンテ・ド・ゴソを目指す。今回歩いてきた銀の道もプリミティボの道も、滅多に出会うことのない巡礼者同士の出会いは、それだけで貴重なものだったし、アルベルゲの数も適度な距離にポツンとあるだけなので再会率もとても高かった。そこでの出会いはそれこそ仲間に出会ったのと同じで、みんな再会すると喜びを爆発させたものだった。だがここでは誰もが仲間でも友人でもないような顔をしているのでブエン・カミーノと言うことさえ躊躇われる。数あるカミーノで、ここだけが特殊なカミーノと思わざるを得ない。

     途切れることのない行列に混ざってモンテ・ド・ゴソを目指す。今回歩いてきた銀の道もプリミティボの道も、滅多に出会うことのない巡礼者同士の出会いは、それだけで貴重なものだったし、アルベルゲの数も適度な距離にポツンとあるだけなので再会率もとても高かった。そこでの出会いはそれこそ仲間に出会ったのと同じで、みんな再会すると喜びを爆発させたものだった。だがここでは誰もが仲間でも友人でもないような顔をしているのでブエン・カミーノと言うことさえ躊躇われる。数あるカミーノで、ここだけが特殊なカミーノと思わざるを得ない。

  •  何故か犬っころが列に混ざって一緒に歩いている。まさかと思ったが、巡礼者の飼い犬らしい。リードなしだけど大人しい犬で、私が歩調を合わせて歩いていたら飼い主の一人かと思ったのか、じっと私の顔を見ていた。スペインには放し飼いの犬が沢山いるので、よそ者の犬が地元犬の縄張りを歩くのは凄いストレスだろな。暑くてへばっているようで、水場を見つけたら飼い主がジャブジャブと水を掛けて上げてた。でも犬は迷惑そう。

     何故か犬っころが列に混ざって一緒に歩いている。まさかと思ったが、巡礼者の飼い犬らしい。リードなしだけど大人しい犬で、私が歩調を合わせて歩いていたら飼い主の一人かと思ったのか、じっと私の顔を見ていた。スペインには放し飼いの犬が沢山いるので、よそ者の犬が地元犬の縄張りを歩くのは凄いストレスだろな。暑くてへばっているようで、水場を見つけたら飼い主がジャブジャブと水を掛けて上げてた。でも犬は迷惑そう。

  •  11時25、ゴソの小さな教会前に到着。人がうじゃうじゃ。少ししたらスペインの3人家族が到着してきたので再会を喜び合い、モニュメント前で一緒に写真を撮る。シャッター係は今日も息子。

     11時25、ゴソの小さな教会前に到着。人がうじゃうじゃ。少ししたらスペインの3人家族が到着してきたので再会を喜び合い、モニュメント前で一緒に写真を撮る。シャッター係は今日も息子。

  •  ここに来たらやっぱり歓喜の丘の像は見ておきたいので歩いて10分ほど離れた丘まで一人で行ってみる。昨年は整備中だった像の回りはすっかり綺麗になって公園みたいだった。<br /><br /> ゴソの丘といえばローマ教皇がやって来た記念のモニュメントと思い込んでいて、こっちに来ない人が9割の気がするので勿体無い。歓喜の丘(モンテ・ド・ゴソ)とは、長いこと歩いてきた巡礼が初めてコンポステラの尖塔を拝んで歓喜の声を上げたことに因んでいるのだが、教皇のモニュメントからじゃ尖塔は見えないんだよな。

     ここに来たらやっぱり歓喜の丘の像は見ておきたいので歩いて10分ほど離れた丘まで一人で行ってみる。昨年は整備中だった像の回りはすっかり綺麗になって公園みたいだった。

     ゴソの丘といえばローマ教皇がやって来た記念のモニュメントと思い込んでいて、こっちに来ない人が9割の気がするので勿体無い。歓喜の丘(モンテ・ド・ゴソ)とは、長いこと歩いてきた巡礼が初めてコンポステラの尖塔を拝んで歓喜の声を上げたことに因んでいるのだが、教皇のモニュメントからじゃ尖塔は見えないんだよな。

