イラン５　イスファハーン　ジョルファー地区（アルメニア人街）など

2008/12/20 - 2009/01/07

イスファハーン最終日です。
23：30の夜行バスでシラーズに移動

エリア イスファハン(イラン)

12/28　イスファハーン最終日です。
朝ごはんはバルバリとはちみつ。
イランでは、バルバリー屋さんがあれば、必ず人だかり。

イランで一番おいしかったもの、バルバリー（パン）。イラン人も毎朝毎晩出来立てをゲットしにきます。そして手づかみで持って帰ります。はちみつとクリームチーズをつけるとなかなか素敵な朝食に。

店頭にはバルバリーを冷やすための台があり、あつあつを受け取ったお客さんが自分でこの台にバルバリーを広げ、少し冷ましてから持って帰る仕組み。台の上のバルバリーはもうすでに人手に渡っているので取ってはいけません。

これはランチかな。自炊やバルバリで済ますことが多かったイランで、珍しくきちんとしたごはん、チキンケバブなるもの。
ちょっとイメージとは違って淡白だが、バターが効いていてまぁまぁおいしゅうございました。

チェヘル・ソトゥーン宮殿です。
ウズベキスタンでも似たのを見たなー。やっぱりこの二か国には共通が多い。
ウィキによると、ウズベキスタンは大イランの一部という考え方があるそう、誰目線かは分からんけど。
文化的な結びつきは強いと書かれていました。
私はトルクメニスタンやアルメニアには行ったことがないのですが、これらの国もペルシャ風の建物があるのでしょうか。

ステンドグラス風ですね

ちょっと珍しくないですか？きれいだな。

チェヘルソトゥーン宮殿の壁画。昔の宴会の様子。

イマーム広場に戻ってぶらぶらしました。

ぶらぶら

イランモダンアート展にも行ってみました。
モダンアートってどこの国に行っても楽しいので大好きです。

普通のアイス！

スークの終点エマーム広場。広場の見渡せるチャイハネで休憩。うれしいね。

イランのチャイは、トルコと違ってかなり薄く、お砂糖は中にいれずに口に放り込む仕組み。なので通常はスプーンは付いてきません。でもこれって美味しくないと思う・・・
こうして色々な国を巡ってみると、チャイ１杯でも色々な飲み方があるもんですね。
ちなみにノンミルクで印象的だったのはモロッコのチャイ！
ミントと砂糖をこれでもかというほど入れるスタイルが好きでした。しかし自分ではあの砂糖の量の再現は怖すぎてできません。いつかまたモロッコに行くことがあったらまた出会いましょう。

シーシャでいっぷく、いいなぁー。
今は旅行に行かれないご時世なので、こんな光景一つでも溜息が出ます。

いっぱい歩いてくたくた、大満足のエスファハーン。
エスファハーンのモスクは、京都みたいに何度行っても感動するんじゃないかと思うので、またいつか行ってみたいと思いました。

再訪したい国上位。
ほんとに、情勢の悪化だけはないように祈る。

イスファハーン最後は、ジョルファー地区（アルメニア人地区）の散策です。

アルメニア人街、各地にありますね。アルメニアにも行ってみたいな。

アルメニア語かな。

17世紀にアッバースさんがアルメニア人の職人さんたちを呼び寄せたのが始まりだとか。

ジョルファーというのはアルメニア人たちの故郷の名前だそう。最盛期には6万人ものアルメニア人が住んでいたそう。

クリスマスっぽい！
才能あるアルメニア人をこの地に誘致したアッバース1世は、国に貢献してもらう代わりに宗教の自由を与えていたそうです。
というわけで、この完全アウェーなイランの地で独自のキリスト教世界が築かれたそう。今のイランにおいて、キリスト教徒の居場所はあるのだろうか。

路地はひっそりとしています。
土壁でいい雰囲気。

アルメニア人地区にある教会。まるでモスクのよう。ヴァーンク教会
クリスマスツリーがある！

おー。イランでクリスマスを迎えたわけですが、唯一クリスマスツリーを見たのはこの教会でした。
カフェなどもあって、他と雰囲気が違いました。
今はイスファハーンのインスタ映えスポットになっているようですよ。

この日は23：30のバスでシラーズに移動でした。
ドイツ人の旅行者がいて、地元の人に話しかけられて『へるぷみー』と言っていたのがかわいかった。しっかりせい（笑）
走り出してすぐに寝てしまったので、お土産BOXをもらいそこねてしまった。残念！