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徳島港からフェリーで和歌山港へ移動しました。フェリーで和歌山県に来たのは初めてです。<br />本当は桜の季節に来たかった紀三井寺ですが、お天気も良いので231段の石段を上りましょう。<br />宝亀元年(770年)に創建された紀三井寺は、楼門から境内まで「結縁坂(けちえんざか)」と呼ばれている231段の石段があります。<br />公式HPには、「江戸時代の豪商・紀ノ国屋文左衛門は、若い頃にはここ紀州に住む、貧しいけれど孝心篤い青年でした。<br />ある日、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、草履の鼻緒が切れてしまいました。<br />困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。<br />これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。<br />後に、文左衛門は宮司の出資金によって船を仕立て、蜜柑と材木を江戸へ送って大もうけをしたのでした。<br />紀ノ国屋文左衛門の結婚と出世のきっかけとなった紀三井寺の表坂は、それ以来「結縁坂」と呼ばれるようになりました。」 とあります。<br />そんな謂われから商売繁盛に繋がるというありがたいお寺です。

紀州の名刹・紀三井寺と和歌山城公園を観光しました

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2019/11/02 - 2019/11/03

153位(同エリア794件中)

旅行記グループ 関西の旅

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FUKUJIRO

FUKUJIROさん

徳島港からフェリーで和歌山港へ移動しました。フェリーで和歌山県に来たのは初めてです。
本当は桜の季節に来たかった紀三井寺ですが、お天気も良いので231段の石段を上りましょう。
宝亀元年(770年)に創建された紀三井寺は、楼門から境内まで「結縁坂(けちえんざか)」と呼ばれている231段の石段があります。
公式HPには、「江戸時代の豪商・紀ノ国屋文左衛門は、若い頃にはここ紀州に住む、貧しいけれど孝心篤い青年でした。
ある日、母を背負って紀三井寺の表坂を登り、観音様にお詣りしておりましたところ、草履の鼻緒が切れてしまいました。
困っていた文左衛門を見かけて、鼻緒をすげ替えてくれたのが、和歌浦湾、紀三井寺の真向かいにある玉津島神社の宮司の娘「おかよ」でした。
これがきっかけとなって、文左衛門とおかよの間に恋が芽生え、二人は結ばれました。
後に、文左衛門は宮司の出資金によって船を仕立て、蜜柑と材木を江戸へ送って大もうけをしたのでした。
紀ノ国屋文左衛門の結婚と出世のきっかけとなった紀三井寺の表坂は、それ以来「結縁坂」と呼ばれるようになりました。」 とあります。
そんな謂われから商売繁盛に繋がるというありがたいお寺です。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 徒歩 ジェットスター
旅行の手配内容
個別手配

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  • 徳島市内の渋滞でバスに乗り継げず、タクシーで移動した徳島港フェリーターミナル。18:55出港の南海フェリーで和歌山港へ向かいます。2等2,500円。

