クタイシ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
一度行って、すっかり恋に落ちてしまう国、ありませんか?<br />グルジア(現ジョージア)はそんな国の一つで、いまだに年に3回は飛行機の値段をチェックしています。<br />写真を見ても目を引くようなものはないし、一体なぜこんなにグルジアが好きなのか、日記を見ながら振り返ってみたいと思います。<br />........<br />トルコのサフランボルから、トラブゾンを経由して向かったのは・・・グルジア。<br />どこそれ?私も知りませんでした。<br />すべてはイスタンブールでイランビザが1ヶ月待ちになって困っているところに現れた某旅行者の一言。<br />『アゼルバイジャンなら2日で降りるよ、行っちゃえ行っちゃえ。』<br /><br />アゼルバイジャンに行くにはグルジアを通って首都のトビリシでビザを取らねばなりません。<br />どうせイランに行ってもまたトルコに戻るわけだし、同じ道を通るのもつまらないのでグルジア経由は願ったり叶ったり!<br />コーカサスって名前もかっこいいし・・・<br /><br />というわけで、当初の世界一周ルートにはなかったコーカサスを訪ねることになりました。<br />結果、イランビザは取れたし、グルジアは私にとって、今でもまた再訪したい国となりました。<br /><br />(ちなみに行った当時はもうまったく旅行には問題ない状況。ただ首都トビリシは、一説には若者の80%が失業しているとうわさが流れるほどの状況で、ある一角だけデンジャラスゾーンもありました)

グルジア1 伝説の宿、スリコさんとメディコさんちに泊まってきた

25いいね!

2008/12/08 - 2008/12/15

4位(同エリア14件中)

コロコロパッカー

コロコロパッカーさん

一度行って、すっかり恋に落ちてしまう国、ありませんか?
グルジア(現ジョージア)はそんな国の一つで、いまだに年に3回は飛行機の値段をチェックしています。
写真を見ても目を引くようなものはないし、一体なぜこんなにグルジアが好きなのか、日記を見ながら振り返ってみたいと思います。
........
トルコのサフランボルから、トラブゾンを経由して向かったのは・・・グルジア。
どこそれ?私も知りませんでした。
すべてはイスタンブールでイランビザが1ヶ月待ちになって困っているところに現れた某旅行者の一言。
『アゼルバイジャンなら2日で降りるよ、行っちゃえ行っちゃえ。』

アゼルバイジャンに行くにはグルジアを通って首都のトビリシでビザを取らねばなりません。
どうせイランに行ってもまたトルコに戻るわけだし、同じ道を通るのもつまらないのでグルジア経由は願ったり叶ったり!
コーカサスって名前もかっこいいし・・・

というわけで、当初の世界一周ルートにはなかったコーカサスを訪ねることになりました。
結果、イランビザは取れたし、グルジアは私にとって、今でもまた再訪したい国となりました。

(ちなみに行った当時はもうまったく旅行には問題ない状況。ただ首都トビリシは、一説には若者の80%が失業しているとうわさが流れるほどの状況で、ある一角だけデンジャラスゾーンもありました)

旅行の満足度
5.0

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  • そんなわけで、黒海を眺めつつグルジア入り。<br />でもバイラムでバスが無く、黒海づたいには行けず、アンカラ経由でトラブゾンに向かい、トラブゾンから刻み刻みで国境へ、国境からさらにミニバスを乗り継ぎ、サフランボルより都合6台のバスを乗り継いでのクタイシ入りとなりました。<br /><br />トルコとの国境を超えると、グルジア側のイミグレーションは思ったよりフレンドリーでした。荷物チェックもなく、すんなり入国。<br />入国後すぐにボッタクリタクシーに声をかけられつつ、スルーしてクタイシ行きのバスターミナル行きの乗り合いバンに乗る。日が暮れるまでにクタイシに着けるかしら。<br /><br />途中、車のドアが全部開かれた状態で、ものものしく検問されている車があった。バクダンか!?<br />バトゥミを中心としたこのエリアは、アジャリア自治共和国。<br />グルジアにあるいくつかの共和国のうち一つにあたるので、ちょっとだけ怖い。<br />さっさと通過してくれーと思いました。<br /><br />最初の町でバスターミナル!とドライバーに伝えるのがすごく大変だった。<br />ある家族の年老いた家長さんが片言の英語を話し、バスターミナルまで連れていってくれた。旧ソ連の教育に関しては全然知らないけれど、この世代の人は冷戦を生きていた世代のはずで、英語を学ぶのは難しかったんじゃないかな。<br /><br />バスターミナルと言っても、ミニバスが集まるってだけのところ。<br />まわりにはまるでアジアのような屋台・商店、それもちょっと貧しいほうのアジアを思い出す。<br />客引きのおっさんに囲まれて、一生けんめい『何時に出発か』『何時に着くか』を聞き出す。誰も英語は通じない。ウクライナでちょっと覚えたロシア語発動。この地域はグルジア語みたいだけど、ほとんどの人が分かっている。<br />なんとか今日中に移動はできそうだったが、首都のトビリシへは行けないみたい。<br /><br />ミニバスの中は女の人が多くて、みんなピーチクパーチク携帯電話でおしゃべりに夢中。そんなに話すことがあるのか??<br />黒海とお別れし、森に入っていく頃、だんだんと日が暮れてきた。<br />ああそうか、グルジアとトルコは時差があるのか、痛いロス。<br />不安をよそに、日はどっぷりと暮れる。<br />再び乗客がケータイで騒がしくなる。よし!きっと到着のお知らせコール!<br />一人、また一人と途中で下車し、ますます不安に。<br />たまに十字架が道端でチカチカしていた。<br /><br />

