2020/10/17 - 2020/10/18
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FUKUJIROさん
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高知といえば坂本龍馬(天保6年11月15日-慶応3年11月15日)。
近代日本の夜明けを目指して奔走しましたが、京都河原町通の近江屋において殺害されました。満31歳で亡くなりました。すでに私は龍馬の2倍以上生きているのですが、人生の濃密さがまるで違います。
故郷を離れた坂本龍馬が大好きだった桂浜は、月の名所と歌われ、太平洋を望む景勝地です。当日は曇り空のため、お月様を愛でることはできず、少しだけ残念でしたが、その代わりに素晴らしい日の出を見ることができました。
桂浜は高知の市街地からは少し離れているので、今まで訪れたことがありませんでした。そこで、今回は桂浜の高台にある国民宿舎 桂浜荘に宿を取り、桂浜の散策を楽しむことにしました。
また桂浜には、高知のシンボルといわれる巨大な龍馬像があるのですが、春と秋には一時的に足場が組まれ、龍馬の目線で景色を眺めることができます。
今回の旅の行程は次のとおりです。
1日目:成田空港からジェットスターで高知龍馬空港へ。こうち旅広場をサクッと観光。
2日目:土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)の終着駅・奈半利駅まで行き、モネの庭を観賞。オープンデッキ列車しんたろう1号で高知駅に戻り、桂浜へ移動。
3日目:桂浜を散策後、高知城を観光。JALで羽田空港へ帰る。
コロナ禍のため、帰宅後2週間以上経過してから旅行記を公開しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
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高知駅北口のバスターミナルからとさでんバスに乗り、約40分で龍馬記念館前バス停に着きました。どうやら、坂の上に記念館があるようです。
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坂を上ると大きな建物が3棟ありました。
こちらが龍馬記念館本館。1991年開業。 -
2014年開業の龍馬記念館新館。受付、入館はこちらです。
ここでも龍馬パスポートにスタンプ1個もらいました。 -
国民宿舎 桂浜荘。今夜のお宿です。
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新館に入ると、2階に上がります。最初の部屋は企画展示室で写真は不可でした。展示内容はすでに忘却の彼方へ。
次の部屋は、ここ「ジョン万次郎展示室」、撮影可です。 -
ジョン万次郎先生の肖像画。ちょっとイメージと違うかな。
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鳥島に漂着していたジョン万次郎ら5人の日本人を救出したアメリカ合衆国の捕鯨船ジョン・ハウランド号。
アメリカの捕鯨が世界中の鯨を減少させたことは歴史的事実です。
ご興味がありましたら太地町の旅行記もご覧ください。
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11436878/ -
漂巽紀略(ひょうそんきりゃく)大津本。帰国したジョン万次郎らを取り調べた河田小龍が、公式な調書とは別に記録した挿絵入りの覚え書き。
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漂巽紀略の挿絵。河田小龍は聞き取った話を元に、書物などを参照して絵を描いたようです。
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ジョン万次郎先生。この絵は私のイメージにしっくりきます。
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「常設展示室」、撮影可です。
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河田小龍。土佐の絵師であり、坂本龍馬の師匠でした。
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19歳の龍馬が江戸へ旅立つ際に、父・坂本八平が書き記した心得書。龍馬は終生お守りとして持ち歩いていました。
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高知市神田の和霊神社に奉納された坂本家の刀(慶長年間以前の作)。
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現存する家族宛の最後の手紙。
龍馬の最後の手紙は、これより約1ヶ月後の慶応3年11月15日付のものが発見されています。 -
坂本龍馬。
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血痕のついた屏風(複製)。近江屋に置かれていた屏風で、坂本龍馬と中岡慎太郎が殺害された際の血痕がついているとされています。
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本館。特徴的な建物の形どおり細長い展示スペース。
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近江屋の部屋の実物大模型。
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新国家のイメージ図。
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夕顔(1/20模型)。土佐藩が購入した帆船で、イギリス製の全長65m。慶応2年(坂本龍馬が殺される前年)にジョン万次郎が上海で買い付けました。
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本館1階に展示されている坂本龍馬先生・中岡慎太郎先生銅像。
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閉館時間ギリギリまで粘って見学しました。本館の出口付近にあった坂本龍馬像。コロナ感染防止のため、シェイクハンドは禁止でした。
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国民宿舎 桂浜荘です。
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ここでは龍馬パスポートにスタンプ2個もらいました。
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和室です。未だにベッドは苦手です。
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曇り空ですが、太平洋。
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夕食です。とても美味しかったです。お酒は地元の「酔鯨」を頼みました。端麗辛口、山内容堂に因んで付けられた名前です。
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いつもどおりに目覚めました。外はだいぶ明るくなっています。
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太陽が見えてきました。
きれいな朝日です。 -
太平洋に上る朝日は素晴らしいですね。雲間から指す光も素敵でした。
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早朝の桂浜。早起きの方が一人だけ散歩していました。
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朝日を見たので、早速朝食をいただきます。
