柏市の旧沼南町・泉・伊津美神社・石仏

2020/10/25 - 2020/10/25

泉地区は東が柳戸・南に白井市今井地区・北に鷲野谷手賀沼に接し、古文書から見てその成立が鎌倉前期にまで遡ることができる出来る古い地区のようです。至るところ湧き水が見られるところから泉と呼ばれるようになりました。泉地区の鎮守は「伊津美神社」の額がかかっています。伊津美は泉に通じます。こちらは鳥見・香取・春日の三社を祀っています。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　60　北総石仏　旧沼南町の石仏　泉に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

泉バス停近くの龍泉院入り口の信号のある交差点から左に入ります。参道は県道に面して居ませんので南側の細い路を右折します。泉青年館の隣が鳥見神社（伊津美神社）です。

泉青年館。

隣の階段を登った所に鳥見・伊津美神社の扁額が掛かった鳥居があります。安永九年（１７８０）の明神鳥居には「伊津美/鳥見神社」と併記された額。

鳥居の下に雷神宮の石塔。

奉寄付敬白　寄付金の金額、名前が記されています。

参道敷石　（有）イシイ　平成十六年十二月。この地区の市会議員は石井さんです。

狛犬と拝殿。

伊津美神社の扁額。

神社名が見えません。

石祠。

八幡宮。

伊津美神社の本宮。

太平洋戦争の従軍記念碑。

日露戦争の従軍記念碑。

少し離れて安政八年（１８５９）大杉神社＝疫病・疱瘡除け、文久二年金比羅宮＝通常は海上交通の守り神、文久二年弁財天石祠＝通常は技芸神の三基の石祠です。

左から不明石祠、文久二年（１８６２）秋葉山祠＝火防せの神、天保二年（１８３１）石神大明神＝この場合は生産の神、そし金精様・石神＝男根型の石棒・木棒が置かれています。

金精様・石神＝男根型の石棒・木棒が置かれています。

判読不明　隣に金精様。

参道を挟んで向かいには同じく文久二年笠石唐破風屋根の駒形宮＝馬の守護神で岩手県水沢市の式内社駒形神社信仰塔も置かれています。他に天神宮・雷神石祠もあるようです。江戸時代末期の農村の鎮守に様々な信仰記念物がひしめいている姿から当時の様子がしのばれます。

天満宮。

泉青年館の隅に社があります。後ろに大きな樹。

御神燈。

上が有りません。

手水舎。

社の名前は解りません。