噂の「アフリカ・オーバーランドツアー」に参加してみたさ…その14 ベイラ

2013/07/23 - 2013/09/20

2013年に参加してみた「アフリカ・オーバーランドツアー」の続き。
ここから暫くは、キャンプ慣れした「中だるみ旅」になります。
何か刺激をくれ～・・・みたいな。

表紙写真は、モザンビークの海岸で「なぜか」パジャマで釣りをする私。
こういう旅ってさぁ・・・いろいろあるんだぜ～！

エリア その他の都市(モザンビーク)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

7月18日、同級生と新潟県の「えぶり差山」と会津朝日岳に登る予定だった。
朝7時、隊長から電話
「ゴメン、犬の調子が悪いから、今日はキャンセルにしてくれ・・」

実は隊長、半年前に17年間連れ添った？愛犬を亡くし、新たな犬を迎い入れた。そいつが急に調子が悪くなったというから「まぁ、しょうがない」

3泊4日の旅が超ドタキャンになった上に猛暑到来！　日中は32度以上になったぞ。
で、中途半端になっていた「アフリカ・オーバーランドツアー」の続きでもアップするか・・・って気になったわけだ。

で、旦那が4日も留守でうれし～・・・って思ってた妻は、私以上に残念だったに違いない。

ご主人様、今日の夕飯はこれでよろしいでしょうか？　と、私が大好きなカマスの大物を買って来た。ここで調子に乗って「おお、ビールも冷やしとけや・・」なんて言ってしまってはイケないことを、40年間近い結婚生活で十分に「教えられている」

ナイロビから　20日間のキャンプ旅で南下して、前回はマラウイのケープマクレアまでのレポートでいったん終了した。

今回は、ケープマクレアからモザンビーク・ジンバブエ・ビクトリアフォールズを経てナミビアに向かうが、何処まで連続アップ出来るかは、私の気分による・・・煽てによるのかも。

ところでこの旅では、スタートそうそう「ほいみさん、私のために（夕日とキリン）の写真を撮って・・」と頼まれた。撮って上げたらどんないいことが待ってるのかは知らないけど、アフリカだもん「夕日とキリン」は何処でも会えるだろう…と気楽に考えていた。

