我孫子市の中峠・法照院・相馬霊場（２８）・石仏

2021/01/16 - 2021/01/16

「我孫子市史」による法照院の縁起・開創の年代、開山、開基など不詳であるが、元文五年（1740）の中峠村の記録に「龍泉寺末法性院、弐反九畝廿歩寺屋敷」とあるのは当院のことで、これによって元文年代以前すでに当院があったことは明らかである。近世を迎えて、中峠の宿通りは大いに発展し、集落の各所に神仏がまつられるようになった。それらの祭祀に関与し、あるいは集落の講の世話などをするために、本寺龍泉寺の子院として当院が聞かれたのであろう。本尊は不動尊ですが中峠上集会所の中にあり参拝出来ません。安永四年（1775）新四国八十八箇所の第二十八番土州大日寺写しの霊場になっています。大師堂の手前に四連の長屋形神社が建っています。神仏混合です。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　95　北総石仏　我孫子市の石仏　中峠に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 我孫子(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田街道の湖北駅入口交差点近くにあります。

成田街道の湖北駅入口交差点。

我孫子市消防団第１１分団器具置場の奥になります。

明治維新の後に廃寺となり、昭和４１年に中峠青年館の一部に保存されることになりました。中峠上集会所内の仏壇には不動明王及び二童子像が現本尊としてまつられているが、その像は明治十八年の造立である。それと別に旧本尊として、木造大日如来坐像があって、像底に「元禄十年（1697)開眼龍泉寺」の墨書がある。「我孫子市史」より

大師堂。新四国相馬霊場第二十八番。「新四国相馬霊場八十八ヶ所の巡り」・茨城県南に流れる利根川は別名板東太郎といいます、この川沿いの街に２５０年の歴史のある新四国相馬霊場八十八ヶ所が現存しています。開基された僧は、観寛光音という禅師です。堂内には木造興教大師像と瓦造観覚光音像を祀っています。「我孫子市史」より

石造物の真中が剥離が進んだ延享三年（１７４６）愛染明王の二十六夜待塔が置かれています。

新四国相馬霊場第二十八番。

四連長屋のお堂。

阿弥陀如来、石神社、天満宮、待道権現、石神社だけ間口が広く特別な物が祀ってあります。

待道権現

天満宮

石神社は間口が広く、中に金精さまが沢山祀ってあります。

中に金精さまが沢山祀ってあります。

中に金精さまが沢山祀ってあります。

中に金精さまが沢山祀ってあります。

阿弥陀如来。

善光寺参拝記念。

善光寺参拝記念。善光寺が好きな様です。