イラン4　イスファハン建築巡り

2008/12/20 - 2009/01/07

エスファハーンはモスク巡りも楽しい。
イランのモスクは他の国と比べるとタイル装飾が多く、人によっては『じゃらじゃらしている』と感じるかもしれませんが、タイルやモザイクの好きな私には本当に面白いモスクばかりでした。

エリア イスファハン(イラン)

12/27 この日はエスファハーンの洞窟巡り。
この街には他にも沢山の魅力的なモスクがあり、旧市街歩きがとても楽しかったです。

クオリティ低いパクリ製品。

まずは旧市街へ。
イエメンのような完璧な旧市街ではなく、適度にモダン化された町の旧市街。
下町という感じでしょうか。

なんだか分かりますか？？ラクダ専門の肉やさんです・・・
ディ、ディスプレイが露骨すぎる・・・
蹄が割れていない馬の肉を食べてはいけないユダヤ教では、ラクダも食べてはいけないとウィキに書いてあった。ラクダの蹄は割れているように見えるけど。
イスラム教ではOKだそう。

旧市街のバザール。庶民的なエリア。

下町感。

マスジェデジェーメの入り口。

土色のドームと４つの巨大なエイバーンに囲まれた巨大モスク。

大変立派です。

一般的なものより、ずんぐりむっくりというか、横に広いところが特徴的。

熱心にコーランを唱えている方がいらっしゃいました。

お祈りする人が絶えないマスジェデジャーメ。いつまでも見ていたい素敵なモスクでした。

イランのモスクはミナレットもとても凝っています。
下のほうの模様は、ウズベキスタンでもよく見ました。地理的には決して近くないのに、文化が繋がっているんですね。

このタイルは、ヨーロッパ風なのでは？？

とてつもなく繊細なのです。

古く、とても庶民的なスークを抜けます。何十年も前からあるんだろうな！
こういう場所がガチで残っているのが中東の素晴らしいところだと思います。

下町。

エスファハーン一、高いミナレットを持つメナーレマスジェデアリー。
空にまっすぐ伸びる美しいレンガ色のミナレットです。

ミナレットは昔砂漠を旅するキャラバンにとっての灯台のような役割を果たしていたそうです。

再び旧市街へ

キャプテン翼のサンダルが人気でした。

そこから巨大なスークへ。
特にほしいものはない（笑）

スークの終点はエマーム広場。世界の半分が、どかーんと現れるのです。

まずは王族のモスクを見学。

モスクの内部です。　
イランのモスクのすごいところは、１枚のタイルに絵柄を縫っていくのではなく、模様をモザイクで作っているところ。このモスクのほとんどがそうやってできています。

イランで一番美しいドームに認定。クジャクみたいだなー。
こんなに巨大なのに、この細かさ、イランの職人は素晴らしい！

ドームの天井。目がくらくらしてきます。

続いて憧れのマスジェテエマーム。

ひとつひとつが素晴らしく、時間をかけて見て回れる。
きれいな唐草。

イマームモスク裏側

コレが見たかった、イマームモスク

なんでしょうか・・・吸い込まれるように眺めてしまう、なにか、人間の内部にアクセスされているかのような、不思議なオーラを放っているように思えてなりません。（私は別にそっちの人ではないですよ、ヨガより腹筋、瞑想より睡眠タイプ）

感無量すぎてこの後の日記は空白。

あれからもうあっという間に10年以上経って、もはや全然覚えていません。憧れの地なのに。多分、2015年に行ったウズベキスタンに完全にもっていかれた感じです。
もう1回、もっとゆっくり、いいカメラを持って、イランに行きたい！

アラビアンナイトの世界です、感無量。

宮殿内にある音楽室。音響効果のある天井。

今日の食糧を買って帰ります。バルバリ。

こうやって買って帰ります。