2008/07/20 - 2008/07/29
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コロコロパッカーさん
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日記には、ウクライナはヨーロッパの中で一番親切で女の人がやさしくきれいでみんな行ったほうがいいと書かれています。
ウクライナもシリアも、そこにいた人が本当にやさしく、平和で愛に溢れた生活をしていました。
寄付もしたしボランティア登録もしました、でももっと何か、一般市民がこぞってアクセスできる支援の形があるといいのにと思います。
この旅行記を通じ、ウクライナが素敵な国だということを知っていただけたら幸いです。
時は2008年。
ポーランドからのバスは、ウクライナとの国境で5時間のスタック。
バスの中では、英語ができる人が、外国人旅行者の通訳を買って出てくれた。
バスが無事ボーダーを突破したときには拍手が巻き起こった。
きっと乗客はウクライナに帰るウクライナ人だったんだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
ポーランドからウクライナに入るときと、モルドバからルーマニアに入るとき、国境越えではどちらも拍手が巻き起こった。国民性なのかな?
それにしても長かった。寝ても覚めてもまた寝ても覚めてもずっと同じ場所にいた。長いと8時間なんてこともあるんだそう。
居合わせたアメリカ人カップルに「お前はよく寝ていたな」と言われつつ。
その間、トイレにも行けず。
そんなこんなでやっと通過が許可されたウクライナ。
長らくEU圏にいて、ウクライナは久しぶりのEU圏外。
まずお金がない。
コインはないが、ウクライナ側に入って何時間ぶりのトイレ休憩をゲット。
あの時は本当に助かりました。
トイレ、水浸しだった、アラブのどこかの国みたい??
乗用車でウクライナに向かう人々の車はどれも荷物で一杯でした。お土産一杯なんだろうなぁ。
あまりにもトロトロ長々と進むので、皆さんエンジンを切り、両側のドアを開けて、進む時は自分たちで押しながら進んでいたのが印象的。 -
9時半に出発し、11時にLVIVの街に到着。
初ウクライナの道は・・・ガタガタ。
ポツリポツリと無機質なビルが建ち、東ヨーロッパとはまた違った雰囲気だった。
文字がアルファベットからキリル文字に変わった。
ATMからお金を下してジュースを買ってみたら・・・
や、安い!
ユーロ圏から脱出したことを実感した出来事だった。
路線バスに乗り換えて宿へ。
道はガタガタ、バスはボロボロだが、乗客のおばあちゃんが親切だったし、座っていた人が親切に私のバックを持ってくれた。
慎重派なので基本的にバックを人に預けるなんてしないけど、できる雰囲気だったんだと思う。
今日の宿はバス停から遠い。
運転手さんにお願いしたら、宿の人から聞いていた場所で下してくれた。
こんなふれあいや、融通、久しぶりだ。
市内に入ると緑が増えて古い町並みが現れた。
新しい場所に来た感動と重なって感無量。
バスを降りて、さっそくキリル文字の壁にぶち当たる。道路標識も読めない。
キョロキョロしていると、とても感じのいいひとがMAY I HELP YOU?と英語で話しかけてくれた。
こんな親切、いつぶりだろう。
アフリカだったら身構えるところだけど、ただただ親切な人、ここでは身構える必要もない。
親切な方々のおかげですぐに宿にたどり着くことができた。 -
宿はなかなかの古さ、階段の古いこと・・・表札もない。
おボロいドアのベルを鳴らすと、これまたお部屋もおボロかった。
が、ここでももちろん英語の話せる親切なお姉さんが現れるのです。
これぞウクライナ。
部屋はまぁまぁきれいだし、無料の洗濯機や共有PCもあった。
フロントに飾ってあった日本語の本までもらってしまった。
※ちなみに本は上下左右逆で飾られていて笑った。わからないよね。 -
お腹が空いた。昨日の夜、パンの切れっぱしをかじって以来、何も食べていない。
近所のボルシチのポスターを貼った店に入ってみた。この店が大当たりで、色々と珍しいウクライナ料理をいただけた。
まずはチキンをぎゅっとして細かいパン粉をまぶし揚げたもの。
中から肉汁がじわーっと出てきて絶品。
そして左側はチキンとクリームオニオンソース。
ドイツ人の友人のママがよく作った味だという。トマトベースでこれもとてもおいしかった。 -