  •  12時、ゴソの公営アルベルゲ前に移動したら既に数人が開くのを待っていた。北の道を歩いて来たと言うフランスのおばちゃん二人が待っていたので、カメラに入っている北の道の写真を見せっこする。この人たちはスタートはルルドと言っているらしいが良く分からない。ルルドからだと1,000キロ近くなるだろうか。もう2ヶ月も歩いているそうなので私とどっこいだ。小柄なおばちゃんだが凄いパワー。<br /><br /> コリアらしい女性と欧米人らしい男子がやって来たが、日本人と思わなかったので気にも留めなかった。そしたら男の子がなんと日本語で話しかけてきた。「日本語が聞こえたので」とのこと。マジか!日本語での話し相手がいないので、無意識に独り言を言っているのを聞かれたらしい。一緒にいるのは母親で日本人だそうだ。しかも西欧人に見えるこの子も日本国籍だそうな。日本語を良く喋れるがイントネーションがちょっと違うので生粋の日本育ちではなさそうだ。どっかに行ってた母親が戻ってきたので昨日に続き日本語でお喋りできる。愛知の出身でアメリカ人と結婚したらしい。サンジャンから歩き始めて今日はサンチャゴ泊まり。明後日からはフィステラの道を行くそうなので色々情報を教えたる。明後日サンチャゴ出発だと私と同じ日程になりそうなので、また会う機会があるかも知れない。<br /><br /> 男の子は足を故障したらしく少し弱気になっていて、母親から発破を掛けられていた。ザックの配達を利用したが、勘違いでここに配達されてしまったため受け取りに寄っただけのようだ。母親はちゃんとバックパックを背負って到着していた。今晩はサンチャゴのルーツと言うアルベルゲを予約してあるそうで、ザックを受け取ったらサンチャゴへ向けて歩き出した。

     12時、ゴソの公営アルベルゲ前に移動したら既に数人が開くのを待っていた。北の道を歩いて来たと言うフランスのおばちゃん二人が待っていたので、カメラに入っている北の道の写真を見せっこする。この人たちはスタートはルルドと言っているらしいが良く分からない。ルルドからだと1,000キロ近くなるだろうか。もう2ヶ月も歩いているそうなので私とどっこいだ。小柄なおばちゃんだが凄いパワー。

     コリアらしい女性と欧米人らしい男子がやって来たが、日本人と思わなかったので気にも留めなかった。そしたら男の子がなんと日本語で話しかけてきた。「日本語が聞こえたので」とのこと。マジか!日本語での話し相手がいないので、無意識に独り言を言っているのを聞かれたらしい。一緒にいるのは母親で日本人だそうだ。しかも西欧人に見えるこの子も日本国籍だそうな。日本語を良く喋れるがイントネーションがちょっと違うので生粋の日本育ちではなさそうだ。どっかに行ってた母親が戻ってきたので昨日に続き日本語でお喋りできる。愛知の出身でアメリカ人と結婚したらしい。サンジャンから歩き始めて今日はサンチャゴ泊まり。明後日からはフィステラの道を行くそうなので色々情報を教えたる。明後日サンチャゴ出発だと私と同じ日程になりそうなので、また会う機会があるかも知れない。

     男の子は足を故障したらしく少し弱気になっていて、母親から発破を掛けられていた。ザックの配達を利用したが、勘違いでここに配達されてしまったため受け取りに寄っただけのようだ。母親はちゃんとバックパックを背負って到着していた。今晩はサンチャゴのルーツと言うアルベルゲを予約してあるそうで、ザックを受け取ったらサンチャゴへ向けて歩き出した。

  •  チェックインを済ませ、ベッドを確保する。ここから10分ほど戻った所にあるいつもの雑貨屋は休みとの情報をオスピタレラから得たので、暑い中をサンチャゴの町まで食料の買い出しに行くことにする。明日到着する筈のサンチャゴに入ってしまうのは何だか白けるな。教えてもらった店は工事中らしい。扉を開けたら職人が作業をしていて「今日は休みだ」みたいなことを言われる。ここまで来たら買わずに戻れるものか。ずんずんと市内へ入っていく。もう完全にサンチャゴの町の中。通りの反対側にパン屋らしいのを見つけたので入っていくと、ここんちは色んな物を売っていたのでついてる。1リットルビール、カット野菜、トマト、チョリソー、ファンタにパンで5ユーロとちょっと。往復3キロを歩いた甲斐があった。

     チェックインを済ませ、ベッドを確保する。ここから10分ほど戻った所にあるいつもの雑貨屋は休みとの情報をオスピタレラから得たので、暑い中をサンチャゴの町まで食料の買い出しに行くことにする。明日到着する筈のサンチャゴに入ってしまうのは何だか白けるな。教えてもらった店は工事中らしい。扉を開けたら職人が作業をしていて「今日は休みだ」みたいなことを言われる。ここまで来たら買わずに戻れるものか。ずんずんと市内へ入っていく。もう完全にサンチャゴの町の中。通りの反対側にパン屋らしいのを見つけたので入っていくと、ここんちは色んな物を売っていたのでついてる。1リットルビール、カット野菜、トマト、チョリソー、ファンタにパンで5ユーロとちょっと。往復3キロを歩いた甲斐があった。