    そんなわけで、黒海を眺めつつグルジア入り。
    でもバイラムでバスが無く、黒海づたいには行けず、アンカラ経由でトラブゾンに向かい、トラブゾンから刻み刻みで国境へ、国境からさらにミニバスを乗り継ぎ、サフランボルより都合6台のバスを乗り継いでのクタイシ入りとなりました。

    トルコとの国境を超えると、グルジア側のイミグレーションは思ったよりフレンドリーでした。荷物チェックもなく、すんなり入国。
    入国後すぐにボッタクリタクシーに声をかけられつつ、スルーしてクタイシ行きのバスターミナル行きの乗り合いバンに乗る。日が暮れるまでにクタイシに着けるかしら。

    途中、車のドアが全部開かれた状態で、ものものしく検問されている車があった。バクダンか!?
    バトゥミを中心としたこのエリアは、アジャリア自治共和国。
    グルジアにあるいくつかの共和国のうち一つにあたるので、ちょっとだけ怖い。
    さっさと通過してくれーと思いました。

    最初の町でバスターミナル!とドライバーに伝えるのがすごく大変だった。
    ある家族の年老いた家長さんが片言の英語を話し、バスターミナルまで連れていってくれた。旧ソ連の教育に関しては全然知らないけれど、この世代の人は冷戦を生きていた世代のはずで、英語を学ぶのは難しかったんじゃないかな。

    バスターミナルと言っても、ミニバスが集まるってだけのところ。
    まわりにはまるでアジアのような屋台・商店、それもちょっと貧しいほうのアジアを思い出す。
    客引きのおっさんに囲まれて、一生けんめい『何時に出発か』『何時に着くか』を聞き出す。誰も英語は通じない。ウクライナでちょっと覚えたロシア語発動。この地域はグルジア語みたいだけど、ほとんどの人が分かっている。
    なんとか今日中に移動はできそうだったが、首都のトビリシへは行けないみたい。

    ミニバスの中は女の人が多くて、みんなピーチクパーチク携帯電話でおしゃべりに夢中。そんなに話すことがあるのか??
    黒海とお別れし、森に入っていく頃、だんだんと日が暮れてきた。
    ああそうか、グルジアとトルコは時差があるのか、痛いロス。
    不安をよそに、日はどっぷりと暮れる。
    再び乗客がケータイで騒がしくなる。よし!きっと到着のお知らせコール!
    一人、また一人と途中で下車し、ますます不安に。
    たまに十字架が道端でチカチカしていた。

  • 結局クタイシに着いたのは、日もどっぷりと暮れたあと。<br />クタイシというのは、イスタンブールで会った旅人の『もてなしがすごい宿がある、いっちゃえいっちゃえ』の一言で行くことを決めた何にも無い町です。<br /><br />宿に行くには1番のバスだと聞いていた。<br />寒い中、バスを待つが、来ないので広場まで行くという2番のバスへ。<br />町は広い。<br />広いが、古い。<br />ちょっとだけ西洋の雰囲気もある。暗くてよくは見えないけれど。<br />2番バスは、男たちがたむろする広場で停車。<br />お目当ての宿に行くトビリシ通はどこかと尋ねると、それが2番の通り道だったらしく、再び私をバスに乗せて、皆でお目当ての番地を目指してくれた。クタイシの人、皆親切!<br /><br />お目当ての番地で下車したものの、当時はグーグルマップもないものだから、一体どっちに行ったらいいのか検討も付かない。今日の宿はホテルでなく、民泊なので、看板なども無い。<br />またしても地元のおじさんの助けをかり、真っ暗の未舗装路を不安げに歩くと・・・<br />あった!緑の家!〇〇番地の緑の家!!随分ざっくりした説明しか聞いてなかったんだな(笑)<br /><br />門をたたくと、奥様のメディコさんが温かく迎えてくれた。<br />お部屋はこんな感じ。普通の民家の1室です。<br />真ん中に丸いテーブルがあって、部屋の隅にはピアノもありました。<br />家は古く木造り。ドアは背が高く、巨大。<br />トイレに行くにはスリコさんの寝室を通過するスタイル(笑)<br />屋上にはブドウの木、地下にはワインセラー。

