2008/12/16 - 2008/12/19
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コロコロパッカーさん
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イランビザを求めて世界を迷走、巡り巡って行く予定も無かったアゼルバイジャンまでやってきました。
その昔中学地理で習ったバクーは、この国の首都。当時はまだソビエトの1都市だったのですが、子供心にバクーという名前に変なロマンを感じたのを覚えています。
『石油の出るソビエトの辺境、バクー。』
一生行くことなんてないと思っていた場所に、まさかこんな簡単に行けちゃうなんて、人生って、分からないものだな。
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旅は夜行列車から始まります。
グルジア(現ジョージア)の首都トビリシからの国際列車。2等利用。
4人コンパートメントでした。
旧ソ圏ではこのあとロシアの夜行列車にも乗りましたが、そちらも本当に暖かくてきれいで快適だったのを覚えています。
暑い時期でしたが、ウズベキスタンの列車も、やっぱり1車両ごとに車掌さんがいて、きれいなベッドシーツを用意してくれました。
広い旧ソ圏内や中国では、早くから移動手段が発達したからでしょうか、どこも列車はとても快適でした。 -
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バクー郊外。油田かいな!?
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アゼルバイジャンを知ったのは地理の授業。バクーという名前が妙にかっこいいなと思った。けど、いつか行くことになるなんてみじんも思ってなかった。
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バクーに入りました。
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BAKIというのは、こっちの言葉でバキュと読むそう。
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列車はずいぶん遅れてバクーに到着。チェリーちゃんに勧められたバックパッカーズ1000CAMELを目指します。
メトロの切符売り場には人が群がっていた。並ばないのね。 -
アゼルバイジャンの地下鉄。
0.2マナト。地下鉄はプリペイドで、余ったら返金してもらえる仕組みでした。当時はめずらしかったかも。日記によると、どうやらまだプリペイドカードという言葉が一般的でなかったみたい。
旧ソ連の地下鉄はどこも似ています。
その中でもバクーの地下鉄はとりわけレトロ!!お菓子の缶みたい。 -
中央アジア風のスザニがありました。
ホテルに行く前に、イランビザ申請をしました。
50ユーロを銀行で先払いし、レシートを持参しイラン大使館で申請。
係員の対応は至上最悪。どこの銀行にいくら払うのかも教えてくれませんでした。
なんで警備の人がそれを教えなくちゃいけないの??銀行もめっちゃ遠い。
バクーで申請したイランビザは2日間で下りた。 -
バスの中で観光関係の人がいて、英語でアゼルバイジャンについて色々教えてもらった。困ったことがあったら電話して、と携帯の番号を教えてくれた。
アゼルで泊まった1000キャメルのお兄さんもいい人だったな。 -
メリディアン。地下鉄で旧市街で下車していきます。
私が泊まっていたのは、ここ、の、脇の細い路地を入ったところにある安宿。
1000CAMELS。今もあるみたいだけどオーナーが同じかは不明。
当時ホステルワールドに載っていた安宿は2つしかなく、そのうちの1つでした。
めっちゃ親切な管理人さんがいて、大変お世話になりました。
バクーは物価が高いのでドミトリーでも20USDもしましたが、これはバクーのほぼ最安値。
きれいだし、ネットもキッチンもフリー、安全安心でした。 -
荷物を下ろしたらすぐに散歩に行きました。
これはバクーのシンボル、乙女の塔。英語では、メイデンタワー。メイデンタワーはあっちだと言われ、乙女の塔とは別のタワーがあるのかと思ってしまいました。
もとは紀元前のゾロアスタ―教の寺院で、現在のものは12世紀の再建だそう。
昔昔、乙女がここからカスピ海に身を投げたとか。 -
ちょっと散歩します。
旧市街かな。 -
メイデンタワー
町の交通量は多いので、歩ける距離でも時間がかかりました。 -
そして真っ先に向かったのは、カスピ海!!世界最大の湖です。
油田が見えるかなと思ったけど、大きすぎてとても見えませんでした。
この湖から湧き出る液体のおかげで、高級ブランド街があるわけだね。 -
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新市街も見てみました。
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石油のおかげで、バクーには欧米のブランドショップが並び、ドミトリーはなんと20USD!!!!石油の威力ってすごいなー。
しかし例によって、その恩恵を預かっているのは本の一部の人なのだとか。バクーもグルジア同様失業率はかなり高いそうです。 -
