柏市の旧沼南町・布瀬・宝寿院・下総観音霊場(30)・石仏

2020/07/20 - 2020/07/20

成田空港へ行く時に何度も通った県道282号線、東葛飾郡沼南町から柏市に変わった布瀬地区、布瀬は手賀沼を越えて手賀川に沿って下り、印西市木下に接する柏市最東端の地区です。農村風景が多く残っています。いちご園、梨園など農産物の販売が盛んです。宝寿院は中世末期・享禄元年（１５２８）年の創立といわれ明和安永年代（１８世紀後半）に石段や諸堂整備が進んだようです。墓地は昔乍らのままで無造作に石仏が置かれています。柏市布施1285; 宝寿院（ 真言宗豊山派）
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　52　北総石仏　旧沼南町の石仏　布瀬に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

県道282号線から村道に入り、布瀬集落の中心部へ進む。バス停終点布瀬下車、徒歩三分。

宝寿院本堂。

宝寿院山門。この山門の先に石段があり、降りた所にこの石段左に宝暦十一年（１７６１）年時（斎）念仏供養塔と刻まれた延命地蔵が立っています。大日如来像など５基の墓塔が地蔵の足元に佇んでいます。石段の右手は新四国七十九番の石柱です。残念ながら見落としました。

記念碑が並ぶ。左手のフェンス沿いには筆子搭３基と平成１３年・平成元年の大師講供養塔の５基の石碑が並んでいます。

大師堂。七十九番・六十二番大師堂。

お堂に祀られているのは文政九年（１８２６）子供を抱えた子安観音です。

念仏講。石仏は天保八年（１８３７）念佛講と刻まれた金剛界大日如来です。

左、十九夜塔、右、六臂合掌青面金剛像。足元に邪鬼を踏み、台座に三猿。安永八年（１７７９）十九夜塔となります。明和九年（１７７２）六臂合掌青面金剛塔は童顔丸顔。

地蔵尊三体。

十九夜塔。

無縁塚の十九夜塔。

地蔵尊二体。

無縁塚、墓石が並ぶ。

石仏三基。

整列した石仏。

沼南町布瀬腰巻１６３７－２地先　この地区において、この地区の現状を変更する行為をする場合は、知事の許可を要しますのでご注意下さい。

石燈籠。