これはサリャンカみたいなもの。
野菜のみのスープで、ビーツの赤色。サワークリーム(スメタナかいね??)を乗せて。
お肉が入っていないのでコクには欠けるけど、さっぱりといただける一品。
他にもいろいろあったので、リピ決定。
ちょっと高いけど、このころから各国料理にはもっとお金を使おうと思いだした。一生に一度かもしれないしね。 -
食後は町を散策。夜9時頃、待ち合わせしていたドイツ人の友人Rがやっと到着。
列車で出会ったというオイガという名前の女の子と、その彼氏も連れてきた。さすが、ホスピタリティクラブ愛用者、人類皆友達みたいな人なのだ・・・
この彼氏の家は100km先にある。
残念ながら彼女の寮には宿泊できないのだけど、もしRも一緒ならみんなで彼女の寮に泊まれるので、できたらRに一緒に来てほしいらしい。
さもないと彼氏はまた列車に乗って100km先の自宅を目指さなくてはならない・・・もう夜も更けているというのに・・・
Rはちょっと迷っていたけど、何やら私と話すこともあるらしく、宿に泊まることを選んだ。
そんなRの決断に何も言わず微笑む二人・・・天使?ねぇ天使なの??
彼氏は独学でドイツ語を学んでいたので、ドイツでの再会を誓い合っていた。 -
飲んべいの王様型ケンタウルス。謎。
とっても感じのいい彼女、オイガ(愛称オーリャン)とは明日会う約束をして別れ、Rと一杯飲みいく。 -
見つけたドネルケヴァブ屋さんで早速値切るR。
「値切れると思って・・・」
ここはそういう国ではないよ。
ウクライナで食べたチキンドネルは絶品でした。
皮はカリカリ、チキンマヨがたっぷり、人生最高のケバブかも。
しかもポーランドやドイツほど高くない。
アラブ系の店主はここに移り住んできたらしい。
ぶっきらぼうのようで、Rがケバブを誉めるとまんざらでもなさそうな顔をしてくれた。
久々に、土地の人と関わり合いながら過ごせたことが楽しかった。 -
路上でビールを飲みながらRの旅の様子を聞く。
スロバキアでヒッチしたこと、ホスピタリティクラブを渡り歩いたこと・・・。
パキスタンを自転車で旅したツワモノのはずだったが、この旅では天気が悪いので自転車はすっぱりあきらめてきたそう。えー、東欧の雨なんて、パキスタンの100分の1ぐらい楽だと思うんだけど・・・
でもウクライナ行きの列車の中では素晴らしい出会いがあったんだそう。
歌を歌いながら来たって。
深夜のLVIV、ほろ酔い加減で宿に帰る。 -
7/21 ランチからスタート。
昨日のレストランへ。
こちら、ウクライナスタイルの餃子。
皮はもちもち、中はマッシュポテト、サワークリームとすごい量の油を添えて。
塩っけがないのはなぜ。
おやつ感覚なのかな、ま、ありっちゃ、あり。
スープはパプリカとトマトソースにした。
昨日のよりはコクがある。サワークリームはやぱり浮いていた。 -
トマトとキャベツの煮込みみたいなもの。キャベツはザワークラウトかな?トマトが全面に出た味。見た目からするとトマトペーストかパプリカパウダーが入っていそう。
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では町を散策してみましょう。
まずはマーケット。
マーケットはお店で囲まれている一角で、狭い路地がある。
野菜売り場も併設されていた。
この時期はプラムのシーズン。 -
ベリーも。
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マーケットではコーヒーをいただいた。
ヨーロッパ旅行中はコーヒーも気軽には飲めなかった。
だって1ユーロ=170円だったんだもん・・・ -
LVIVの街の写真もたくさんある。
これまで見てきた東欧の街と比べると古さを感じる。
まるで何十年も前のヨーロッパのような、歴史ある雰囲気。それに統一感もある。 -
教会はもうお腹いっぱいだな。
欧米の旅人と一緒にいると、まぁよく歩く。
きっと、ずっとおしゃべりしてるから、歩いている距離にはあまりフォーカスしてないんじゃないか?? -
キヨスクでパンを打ってるね。
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ウクライナは隣接国が7つもある国。北にベラルーシ、東にポーランド、スロバキア、ハンガリー、南にルーマニアとモルドバ。
この旅の戦争では、ポーランドがかなり難民を受け入れていると聞いた。
いち早くキャンプを作り、教育の場所を設けたポーランド。
