噂の「アフリカ・オーバーランドツアー」に参加してみたさ…その13　ケープマクレア

2013/07/23 - 2013/09/20

日本を出て23日目、我々を乗せたオーバーランドトラックは「アフリカで3番目に大きな」マラウイ湖の南の岬「ケープマクレア」に到着した。

表紙写真には、ここまで運転ご苦労様・・・夕日に佇むドライバーのヨハン

マラウイ湖畔を散歩
https://youtu.be/oME-nobjYW8

エリア マラウイ湖周辺(マラウイ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

マラウイ湖、ここ！

ケープマクレア、ここ！

ケープマクレアに到着　つまらないけど、記録・・ということで。
https://youtu.be/ApsT6L3Hefo

夕日に見とれる「ジャパニーズ中高年オーバーランダー」

夕日っていうのは、何時でも何処でも美しいものなのだが、ここは空気中に塵が多いのか妙に印象的だった。

ドライバーのヨハンが珍しく写真を撮っていた。

で、この写真を見せたら、すっかり気に入ってしまい、「ちゃんと」記念写真を撮ってくれ・・・とポーズを取った。

私の腕では、モデルを選ぶ・・・せめて1秒間、腹を引っ込めてくれ！

夜の星空写真を楽しみにしていたのだが、な～んとキャンプ場の照明がやたら明るい。

マラウイ湖なんて（失礼）人工の明かりが少なくって真っ暗だろうと予想して、湖面に映る星空を想像してドキドキしていたが・・・なんじゃこれ？

もしかして沖合の明かりは漁船の集魚灯？？
「マラウイイカ」が釣れるのか？？

突然、街の明かりが消え（停電？）、長時間露光で不思議な月と漁火が写った。

トイレタイム撮影。
天の川が横たわってる。

早朝のキャンプ前ビーチ

ビーチバレーも出来るんだよ・・・若者は！

ところで、マラウイ湖って水が凄く奇麗で透明度も高い。

スキューバのメッカって聞いたこともあるんだけど、なぜか欧米人は誰も泳がない。

実はマラウイ湖って「住血吸虫」がいるんだよね～。
どのくらいの確率で寄生されちゃうかは知らないけど、なんか気持ち悪いじゃんね。現地の人は平気で水に入ってるけどね。

ここ重要！

ケープマクレアには2泊するので、明日は終日自由時間だ。
私は「釣りに行くつもり・・」と話したら、ひとりのオヤジが一緒に行くという。

で、翌朝、本当は「世界中どこでも」日の出前が釣れるのだが、旅先では面倒臭い。のんびり朝食を食べた後「おやじT」と湖畔を歩いて港に向かった。

ここまでの様子で「おやじT」は「ほいみさんに付いて行けば、きっと面白いことがあるに違いない」と誤解している様だ。添乗員付きのツアーになってるが、こういう旅では添乗員は手伝ってくれない。もちろん、キャンプ場のスタッフに相談すればフィッシングガイドを紹介してくれるだろうけど、私としてはちょこっと2時間も遊びたいだけである。

例によって「小物狙い」でいいのだ。

で、現地人で賑わっているビーチじゃなくって「浜」を「デジカメと釣り竿」を持って歩いてみた。こうすれば「カモキタ～・・！」と、自称「フィッシングガイド」が寄って来るはずだ。

と、ところが・・・来ない。

なんか、みんな忙しそう。

あれれ、おっかしいなぁ・・・まずは「自称ガイド」を釣らなくっちゃ・・・と浜を行ったり来たり。

子供まで・・

仕事してるし。

朝獲った魚を売ってるし

こんなの獲ったぜ！

何処に行っても・・・

犬は暇そう

これが、漁火漁船か！

丸木舟の補修跡が凄い！

え～・・・これは乗りたくないぞ

ヤマセミっぽい？？

ようやく、それらしきヤツと商談成立。幾らだったか忘れてしまったが「しっかりボラれた」と思う・・・高いってことじゃなくってね。朝イチの漁から戻ってサカナを売ってたら「釣り竿持ったカモめっけ・・」みたいな感覚かな。

事件に巻き込まれた時のために、有力な証拠写真は撮っておこう。

ようやくカモってくれたので、ボートに乗ってGO!

