神保町発の洋食店「キッチン南海 本店」～2020年6月末で54年の歴史に幕を閉じた、黒いルーのカツカレーが名物だった人気店～

2018/11/27 - 2018/11/27

今年の6月末で閉店した神保町の洋食店「キッチン南海 本店」は、いつも昼時や夕食時になると、列ができる人気店でした。神保町にあった本店のみならず、都内各地で暖簾分け店が営業しているため、その長い歴史とたくさんの人に支持されている味を感じさせてくれます。建物の老朽化のため、今年6月に本店が閉店するニュースが流れた時は、各種メディアで話題となり、閉店前には毎日大行列が出来ていたようです。本店はたしかに閉店しましたが、同じ神保町に本店で30年以上に渡って働いていた方が暖簾分け独立店を7月にオープンしましたので、味は守り続けられることになります。閉店直前にお店を利用することは出来ませんでしたが、一昨年に利用していました。その際の訪問記になります。

エリア 神田・神保町(東京)

• 旅行の満足度: 4.5

「キッチン南海 本店」は、神田すずらん通り沿いにありました。

サンプルの展示は、レトロの雰囲気をたっぷり感じさせてくれます。

この日は、数人が列に並んでいました。

厨房です。

メニューです。

カレーと揚げものを中心に提供しています。

象のオブジェです。カレーがインドを連想させてくれるのでしょう。

15分位待って、店内に入ることが出来ました。

半分以上の人が注文するのは、このカツカレーです。

黒いルーが揚げたてのカツにかかっています。

クリームコロッケをオプションで付けました。

結構サイズがありました。

後になって知ったのですが、揚げ物の名物はヒラメのフライです。

本店は今年の6月に閉店しましたが、各地に暖簾分け店があるので、味は引き継がれています。

神田すずらん通りです。

地下鉄神保町駅です。

この旅行記へのコメント （2）

• Weiwojingさん 2020/11/18 21:51:04

  「キッチン南海」が閉店したのですね。

  Antonio さん、いつもいろいろなレストランの紹介を楽しみに拝見しています。
  
  今回の「キッチン南海」は私も何度も通った店なのでなつかしいですね。カッカレーをよく食べました。６月の閉店と言うことで、大変残念でした。
  
  Tamegai
  

  Antonioさん からの返信 2020/11/18 22:00:56

  RE: 「キッチン南海」が閉店したのですね。

  こんばんは。コメントありがとうございます。
  
  そうですね。あの場所はお店の定位置なので、残念に感じている人は多いと思います。はじめて神保町にいったのは、30年近く前になりますが、その頃から人気のあるお店だったと覚えています。
  
  ただ、暖簾分け店はたまに見るので、恋しくなったら、神保町にオープンした新店を利用するという手はあります。