    徳島市内の渋滞でバスに乗り継げず、タクシーで移動した徳島港フェリーターミナル。18:55出港の南海フェリーで和歌山港へ向かいます。2等2,500円。

  • 南海フェリーの「つるぎ」です。当日は真っ暗で何も分りませんでしたが、全長108m、全幅 17.5m。とても大きな船でした。公式HPの写真を転載。

    南海フェリーの「つるぎ」です。当日は真っ暗で何も分りませんでしたが、全長108m、全幅 17.5m。とても大きな船でした。公式HPの写真を転載。

  • つるぎの2等船室です。約2時間ほど、ごろごろして過ごしました。<br />ところどころにコンセントもありました。

    つるぎの2等船室です。約2時間ほど、ごろごろして過ごしました。
    ところどころにコンセントもありました。

  • 和歌山港に入港です。

    和歌山港に入港です。

  • 接岸して、タラップが下りてきました。

    接岸して、タラップが下りてきました。

  • フェリーターミナルから屋根のある通路を歩いて、和歌山港駅に着きました。

    フェリーターミナルから屋根のある通路を歩いて、和歌山港駅に着きました。

  • 南海線の和歌山市駅です。

    南海線の和歌山市駅です。

  • 宿泊したワカヤマ第1冨士ホテル。駅から徒歩5分ほどでした。

    宿泊したワカヤマ第1冨士ホテル。駅から徒歩5分ほどでした。

  • 軽朝食となっていましたが、十分な内容でした。煮物が美味しかった。

    軽朝食となっていましたが、十分な内容でした。煮物が美味しかった。

  • 朝の和歌山市駅。改装中です。

    朝の和歌山市駅。改装中です。

  • 駅前から路線バスで紀三井寺を目指します。

    駅前から路線バスで紀三井寺を目指します。

  • 和歌山のバスはsuicaが使えません。バスの中で両替しました。410円。<br />山の中腹にお寺っぽい建物が見えています。

    和歌山のバスはsuicaが使えません。バスの中で両替しました。410円。
    山の中腹にお寺っぽい建物が見えています。

  • 山門が見えてきました。

    山門が見えてきました。

  • 楼門。拝観料200円。

    楼門。拝観料200円。

  • ざんげと招福の水場。この井戸は、紀三井寺の名前の起こりである三つの井戸の一つ、霊水・清浄水です。

    ざんげと招福の水場。この井戸は、紀三井寺の名前の起こりである三つの井戸の一つ、霊水・清浄水です。

  • 金剛力士像、阿形。

    金剛力士像、阿形。

  • 金剛力士像、吽形。

    金剛力士像、吽形。

  • ぼけ封じの七鈴観音。楼門を通ってすぐ左側にあります。

    ぼけ封じの七鈴観音。楼門を通ってすぐ左側にあります。

  • 紀三井寺の石段は231段です。2週間前に金刀比羅宮の奥の院まで登った身としては、この石段を見てもたじろぐことはありませんでした。

    紀三井寺の石段は231段です。2週間前に金刀比羅宮の奥の院まで登った身としては、この石段を見てもたじろぐことはありませんでした。

  • 先ほどの清浄水はここから流れています。

    先ほどの清浄水はここから流れています。

  • 松尾芭蕉の句碑。それにしても芭蕉翁は全国を回っていたんですね。

    松尾芭蕉の句碑。それにしても芭蕉翁は全国を回っていたんですね。

  • 女厄除坂33段。

    女厄除坂33段。

  • 女厄除坂を上った左側には、身代り大師様です。

    女厄除坂を上った左側には、身代り大師様です。

  • 続いて、男厄除坂42段。

    続いて、男厄除坂42段。

  • さらに還暦厄坂60段。除の文字がなくても大丈夫なんでしょうか。

    さらに還暦厄坂60段。除の文字がなくても大丈夫なんでしょうか。

  • 坂を登り切ると紀三井寺の境内です。正面に六角堂があります。西国33ヶ所の御本尊を祀っています。左に進むと本堂、右に進むと仏殿です、

    坂を登り切ると紀三井寺の境内です。正面に六角堂があります。西国33ヶ所の御本尊を祀っています。左に進むと本堂、右に進むと仏殿です、

  • 右の石碑は、迷い子郵便供養之塚とあり、文字が判別できないなどの理由で行き場所のない郵便物を供養するために建てられました。

    右の石碑は、迷い子郵便供養之塚とあり、文字が判別できないなどの理由で行き場所のない郵便物を供養するために建てられました。

  • 馬頭観世音菩薩の碑(左から2つ目)、いろいろありました。