私はルアーで釣りたいんだよね。
そんなもんで釣れるもんか・・・と呆れられる。

釣り漁師が寄って来た

こんなのら、いくらでも釣れるみたいだぜ！

釣れない釣りしてると、漁師がサカナ売りに来る。

どれ、俺に貸してみろ・・・竿代もらうぞ。

岩場に上がって岸から釣ろう・・・ということになった。

ルアーからエサ釣りに変更。

途中で漁師に貰った小魚をエサにする。

まったく世話が焼ける奴らだぜ～・・・とか言いながら（たぶん）エサを付けてくれる。

あのさ～・・・「餌釣り」なら釣れるんだよ！
と、半分負け惜しみ。

とりあえずは1匹釣れてよかった。

防水デジカメで水中を撮影したら・・

小魚がいっぱい！

次々に見たことないサカナが釣れる。

ちっちゃいけどね。

マラウイ湖のサカナって、日本でもアクアリウムファンには人気なんだよね。

こんなの熱帯魚屋で見たことあるで・・・頭がデカくて可食部分が少ないよね。

こういう場合、たいてい野次馬集まる。

でね、左の岩の隙間に丸木舟が見えてるでしょ。

なぜかその丸木舟を我々のボートに積み始めた。

動画もあります・・・錨を挙げる手に軍手を上げたい！
https://youtu.be/zz4abIaJcME

な～んと、丸木舟を近くの村まで運ぶんだね・・・もちろん有料だろうから、小遣い稼ぎ。

今日は朝から変な日本おやじをカモッたし。

14時頃にはキャンプに戻った。

大物は釣れなかったけど、面白い時間を過ごした。

キャンプ場のバーでひと休み。
釣りの成果を語る・・・10倍盛りね！

ちょっと早いけど、ビールでも飲む？

テレビ様

メンバーの中に料理が得意な女性がいて、この日も腕を振るってくれた。

わけの分からないサカナが8種類20匹ほど釣れたので、簡単に揚げるしかなかったようだがこれが意外と美味かった。

料理が出来るっていいよね～・・・この方のお蔭で旅の後半はより楽しいものになった。

本命はこちらで、浜で売っていた小魚をゴマメ風にしてくれた。


ところで、この「アフリカ・オーバーランドの旅」もようやく40％が終わった。
読んで頂いてる方も「いい加減飽きた」と思う。トラック乗った～、ご飯食べた～、野生動物見た～、キャンプした～…の繰り返しだもんね。

でね、しばらく休止して「忘れたころ」続きをアップしようかと思う。
ほいみの「華麗なるヨーロッパ」とか「カレーまみれのインド」とか「大昔のヒマラヤトレッキング」とか「帰国そのまま入院1ヵ月」とか・・・昔ネタならまだあるので、そんなので「コロナ暇」を乗り切るつもり…迷惑？

この旅行記へのコメント （14）

• 唐辛子婆さん 2021/04/18 14:35:39

  つづきが楽しみ♪

  ほいみさん
  
  考えてみたらホントによくぞまあ
  ①ツェツェ蠅に刺されなかったものだ！
  ②狂犬病（猫にもリスにも猿にもついてくる）にもやられなかったものだ！
  ③寄生虫にもたかられなかったものだ！
  
  唐辛子爺の知り合いは
  奥様がツェツェ蠅にやられて道を歩いていようが食事していようが
  どこでも眠りに落ちちゃうので勤めを辞めてず～～～～っと介護。
  
  スリランカでは私たちの知り合いが野良犬に噛まれたので
  狂犬病対策注射を何本も打つ羽目に。
  インドネシアでは唐辛子爺の上司がデング熱で入院したし。
  
  どうかどうか後編でもご無事で（って変か？）
  
  唐辛子婆

  ほいみさん からの返信 2021/04/18 17:20:08

  RE: つづきが楽しみ♪

  こんにちは。
  
  私は自分の免疫力・治癒力・幸運？を信じて、なんの予防接種もしてません。といって特に健康体とことではなく、人間ドッグでは4-5項目で赤点を貰ってます。
  
  日本では犬に5回は噛まれてるのに（病院行き3回）、海外では一度も噛まれてないのは運がいいのかも。むか〜しネパールで日本人と2日間一緒にいたんだけど、ヤツだけ腸チフスで入院しちゃいました。
  
  でも帰国後入院したこともあるし、帰国便で気を失ったこともあります。旅の安全と楽しさを両立するのは難しいかも。
  
  ほいみ

  唐辛子婆さん からの返信 2021/04/18 21:17:27

  RE: RE: つづきが楽しみ♪

  ＞帰国便で気を失う！！！！！
  
  ひょえ〜〜〜〜〜！いったい乗る前に何したんですう？？？
  そしてその飛行機の乗務員の対応は？
  
  ?緊急着陸（友人の乗った飛行機がアラスカに緊急着陸して最寄りの学校の体育館で一夜を明かしたことがあります。食べるものも暖房もなくて死ぬような思いだったとか）
  ?乗客にドクターかナースを見つけて対処したが床に寝かされた。
  　（機内食にあたって腹痛起こして着陸まで床を転げまわってた乗務員がいた。）
  ?ファーストクラスに空きがあって寝かされた。
  ?降りるまで気を失っていたのでわからない。
  
