2008/12/20 - 2009/01/07
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コロコロパッカーさん
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1/2 ヤズドから夜行バスで聖地マシュハドへ。
1/3 マシュハド
1/4 マシュハド
1/5 マシュハドからタブリーズへ列車移動
1/6 列車移動 夕方タブリーズ着、マークーへ移動
1/7 マークーからトルコ国境へ向け出国
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1/2 ヤズドからマシュハドへはバスで移動。ケチったせいで散々なバスでした。しかも内装が赤いし。カーテンも赤いし。
巡礼地に行くだけあり、休憩は全てモスク。きちんとお祈り休憩もありました。そういえばイランでは、街角などで突然お祈りタイムをはじめてしまう人は少なかったな。
朝到着。
バスターミナルは大きくてきれいで、まるで空港。
さすがは世界のマシュハド、世界中からイスラム教徒が巡礼にやってくるだけのことはある。
バスターミナル前にもたくさんのバス会社が並んでいる。
タクシーシステムも整ってはいるけど、ここからだと高いので外に出て白タクを拾う。
シラーズでタクシー強盗に遭って今日のバスでもスリに遭った日本人の子、びびりまくっていた。
マシュハドではアパートメントタイプのホテルを利用。キッチン付きで、ストーブはガス式だった。さすが寒いイラン。
他の街で会った日本人女性Mさんと合流できたものの、もう今日出てしまうそう。
マシュハドからテヘランへの列車は混むというので、チケットの手配を。
タブリーズ行きが買えた。
お昼ご飯は大きな食堂で豆のシチュー。こういう煮込みは結構おいしいイラン。スパイシーで、カレーのよう。
ちょっと高いレストランでは、ごはんと一緒にバターが出され、それをご飯にあえて食べる。ぱさぱさのごはんにバターはありがたい。
他のお客さんは、豪快にケバブなどを食べていた。
食後は水タバコやさんへ行ってみた。
場所によっては女性お断りだが、マシュハドの店はカップルもいて、女の子も吸っていたので私もイエメン以来のチャレンジ。
ミント&レモンがおいしかった。
その後ネット屋さんに行ってみた。Mさんは普通の日本人女性なので、地元の兄ちゃんに親切にされすぎてうざそうだった。
夕ご飯は自炊し、ストーブがある部屋にいる間に洗濯も。袋に入れて漬け置き洗いしてジーンズも洗った。砂漠の汚れを落としましょう。 -
1/3 朝ごはんはおなじみのバルバリー、クリチはちみつ。卵焼き付き。
昼は聖廟に行ってみた。
マシュハドはイラン最大の聖地。全シーア派にとってとても大切な場所です。
817年8代エマームレザーが殉教したことがきっかけ。
幾度となくスンナ派やモンゴルから攻撃を受けるが、16世紀以降イランで最も名高い巡礼地に。
エスファハーンから1300km歩いて巡礼した王様もいたとか。この砂漠のイランで。干からびちゃう。
そんなこんなで各時代において重要視され続け、霊廟はどんどん拡張しているようです。
マシュハドでは普通異教徒は聖廟に入ることはできないのですが、ハラメ・モタッハル広場だけはボランティアのガイドが付きに限り入場が許可されています。
当日は女性ガイドがぴったりと付き添ってくれ、沢山の有益なお話を伺うことができました。
こんな風にガイドしてもらえることなんてないのでとても貴重な体験。
しかもこっそりとイラン女性の本音なども伺ってしまった・・・が、さすが聖地のガイドさんだけあり、かなり敬虔なムスリムでした。チャドルは好き、と言っていた。
最後はお土産にイラン人視点で西洋社会を書いたレア本をお土産までもらってしまいました。
肝心の写真は撮影禁止なのでありません。あしからず。
今ならもっと色々聞けたかも。
ちなみにこの廟の内部には博物館など見所もたくさんでした。
絨毯工場も併設されていて、廟で使われる絨毯を製造しているそう。
古くなった絨毯は民間に売却されるらしく、雇用と利益を生み出すイスラーム式社会システムがあるんだそう。
写真のみどりの廟も重要。。。らしいけど、道の真ん中にひっそりとあり、巡礼者もおらず。 -
1/4
昨日データを保存したので、郵便局から荷物を送ります。
パスポートコピーが必要なのにコピー係がいないという非効率的な仕事っぷり。
チンチャンチョン言ってくる女子がいたから追いかけて注意しようとしたら、腰抜かしてびびってた。びびるぐらいならからかうな。しかも同行の男、助けず。
銀行で両替しようとしたら道の闇両替を使えと言われている人がいた。
銀行が両替をしぶる国・・・というか親切心からだったみたい。確かに若干だが闇チェンのほうがレートが良かった。ほんとに闇?銀行の前に狙いを定めて営業しているからただの両替?結局安全をとって銀行で両替したそう。 -
マシュハドのとある通り。