    馬頭観世音菩薩の碑(左から2つ目)、いろいろありました。

  • 仏殿は改修工事。

    仏殿は改修工事。

  • 千手観音菩薩像。高さ12m、日本一の千手観音菩薩様です。

    千手観音菩薩像。高さ12m、日本一の千手観音菩薩様です。

  • 菩薩様の手から伸びたお手綱がずーっと降りてきて・・・。

    菩薩様の手から伸びたお手綱がずーっと降りてきて・・・。

  • 五鈷に繋がっています。この五鈷に触れれば、観音様の功徳を授かれます。

    五鈷に繋がっています。この五鈷に触れれば、観音様の功徳を授かれます。

  • さらに100円を払うと3階の展望回廊に出られて、菩薩様のお顔を間近で見ることができます。

    さらに100円を払うと3階の展望回廊に出られて、菩薩様のお顔を間近で見ることができます。

  • 丸窓から横顔を拝観できます。

    丸窓から横顔を拝観できます。

  • 正面の大きな窓からは、千手観音菩薩様のお顔を間近に拝観できます。<br />ものすごくありがたい気持ちになれました。

    正面の大きな窓からは、千手観音菩薩様のお顔を間近に拝観できます。
    ものすごくありがたい気持ちになれました。

  • 3階の回廊から、南西方向。奥にマリーナシティ。

    3階の回廊から、南西方向。奥にマリーナシティ。

  • 西方向。眼下に紀勢本線が見えています。

    西方向。眼下に紀勢本線が見えています。

  • 北西方向。よ~く見ると和歌山城が見えます。

    北西方向。よ~く見ると和歌山城が見えます。

  • 仏殿の北側に本殿。

    仏殿の北側に本殿。

  • 仏殿の入り口横にありました。手前のお鉢の中にお金を投げ入れることができたら、大吉、中吉、小吉を占えます。結果は中吉でした。

    仏殿の入り口横にありました。手前のお鉢の中にお金を投げ入れることができたら、大吉、中吉、小吉を占えます。結果は中吉でした。

  • 本堂への参道。

    本堂への参道。

  • 護国院鐘楼。天正16年(1588年)に再建されました。<br />室町幕府が終わった年ですね。

    護国院鐘楼。天正16年(1588年)に再建されました。
    室町幕府が終わった年ですね。

  • 幸福観音。大東亜戦争で中国に残された非戦闘員の慰霊を弔っています。

    幸福観音。大東亜戦争で中国に残された非戦闘員の慰霊を弔っています。

  • 太子堂。

    太子堂。

  • 護国院本堂。宝歴9年(1759)建立。<br />ご本尊は、十一面観世音菩薩様です。

    護国院本堂。宝歴9年(1759)建立。
    ご本尊は、十一面観世音菩薩様です。

  • 本堂。

    本堂。

  • 本堂。前の写真の、提灯の裏側です。

    本堂。前の写真の、提灯の裏側です。

  • 境内からさらに高い場所に上がります。

    境内からさらに高い場所に上がります。

  • 多宝塔。文安6年(1449年)建立。

    多宝塔。文安6年(1449年)建立。

  • 開山堂。

    開山堂。

  • さらに梯子もかかっています。

    さらに梯子もかかっています。

  • 春子稲荷。天正13年の紀州征伐の折り、春子という美女が白狐と化して立ち向かい、「焼き討ち禁制」の書状を得たと云われます。

    春子稲荷。天正13年の紀州征伐の折り、春子という美女が白狐と化して立ち向かい、「焼き討ち禁制」の書状を得たと云われます。

  • もっと山の中に立ち入る道もありましたが、ちょっと怖い。奥には弁財天をお祀りしているようです。

    もっと山の中に立ち入る道もありましたが、ちょっと怖い。奥には弁財天をお祀りしているようです。

  • 紀三井寺の樟樹。樹高21m。

    紀三井寺の樟樹。樹高21m。

  • 急な石段は、下りの方が怖いです。

    急な石段は、下りの方が怖いです。

  • バスで和歌山市駅へ向かい、途中の県庁前で降ります。

    バスで和歌山市駅へ向かい、途中の県庁前で降ります。

  • 県庁前バス停からどっちへ向かうのか、散歩中のおじいさんに聞いて来たのが公園の南側にある不明門(あかずのもん)。後でマップを見たら、バス停からは、公園の西側にある追廻門が近かったみたい。ここでも石段が続きます。

    県庁前バス停からどっちへ向かうのか、散歩中のおじいさんに聞いて来たのが公園の南側にある不明門(あかずのもん)。後でマップを見たら、バス停からは、公園の西側にある追廻門が近かったみたい。ここでも石段が続きます。