  •  サンチャゴ市内の入り口には巡礼者を歓迎するようなモニュメントがあって、今回はそこに不要になった巡礼グッズが沢山括り付けてあった。靴、雨合羽、衣類などなど。そこにビーサンがあったのでもっけの幸いと頂いていくことにする。お墓に供えてあるものを頂くんじゃないから構わないだろう。どのみちここは不用品の捨て場だし。

     サンチャゴ市内の入り口には巡礼者を歓迎するようなモニュメントがあって、今回はそこに不要になった巡礼グッズが沢山括り付けてあった。靴、雨合羽、衣類などなど。そこにビーサンがあったのでもっけの幸いと頂いていくことにする。お墓に供えてあるものを頂くんじゃないから構わないだろう。どのみちここは不用品の捨て場だし。

  •  自分のサンダルは百均のぺらぺらサンダルなので足裏が痛くてしかたなかったのだが、こっちのは底がしっかりしている。フィステラ・ムシアまで残り120kmを歩くのでまだまだ必要だ。熱い中を歩いたお陰で、文字通り良い拾い物ができた。上の写真、履いているのが拾ったビーサンです。<br /><br /> ※これには後日談があって、数年後に見たucaさんのカミーノブログに私が拾う前のビーサンが写っていました(ひとつ前の写真はucaさんのブログから)。日程的に同じだったので間違いないと思います。<br /><br /> 戻る途中、汗びっしょになって一人で歩いていたフリアンとばったり。今日はバックパックは配達してもらわなかったのか背負わずに斜め掛けにしていた。肩がバックパックで摺れて真っ赤っ赤で痛そう。フリアンは喘息持ちなので歩くのがとても遅い。でも最後まで歩きとおしてフリアンはホントに偉いよ。ゴソには泊まらずにサンチャゴまで行ってしまうそうだ。

     自分のサンダルは百均のぺらぺらサンダルなので足裏が痛くてしかたなかったのだが、こっちのは底がしっかりしている。フィステラ・ムシアまで残り120kmを歩くのでまだまだ必要だ。熱い中を歩いたお陰で、文字通り良い拾い物ができた。上の写真、履いているのが拾ったビーサンです。

     ※これには後日談があって、数年後に見たucaさんのカミーノブログに私が拾う前のビーサンが写っていました(ひとつ前の写真はucaさんのブログから)。日程的に同じだったので間違いないと思います。

     戻る途中、汗びっしょになって一人で歩いていたフリアンとばったり。今日はバックパックは配達してもらわなかったのか背負わずに斜め掛けにしていた。肩がバックパックで摺れて真っ赤っ赤で痛そう。フリアンは喘息持ちなので歩くのがとても遅い。でも最後まで歩きとおしてフリアンはホントに偉いよ。ゴソには泊まらずにサンチャゴまで行ってしまうそうだ。

  •  アルベルゲに戻ってシャワーしながら洗濯もして、やっとビールの時間がやって来た。キッチンで飲み食いを始めたらインディラ達もやって来た。隣にはいつものフランス組じゃないフランス人4人とも簡単な話が出来たので楽しい。その中には私やインディラ達と同じように、オビエドからプリミティボの道を歩いてきたソロの女性もいたので互いの健闘を讃えあう。と言っても言葉はさっぱり分からないんだが。ここでは少数派の筈のプリミティボの道を歩いてきた仲間がこんなに揃うなんて凄い偶然なのでは。インディラ達もこのあとフィステラへ歩いて行くそうなのでまた会えるか知れないな。楽しみができた。<br /><br /> 明日はいよいよ今年2回目のサンチャゴ到着日だ。やるべきことが幾つかあるので段取りを間違えないようにメモしておく。<br />1、巡礼事務所に行ったら今回の巡礼証明書ゲットの他に無くした銀の道の証明書再発行の交渉をする。<br />2、国鉄のRenfe窓口でマドリッドへの列車チケットを購入。買うための詳細を書いた紙を用意する。<br />3、Wi-Fiのあるメノールにチェックインしたらフィステラの道のアルベルゲ情報の収集。今年のフィステラの道では泊まったことのないアルベルゲに何泊もすることになるので、そのための事前調査をしておく。この中で一番の難関が証明書の再発行だが、果たしてどうなるか。<br /><br /><br /> プリミティボの道16  サンティアゴ到着<br />        Monte do Gozo - Santiago de Conpostela