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しらすがいっぱいあって、嬉しいです。美味しかったです。
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レストランの外側まで来ました。
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食事後、レストランの外に出ました。部屋からはほとんど見えなかった灯台が見えています。
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龍馬記念館の本館建物が間近に見えました。内部は細長い展示室になっています。
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浦戸城(うらどじょう)は、桂浜の北側にある浦戸山にあった城で、戦国武将の長宗我部氏、江戸時代の山内氏が居城としました。
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当時の石垣が一部残っています。山内一豊公が高知城に移ってから廃城となり、城跡に坂本龍馬記念館と桂浜荘が建っています。
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烈女坂本栄の碑。龍馬の姉、三姉妹の次女で土佐藩士・柴田作衛門に嫁ぎましたが、詳細はわかっていません。烈女と謂われるのは、脱藩する坂本龍馬に蔵から刀(肥前忠広)を渡したのが栄と思われていたためで、実際には三女乙女が渡したとされています。
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くじら日時計。
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くじら型の水道。
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高浜虚子の句碑。昨日下りたバス停の近くにありました。
「海底に 珊瑚花咲く 櫨(はぜ)を釣る」 -
遊歩道を龍馬銅像の方へ進みます。
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木々の間から、龍王岬が見えています。
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遊歩道を進むと鳥居のある道と出会います。
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龍王岬には龍王宮があり、桂浜水族館の前を通って行くことができます。
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桂浜。龍馬が愛したと言われている桂浜は、よさこい節では月の名所として歌われ、ペギー葉山さんも「南国土佐を跡にして」で歌っていますね。
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桂浜。
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桃葉先生の碑。高知市生まれの作家、田中貢太郎。
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左は、坂本龍馬先生彰勲碑。龍馬と親交のあった土方久元の弔の詩が刻まれています。右は、忠魂護皇基の碑。細川潤次郎の和歌が刻まれています。
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大きな像が見えました。
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坂本龍馬像。像の高さは5.3m,台座を含めた総高13.5m。高知県の青年有志が募金活動を行い、昭和3年に建立しました。
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はるか太平洋の彼方を見つめている龍馬像は高知のシンボルとなっています。
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龍馬像の隣には、春と秋、臨時に足場が組まれます。
龍馬に大接近というイベントです。 -
入場して、スタンプ1個をもらいました。
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こんな感じで足場が組まれていました。
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工事現場と同じ足場なので、注意して上りましょう。
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途中にある壁の穴から顔を出すと、外側からは龍馬の顔ハメパネルになっていて、記念写真を撮ることができます。
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龍馬の目線で太平洋が見えます。
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龍馬に大接近!
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龍馬に大接近!和服姿に懐手のポーズです。
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凛々しい横顔です。一説によると龍馬像は室戸岬にある中岡晋太郎像と向かい合っていると言われています。
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龍馬が見ている景色です。太平洋というよりも、奈半利の方向ですね。
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足場の展望台は下りの方が怖いです。
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海岸まで遊歩道が続いています。
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太平洋の波しぶき。
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桂浜水族館へ続く遊歩道。
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桂浜荘の形が良く分かります。
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ちょっと戻って、駐車場から見た、龍馬に大接近の足場。
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浦戸湾を跨ぐ浦戸大橋。
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駐車場にはそれなりの数の車が駐まっていましたが、脇の商店は閑散としています。
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日曜日の9:45ですが、お店も開いてないし、人がいませんでした。コロナの影響でしょうか?
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大きなコインロッカー施設もありました。繁忙期には大勢の観光客が来るのでしょう。
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10時発のとさでんバスに乗り、高知市内に戻りました。
高知旅の最終日、前日の小雨から、天気も徐々に回復してきました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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