2020/11/27 - 2020/11/28
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FUKUJIROさん
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京都へ出張の予定があり、折角だからと続けて休みを取ったものの出張は中止になってしまいました。そのまま引き下がるのも悔しいので、インバウンドの落ち込みが激しい京都の現状を視察するという理由をこじつけて京都行きを決行しました。
京都に限らず、ここ数年はインバウンドによって観光地の経済が潤っていましたが、今回のコロナ感染拡大で様相は一変しました。
この旅行記も一見するとただの観光に見えてしまいますが、眼光鋭く街行く人々の動きをうかがいながら、日本経済の現状を取り纏めた景況レポートです(笑)。
京都を訪問する機会は比較的多いものの、いつも1泊2日か2泊3日までで、今回は5泊6日の日程となったので、日本三景の天橋立まで足を伸ばしました。そのため、京都市内(その周辺も)の観光は3.5日となってしまい、やっぱり駆け足での観光になってしまいました。
1日目:京都府宮津市へ直行し、街歩きをしました。
2日目:天橋立を観光して、京都市内へ移動。
3日目:京都市内を観光。
4日目:トロッコ列車に乗り、嵐山を散策。京都市内を観光。
5日目:宇治を観光。
6日目:市内を観光後、帰宅。
コロナ禍のため、帰宅後2週間以上経過してから旅行記を公開しています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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「旅は道連れ」と言いますが、今回もいつもの一人旅、道連れは駅弁です。
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京都とは全く関係ない「博多風」の弁当です。とても美味しかったです。
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京都駅に着きました。山陰線は一番外れの33番線です。
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特急きのさき7号。福知山まで乗ります。
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保津川の流れです。
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福知山駅。JR西日本から京都丹後鉄道に乗換えます。
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福知山駅。JR西日本から京都丹後鉄道に乗換えます。
宮津駅までの普通運賃は700円でした。 -
ここが京都丹後鉄道の終端です。これから宮福線に乗って、宮津駅へ向かいます。
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観光列車あおまつ3号です。予約が必要なくろまつ号やあかまつ号と違い、予約不要の普通列車扱いなのが嬉しいです。
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あおまつ号。
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外から見た車内の様子。くろまつ号やあかまつ号と同じような造りです。
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車内の様子。4人掛けのテーブル付きボックスシートが中心です。観光列車なのでガイドさんの観光案内がありました。
普通料金で乗れるため、地元の方が多かったです。 -
車内で軽食を販売しています。丹後珈琲とお菓子のセット、500円。
地元の方が多いからでしょうか売れません。私の他には写真マニアのおじさんが珈琲を買っていました。 -
大江駅。駅舎の窓には、小式部内侍の歌「大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立」が貼ってありました。
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日室岳。大江山口内宮駅からの写真。駅の近くには、元伊勢内宮の皇大神社や天岩戸神社、酒呑童子の里もあり、とても謎めいた場所です。
私は大江山かと思って撮りましたが、大江山はずーっと奥でした。 -
宮津駅に到着しました。
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構内の張り紙、一時期流行った天ぷら油の回収ですが、多くの地域では挫折してしまいましたね。継続は力なり。
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宮津駅前。お土産屋さんです。
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マンホール蓋。やっぱり、天橋立です。
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一色稲荷社。細川忠興により謀殺された丹後守護一色五郎(実名は不明)を鎮魂するために、宮津城内のこの地に建てられたといわれています。
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稲荷社というものの、小さなお狐様が置かれているだけです。
いずれにしても一色一族の怨霊に対する恐れが続いていたようです。 -
江戸時代以来、一色五郎の墓であると伝えられています。
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宮津市教育委員会の資料では、一色義清の素性は不明のままとなっています。
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白壁の道。大手川に沿って白壁が造られています。
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大村邸跡の長屋門。明治時代から約100年続いた大村邸が焼失したとき、焼け残った長屋門だけが市に寄贈され、公開されています。
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カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂。明治29年(1896年)にフランスのルイ・ルラーブ神父が建てた天主堂。
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聖母マリア像。
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カトリック宮津教会聖ヨハネ天主堂。裏口。パリ製の美しいステンドグラスが外観のフランス風建築ですが、堂内は畳敷きとのこと。
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細川ガラシャ像。明智光秀の三女で細川忠興の正室。
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細川ガラシャ像。天正8年(1580年)から、幽閉期間を挟み天正14年(1586年)まで丹後国に居住しました。
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カトリック宮津教会と細川ガラシャ像。