     アルベルゲに戻ってシャワーしながら洗濯もして、やっとビールの時間がやって来た。キッチンで飲み食いを始めたらインディラ達もやって来た。隣にはいつものフランス組じゃないフランス人4人とも簡単な話が出来たので楽しい。その中には私やインディラ達と同じように、オビエドからプリミティボの道を歩いてきたソロの女性もいたので互いの健闘を讃えあう。と言っても言葉はさっぱり分からないんだが。ここでは少数派の筈のプリミティボの道を歩いてきた仲間がこんなに揃うなんて凄い偶然なのでは。インディラ達もこのあとフィステラへ歩いて行くそうなのでまた会えるか知れないな。楽しみができた。

     明日はいよいよ今年2回目のサンチャゴ到着日だ。やるべきことが幾つかあるので段取りを間違えないようにメモしておく。
    1、巡礼事務所に行ったら今回の巡礼証明書ゲットの他に無くした銀の道の証明書再発行の交渉をする。
    2、国鉄のRenfe窓口でマドリッドへの列車チケットを購入。買うための詳細を書いた紙を用意する。
    3、Wi-Fiのあるメノールにチェックインしたらフィステラの道のアルベルゲ情報の収集。今年のフィステラの道では泊まったことのないアルベルゲに何泊もすることになるので、そのための事前調査をしておく。この中で一番の難関が証明書の再発行だが、果たしてどうなるか。


    プリミティボの道16  サンティアゴ到着
            Monte do Gozo - Santiago de Conpostela

  • 7月4日<br /> 早朝5時半、キッチンに前の人が置いていった米が沢山あったので、鍋を使ってスペインで初めて米を炊いてみる。硬くて食べられないより軟らかい方がマシなので水を多めに入れてみるが、それでもまだ足りなかったので途中で水を追加してみる。塩を二つまみ入れたら手ごろな塩気になった気がする。おかずは昨日の残りのカット野菜にスープの元を振りかけてみる。で、出来上がったのがこれ。これ人間の食べ物か!?鶏のエサみたいに見える。<br /><br /> キッチンにはコラカオの粉もあったので、これにお湯を入れて飲み物は完成。コラカオは本来、暖かい牛乳に入れるものだが、そんな結構なものはここにはない。やっぱりお湯だけだとコクがなくて物足りないな。タダなんだから贅沢は言わないでおこう。

    7月4日
     早朝5時半、キッチンに前の人が置いていった米が沢山あったので、鍋を使ってスペインで初めて米を炊いてみる。硬くて食べられないより軟らかい方がマシなので水を多めに入れてみるが、それでもまだ足りなかったので途中で水を追加してみる。塩を二つまみ入れたら手ごろな塩気になった気がする。おかずは昨日の残りのカット野菜にスープの元を振りかけてみる。で、出来上がったのがこれ。これ人間の食べ物か!?鶏のエサみたいに見える。

     キッチンにはコラカオの粉もあったので、これにお湯を入れて飲み物は完成。コラカオは本来、暖かい牛乳に入れるものだが、そんな結構なものはここにはない。やっぱりお湯だけだとコクがなくて物足りないな。タダなんだから贅沢は言わないでおこう。

  •  明るくなり始めた7時15に出発する。モンテ・ド・ゴソは何百人も泊まれる巨大アルベルゲだ。上から見下ろすと宿舎棟がこれでもかと言うほど並んでいるが、私は昨夜泊まったこの1棟が開いているのしか見たことがないし、アルベルゲ団地の中にあるレストランやスーパーが店開きしているのも見たことがない。これから夏休みを利用した巡礼がごっそりやって来ると(ゴソだけに)全ての棟が使われて、それは賑やかになることだろう。そんな活況も見たい気がするが、きっとウンザリするだけだろう。

     明るくなり始めた7時15に出発する。モンテ・ド・ゴソは何百人も泊まれる巨大アルベルゲだ。上から見下ろすと宿舎棟がこれでもかと言うほど並んでいるが、私は昨夜泊まったこの1棟が開いているのしか見たことがないし、アルベルゲ団地の中にあるレストランやスーパーが店開きしているのも見たことがない。これから夏休みを利用した巡礼がごっそりやって来ると(ゴソだけに)全ての棟が使われて、それは賑やかになることだろう。そんな活況も見たい気がするが、きっとウンザリするだけだろう。

  •  昨日、ビーサンを拾ったモニュメント前には数人の巡礼が記念写真を撮っている最中だった。折角なので自分も撮っておこう。近くにいる人に頼んで、自分が入ったのも撮ってもらう。この、人に頼んでと言うのが中々面倒で滅多にはお願いしないが、私のカメラはモニターがくるんと回転して自撮りができる優れものなので、自分を入れた写真はあちこちで撮っている。でも、みなさんに見せられるような顔でもないのでたまにしか披露してません。今は前歯が欠けている間抜け面だし尚更。