  • 新裏坂という坂道(石段)を上ってきました。

    新裏坂という坂道(石段)を上ってきました。

  • 和歌山城が見えました。

    和歌山城が見えました。

  • 案内図を載せておきます。参考に載せておきます。

    案内図を載せておきます。参考に載せておきます。

  • 入場料410円を払い、城内に入りました。

    入場料410円を払い、城内に入りました。

  • 大天守です。

    大天守です。

  • 小天守から城の中に入ります。

    小天守から城の中に入ります。

  • 木彫りの白虎です。

    木彫りの白虎です。

  • お城といえば甲冑です。

    お城といえば甲冑です。

  • 和歌山城の模型。

    和歌山城の模型。

  • 大天守からの展望、紀三井寺の方向です。

    大天守からの展望、紀三井寺の方向です。

  • 廊下にもいろいろ展示してあります。

    廊下にもいろいろ展示してあります。

  • 乾櫓の内部。

    乾櫓の内部。

  • 本丸御殿跡。

    本丸御殿跡。

  • 本丸御殿跡から見た和歌山城。こちらに来る人は少ないですが、お城を一番きれいに見ることができました。

    本丸御殿跡から見た和歌山城。こちらに来る人は少ないですが、お城を一番きれいに見ることができました。

  • 裏坂を下りて、御橋廊下へ向かいます。<br />化石の見える和泉砂岩。

    裏坂を下りて、御橋廊下へ向かいます。
    化石の見える和泉砂岩。

  • 御橋廊下。藩主の趣味の場である西の丸と生活の場である二の丸大奥とをつなぐ廊下橋です。

    御橋廊下。藩主の趣味の場である西の丸と生活の場である二の丸大奥とをつなぐ廊下橋です。

  • 徳川期にかけられ、風雨を避け、外から姿が見えないように屋根と壁を設け、両岸の高低差のため斜めになっています(下り)。

    徳川期にかけられ、風雨を避け、外から姿が見えないように屋根と壁を設け、両岸の高低差のため斜めになっています(下り)。

  • 滑らないように廊下の床板を鋸歯状に組んでおり、江戸時代の図面を基に平成18年(2006年)に復元しました(上り)。

    滑らないように廊下の床板を鋸歯状に組んでおり、江戸時代の図面を基に平成18年(2006年)に復元しました(上り)。

  • 西之丸庭園。

    西之丸庭園。

  • 西之丸庭園の鳶魚閣(えんぎょかく)。室内は四畳半の畳敷。

    西之丸庭園の鳶魚閣(えんぎょかく)。室内は四畳半の畳敷。

  • 公園の北側にある市役所前バス停からJR和歌山駅に来ました。

    公園の北側にある市役所前バス停からJR和歌山駅に来ました。

  • 地下街に和歌山ラーメンのお店がありました。カウンター5席と小さなテーブルが3つです。14時頃でしたが、7~8分ほど待ちました。

    地下街に和歌山ラーメンのお店がありました。カウンター5席と小さなテーブルが3つです。14時頃でしたが、7~8分ほど待ちました。

  • 紀三井寺で出会ったおばさんが薦めてくれた和歌山ラーメンです。<br />刻んだチャーシューがとろとろになってスープに溶け込んでいました。<br />濃厚ですが、しつこすぎず美味しかったです。

    紀三井寺で出会ったおばさんが薦めてくれた和歌山ラーメンです。
    刻んだチャーシューがとろとろになってスープに溶け込んでいました。
    濃厚ですが、しつこすぎず美味しかったです。

  • 関西国際空港に着きました。

    関西国際空港に着きました。

  • 訪日外国人を意識したような金色の竹と紅葉の飾り。

    訪日外国人を意識したような金色の竹と紅葉の飾り。

  • JetStarで帰りました。ちょっと狭いけれど、国内線なら我慢できます。新幹線より安いのが嬉しいですね。<br />それにしてもJR東海の営業利益率45%は、異常です。東海道新幹線の運賃は明らかにボッタクリですよ!<br />閑話休題。明石から淡路島を通り抜け、鳴門と和歌山を観光した短い旅も無事に終わりました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

    JetStarで帰りました。ちょっと狭いけれど、国内線なら我慢できます。新幹線より安いのが嬉しいですね。
    それにしてもJR東海の営業利益率45%は、異常です。東海道新幹線の運賃は明らかにボッタクリですよ!
    閑話休題。明石から淡路島を通り抜け、鳴門と和歌山を観光した短い旅も無事に終わりました。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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