アシューラー期間だからかな?明るい印象だったシラーズとかエスファーンなんかと比べると、宗教色が強い町という印象です。 -
バザールで自炊用の野菜や明日からの移動に備えて買い出しをしておく。
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マシュハドは寒い。雪も降った。冬は寒いけど家に入るとあったかいのがいいね。ずっとは嫌だけど。
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マシュハドは多くの巡礼者が家族総出でやって来るためか、ここみたいなアパートメントタイプのホテルが多いそう。各部屋にキッチンもついているので、イラン食恐怖症の私にはもってこいでした。
余った野菜や冷や飯は、モロッコで食べた米サラダにします。
冷ごはんにツナや野菜、塩コショウレモン汁オリーブオイルで味付け。 -
なんとなく、いつもこんな宿に泊まってます。
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バザーレレザー。
なんだろう。クコの実かな。 -
バザーレレザーでは、巡礼者用のお土産やチャドルが売られています。
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1/5 マシュハドのアパートでゆっくりして、いざトルコへ。
聖廟の下を貫くトンネルをくぐり、マシュハド駅へ。
赤い噴水がありました・・・オカルト!?恐い。
アシュラー期間には公園の水場の色を赤にするという話を読んだことがあるので、もしかしたらその一環なのかもしれません。
アシュラーのためか黒い旗が駅にはためいていた。
アシュラーの有名なシーンは劇や絵になるらしい。基本的に絵には顔が描かれなかったり、布をかけたりするし、劇でも出演者は皆顔を布で隠して黒子スタイルで出演する。
そして見る人は皆感動して涙を流すという。1500年前のストーリーで。
理解するしないの問題ではなく、それがこの宗教の人たちだっていう認識だけはしておかないと、えらいことになるから。 -
もうテヘランに帰るのは嫌だったので、そのままタブリーズ行きの列車に乗ることにしました。
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入り口は男女別!!ボディチェックがあるためでした。
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何かと男女別なイランですが、列車のコンパートメントは男女ミックスだったのがいただけない。
インドやタンザニアだってそんなことはしなかったのになぁ・・・服装規制は強制してくるくせに、都合のいいときだけ外人扱い。ルール守ってほしかったらこういうところでも土地のルールを適用してよ。 -
イラン国旗。覚えよう。
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乗車前に改札、待合室、開門と、中国式でした。
イランで初めてエスカレータを見ました。結構混んでいるのに子供が怖がって泣き叫び、詰まっていた。おかんはエスカレータ―をあきらめ階段へ。大変だな。 -
マシュハド駅
アゼルバイジャンからの列車で出会った子にイランの列車はきれいだよと言われていたので期待していたけれど、そこまででは無かったよ。ちょっとぼろいわね。
そしてかなり遅延してやってきた。到着も相当遅れた。 -
これは6人コンパートメント。荷物は座席の下と、コンパートメント内の通路側の上に起きます。これも中国っぽい。
コンパートメントはドア付で鍵もかけられる。
ヒーターとゴミ箱もついていて快適です。
布団セットは、開けると中に枕が入っている。
シーツ2枚と枕カバーは別にもらえる。 -
窓の上だけ開きます。
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イランと言えば、ザムザムコーラ。ザムザムブランドの凍ったお水とコップがついていました。
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通路の電気はずっとついています。
トイレもきれいでティッシュとソープもちゃんとついてる。
食堂はあるけど安っぽいつくり。 -
車窓から
雪ですね。 -
噂ではトルコ東部が極寒だという。いよいよ近づく真冬。冬を避けて旅のルートを組んでいたので、1年半ぶりの真冬がやってくるよ。(つってもブルガリやグルジアも凍えるほど寒かった。)
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ウイグル行きの車窓みたいな景色になりました。
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イラン・・・いいんだか悪いんだか分からない国だった・・・
モスクは最高にきれいで個性的で今まで行ったイスラム圏の中ではダントツでツボに入りまくりました。