     昨日、ビーサンを拾ったモニュメント前には数人の巡礼が記念写真を撮っている最中だった。折角なので自分も撮っておこう。近くにいる人に頼んで、自分が入ったのも撮ってもらう。この、人に頼んでと言うのが中々面倒で滅多にはお願いしないが、私のカメラはモニターがくるんと回転して自撮りができる優れものなので、自分を入れた写真はあちこちで撮っている。でも、みなさんに見せられるような顔でもないのでたまにしか披露してません。今は前歯が欠けている間抜け面だし尚更。

  •  ゴソからカテドラルまでは約5キロしかないので散歩気分で歩くことができる。早朝なので歩いている巡礼者はチラホラしかいないのがいい。見覚えのない所に来ると、あれー、こんなとこあったかなぁとも思うが道には巡礼路を記すプレートが納まっているので間違うと言うこともない。8時20、オブラドイロ広場に到着。いつものように「あー着いちゃった」の感想しかない。相変わらず工事用足場が組まれているのもご愛敬。3年通っていて正面入り口から入れたことがない。

     ゴソからカテドラルまでは約5キロしかないので散歩気分で歩くことができる。早朝なので歩いている巡礼者はチラホラしかいないのがいい。見覚えのない所に来ると、あれー、こんなとこあったかなぁとも思うが道には巡礼路を記すプレートが納まっているので間違うと言うこともない。8時20、オブラドイロ広場に到着。いつものように「あー着いちゃった」の感想しかない。相変わらず工事用足場が組まれているのもご愛敬。3年通っていて正面入り口から入れたことがない。

  •  今回はプリミティボの道と言うのを歩いてきた訳だが、その道はアルフォンソⅡ世と言うアストゥリアの王様が千年以上前に初めてサンチャゴ巡礼を行ったと言うことで、その道が「最初の道、原始の道」と言う意味で「プリミティボの道」と言う名前で現在まで続いている(プリミティボは英語で言えばファースト)。広場から少し離れた所にアルフォンソⅡ世の立派な石像があって、それは私の定宿アルベルゲ・メノールへ行く途中にあるので何度も目にしていたが、今回初めてそれがアルフォンソⅡ世のものだと知った。アルフォンソⅡ世って、サンチャゴではとても大事にされてる人物だったんだな。プリミティボの道を歩かなくちゃ、ずっと知らずにいたかも知れない。

     今回はプリミティボの道と言うのを歩いてきた訳だが、その道はアルフォンソⅡ世と言うアストゥリアの王様が千年以上前に初めてサンチャゴ巡礼を行ったと言うことで、その道が「最初の道、原始の道」と言う意味で「プリミティボの道」と言う名前で現在まで続いている(プリミティボは英語で言えばファースト)。広場から少し離れた所にアルフォンソⅡ世の立派な石像があって、それは私の定宿アルベルゲ・メノールへ行く途中にあるので何度も目にしていたが、今回初めてそれがアルフォンソⅡ世のものだと知った。アルフォンソⅡ世って、サンチャゴではとても大事にされてる人物だったんだな。プリミティボの道を歩かなくちゃ、ずっと知らずにいたかも知れない。