キリンも夕日も珍しくないのだが、キャンプ旅では、夕日の頃はキャンプで食事の準備してるんだよね～・・・基本。

で、これでどう？
って、この写真を見せたら
「これはキリンじゃない」だと・・・そんなの子供だって分かるんだけどさ。

「夕日にキリン」の課題を残したまま、25日目はモザンビークのカラホ・バッサ湖に向かった。モザンビーク入国で時間が掛かってしまい、カラホ・バッサ湖に着いたのは夜。

我らが添乗員様にとって思い出の場所に違いなかった「カラホ・バッサ湖」は真っ暗で見えなかった。

広大な場所の狭苦しい場所に、夜な夜なテントを張る・・・食事当番は誰だ～！

写真では分かり難いけど、バオバブの木に水道の蛇口があった。

明け方のカラホ・バッサ湖。
結局、何を見にここに来たのかは分からなかった。
釣りのメッカだとは聞いていた。

シニアな夫婦がレンタルキャンピングカーで楽しんでいた。

羨ましいなぁ・・・と、いろいろ見せてもらった。
お金を掛けない「本当の贅沢旅」だよね～・・・羨ましい！

とりあえずは、ケープマクレアからカラホ・バッサ湖→ゴロンゴサ経由で、モザンビークのベイラに向かう。

アフリカっぽい集落を見ながら、トラックはインド洋を目指して南東に進路を取る。

散水車との「正しい遊び方」

これは目立ってた。

以前にも書いたが、オーバーランドトラックの認知度？は高く、しかも肯定的なのか・・

必ず手を振ってくれる。

質素な生活から・・

見る、我々オーバーランドトラックって・・

どんな風に見えるんだろうね。

オーバーランドトラックでの旅の

一番楽しいことかもしれない。

こんなところでも・・

しかし、トラックは常に60km 以上で走るので・・

窓越しの撮影は意外と難しい。

でも、この旅で「車窓撮影」が格段に進化した。

なんてったって、毎日が練習だからね。

電気も来てない集落が多いんだけど、そのすぐ近くに、こんな送電線が・・・・

交通事故もダイナミックだ。

ちょっと怖い・・・？

鉄道・・・走ってるのか？

？

トラックによる長時間移動と連日のキャンプ・粗末な食事！にも慣れ・・

それがかえって旅の中だるみに拍車を掛けていた？のかもしれない。

巨大なマンゴーの木が延々と続く

なんだか写真も思い出も希薄だ。

あ～・・・アフリカ行きたい！

それでも、ここにアップしていく内に、いろいろ楽しかったことも思い出すかも・・・ってことで、よろしく！

アフリカって、乗れるだけ乗せる・・

っていうか、ぎっしり乗るまで走らない？

久しぶりで見た列車

かすかに線路が見えるね。

ランチタイム。
最初の頃は珍しくて楽しかったけど、慣れちゃうと苦痛・・・っていうか、普通に食堂で食べたい。

トラックには200リットルくらいの水タンクが付いていて便利。

？

マイホーム建設中

ミシン屋さん

売ってるのかな？

フットマッサージ屋さん？

アフリカ大陸横断トラック？

幼稚園か？

アフリカ柄

ウマ下手？

床屋には不自由しない

ゴロンゴサではホテルに泊まった・・・洗濯するぞ～

このホテル怪しかった。

宿泊客は我々だけだし・・

黄疸になった竹あるし・・

でも、シマウマとか・・

カバもいて楽しかった

ここのスタッフと・・

用心棒たち

おお、正しく「夕日にキリン」！

完璧か～・・・と確信したが、軽く却下された。

翌日は狭い未舗装道を進む。

危なっかしい道が多く、ドライバーのヨハンは度々降りては確認する。

普通車なら大丈夫でも、大型トラックはどうよ・・・みたいな。

慎重に進む

でね、みんなベイラって街でキャンプすると思ってたさ。

そしたら小さな港に着いて
「今からキャンプ装備を全部、ボートに移すぞ～」と添乗員様からの命令

小雨が降る中、びしょびしょになりながら大量の荷物をボートに移したさ。

出航だ～・・・

いろいろ積んだボートは30分で対岸の砂浜に到着。

実はここからが、この旅で一番の重労働！
砂浜からキャンプ地まで500-600mの距離を、キャンプ装備を担いで移動！
ひとり３往復ね！　もちろん、男女不平等な世代だから、古い世代の男ども（私も）は張り切っちゃって、
「女性軍は先に行って、テント場の掃除でもしてて・・・」みたいな。

砂浜を大荷物担いで３往復だから、もう我々世代は
「巨人の星の特訓」

全部運んで、テントを建てて・・・長老曰く
「ほいみ君、100万円以上払って、こんなことやってるなんて、旅行会社か俺達か、どちらかがすっげ～「バカ者」だと思わないか？

ばかばかしくてやってられないから「ビール飲もうぜ、俺の奢りさ！」
じゃ、遠慮なく頂きます・・・って、こんなに飲んじゃったんで、自分の分は半分支払いました。

この後、「ねぇねぇ、ばかばかしくて、やってられなくない？」
って、長老を誘っても反応無しでした。

ベイラは大きな町なんだけど、我々がキャンプしたところは、市街地から何㎞も離れた海岸でした。

ここでは2泊しました。
我々以外はだ～れもいないし、最寄りの村も遠いし、静かな2泊3日となりました・・・って、そんなわけないか。

次号をお楽しみに！

この旅行記へのコメント （6）

• くろねこだりゅんさん 2021/07/21 15:28:41

  画伯♪

  アフリカの不思議
  大体同じセンスで描かれている…国は違うのに？
  お上手なのかその反対なのか　ひょっとしたら先生が同じ方で指導しているのかも（笑）
  
  大金出して苦労してアフリカの大地でキャンプ、不便さをお金に換えて経験を得てレベルアップする主人公気分にならないと「ばからしくてやってられない」となるのでしょうか。私だと泣き出すレベルかもしれません。泣いても帰れませんけどね～（爆）
  外国のキャンピングカーはおしゃれ☆
  ガスバーナーの蓋の上に食器を収納するスペースを作ってるなんて日本では無い発想にビックリです。
  
