柏市の旧沼南町・布瀬・県道282・百庚申

2020/07/20 - 2020/07/20

成田空港へ行く時に何度も通った県道282号線、東葛飾郡沼南町から柏市に変わった布瀬地区、布瀬は手賀沼を越えて手賀川に沿って下り、印西市木下に接する柏市最東端の地区です。農村風景が多く残っています。いちご園、梨園など農産物の販売が盛んです。百庚申は県道282号線沿いの柏市立手賀東小学校入口にあります。石仏巡りをして初めて存在を知りました。この場所は布瀬地区の入口にあたります。庚申塔は全部で九十七基あり、文政７年（1824）から明治８年（1875）にかけて建立されたものです。文政７年は1824年で甲・申　きのえ・さる　コウシンの年です。柏市の百庚申は以下の７ヶ所です。「柏市沼南布瀬・路傍」「柏市布施・布施弁天」「柏市柏・諏訪神社」「柏市名戸ヶ谷・香取神社」「柏市南増尾283・路傍」「柏市松ヶ崎・香取神社」「柏市高田・正徳寺」。７ヶ所全て廻りました。柏市東口より布瀬行きのバスがあります。小学校入口下車。徒歩０分。　
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　52　北総石仏　旧沼南町の石仏　布瀬に詳しく書かれています。http://sekibutu.blogspot.com/

旧沼南町の概要　柏市ホームページより
沼南町は、下総台地の上に開かれた町です。北部に手賀沼が横たわり、春夏秋冬、変化に富んだ風光明媚な地です。気候も比較的温暖で、各種の農作物の生育にも適しています。昭和40年代半ばに国道16号線沿道と町南部の高柳駅周辺に住宅団地や工業団地が立地しはじめました。昭和53年には、大津ヶ丘団地の入居が始まり、54年5月には人口が3万人を超え、昭和58年11月には、役場増築庁舎が完成し、59年6月には町制施行20周年記念式典が行われました。高南台・緑台・南高柳・しいの木台などの区画整理事業も完成し、人口は4万6千人余りとなり、国道16号線沿いには、大型商業店が続々と出店してきています。そして現在、「ほっとする」まち「ＨＯＴ」なまちを将来像として掲げ、心のゆとりを育むまちづくりをめざしています。また同時に一歩奥に入ると、静かな林の中に時を忘れたかのように微笑む石仏に会えたり、史跡や由緒ある社・寺もその姿を現します。 沼南は都市化が進む中、豊かな自然とともに、こうした歴史の息づく町です。

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

布瀬は手賀沼を越えて手賀川に沿って下り、印西市木下に接する柏市最東端の地区です。百庚申は県道282号線沿いの柏市立手賀東小学校入口にあります。

百庚申は県道282号線沿いに並んで居ます。

この場所は布瀬地区の入口にあたります。庚申塔は全部で九十七基あり、文政７年（1824）から明治８年（1875）にかけて建立されたものです。文政７年は1824年で甲・申　きのえ・さる　コウシンの年です。

静かな林の中に時を忘れたかのように微笑む石仏に会える。

百庚申は県道282号線沿いに並んで居ます。

右から文字庚申塔。

庚申教本尊の六臂合掌青面金剛像。足元に邪鬼を踏み、台座に三猿。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。剥離が進んでいます。

文字庚申塔が９基並ぶ。

一際大きい六臂合掌青面金剛像。中央に天保三年（１８３２）の青面金剛像塔。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。青面金剛はショケラを抱きかかえています。珍しい。

文字庚申塔が９基並ぶ。破損した物も有り。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。

文字庚申塔が９基並ぶ。

１０基目に六臂合掌青面金剛像。剥離が進んでいます。

最後は手水舎でしょうか？下部に三猿。百庚申の東端には庚申供養の石製御寶前が置かれています。

是だけ並ぶと見事です。

静かな林の中に時を忘れたかのように微笑む六臂合掌青面金剛像に会える。

大きな庚申塔。行く探すと林の中に沢山庚申塔が有るようです。他に延享三年（１７４６）から明治１５年までの造立で青面金剛像塔２基、文字青面金剛塔３基、文字庚申塔３基、西国・坂東・秩父巡拝供養塔１基、文字馬頭観音塔１基が林の中に並んでいます。