  •  さて、問題の巡礼事務所にやって来た。プリミティボの巡礼証明書のほかに、無くしてしまった銀の道の証明書も書いて欲しいと言う文をgoogle様に翻訳してもらい、タブレットに保存してある。それを見せながらお願いすると、オーケーらしいことを言っているので糠喜びする。ササッと1枚書いてくれて、距離証明書はどうするのかと聞いてるらしいので、それもお願いする。だが、手元にやって来た2枚を良く見ると銀の道のがない。銀の道のは?と再度尋ねると、それはどうやら駄目らしい。この兄ちゃんは応対がそっけなくて冷たいオーラを出している。ガチョンと思ったがこれは想定内だからあっさり諦める。だったら320kmしかないプリミティボの道の距離証明書なんかいらなかったんだけどな。空喜びしてバカみた。<br /><br /> 次の課題。同じ建物の中にあるスペイン国鉄Renfeの出張所に行ってみる。交通機関を利用するときはアヤフヤなスペイン語を喋って間違ったチケットを買ったんじゃ一大事なので、今回も乗る日にち、行き先、午前の意味でAMと書いた紙を用意してある。9時オープンまであと15分あるのでカウンターの前で待つことにする。昨年の係の女性は凄く親切で感じが良かったので、同じ人が来ないかなと期待したが、やって来たのは男性だった。もう5分前だし暇そうにしてるので声を掛けてみるも何の反応もしてくれなくて無視を決め込んでいる。うーん、これは外国では良くある勤務時間以外は絶対に仕事をしない男のようだ。案の定、9時ぴったりに応対をし始めた。目の前で話しかけている人間をこうも無視できるこの男、相当にツラの皮が厚いと見た。<br /><br /> 昨年はマドリッド行きのチケットの他に3枚も購入したが、今回はマドリッドのみの1枚だけだから簡単だ。でも、前の窓口の人は通路側がいいか窓側がいいか案内してくれた他に、パソコンの時刻表まで見せてくれたが、今日の係は木で鼻をくくるような事務的な応対しかしない。仕事が嫌いなんか。さっきの巡礼事務所の男といい、今日はついてない。<br /><br /> 提示されたマドリッド行きが6時と早朝なので、他の時間はと聞いたらマドリッドへはそれ1本だと言われる。そう言えば昨年もそんなことを言われたなと思い出す。ま、サービスの悪いのは置いといて無事にチケットをゲット出来たからいいや。マドリッドまでは600km以上あるので59.40ユーロ。ちなみに巡礼路を歩くと690kmもあって、鉄路よりずっと長いです。円なら7,000円以上だけど日本の新幹線よりずっと安そうだ。カードで支払うと言うと、ユーロにするか円にするか大体聞かれる。6時にサンチャゴ駅を出発してマドリッド着は11時9分とのこと。朝は早い分、到着は手ごろなので観光も出来そうだ。<br /><br />※お役立ち情報<br /> 外国でも日本国内と同じようにカード支払いだと両替手数料もATM使用料も掛からないしポイントまで付くのでお得です。カードが使えるところはカードで払いましょう。

     さて、問題の巡礼事務所にやって来た。プリミティボの巡礼証明書のほかに、無くしてしまった銀の道の証明書も書いて欲しいと言う文をgoogle様に翻訳してもらい、タブレットに保存してある。それを見せながらお願いすると、オーケーらしいことを言っているので糠喜びする。ササッと1枚書いてくれて、距離証明書はどうするのかと聞いてるらしいので、それもお願いする。だが、手元にやって来た2枚を良く見ると銀の道のがない。銀の道のは?と再度尋ねると、それはどうやら駄目らしい。この兄ちゃんは応対がそっけなくて冷たいオーラを出している。ガチョンと思ったがこれは想定内だからあっさり諦める。だったら320kmしかないプリミティボの道の距離証明書なんかいらなかったんだけどな。空喜びしてバカみた。

     次の課題。同じ建物の中にあるスペイン国鉄Renfeの出張所に行ってみる。交通機関を利用するときはアヤフヤなスペイン語を喋って間違ったチケットを買ったんじゃ一大事なので、今回も乗る日にち、行き先、午前の意味でAMと書いた紙を用意してある。9時オープンまであと15分あるのでカウンターの前で待つことにする。昨年の係の女性は凄く親切で感じが良かったので、同じ人が来ないかなと期待したが、やって来たのは男性だった。もう5分前だし暇そうにしてるので声を掛けてみるも何の反応もしてくれなくて無視を決め込んでいる。うーん、これは外国では良くある勤務時間以外は絶対に仕事をしない男のようだ。案の定、9時ぴったりに応対をし始めた。目の前で話しかけている人間をこうも無視できるこの男、相当にツラの皮が厚いと見た。

     昨年はマドリッド行きのチケットの他に3枚も購入したが、今回はマドリッドのみの1枚だけだから簡単だ。でも、前の窓口の人は通路側がいいか窓側がいいか案内してくれた他に、パソコンの時刻表まで見せてくれたが、今日の係は木で鼻をくくるような事務的な応対しかしない。仕事が嫌いなんか。さっきの巡礼事務所の男といい、今日はついてない。

     提示されたマドリッド行きが6時と早朝なので、他の時間はと聞いたらマドリッドへはそれ1本だと言われる。そう言えば昨年もそんなことを言われたなと思い出す。ま、サービスの悪いのは置いといて無事にチケットをゲット出来たからいいや。マドリッドまでは600km以上あるので59.40ユーロ。ちなみに巡礼路を歩くと690kmもあって、鉄路よりずっと長いです。円なら7,000円以上だけど日本の新幹線よりずっと安そうだ。カードで支払うと言うと、ユーロにするか円にするか大体聞かれる。6時にサンチャゴ駅を出発してマドリッド着は11時9分とのこと。朝は早い分、到着は手ごろなので観光も出来そうだ。