洗濯機にウクライナ語の張り紙をしてあげている映像を見て涙が出たよ。
そしてそれに対し感謝の行進をするウクライナ人・・・
ただ、今後移民が増えるときっと労働問題が起こるので、どうか両国の友好を崩さない形で穏便に解決してほしい・・・ -
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こんな感じは本当に古い時代のヨーロッパみたいです。
映画の撮影に使えそう。 -
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ドイツ人のR、途中の雑貨屋さんでウィンナーを買ってそのまま食べた。さすがウィンナーの国の人。
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街のメインストリートでさえ、ツーリスティックではないところもいい。
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この度は、パキスタンで出会って、ドイツでもお世話になったRのバケーションに合流。ウクライナとモルドバを一緒に回る予定です。
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首都キエフと比べると、かなりクラコフに似た雰囲気だと言っていた人がいたけれど、私的にはもっと古くて趣があって、少し汚いところもあるけど哀愁あふれたいい町でした。
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きれいな街並み。
キエフには行っていないので、ウクライナで訪ねた場所の中でこの街が一番歴史ある町だった。
街がきれいな記憶しかない。 -
お菓子の缶みたいな路面電車!東欧のこの雰囲気・・・大好きです。
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町にはスーパーマーケットは見当たらない。
こんな感じの雑貨屋さんがあって、すべてカウンター越しで注文するスタイル。 -
肉、乳製品、野菜、アマゴ、パスタ、冷凍もの、おかし、パンなど、一通りの食材はそろっている。もちろんウォッカも!!
お魚もありますね、パック詰めされていて日本のみたい。
ウクライナでは、干物みたいなものをウォッカのお供に出してもらったことがある。 -
お酒が充実しているのはさすが。
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公園のモニュメント、自由への波?
公園の木々はわずかに紅葉もしていた。 -
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古いトラック。大切に乗り継いでいるのかな。
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宿に戻ると、インド系イギリス人やら、オーストラリア人やら、ユダヤ人やら、国際色豊かな面々が到着していた。
え、ユダヤ人?ここにドイツ人が・・・
「関係ないぜ、メーン」だって。メーン。
メントスのCMに出てきそうな、ブロンドのイケメンドイツ人も登場。
小麦色の肌で、歯が超白いの。ぜったいラクビー部よね??
でも言ってることがかわいかった。
「料理上手のおばあちゃんに料理を習いたいんだけど、おばあちゃんは僕に料理を作ることが大好きだから、教えてくれないの。」だって。
キュン。 -
夕方オーリャンが宿を訪ねてきて、子犬のような目で「お散歩」というので、Rを誘ってプチ観光に出かける。
途中でポーランドの宿で同室だったドイツ人のヴォルフガング君にばったり遭遇。
Rはすでにどこかで会っていたらしく(どんだけ狭い世界なの?)ジョインすることに。 -
列車を改装したバーでビールを引っかける。
オーリャンはいつも親切で気配りができ、まるでお母さんみたい、いい子や・・・ -
オーリャンチョイスのディナースポットは、いつもの場所だった笑
いいの、私ここ好きだから。
オーリャンによると伝統家屋を再現した造りなんだそう。確かにスタッフも民族衣装だ。
今日のメインはロールキャベツ。ロールしてあるものが東欧のイメージだったので。
中身はまたしてもチキンではないか。チキン、柔らかい。
おソースはトマト。 -
今日は魚介のサラダ。ホタテやイカ、白身魚のマリネなどが入っていてとてもおいしい。日本人好み!