    結局クタイシに着いたのは、日もどっぷりと暮れたあと。
    クタイシというのは、イスタンブールで会った旅人の『もてなしがすごい宿がある、いっちゃえいっちゃえ』の一言で行くことを決めた何にも無い町です。

    宿に行くには1番のバスだと聞いていた。
    寒い中、バスを待つが、来ないので広場まで行くという2番のバスへ。
    町は広い。
    広いが、古い。
    ちょっとだけ西洋の雰囲気もある。暗くてよくは見えないけれど。
    2番バスは、男たちがたむろする広場で停車。
    お目当ての宿に行くトビリシ通はどこかと尋ねると、それが2番の通り道だったらしく、再び私をバスに乗せて、皆でお目当ての番地を目指してくれた。クタイシの人、皆親切!

    お目当ての番地で下車したものの、当時はグーグルマップもないものだから、一体どっちに行ったらいいのか検討も付かない。今日の宿はホテルでなく、民泊なので、看板なども無い。
    またしても地元のおじさんの助けをかり、真っ暗の未舗装路を不安げに歩くと・・・
    あった!緑の家!〇〇番地の緑の家!!随分ざっくりした説明しか聞いてなかったんだな(笑)

    門をたたくと、奥様のメディコさんが温かく迎えてくれた。
    お部屋はこんな感じ。普通の民家の1室です。
    真ん中に丸いテーブルがあって、部屋の隅にはピアノもありました。
    家は古く木造り。ドアは背が高く、巨大。
    トイレに行くにはスリコさんの寝室を通過するスタイル(笑)
    屋上にはブドウの木、地下にはワインセラー。

  • ありがたいことに、すぐにごはんを出してくれました。<br />料理上手のメディコさん、食べきれないほどの夕飯が出ることで有名。食べきれはしないが、決してご馳走ではない。普通の料理が大量に出てきます(笑)<br />トマトナスの煮込みは私の大好物なのでとっても◎。マッシュポテトもおいしかったです。

    ありがたいことに、すぐにごはんを出してくれました。
    料理上手のメディコさん、食べきれないほどの夕飯が出ることで有名。食べきれはしないが、決してご馳走ではない。普通の料理が大量に出てきます(笑)
    トマトナスの煮込みは私の大好物なのでとっても◎。マッシュポテトもおいしかったです。

  • 主のスリコさんは、客好き酒好きで有名!自慢のワインをコップにいっぱい注いでくれます。まだ発酵が進んでおらずアルコール分が低い状態だったので、どれだけ飲んでも深くは酔いませんが、さすがに夜行バス明けにまた移動を重ねている身にはちょっとこたえます^^;<br /><br /><br />スリコさんのワインの蔵、息子さんによると、これだけあっても3月には無くなってしまうらしい・・・手作りなので素朴な味なのですが、大切なワインを客にこれでもかってほど振舞ってしまうところが粋。<br />朝から晩まで飲まされて、撃沈する旅行者多数。<br />でもなんといってもいつでも笑顔で接してくれるのがとてもうれしかった。<br />なんだかすっかり癒されました。<br />貧乏旅行者にはちょっと高いけれど、こんなにも家族気分になれる宿は他にはない!<br />

    主のスリコさんは、客好き酒好きで有名!自慢のワインをコップにいっぱい注いでくれます。まだ発酵が進んでおらずアルコール分が低い状態だったので、どれだけ飲んでも深くは酔いませんが、さすがに夜行バス明けにまた移動を重ねている身にはちょっとこたえます^^;


    スリコさんのワインの蔵、息子さんによると、これだけあっても3月には無くなってしまうらしい・・・手作りなので素朴な味なのですが、大切なワインを客にこれでもかってほど振舞ってしまうところが粋。
    朝から晩まで飲まされて、撃沈する旅行者多数。
    でもなんといってもいつでも笑顔で接してくれるのがとてもうれしかった。
    なんだかすっかり癒されました。
    貧乏旅行者にはちょっと高いけれど、こんなにも家族気分になれる宿は他にはない!