最初に列車で会った子やシラーズの宿の人も親切だった。
痴漢は一人しかいなかったけれど、強盗とか物騒な話は色々聞きました。
女の子はあまり話す機会がなく。
ごはんが今まで行った国で一番大変だった。
んー。やっぱりいんだか悪いんだかですね。 -
これもウイグルっぽい。
色々適当だし非効率だしイスラム教のルールが厳しいし、後半だいぶ精神的に疲れていたんだなってのは日記からもめっちゃ伝わってきます。マシュハド以降、文面に棘がある。
まあしょうがないよね、ここの前にいたのはヨーロッパだから。
トルコ以降小競り合いが増えて来たり何かと不便があったりでストレスだったんでしょう。 -
結局、イランの辛かった部分はすっかり忘れています。
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1/6 朝です。
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この景色、山々に囲まれ、谷があり川があり、夏ならポプラの木と草原が素敵なんだろうなー。
東の砂漠地帯とは全然違うね。 -
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たっぷり4時間ぐらい遅れてタブリーズに着きました。
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そのまま国境の町マークーまで移動。しかし列車が遅れたおかげでバスが終わってしまい乗り合いタクシーで行く羽目に。
タブリーズの人は目つきが怖い印象があったけど、タクシーを拾おうと悪戦苦闘しているときに若いお兄ちゃんや淑女が片言の英語で助けてくれたりした。やっぱりイラン人は基本親切だな。
タクシーは値切ったはずなのに客がいないのでもっと払えとな。っていってもイランは交通費が安いので2時間ぐらい乗っても1人7ドル程度。 -
アシュラーのおかげで明日のトルコ行きバスはみんなキャンセルだとか。うーーー。アシュラーの恩恵と言えば、ここのバスタで無料のサンドイッチを頂いたことぐらいか。具?豚でない何かのハムとピクルス。
皆さま、くれぐれも旅行時の儀式お祭りにはご注意を。
結局駅前で再び客を待ち、軍人さん一人と他4人を乗せ出発したときには日が暮れていた。すっ飛ばして3時間。軍人さんの家はメインストリートから離れていて、30cmぐらい雪が積もった道を走り追加料金。きっちりしてるな。
9時ごろやっと雪のマークーに到着しました。
場末感がひどいな(笑)ホテルと読めるだけありがたい。
(写真は翌朝撮ったもの) -
もはや宿名のメモさえされていない薄暗い宿、シャワーはない。
何もする気が起きず寝ようと思ったら、クライマックスを迎えたアシュラーの大行進が!またかよーーー(ジーク風に)。
MCの人が大熱狂していて大変キケンな状態です。脳卒中起こすんじゃないか!?
結局12時頃までそれが続きました。おもしろい経験でした。 -
1/7 イラン最終日です。マークーで1泊し、翌朝早くトルコ目指して出発。
とりあえず寒い。
町の上は断崖絶壁でした。 -
イランの辺境、ここにあり。
夏の昼間だったら全然雰囲気違うんだろうな。 -
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乗り合いタクシーでマークーを出発、一路国境を目指す。
もう大雪、真っ白。
国境にて出国手続きも完了。
iranvisa.comの助けをかりて取ったビザは何事もなく任務を終了しました。
しかし、ここからトルコのイミグレまでの交通機関がなくて困った!
と思ったらタクシーの人が乗っかってけよ!みたいな感じで声をかけてくれたので助かった。歩いたら30分ぐらいかな?
(写真はマークー) -
なんだかんだで2週間以上滞在したイランとお別れ。
(写真はマークー) -
ヤズドやマシュハドを入れたのもハードだったのかも。どんどん辺境になるし。
エスファハーン、シラーズまでにしておけばそんなに疲れなかったと思う。
この後は東トルコを少し見て、次はいよいよアラブ人の本拠地。世界を代表する商売人、どうふっかけられるのか。
ちょっともう疲れてきましたが、がんばってみよう。
→結局アラブでは小競り合いはほとんどなく、いい思い出ばかりです。
(写真はマークー) -
バックパッカー男子の間では、”世界で一番オヤジがやさしい”国として有名なイラン。
親切なおじさんにお世話になった人によると、レストランはおいしくないけど家庭料理はおいしいのだとか。
BPの中でもほんとに食事は人気ないですが、それでもイランに行った人のほとんどが思うように、また行きたい。
とにかく美しい国です。
いつか西アジアに平和が訪れたらまたエスファハーンでチャイを飲みたいな。
イラン編終わり。いつもご覧頂きありがとうございます。
東トルコの旅に続きます。
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