-
みんなで写真を撮ったり、賑やかなディナーだった。
ヴォルフガング君ハタチ、髪型がぼさっとしていて慌てていた、なんか、日本の普通の大学生みたい。ちなみに傍から見ると何がいけないのか全く分からない。
オーリャンは本当に気さくでなごみ系の子。
眼鏡をはずすとつぶらな瞳が美しい。
LVIVに来て水が合わずに髪が傷んだのでショートにしたんだそう。 -
7/22
この宿はとてもよかった。オーナーのスイス人(ハイパー国籍ですね)は何かと親切だったし、猫親子はかわいかったし。
何より世界各国からの旅人がみんなフレンドリー!
キッチンに集まっては、軽くおしゃべり。こんな気軽に声を掛け合える宿、滅多にない。
雨の中テラスであったかい紅茶を飲みながら本を読んでいたら、それを見てthat's nice ideaとか言いながら紅茶を沸かしにいったり・・・
なにそれ、ほっこりやないかい。
安宿だとパリピみたいなのしかいないところもあるじゃないですか。
仲間内だけでわーわーやって、他の旅行者のことなんか視界にも入らないような。
当時ウクライナはまだあまり旅行者が行くような国ではなかったから、みんな個人旅行に慣れていて、旅先での出会いや関わり合いを自然に楽しめる人が集まっていたのかも。
The Kosmonaut ホテル。 -
午後からイケメンドイツ人ヴォルフガング君を伴ってマーケットへ。
-
知的な顔で地図を見ながら「シャイセ・・・道間違った」とつぶやくヴォルフガング君。
シャイセはドイツ語のFワード、こんなおぼっちゃまでも案外簡単に使うんだな・・・
横でRが「シャイセだって、聞いたー!?あいつシャイセって言った!」と騒いでいる。あんたもまぁまぁ使ってるがな。 -
マダムのお買い物。
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マーケット
屋内型ですね。 -
カラフル。
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飾り方がとっても美しいスパイス!
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お店のお兄さん。ウズベク人だって。中央アジアっぽい顔ですね。
スパイスのデコレーションを誉めたら、円錐形に巻いた紙に即席のサラダスパイスミックスを分けてくれた。
(ちなみに。お店の人がちょこっと売り物を分けてくれる確率が高いのはダントツアラブ圏。) -
他にもいろいろなスパイスがあるよ。
時間があったらゆっくり見たかった。 -
チーズもいっぱい。ハムや肉もショーケースに入って売られているので、市場の衛生面はヨーロッパ寄り。
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読めない文字。
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他の国と違ったのはこれ、ぎょうざの冷凍。
量り売りみたい。 -
お菓子は豪快に売ってますね。こちらも量り売り。
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おやつの野菜たっぷりフランクフルト。
キャベツも入ってる。マヨケチャを入れて。
ウィンナーは魚肉っぽい、ボリュームあるおやつ。 -
食べている間にチェコ人の女の子がジョイン。みんな英語うまいなー。
Rやヴォルフガング君にとってはお隣の国なのに、言葉は全然違う。
その後はウクライナモダンアートを見にいく。モダンアートは見たらすぐ忘れるが好きだ。 -
お酒も多いがタバコも多い。
2ユーロもするコーヒーも飲んだ。贅沢だ。
そして今夜の自炊食材を買うためにもう一度マーケットへ。
サラダはどうかと提案すると、ドイツ人の二人が「チェルノブイリがアレだから、野菜はちょっと・・・」と。
当時でさえ20年以上前の出来事なのに、ドイツは被害を受けていたことから、ドイツ国内にいてもキノコなどにはいまだに抵抗があると言っていた。
2022年内にはドイツ国内の原発の稼働を停止するらしいけど、今思うと民間レベルに浸透している根強い不安が背景にあったんだな・・・ -
結局押しの強いウクライナのママからサニーレタスとパクチーを購入。
ほかの食材もゲットして帰る。
街を案内してくれたお礼に、オーリャンをディナーにご招待。
ゲストなのにちょっと手伝ってくれて「英語でクッキング、勉強になった!」とのこと。女神か。 -
市場で買ったぎょうざとパクチー入りチキンサラダ、トマトと玉ねぎでソースを作りました。サラダには、市場でもらったサラダスパイスも入れて。
ヴォルフガング君、パクチーは食べたことがない、みたいなことを言っていたっけ。
ドイツの普通のおぼっちゃんのお口に合うか心配したが、普通に食べていた。
さすが旅人、ちょっと見直した。 -
ヴォルフガング君は夜行列車でキエフに行くというので、3人でお見送り。
ここでイケメンドイツ人ヴォルフガング君ハタチのプチ情報。
自作の旅程表を持参。(A型)
自国も掲載されている「ロンプラ全欧」を持参。(超分厚い)
東欧・ロシア圏を攻めるなら私の持っている「ロンプラ東欧」で十分じゃね?