  • スリコさんの息子さんは、英語が話せるので、グルジアのことを色々と伺いました。<br />息子さんの友人は、この年の夏に起きた南オセチア紛争の前線にいたらしく、ロシアのミサイル攻撃の動画を見せてくれた。冬は寒いから停戦するんだと、ほんとかどうか分からないようなことも言っていた。<br />2012年まで、この国は反露欧米路線だったそう。<br /><br />写真は、息子さんのケータイに入っていた黒海の魚らしい。特別なものを見せてやる、的な感じで見せられた。<br /><br />ちなみにグルジアはライフラインの供給が不安定。<br />スリコさんちも、夜になると断水してしまうので、お風呂に水を張って生活用水にする。<br /><br />シャワー用の水はスリコさんが沸かしてくれて、水で薄めて桶で洗うスタイル。バケツ半分のお湯があれば、全身を洗って洗濯もできる。って、こんなんインド以来ですよ。<br />そんなこんなで、部屋のストーブは、シャワー用のお湯にスープにお茶にと、フル稼働で湯沸かし。<br /><br />ちなみにグルジアのお茶は、少し薬草のようだった。濃く煮だしておいて、お湯で薄めて飲む。<br />あと、酸っぱいフルーツの液みたいなのを好むらしく、これをお茶に入れてみたり、何にでもかけてしまう。あれは一体なんだったんだろう。タマリンドとかプルーンみたいだったけど。<br />メディコさんは、ケッチャップより体にいいんだ!と絶賛していた。<br />

    スリコさんの息子さんは、英語が話せるので、グルジアのことを色々と伺いました。
    息子さんの友人は、この年の夏に起きた南オセチア紛争の前線にいたらしく、ロシアのミサイル攻撃の動画を見せてくれた。冬は寒いから停戦するんだと、ほんとかどうか分からないようなことも言っていた。
    2012年まで、この国は反露欧米路線だったそう。

    写真は、息子さんのケータイに入っていた黒海の魚らしい。特別なものを見せてやる、的な感じで見せられた。

    ちなみにグルジアはライフラインの供給が不安定。
    スリコさんちも、夜になると断水してしまうので、お風呂に水を張って生活用水にする。

    シャワー用の水はスリコさんが沸かしてくれて、水で薄めて桶で洗うスタイル。バケツ半分のお湯があれば、全身を洗って洗濯もできる。って、こんなんインド以来ですよ。
    そんなこんなで、部屋のストーブは、シャワー用のお湯にスープにお茶にと、フル稼働で湯沸かし。

    ちなみにグルジアのお茶は、少し薬草のようだった。濃く煮だしておいて、お湯で薄めて飲む。
    あと、酸っぱいフルーツの液みたいなのを好むらしく、これをお茶に入れてみたり、何にでもかけてしまう。あれは一体なんだったんだろう。タマリンドとかプルーンみたいだったけど。
    メディコさんは、ケッチャップより体にいいんだ!と絶賛していた。

  • 12/9<br />のんびり起きて朝ごはんを頂く。スリコさんはもう働きに出ていた。<br />パンと、トマト、ナスの煮込み、そしてジャムのシンプルな朝ごはんに、たっぷりのグルジアンディー。<br />メディコさんと朝から一杯だけワインを飲むのが、この家のしきたり!<br /><br />この日は、メディコさんおすすめの教会に行ってみた。<br />写真はクタイシ中心部。見よ、この何もなさ。

    12/9
    のんびり起きて朝ごはんを頂く。スリコさんはもう働きに出ていた。
    パンと、トマト、ナスの煮込み、そしてジャムのシンプルな朝ごはんに、たっぷりのグルジアンディー。
    メディコさんと朝から一杯だけワインを飲むのが、この家のしきたり!