    ※お役立ち情報
     外国でも日本国内と同じようにカード支払いだと両替手数料もATM使用料も掛からないしポイントまで付くのでお得です。カードが使えるところはカードで払いましょう。

  •  事務所を出て広場へ向かうところでフリアンと再会する。フリアンはいつものお気楽スタイルではなく軍隊の制服に身を包んでいた。Tシャツとベレー帽はフリアンの部隊の象徴らしい。フリアンは落下傘部隊に所属していて、当時の写真を見せてくれたことがあったのですぐ分かった。サンチャゴ到着なので正装して臨んだらしい。一緒に巡礼事務所に戻って、バルに行こうと誘われるがメノールにチェックインしてバックパックを預けたいからと別れる。メノールは6月に来たときより1ユーロ値上がりして14ユーロになっていた。巡礼最盛期の7月は値上がりするらしい。公営アルベルゲで安い所は5ユーロなのでぼったくりだ、セミナリオ・メノールの名が泣くぞ。<br /><br /> ベッドルームは残念ながら3階(日本の4階)のB3038だった。1階余計に上るのが意外と辛いんだよこれが。この時間メノールは掃除の時間だからベッドルームに行くことはできない。バックパックは地下のキッチン前に勝手に置かせてもらってカテドラルのミサに行くことにする。昨年まではこのキッチン前のロッカー付近には沢山のバックパックが置かれていたが、今年はまったく置かれていないので、置くなと言う張り紙でもあるのかなと思って見渡してみたが何もないようだ。でもきっと何かそういうお知らせが発行された気がするが、他に手が浮かばないので今回も置いておく。勝手に片づけられることもないだろう。<br /><br /> まだ10時半で巡礼者の為のミサは12時からだが、1時間前に行っても座れないときがあるので暇なら早めに行くに限る。フランス組がいたので、早く行かないと席が無くなることを身振りで伝えてあげる。

     事務所を出て広場へ向かうところでフリアンと再会する。フリアンはいつものお気楽スタイルではなく軍隊の制服に身を包んでいた。Tシャツとベレー帽はフリアンの部隊の象徴らしい。フリアンは落下傘部隊に所属していて、当時の写真を見せてくれたことがあったのですぐ分かった。サンチャゴ到着なので正装して臨んだらしい。一緒に巡礼事務所に戻って、バルに行こうと誘われるがメノールにチェックインしてバックパックを預けたいからと別れる。メノールは6月に来たときより1ユーロ値上がりして14ユーロになっていた。巡礼最盛期の7月は値上がりするらしい。公営アルベルゲで安い所は5ユーロなのでぼったくりだ、セミナリオ・メノールの名が泣くぞ。

     ベッドルームは残念ながら3階(日本の4階)のB3038だった。1階余計に上るのが意外と辛いんだよこれが。この時間メノールは掃除の時間だからベッドルームに行くことはできない。バックパックは地下のキッチン前に勝手に置かせてもらってカテドラルのミサに行くことにする。昨年まではこのキッチン前のロッカー付近には沢山のバックパックが置かれていたが、今年はまったく置かれていないので、置くなと言う張り紙でもあるのかなと思って見渡してみたが何もないようだ。でもきっと何かそういうお知らせが発行された気がするが、他に手が浮かばないので今回も置いておく。勝手に片づけられることもないだろう。

     まだ10時半で巡礼者の為のミサは12時からだが、1時間前に行っても座れないときがあるので暇なら早めに行くに限る。フランス組がいたので、早く行かないと席が無くなることを身振りで伝えてあげる。

  •  カテドラルのミサではその日11時までに到着した巡礼の出発地と国名をアナウンスする。サンジャンとハポンは聞き取れたが、私のオビエド・ハポンは聞こえなかった。まぁいつものことか。今日も運良くボタフメイロのぐるんぐるんが見られた。

     カテドラルのミサではその日11時までに到着した巡礼の出発地と国名をアナウンスする。サンジャンとハポンは聞き取れたが、私のオビエド・ハポンは聞こえなかった。まぁいつものことか。今日も運良くボタフメイロのぐるんぐるんが見られた。

  •  ミサの後、明日から歩き始めるフィステラの道のマップを手に入れたかったので案内所を探していたらバルのテラス席にいたフリアンから声が掛かる。フリアンとは本当に良く会うので不思議なようだ。ワインとつまみをまた奢ってもらってしまう。私は明日、フィステラへ出発してしまうので、もう会うことはないだろうと和風マリアカードの裏にサインをして進呈する。やっぱりこれを最後にフリアンと会うことはなかったが、フェイスブック繋がりになっておいたのでネットでの付き合いは続けることができる。<br /><br /> カテドラルから少し歩いたところにスーパー・フロイスがあるので買出しに歩いていく。フロイスは今日はオープンしているが、サンチャゴは都会なのに日曜日は必ず閉めてしまうというスペイン丸出しのスーパーだ。1リットルビール、カット野菜、ヨーグルト4に明日用に甘いパンを買って5ユーロちょっと。メノールが14ユーロもしたので、一日の目標支出額の20ユーロにすぐ手が届いてしまった。公営アルベルゲなのに14ユーロは勘弁してくれ。暑い暑いと言いながらメノールに帰る。