ヴォ「買ってからストゥーピッドだと思ったよ」
完璧そうに見えて、どこか抜けている・・・ギャップ萌えですよ皆さん。
さよなら、オランダでがんばって勉学に励んでね。 -
私とRはバスでオーリャンの寮へ連れていってもらった。
ペルーのミニバスみたいなバス。
料金はオーリャンが払ってくれた。
雑貨屋でこれでもかというほどお菓子を買い込む。あんなに食べたのに・・・
寮がまたバス亭から遠いのなんの。
野を越え川を越え、道路を越え線路を越え・・・真っ暗なところもある。
雨の中、私たちのバックパックは既にずぶぬれ。
オーリャンはこんなところを毎日一人で歩いているのだろうか。
そうだとしたらウクライナはそれほど治安が悪くないということか。 -
寮と言ってもシェアルームみたいなアパート。共同のトイレやキッチンがある。
ルームメートの男の子が現れて色々と世話してくれて、ずぶぬれになった靴はセントラルヒーティングで温めてくれた。
紅茶を入れてもらい、お部屋でおしゃべりタイム。よくしゃべるわ。
「食べて」と差し出されたチョコの甘いこと・・・こんな深夜に食べたらあかんやつ。が、女神が言うので断れるわけがない。
彼氏からの電話ではラブラブトークを繰り広げていた。ええなぁ。
Rも話したかったらしく、長電話していた。携帯代・・・
オーリャンは、髪の長かったころに撮ったかわいい写真をRにプレゼントしていた。
あいつ、今頃ぜったい無くしてるわ、私が欲しかった・・・
オイガには本当によくしてもらった。
シャワーを浴びさせてもらい、お気に入りだというパジャマを貸してくれた。
彼氏からのプレゼントなんだそう。
寝る前にはウクライナ語で本を読んでくれた。
ウクライナ語は世界で一番美しい言語なんだと教えてくれた。
今も忘れない、オイガのやさしいく美しい声。
とてもとても癒された、毎日寝る前に聞いていたい。
この日は狭いベッドでオイガと二人で眠った。
異国の女子と二人で寝るなんて、そんな経験滅多にないはずだが、残念ながらそのことは全然、まったく覚えていない。
ウクライナの戦争が始まって以来、いつも彼女の顔を思い出す。ついにニュースでLVIVの名前を聞くようになったときにはぞっとした。
私にとってのウクライナの90%は彼女の記憶。どうかどうか、無事でいますように。 -
7/21
バタバタ準備している間に、オーリャンがさっと朝食を作ってくれた。
キューリとトマトのサラダに、粉吹き芋とサワークリームにハーブ(ディルかな?)をまぜたもの。
ウクライナではメジャーな食べ物らしい。
おいしい紅茶も入れてもらった。
メッセージの交換をして、オイガが身に着けていた琥珀色のネックレスとピアスをもらった。
私も、カチューシャとミサンガを二つプレゼント。ミサンガは彼氏とおそろいで。
Rはサスペンダーをプレゼントされていた。
なんかもう、母です。ウクライナの母。
彼女に連れられてバス停、もとい、道端へ。合図してバスを止めるスタイルらしい。
バス停と合図する場所の違いがいまいち分からない・・・
バスの運転手さんに行先も伝えてくれて本当に助かった。なにせ英語は全然通じないから。
彼女は仕事があるので先にバス停を後にしたが、すでに遅刻していたみたい。
私たちのために・・・いつも荷物を持ってくれたし・・・
本当にいい子だった、ありがとう、Дякую!ジャクヤ! -
バスは小さくて狭くて暗い、日記には「ベネズエラのメリダ行きのミニバスみたい」と書かれている。何かと南米と比較している様子。
次の行先は昨日Rと相談して決めていた。
何があるかさっぱり分からないけど・・・
続く
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