    この日は、メディコさんおすすめの教会に行ってみた。
    写真はクタイシ中心部。見よ、この何もなさ。

  • 写真好きの私がまったく写真欲をそそられない・・・何の飾り気もない、古い町。<br /><br />見ての通り、グルジアにはグルジア語という独自の言語があり、書体はアムハラ語のようにクリンクリンとしています。<br /><br />ロシア語との違いについて、メディコさんは、ロシア語は響きがきれいだと言っていました。

    写真好きの私がまったく写真欲をそそられない・・・何の飾り気もない、古い町。

    見ての通り、グルジアにはグルジア語という独自の言語があり、書体はアムハラ語のようにクリンクリンとしています。

    ロシア語との違いについて、メディコさんは、ロシア語は響きがきれいだと言っていました。

  • 長いことバスを待って、向かったのは、メディコさんおすすめの教会。<br />グルジア正教の教会です。<br />グルジアの教会もまた、独特。<br />

    長いことバスを待って、向かったのは、メディコさんおすすめの教会。
    グルジア正教の教会です。
    グルジアの教会もまた、独特。

  • 内部の雰囲気は暖かく、壁画も素晴らしい。<br /><br />

    内部の雰囲気は暖かく、壁画も素晴らしい。

  • 外側から見るとドラキュラが出そうですが、今も地元の人が祈りに来る教会です。女の人は髪を隠す。

    外側から見るとドラキュラが出そうですが、今も地元の人が祈りに来る教会です。女の人は髪を隠す。

  • ワンコがいました。

    ワンコがいました。

  • 改修中。

    改修中。

  • 有名な人のお墓みたいです。

    有名な人のお墓みたいです。

  • インカ帝国のようです。

    インカ帝国のようです。

  • クタイシの町。

    クタイシの町。

  • 余談ですが、スリコさんちの宿は、この何年か後からホテルサイトにも登録してたみたいです。<br />2020年まで、あいかわらず旅行者を楽しませてくれていたようです。評価はもちろん、クタイシナンバーワン^_^ 嬉しい発見でした。<br />早くコロナが終わって、旅行者が戻ってくるといいですね!

    余談ですが、スリコさんちの宿は、この何年か後からホテルサイトにも登録してたみたいです。
    2020年まで、あいかわらず旅行者を楽しませてくれていたようです。評価はもちろん、クタイシナンバーワン^_^ 嬉しい発見でした。
    早くコロナが終わって、旅行者が戻ってくるといいですね!

  • 帰りのバスを乗り過ごして、次のバスは3時間後だとか。<br />居合わせた付き合いたてであろうラブラブカップルは何時間でも待つ気満々でしたが、私はしばらくねばってヒッチ成功。<br />車内は、気まずい空気でした。きっと何かあったはずw<br />しかし私には親切でした。何があったんだ。<br /><br />

    帰りのバスを乗り過ごして、次のバスは3時間後だとか。
    居合わせた付き合いたてであろうラブラブカップルは何時間でも待つ気満々でしたが、私はしばらくねばってヒッチ成功。
    車内は、気まずい空気でした。きっと何かあったはずw
    しかし私には親切でした。何があったんだ。

  • クタイシの町を見物してみます。<br />天井のある吹き抜けのバザールです。<br />安そうなビールを飲ませる店など、今まで見てきた国とはちょっと違う文化圏。<br />グルジア人には金髪の人も多いけれど、雰囲気はアジア!マーケットもすっかりアジア仕様。

    クタイシの町を見物してみます。
    天井のある吹き抜けのバザールです。
    安そうなビールを飲ませる店など、今まで見てきた国とはちょっと違う文化圏。
    グルジア人には金髪の人も多いけれど、雰囲気はアジア!マーケットもすっかりアジア仕様。

  • 世界中で見るディスプレイ。<br /><br />町で、初めてグルジアのパイを見ました。<br />おばちゃんたちの手作りパイ。さくふわのパイ生地の中に、チーズ。あったくてバターの香ばしさが口いっぱいに広がり、とてもおいしい!<br />これがグルジアを代表するハチャプリとの出会いです。<br />グルジア人は、形は違ってもこの小麦粉でチーズを包んだものが大好きみたいです。

    世界中で見るディスプレイ。

    町で、初めてグルジアのパイを見ました。
    おばちゃんたちの手作りパイ。さくふわのパイ生地の中に、チーズ。あったくてバターの香ばしさが口いっぱいに広がり、とてもおいしい!
    これがグルジアを代表するハチャプリとの出会いです。
    グルジア人は、形は違ってもこの小麦粉でチーズを包んだものが大好きみたいです。

  • 広い公園<br />真ん中には英雄の銅像<br />太ったおばちゃん<br />失業者<br />衛生的とは決して言えないバザール<br />繋がらないインターネット<br />眼鏡や時計の修理工房<br />地下の服屋街<br />高いブーツが並ぶ店<br />ところ狭しと商品を広げる小さい店<br />地上の道は広く殺風景<br /><br />ロシアっぽいな。

    広い公園
    真ん中には英雄の銅像
    太ったおばちゃん
    失業者
    衛生的とは決して言えないバザール
    繋がらないインターネット
    眼鏡や時計の修理工房
    地下の服屋街
    高いブーツが並ぶ店
    ところ狭しと商品を広げる小さい店
    地上の道は広く殺風景