  唐辛子婆

  ほいみさん からの返信 2021/04/18 22:37:56

  RE: RE: RE: つづきが楽しみ♪

  
  感染病の類じゃなくて、メニエールを発症しました。ボーディングで並んだところまでは覚えているのですが、意識が戻ったのは飛行機の中でした。
  
  突然倒れて意識を失ったらしいのですが、運良く日本人のお医者さんがいて「ネパールに置いていくわけにはいかない」と、機内に運び込んでくれたようです。頭に大きなコブが出来ていたので突然倒れたのかな。
  
  帰国後そのまま病院に行ったら、メニエールの発作と診断されました。そういえば、30歳ころ同じようなことがあった・・・みたいな。
  
  ほいみ

  唐辛子婆さん からの返信 2021/04/19 16:03:24

  RE: RE: RE: RE: つづきが楽しみ♪

  ほいみさん
  
  ほいみさんってやっぱりすんごい！
  こんな神様みたいなドクターが機内に運んでくれたなんて
  悪運強すぎ〜〜〜〜！
  
  神様ドクターに助けられる＞空港職員がアフリカの病院に入院させる＞空港で置いてきぼりにされて真夜中に目を覚ます・・・
  
  そうでしたか。
  メニエ〜ルは母の持病です。春先とか季節の変わり目に出るようです。
  ほいみさんも年寄りになったらまた忘れた頃に発症するかもしれませんから
  どうぞお気をつけてゆるゆるとお過ごしください。
  
  って無理か。
  
  唐辛子婆
  

  ほいみさん からの返信 2021/04/19 23:37:50

  Re: つづきが楽しみ♪

  カイロからの帰国便で苦しんでたら、インディージョーンズみたいな大学教授に救われました。私はそのまま入院したのですが、インディジョーンズ教授は数年後に亡くなりました。人生ってわからないものですね～
  
  私の母もメニエールを発症したことがあるので、多少なりとも遺伝性があるのかな。私は今のところ、33歳と50歳代の2回だけですが、このままじゃ済まないんでしょうね。
  
  ほいみ

• 猫大好きさん 2021/04/17 08:21:30

  「こんな楽しい思い出を編集してると空しくなっちゃう現状」

  正しく　言い得て　います！
  どうすりゃ　いいのよ～
  第4波？　なんか押し潰されそう
  
  小休止したら　戻ってきてね
  続き　楽しみ♪
  
  ほいみさんに付いて行ったら楽しそう
  と、私も絶対にツケ回します
  と言うか　ほいみさんが行くツアーのオリーブさんと
  参加します！
  
  料理上手な方が居て　良かった～
  現地料理人より　数段美味しいものが食べられたのでは…
  
  
  コロナで恒例のアフリカ同窓会も無しですか～？
  

  ほいみさん からの返信 2021/04/17 10:04:43

  RE: 「こんな楽しい思い出を編集してると空しくなっちゃう現状」

  まったく、困ったもんです。
  
  中国とスモールポンドの言い草が、イライラに拍車を掛けます。
  ワクチンもモノがあっても接種が順調に行きそうもない雰囲気だし。
  
  我々世代は1年1年が貴重な時間なのですが、コロナ以外の世界情勢も悪くなっていきそうな雰囲気もあり、良い時期に海外旅行が出来たね・・・って話になりそうな気もします。
  
  アフリカ同窓会は、去年も今年も中止になりました・・・これで自然消滅かな。
  来週は「山歩き」の誘いが入ってます。
  
  ほいみ

• くろねこだりゅんさん 2021/04/16 16:02:47

  住血吸虫

  調べてみました～即、命にかかわらないけど怖い！
  なるほど…あの何処ででも水浴びする欧米人が水に入らないはずです。
  水はとても綺麗そうで飲めそうなのに、残念。
  小さそうなお魚なのでお料理される方も大変だったのではないかと（笑）
  骨は硬くて食べられなかったようですね。
  マラリア、ツェツェバエ、みんな中間宿主を経て人間に寄生する。
  コロナなどのウイルスも怖いですけど虫も大変。アフリカの方々の寿命が短いのもこのあたりの対処の関係でしょうね。
  