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細川ガラシャ像の立つ大手川ふれあい広場から見た大手川。
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宮津教会を背に西へ進むと、和貴宮神社があります。
神社と教会が一緒に見えています。 -
和貴宮神社(わきのみやじんじゃ)。社伝では、応永28年(1421年)に社殿が建立され、文明2年(1470年)に丹後一の宮籠(この)神社のご祭神を合祀し、丹後一の宮別宮総社となりました。
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残念ながら社殿は工事中でした。本殿、拝殿ともに1800年代初めの建立です。かつてはすぐ近くまで海が拡がっており、江戸時代には北前船の来航でたいそう賑わったようです。
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扁額。主祭神は、豊受毘売神です。
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恵美須社。もとより訪問した時期は神無月(旧暦)のため、ご祭神は出雲国へ出張中で、恵美須神が留守神だと思われます。
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神馬。
写真よりもずっと暗くなっていたので、寺町を回るのは諦めて宿へ向かいます。 -
今日の宿は、文人墨客の宿・清輝楼です。
国の登録有形文化財の宿に泊まります。 -
見えている南側が大広間棟で、登録有形文化財です。元禄年間の創業、明治34年(1901年)には、現在地に2階建てで営業しています。
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正面玄関。暖かみを感じる明かりです。
左側が大広間棟、右側が客室棟です。 -
2階の部屋です。コロナ感染防止のため、事前に布団は敷いてありますとのこと。
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暖房は石油ファンヒーター。エアコンじゃないところが、実に良いですね。
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後から天ぷらも出ました。とても美味しくいただきました。一泊二食で約5,400円(GOTO利用)、感謝です。
お酒は、大江山の鬼伝説に因む「酒呑童子」、辛口の美味しいお酒でした。 -
朝です、予報通り雨になってしまいました。
ショッピングセンターのミップルです。 -
白い建物は、みやづ歴史の館。立ち寄る時間が無くて残念でした。
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朝食です。シンプルですが、美味しくいただきました。
夕食と同じ部屋ですが、通常は宿泊客用の部屋を、一人の食事部屋として用意していただきました。 -
正面玄関です。夕べの景色の方が似合いますね。
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敷地の一角にお社がありました。
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福壽稲荷社です。
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コロナ退散と商売繁盛を祈念しました。
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清輝楼の銘板。
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数多くの著名人が訪れていて、彼らの書や絵画作品などが多数展示されています。1階の展示コーナー。
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野口雨情の色紙。
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菊池寛の色紙。
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吉川英治の色紙。
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野口雨情の色紙。
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野口雨情の色紙。
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最近描かれた清輝楼。
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写真は3分割してますが、天橋立案内図です。
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大正時代の手書きの図です。
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1階ロビーの展示。
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2階の廊下にも展示があります。
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1805年作、丹後半島の東海岸線が描かれた「与謝江海図」。
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天橋立唄。
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1805年作、丹後半島の東海岸線が描かれた「与謝江海図」の一部。
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3階は立入禁止でした。
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踊り場に雪舟筆天橋図の縮小した絵もありました。
本物は京都国立博物館にあります。 -
宿をチェックアウトして天橋立へ向かいます。ここは、部屋から見えたショッピングセンターです。道の駅にもなっていて、大きな建物です。
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ショッピングセンターの裏にありました。
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宮津桟橋です。
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この観光船で天橋立桟橋を経由して一の宮桟橋まで移動します。
コロナ禍のため、直接行ける便はたった1便(しかも片道通行)のみでした。 -
宮津桟橋を定刻に出港しました。
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見送る人もなく、乗客は私一人だけでした。
天橋立桟橋まで貸し切り状態を満喫します。この船に乗らないとできないことがあるのですが、それは続きをご覧ください。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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