    ロシアっぽいな。

  • この天気が続くと、気持ちもどんよりするよね。晴れの日が続く日本の冬はいいよ。<br />

    この天気が続くと、気持ちもどんよりするよね。晴れの日が続く日本の冬はいいよ。

  • 皆ニホンジンが珍しいらしい。私は旧ソ圏がめずらしくてしょうがないよ。<br /><br />いやそれにしても、こんなに写真を撮る気が起こらない国はない(笑)<br />つまらない、そして物騒そうな道を帰ります。<br /><br />帰りに、メディコさんちの近くでお水を買う。<br />ウォーターも伝わらないぞ。<br />ロシア圏は、アフリカのフランス語圏並みに手ごわいな。

    皆ニホンジンが珍しいらしい。私は旧ソ圏がめずらしくてしょうがないよ。

    いやそれにしても、こんなに写真を撮る気が起こらない国はない(笑)
    つまらない、そして物騒そうな道を帰ります。

    帰りに、メディコさんちの近くでお水を買う。
    ウォーターも伝わらないぞ。
    ロシア圏は、アフリカのフランス語圏並みに手ごわいな。

  • 晩御飯です。メディコさんの料理風景を見させてもらいました。<br />パスタはグルジアスタイルらしい。<br />フライパンで焦がし、お湯で茹で・・・を3回ぐらい繰り返すそうです。<br />味は特にありませんが、グルジアでは有名らしい。こんがりとこげたところはまぁまぁおいしい。油を加えて焼くので、もたれますw しかも写真に写ってるのが一人前、パンまでついてます。<br /><br />この日おいしかったのはグルジアンサラダ。レタスにパクチー、セリみたいな葉っぱ、ネギなどと、油、お酢、レモン、塩コショウを合えたシンプルなサラダですが、味の無いパスタの付け合せにありがたかった。<br />それに、カブと、カブの葉であろうもの。<br /><br />勘の良い方はお気づきでしょうが、決してすごくおいしいわけではない。。。<br />この家は、とにかくその歓迎っぷりが良いわけで、私のように料理がすごい=おいしいと勘違いした人もいたかもw<br />

    晩御飯です。メディコさんの料理風景を見させてもらいました。
    パスタはグルジアスタイルらしい。
    フライパンで焦がし、お湯で茹で・・・を3回ぐらい繰り返すそうです。
    味は特にありませんが、グルジアでは有名らしい。こんがりとこげたところはまぁまぁおいしい。油を加えて焼くので、もたれますw しかも写真に写ってるのが一人前、パンまでついてます。

    この日おいしかったのはグルジアンサラダ。レタスにパクチー、セリみたいな葉っぱ、ネギなどと、油、お酢、レモン、塩コショウを合えたシンプルなサラダですが、味の無いパスタの付け合せにありがたかった。
    それに、カブと、カブの葉であろうもの。

    勘の良い方はお気づきでしょうが、決してすごくおいしいわけではない。。。
    この家は、とにかくその歓迎っぷりが良いわけで、私のように料理がすごい=おいしいと勘違いした人もいたかもw

  • 今日もご機嫌、陽気なスリコさんと、そんな夫を暖かく見守るメディコさん。<br />ワインを注ぐ手が止まりません。<br />今日はお気に入りの角のグラスを取り出し、みんなで乾杯しました。<br />恒例のダンスパーティーもありました。<br />日本の音楽を流してみたり、元ダンサーだというメディコさんも一緒に踊ったり。<br />さすが、元セミプロ、手先まで神経の行き届いた動きが素敵でした。<br />スリコさんは元テイラーらしく、おしゃれな帽子をかぶっています。<br />私とメディコさんにもロシア風の帽子をかぶせ、記念撮影。<br />写真を見たら本当の孫みたいになってました。<br /><br />しかし本当に仲良しな夫婦だな。<br />やんちゃなスリコさんを見守るというか、あまり気にしないメディコさん。<br />それぐらいがちょうどいいんでしょうね。そしてまた、スリコさんが結構素直なところもあって。<br /><br />お二人は英語をほとんど話せないのですが、なぜか色々理解できたのが不思議でした。<br />特に料理。例えば、サラダを少しの塩でもみこみ、『あとは食べる直前に塩を加えるわよ、じゃないとしんなりしちゃうから』と言ったのを、ロシア語だったのに私はしっかり理解できたのです。<br />『グルジアは気候がいいから野菜がおいしい』とかも。不思議ですね。<br /><br />