  ここまでで４０％、まだまだ楽しい旅は続きそう！
  小休止…
  リクエストは「山が見たい」です(^^)/

  ほいみさん からの返信 2021/04/16 20:49:05

  RE: 住血吸虫

  こんばんは。
  住血吸虫って名前が怖い・・・って、昔は「日本住血吸虫」とかもあったけど。実際はどうなんでしょうね・・・マラウイ湖の住血吸虫。
  
  サカナ、この後はオカバンゴで釣りました…メダカサイズ？　Tオヤジがナミビアの海でたくさん釣ったので、お刺身で食べた…後半でアップ予定です。ここでひと休みするのは「こんな楽しい思い出を編集してると空しくなっちゃう現状」っていうこともあります。
  
  アフリカ、栄養状態や衛生観念も今イチな感がありますが、対コロナではがんばってますね。コロナを抑制する何かがあるのかも。
  
  山・・・むか〜しのネパールと5年前のナンガパルバットがあります。
  
  ほいみ

• olive kenjiさん 2021/04/16 07:33:48

  アフリカの湖では色々なことが起きている

  私は世界の旅行記番組を沢山見る方ですが、このようなほいみさんの動画は観たこと無く興味深かったです。
  アフリカの湖で子供たちが顔を洗って、水くみバケツを頭に乗せるところや、水辺では七面鳥のような鶏が遊び、犬がぼ～っと湖の彼方を眺めている光景。いいな～
  プロのテレビ番組制作者もっとしっかり仕事しろ！
  
  釣番組も時々見ていますが、アフリカ暇だから釣りに行くのは初めて見ました。
  とても和やかで癒される写真集・動画です。
  一人プラプラしたいのに、付いてくるおやじTさんには困ったものですね。
  ただ、ほいみさんに付いて行けば、きっと面白いことがあるに違いない・・これ正解。
  
  忘れたころ旅行記も楽しみにしていますし、まだ残り60％アフリカ旅行記も楽しみにしています。

  ほいみさん からの返信 2021/04/16 15:13:24

  RE: アフリカの湖では色々なことが起きている

  今日は朝から「長い散歩」に行ってました。
  
  この旅はもう8年も前のことなんですよね。
  今のデジカメなら、もっと楽しくて奇麗な動画も撮れたはずなんですが。
  
  炊事や洗濯をいてるところで水を汲む子供がいるってことは、生活水も飲料水も一緒なのかなぁ？　人口が増えて洗剤の使用量が多くなったら、昔の琵琶湖みたいになっちゃうのかな。
  
  「おやじT]は釣りが好きで私より経験もあるので、この後も何回か釣りに行きました。私と同じで早々とリタイアして遊びまくってるみたいです。彼はナミビアで、食べきれなほどのサカナを釣って来たんですよ。
  
  ほいみ

• アルカロイド ダリルさん 2021/04/16 01:17:53

  アフリカの漁火

  
  夜通し集魚灯で魚を取っているんですね？　けっこうな大量でみんな忙しそう？　釣り竿抱えてナンパを待ってウロウロしても、住民は水揚げした魚に夢中で、シカトされているのは、、、笑えます
  
  キレイな水なのに住血吸虫かぁ～？　ソレは怖いですね？　人類が滅ぶとしたら虫の異常発生による感染症かなぁ？って思ってたので、アフリカの旅を見ていると、なんか現実味がありますね？　温暖化進んでるし、、、
  
  やっと40％の行程は、メンバーたちも慣れて来たのでしょうか？　それとも疲れが溜まりまくってるんでしょうか？　みんな痩せてきたとか？　
  
  コロナの断熱材が増えているダリル
  

  ほいみさん からの返信 2021/04/16 06:51:19

  Re: アフリカの漁火

  おはようございます。
  
  夜中まで仕事してるとは意外でした。朝はお疲れなのか、なかなか声が掛からず本当は焦ってました。皆さん、それぞれの「朝のお努め」をこなしてる…って感じで。
  
  マラウイ湖の住血吸虫は有名で、検索すると恐ろしくなります。ビーチでは現地人が「住血吸虫予防薬」とか称する怪しいモノを売ってます。10ドルで買って飲めば泳いでも大丈夫！　自己責任でそうぞ。
  
  アフリカでは他の湖沼や河川でも住血吸虫は珍しくないとは聞きますが、ここではそんな薬を売り歩いてるが逆にヤバいです。
  
  キャンプ旅のリズムや食事にも慣れて来て、本当はここからが面白かったです。それぞれの仕事？義務？を楽々とこなせる様になって、自由時間も多くなるからね。
  
  ほいみ