全部とっても飲みたくない。
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平日昼間でも人が歩いている。
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この町も、夏なら街路樹がきれいだと思います。
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ヨーロッパのブランドの店もたくさんあるし、マックもあった。
95%がイスラム教の国にビアガーデンまで。 -
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バクーは寒いです。
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お昼はこれ。アゼルバイジャンで唯一外食。普通のチキンライス。
地下鉄が0.2マナトに対し、これは3.5。?いな。
物価が高いので、アゼルはずーっと自炊。
スーパーもとても高い。親切なスーパーだったけど、何も買わなくてごめんね。
八百屋さんで1マプト分のお買い物。玉ねぎ1個はお兄ちゃんがおまけしてくれた。イスラム教の国あるある。
八百屋自体も市内では全然見当たらなくて、教えてもらった小さな通りに数件並んでいるだけだった。
もう醤油はないのでたいしたものは作れませんでしたが、ドイツから大事に持ってきたニッポンのカレーをついに解禁、おいしかったなぁ。。。やっぱカレーが世界で一番だ。
当時のレートはもう調べられなかったけれど、2012年ごろは1マナト108円ぐらいだったみたい。2015年に変動為替制になって、今は1マナト58円ぐらい。
当時の物価
肉2
チキンキューブ0.8
水0.5
宿20USドル
ハガキ1.5
郵便代2.5
チャイ0.5
ビザはユーロ払い、3通過入り混じり。 -
12/17
旧市街のキャラバンサライ(隊商宿跡) -
かっこいいな。名前も見た目も大好き。
夏はもしかしたらお土産屋さんなのかも。緑の蔦が絡まった姿も見てみたい。
キャラバンサライは、このあと行くイランや、2015年に行ったウズベキスタンでも見ることができた。貴重な文化遺産として保存してほしいな。 -
宿では耳の聞こえないバックパッカーに会った。もう2年も旅していると言ったっけ。日本語の読話ができると言っていたし、英語も読めるらしく、問題なく旅できるんだろうな。ボディランゲイジで大体なんとかなるみたい。
宿のPCは使いたい放題だし、キッチンも使えてテレビもあったので、ダラダラするにはいい宿。?いから用事が済んだら出なくてはいけないのが惜しい。 -
ゼルバイジャンの国旗
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アゼルの日記はここで途切れていました。
家計簿によると、ホテル代とイモ玉ねぎトマトだけお金を使ったって。
宿でだらだらしてたんだろう。 -
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素敵だな。
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旧市街。
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バクーの旧市街は修復作業を進めているらしく、古めかしさはあまりない。住んでる人たちからすると、修復はとても重要なのだとか。
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旧市街
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出窓がありました。寒い冬に採光する場所なのかな。
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こっちにも。
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ドーム型の屋根だ。
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12/18
じゅうたん工場見学。陽気なおばちゃんたちに盆踊りを踊らされました。
じゅうたんは、縦糸に1本づつ手作業で染め糸を絡めてカットし、それを横1列ひとつひとつ繰り返します。ある程度幅ができた時点で、平たいはさみで染め色を平らにそろえて再びカット。ものすごい手間のかかる仕事でした。
一人ではとてもできないので、数人で作業。絨毯1枚何千ドルもする意味がやっと分かった・・・ -
12/19
3度目の正直でやっとイランビザをゲット、物価の高いアゼルバイジャンからはおさらば!!
ビザ取得当日の夜行列車(24時ごろ発)で、イランとの国境の町へ向かいます。
(ちなみに寝台で3ドルって・・・宿は20ドルなのに。え?闇両替とかあったっけ??アゼルの物価が分からん。)
アゼルバイジャンのバクーから3ドルの夜行列車に乗ってイランとの国境の町まで向かいます。
3ドルだけあって、トイレ臭い・・・でもシーツは配ってくれました。
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