我孫子市の古戸・観音堂・宝篋印塔・石仏

2021/02/06 - 2021/02/06

我孫子市古戸にある真言宗豊山派寺院の古戸観音堂は、稲荷山観音院と号す寺院だったといいます。古戸観音堂の創建年代は不詳ながら、当地周辺は古代の寺院址だと伝えられ、天正20年（1592）の資料にも堂庵らしき名が記録されているといいます。一説では天明6年(1786)に法宗澄恵が堂宇を建立したともいい、稲荷山観音院という寺院だったといいます。明治維新後廃寺となり、観音堂が墓地堂として守られてきているといいます。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　93　北総石仏　我孫子市の石仏　古戸に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 我孫子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田街道湖北小学校入口交差点、北側に入れば湖北中学校脇を通る。突当りを右に観音堂、天満宮。左が稲荷神社、共同墓地へと出れます。

右が観音堂、左が天満宮。

入り口右に石造物が並んで居ます。

墓石も混ざっています。

入り口すぐに寛文八年（1668）法岩禅院の住職がたてた相輪部に「仏」笠部に「法」塔身に「僧」と刻まれた寶篋印塔があります。宝篋印塔は供養塔の一種で、中に『宝篋印荼羅尼経』を納めたのでこの名がある。蓋の四隅に馬耳状の飾りがあるのが特色で，それが垂直に近く立っているのは中世のもので，外側にはり出して
いるのは近世のものである。

十九夜塔。十九夜講中が盛んでした。寛文十三年（１６７３)十九夜如意輪塔。

十九夜塔。

十九夜塔。

地蔵菩薩。

文化三年（1806）宝馬を冠した馬頭観音像塔。返手の馬頭観音。

十九夜塔。

幾重にも重なっています。

観音堂。

如意輪観世音の扁額。十九夜塔は如意輪観音です。

如意輪観世音菩薩。