雨の福島で

2020/09/25 - 2020/09/25

福島で。
ＪＲ福島駅とちょっとだけ離れたところから発車する、福島交通飯坂線に乗ってみたのでした。
飯坂線は、福島駅から約10ｋｍの路線で、名前のとおり、飯坂温泉と福島とを結んでいますが、やはり温泉客だけの路線、というわけではないようで、沿線の通学・通勤路線となっているようです。

ちょっと一時代、いやもっと前の時代の感じがする表紙画像ではありますが、実際にはもうちょっと現代的にはなっております。それでも、ちょっと前のローカル線の感じはするかも知れません。



本当は、もっとじっくり沿線の様子や飯坂温泉を眺めてみるつもりだったのですが、当日雨だったりしたので、このぐらいでも十分じゃないか、という心境になってしまったのでした。

エリア 福島市(福島)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

福島にやってきました。
福島駅前です。
ＪＲ福島駅は画像左側奥。

雨です。

エスパル (福島店) ショッピングモール

ちなみに、いわゆる新幹線口である西口へは、自由通路で向かうことになります。
東口（画像でいるところから近い方。たぶん、メインの入り口）から新幹線に乗る場合は、新幹線ホームに直接入れず、2回改札を通ることになるはず。

といったことはあるのですが、
このときの目標は、この案内表示を見て直進すること。

もうちょっと先です。
直進３０ｍ。

左です、と、矢印が。

こちら。
阿武隈急行線と福島交通飯坂線が同じ乗り場から発車することになるようです。

昔ながらのガード下の商店街とか、そんな雰囲気ですが。

入ってしまうと、特に不思議なところはないのですが。

乗り場は阿武隈急行線と福島交通飯坂線とが共用のようですが、券売機も窓口もそれぞれにあるようです。
こちらは、阿武隈急行のもの。

福島交通の券売機と窓口は、こちら。
阿武隈急行のもののすぐ隣。

改札を抜けました。
自動改札化はされていませんでした。

ここまで、乗り場を共用、と書いておりましたが、より正確には、ホーム１面の片側に阿武隈急行線、もう片側に福島交通飯坂線が発着する構造になっています。

片側ずつホームを使っているので、福島交通側のホームから見ると、福島交通飯坂線。隣の駅は、そねだ（曽根田駅）。

阿武隈急行線ホーム側から見ると、こうなっています。

ちなみに、阿武隈急行線は、この時点では、その前年の台風で大きな被害を受け、まだ全線復旧していませんでした。
このあと、全線復旧しています。

阿武隈急行線側の隠されているのは、丸森とか槻木とか、この時点では直通できていなかった駅が書いてあったのでしょうね。

福島交通側。
確かに、線路はここまで。

福島駅から、福島交通飯坂線で。
乗ってきました。


電車は、東急電鉄から移籍したものだとか。
全国いろいろなところにありますね、東急からの移籍車。

ここは、終着・飯坂温泉ではありません。
電車は飯坂温泉に向けて行ってしまいました。

福島方面。
ホームは１面１線の構造。双方向から来た列車の行き違いはできません。
画像左側にホームがありそうですが、その様子は次の画像で。

もともとは島式のホームで列車の行き違いも可能だったようですが、今はできないようようですね。

曽根田駅に来ていました。

実は、福島駅の次の駅だったりします。
バリバリの（？）福島市内。

改札はないようです。
今は、ＩＣ乗車券にも対応しているみたいです。

現在のルートで曽根田駅と開業したのが1942（S17）年というので、そのときからの駅舎なのでしょうかね。そうだとすると、80年近く経つことになりますが。

曽根田駅 駅

何かのお店が入っていたようにも見えますが、訪問した時点では空きになっていたようです。

駅前。
画像左後ろに先ほどの駅舎があります。
特に駅前広場だとかロータリーだとかの設備はありません。

駅の建物内に戻ってきました。
無人駅かと思っていたら、時間帯などによっては窓口が開くようですね。

天井が高いですね。

ホームに戻ってきました。

奥のカーブしている高架は、いわゆる山形新幹線との連絡線でしょうか。

このあたりは、阿武隈急行線、ＪＲ東北本線とも並行しています。

曽根田駅のあと、飯坂温泉駅にも来てみました。
天気がよければ、もうちょっとじっくり沿線の様子など眺めてみようかと思っていたのですが、何しろ雨だったので。

飯坂温泉駅 駅

川を挟んで向こう側にも温泉街が。

雨だったので、思うように動けないかな、と思って飯坂温泉駅から川を眺めていたら、ずっといたので。
なかなか鳥はみつけても撮れないので。

最後に、今回はあまりじっくり見て回れなかった飯坂温泉のマスコットキャラクターがいたので、ご紹介（？）して、今回はここまで。
今度は、天気がよいときにぜひ。