     ミサの後、明日から歩き始めるフィステラの道のマップを手に入れたかったので案内所を探していたらバルのテラス席にいたフリアンから声が掛かる。フリアンとは本当に良く会うので不思議なようだ。ワインとつまみをまた奢ってもらってしまう。私は明日、フィステラへ出発してしまうので、もう会うことはないだろうと和風マリアカードの裏にサインをして進呈する。やっぱりこれを最後にフリアンと会うことはなかったが、フェイスブック繋がりになっておいたのでネットでの付き合いは続けることができる。

     カテドラルから少し歩いたところにスーパー・フロイスがあるので買出しに歩いていく。フロイスは今日はオープンしているが、サンチャゴは都会なのに日曜日は必ず閉めてしまうというスペイン丸出しのスーパーだ。1リットルビール、カット野菜、ヨーグルト4に明日用に甘いパンを買って5ユーロちょっと。メノールが14ユーロもしたので、一日の目標支出額の20ユーロにすぐ手が届いてしまった。公営アルベルゲなのに14ユーロは勘弁してくれ。暑い暑いと言いながらメノールに帰る。

  •  キッチンでカット野菜にサイコロチーズを振りまいてレモン味のヨーグルトで味付けしたら結構いける味になった。この組み合わせは気に入ったので覚えておこう。パンは買ったのじゃなくて昨日のが残っているので、まずそっちから食べなくては。<br /><br /> 近くのテーブルに会うたびに愛想良くしてくれるカップルがいたのでビールを1杯飲ませたる。どこで会ったのか記憶にないのだが、向こうは良く覚えているようだ。欧米人の見分けは付かないが東洋人は目立つのでこれもあるある。<br /><br /> メノールには誰でも使えるWi-Fiがあるのが一番のメリット。ネットからフィステラとムシアの情報を掻き集めてメモしておく。今回は坐骨神経痛のお陰でポルトガルの道をカットしたので日にちが沢山余っている。フィステラ・ムシアを一周してサンチャゴに歩いて戻るか真剣に考える。過去2回は先にフィステラに行ったが、今回初めてムシアに先に行くことにしてあるので、そのルートは初めて歩くのでちょっと楽しみになっている。それにこの道は日数がいっぱいあるので連泊も入れられる。両方の地にどんな私営アルベルゲがあるのかも盛んにチェックしておく。私営の殆どは10ユーロと、ここメノールと比べれば安いし良さそうなのが沢山ありそうなのが嬉しい。なのに公営のメノール14ユーロ高すぎ。<br /><br /><br />プリミティボの道これにておしまい 明日からは 2017フィステラの道へ<br />

     キッチンでカット野菜にサイコロチーズを振りまいてレモン味のヨーグルトで味付けしたら結構いける味になった。この組み合わせは気に入ったので覚えておこう。パンは買ったのじゃなくて昨日のが残っているので、まずそっちから食べなくては。

     近くのテーブルに会うたびに愛想良くしてくれるカップルがいたのでビールを1杯飲ませたる。どこで会ったのか記憶にないのだが、向こうは良く覚えているようだ。欧米人の見分けは付かないが東洋人は目立つのでこれもあるある。

     メノールには誰でも使えるWi-Fiがあるのが一番のメリット。ネットからフィステラとムシアの情報を掻き集めてメモしておく。今回は坐骨神経痛のお陰でポルトガルの道をカットしたので日にちが沢山余っている。フィステラ・ムシアを一周してサンチャゴに歩いて戻るか真剣に考える。過去2回は先にフィステラに行ったが、今回初めてムシアに先に行くことにしてあるので、そのルートは初めて歩くのでちょっと楽しみになっている。それにこの道は日数がいっぱいあるので連泊も入れられる。両方の地にどんな私営アルベルゲがあるのかも盛んにチェックしておく。私営の殆どは10ユーロと、ここメノールと比べれば安いし良さそうなのが沢山ありそうなのが嬉しい。なのに公営のメノール14ユーロ高すぎ。


    プリミティボの道これにておしまい 明日からは 2017フィステラの道へ

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