    今日もご機嫌、陽気なスリコさんと、そんな夫を暖かく見守るメディコさん。
    ワインを注ぐ手が止まりません。
    今日はお気に入りの角のグラスを取り出し、みんなで乾杯しました。
    恒例のダンスパーティーもありました。
    日本の音楽を流してみたり、元ダンサーだというメディコさんも一緒に踊ったり。
    さすが、元セミプロ、手先まで神経の行き届いた動きが素敵でした。
    スリコさんは元テイラーらしく、おしゃれな帽子をかぶっています。
    私とメディコさんにもロシア風の帽子をかぶせ、記念撮影。
    写真を見たら本当の孫みたいになってました。

    しかし本当に仲良しな夫婦だな。
    やんちゃなスリコさんを見守るというか、あまり気にしないメディコさん。
    それぐらいがちょうどいいんでしょうね。そしてまた、スリコさんが結構素直なところもあって。

    お二人は英語をほとんど話せないのですが、なぜか色々理解できたのが不思議でした。
    特に料理。例えば、サラダを少しの塩でもみこみ、『あとは食べる直前に塩を加えるわよ、じゃないとしんなりしちゃうから』と言ったのを、ロシア語だったのに私はしっかり理解できたのです。
    『グルジアは気候がいいから野菜がおいしい』とかも。不思議ですね。

  • こんなに何もない町で、宿も一泊25ラリと、結構高いのに、居心地の良さに負け2泊もしてしまいました。<br /><br />この家のもう一つの決まりは、ゲストブックを書くこと。<br />私も、絶対に書いて!と頼まれました。<br />日本人が一番多かったですが、外国人も多く、みんな飲まされたようです。<br />書いてあるのはだいたい被害報告(笑)『明日出発なのに酔わされました・・・』など^^;<br />でもみんなこの家でハッピーだったのが伝わってきましたよ!<br /><br />スリコさんは旅行者の残したメッセージにいつも目を通し、特徴や印象をグルジア語で書き込んでました。<br />そして、ゲストからの山のようなはがき!それぞれの感謝の気持ちが詰まってました。<br />お二人は、その一人一人のことをちゃんと覚えていましたよ!<br /><br />ほんとに出会いともてなしが大好きなんだなぁ・・・こんなにも宿屋を楽しんでいる人も珍しい!<br />想像以上のおもてなしに、想像以上にリラックスできてしまいました。<br /><br /><br />明日は出発。<br />なんだかちょっと寂しいです。<br />一人旅なのに、一人じゃないような。<br />ゲストだけど、孫のような。<br />スリコさんメディコさんに出会えてとてもよかったです。<br />ハラショー、スパシーバ。

    こんなに何もない町で、宿も一泊25ラリと、結構高いのに、居心地の良さに負け2泊もしてしまいました。

    この家のもう一つの決まりは、ゲストブックを書くこと。
    私も、絶対に書いて!と頼まれました。
    日本人が一番多かったですが、外国人も多く、みんな飲まされたようです。
    書いてあるのはだいたい被害報告(笑)『明日出発なのに酔わされました・・・』など^^;
    でもみんなこの家でハッピーだったのが伝わってきましたよ!

    スリコさんは旅行者の残したメッセージにいつも目を通し、特徴や印象をグルジア語で書き込んでました。
    そして、ゲストからの山のようなはがき!それぞれの感謝の気持ちが詰まってました。
    お二人は、その一人一人のことをちゃんと覚えていましたよ!

    ほんとに出会いともてなしが大好きなんだなぁ・・・こんなにも宿屋を楽しんでいる人も珍しい!
    想像以上のおもてなしに、想像以上にリラックスできてしまいました。


    明日は出発。
    なんだかちょっと寂しいです。
    一人旅なのに、一人じゃないような。
    ゲストだけど、孫のような。
    スリコさんメディコさんに出会えてとてもよかったです。
    ハラショー、スパシーバ。

  • 12月10日<br />大騒ぎの昨晩、でも朝はしっかり出していただくのがスリコ家流。<br />メディコさんがトントンと足を鳴らすと、下で作業していたスリコさんがやってきて、玄関口まで送ってもらいました。<br />これこれ、旅人がうれしいと思う瞬間。<br /><br />メディコさんに教えられた通り、2番のバスでバス停へ。<br />町をぐるりと30分以上走る。<br />意外と大きな町だったのか。<br />古いマンションもいっぱいあった。<br /><br />バス停は見当たらず、最初に降ろされたところで、この人についていけ言われ、一人の女性のあとを追う。<br />その人はバス停まで5分ほど一緒に歩いてくれて、乗るバスを指差し、去っていきました。やさしそうな女の人だったなあ。<br /><br />おっちゃんにお金をわたし、チケットを買う。<br />遅く買ったのに、いい席をもらってしまった。裏口購入かなんかしちゃったのかな!?