  で、私も夕日にキリンみたいです(^^)/
  

  ほいみさん からの返信 2021/07/21 20:41:01

  RE: 画伯♪

  > アフリカの不思議
  > 大体同じセンスで描かれている…国は違うのに？
  
  国境とか無い時代に広がったセンスかもしれませんね。
  
  
  
  > 大金出して苦労してアフリカの大地でキャンプ、不便さをお金に換えて経験を得てレベルアップする主人公気分にならないと「ばからしくてやってられない」となるのでしょうか。私だと泣き出すレベルかもしれません。泣いても帰れませんけどね?（爆）
  
  体力勝負ってことはないんだけど、10kgのテントセット担いで「走れる」くらいは出来ないと、若いもんにナメられます。次回は「アフリカオーバーランドツアー（介護付き）」を期待してます。
  
  
  あれらのキャンピッグカーは全てレンタルなんですが、気軽にアフリカをキャンプ旅出来るなんて羨まし過ぎます。この旅の後、妻に「ケープタウンからビクトリアフォールズまでのレンタルキャンピングカー旅」をしようと提案したんだけど、まったく無視されました・・・まぁ、ホッとしたというか。
  
  夕日にキリンの写真はこの後も撮れませんでした。最後の最後に「圧倒的チャンス」に恵まれましたが、このペースだとまだまだ先かなぁ・・・忘れないでね。
  
  ほいみ

• 唐辛子婆さん 2021/07/20 00:47:20

  ワイルド・ギース

  ほいみさん
  
  エリザベス・テイラーの何番目かの夫が主演の映画ワイルド・ギースの舞台が
  モザンビークだったやうな。
  
  よくまあこんな旅に100万以上もかけて参加しましたねえ。
  私なら1億円もらっても嫌だなあ。一億円だけもらって逃走する。
  何がいやって旅に出たらおさんどんしなくていいから旅に出るのに
  料理当番が回ってきて全員分作らなくちゃならないなんてっ！
  
  一億円もらったらコックを雇ってポーターも雇ってなら参加してもいいぞ。
  車窓からの写真はほんとうに素敵で興味深いもの。
  で、次は？夕日にキリンは撮れたんでせうか？
  
  唐辛子婆

  ほいみさん からの返信 2021/07/20 20:39:22

  RE: ワイルド・ギース

  映画には疎いんで、まったく知らないかも。
  
  
  現地集合・現地発オーバーランドツアーなら30-40万円くらいみたいです。この時の参加者と「本気で」考えましたが、体力的に厳しい・・・という結論になりました。
  
  こんな日本人スペシャルでも、けっこう厳しいです。特に人間関係は「追い詰められると」必ず悪い方向に暴走しますね。なんだかんだあった我々も、帰国後は毎年、同窓会をやってます・・・なんで、あんなバカバカしいことでケンカしちゃったんだろうね、とか。それらも全て含めて、あまりにも思い出深い「オーバランド・トラックツアー」でした。
  
  夕日にキリンは、差し後のチャンスでものにしました・・・これは傑作写真です。こうご期待・・・たぶん想像を超えてます！
  
  ほいみ

• gontaraさん 2021/07/19 17:00:02

  憧れのオーバーランド

  ほいみさんの参加されたツアーは確か２か月でしたよね？
  今では考えられないような夢のツアー。
  でも、これで堪能したから、もうアフリカはいいや！　とならない所がアフリカの魅力ですかね。
  久しぶりにTHEアフリカ見せてもらいました。
  ん～　で、行きたい気持ちがふつふつと湧いて来る・・・
  GONTARA

  ほいみさん からの返信 2021/07/20 20:30:25

  RE: 憧れのオーバーランド

  アフリカ行きたい！　
  アフリカにこんなに洗脳？されてたことに今更気が付いた。
  
  アフリカ2か月の後、隔離２週間だったら全然問題ないけど。
  他の地域だったら、まだ待てる。
  
  ほいみ