    12月10日
    大騒ぎの昨晩、でも朝はしっかり出していただくのがスリコ家流。
    メディコさんがトントンと足を鳴らすと、下で作業していたスリコさんがやってきて、玄関口まで送ってもらいました。
    これこれ、旅人がうれしいと思う瞬間。

    メディコさんに教えられた通り、2番のバスでバス停へ。
    町をぐるりと30分以上走る。
    意外と大きな町だったのか。
    古いマンションもいっぱいあった。

    バス停は見当たらず、最初に降ろされたところで、この人についていけ言われ、一人の女性のあとを追う。
    その人はバス停まで5分ほど一緒に歩いてくれて、乗るバスを指差し、去っていきました。やさしそうな女の人だったなあ。

    おっちゃんにお金をわたし、チケットを買う。
    遅く買ったのに、いい席をもらってしまった。裏口購入かなんかしちゃったのかな!?

  • しばらく待って、せまっ苦しいバスはトビリシに向け出発。<br />2時頃峠に差し掛かり、峠の茶屋にて休憩、ここで食べたハチャプリは伝説です。<br />情報ノートで教えてくれた人、ありがとう!!<br /><br />生地はもちもちふわふわあつあつ、中にはとろりととろけたチーズ(カッテージみたいなやつ?)が入っています。<br />バターがたっぷり塗られていてとても美味。出来立てが1番!<br />グルジアではこの手の食べ物が結構多く、パイ生地の店あり、パン生地あり、お店によりいろいろと試してみましたが、これが一番おいしかった!<br /><br />ちなみに、地元のおばちゃんたちもみんな買ってました。しかもひとりのおばちゃんに横入りされ。まー、こっちのおばちゃんに勝てるはずもない。<br /><br />ほくほくのハチャプリを食べながら、トビリシまでもうひと踏ん張り。<br />日が暮れる前に到着してほしいな。

    しばらく待って、せまっ苦しいバスはトビリシに向け出発。
    2時頃峠に差し掛かり、峠の茶屋にて休憩、ここで食べたハチャプリは伝説です。
    情報ノートで教えてくれた人、ありがとう!!

    生地はもちもちふわふわあつあつ、中にはとろりととろけたチーズ(カッテージみたいなやつ?)が入っています。
    バターがたっぷり塗られていてとても美味。出来立てが1番!
    グルジアではこの手の食べ物が結構多く、パイ生地の店あり、パン生地あり、お店によりいろいろと試してみましたが、これが一番おいしかった!

    ちなみに、地元のおばちゃんたちもみんな買ってました。しかもひとりのおばちゃんに横入りされ。まー、こっちのおばちゃんに勝てるはずもない。

    ほくほくのハチャプリを食べながら、トビリシまでもうひと踏ん張り。
    日が暮れる前に到着してほしいな。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • ちゅう。さん 2021/02/24 21:23:58
    グルジアがぴったりくる
    コロコロパッカーさま

    最近、ちょくちょくお邪魔し、楽しく拝見しておりました。
    ご挨拶が遅くなりましたが、遅ればせながらフォローさせてください。
    ジョージア、私は一昨年の夏に行ったばかりですがとても良かったです。
    でも、2008年の「グルジア」の方がずっとスリリングで面白かったでしょうね。

    次の旅行記は、真冬のカズベギ、とのこと。
    2019年にはすでにきれいに舗装されて、4WDで楽々教会にたどり着けました。
    以前は、ジープじゃないと登れなかったとか、楽しみです。

    ちゅう。

  • ミランダさん 2021/02/23 18:36:22
    私もグルジア大好きです
    こんにちは。
    貴重な体験をなさったようでうらやましい限り。
    私は2000年と2018年にグルジアに行きました。特にカズベギは、すっかり様子が変わっていてびっくり。
    行けていない所もまだまだあるので、いつの日か再訪したい国です。
    (ミランダ)

    コロコロパッカー

    コロコロパッカーさん からの返信 2021/02/23 22:43:02
    Re: 私もグルジア大好きです
    ミランダ様
    ご覧いただきありがとうございます。
    いつも旅行記拝見しています!
    グルジアに二度もいかれているとは、羨ましい限りです!
    写真の通り、真冬に行ったので、今度はぜひ夏に行ってみたいと思っています。
    このあと、真冬のカズベキも投稿しようと思っています^_^

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