2020/08/29 - 2020/08/30
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9月末まで有効の山口市プレミアム付き宿泊券。
最初は当日予約で現時点湯田温泉で一番新しい、ルートイン山口湯田温泉。
第2弾は、高級路線にしました。
湯田温泉で高級路線といえば、古稀庵か松田屋ホテルか山水園。
古稀庵は希望日に空きが見つからず、松田屋は大昔に宿泊しているので、山水園に決定。
予約を入れた後で、松田屋ホテルが最近新たに大浴場を増設したことを知って、ちょっと失敗したかなと思いつつ、国の登録有形文化財の建物とお庭を楽しんだのでした。
チェックイン時間直後に押しかけて、ほかのお客さんが少ないうちにと、早速お庭散策です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
PR
-
第1弾のルートイン山口湯田温泉と同様に、自宅から歩いて行ける範囲にある山水園は、湯田温泉街からは外れたところにあります。
県道側から奥まっているけれど、そこは県道に写真付き看板、曲がってからは右に写ってる大きな看板がありますから、気をつけてれば迷うことはありません。
というか、最近はカーナビもありますしね。
という写真を、夕方コンビニに買い出しに歩いて行った帰りに撮ってます。 -
山水園入り口横には熊野神社があります。
湯田温泉発見の白狐伝説発祥の地ということで、地理的に白狐が入ってた温泉は山水園の自家泉源?熊野神社 寺・神社・教会
-
文化財の宿、名勝山水園。
最近の看板なんでしょうね。
2013年に建物が国登録有形文化財、2015年に庭園が登録文化財に指定されてるのがしっかり表示されてますので。
看板の横には、 -
茅葺屋根のいばらき門。
看板横の道を奥へと進みますと、 -
何度か訪れたことのある日帰り入浴施設の翠山の湯の手前に、本日のお宿の山水園。
チェックインが15時からだったので、ほぼ15時に到着。
建物の前が未舗装の駐車場になっていて、従業員さんに誘導された場所に停めました。
駐車場の従業員さんに名前を言ったら、入り口に待機の従業員さんに部屋名含めて引き継ぎされてました。湯田温泉 名勝 山水園 宿・ホテル
-
入り口で消毒して入館。
検温されまして -
ロビーに通されます。
いきなり趣ある雰囲気です。
思わず、近場の強みで連れてきた山口県PR本部長のちょるる(幕末維新バージョン)と湯田温泉のご当地キャラのゆうた君と一緒に記念撮影です。 -
宿泊票書いて、お抹茶と御堀堂の外郎をいただきます。
古くからのお宿のお茶受けは、かなりの確率で御堀堂。
湯田温泉店も近くですしね。 -
ロビーに掲示してあった、山水園本館のご紹介。
これによりますと、大正時代に実業家の別荘として建てられ、昭和11年に増築して旅館となり、その後も何度か増築されているそうです。
数千坪の敷地に客室は14室だけ。敷地のほとんどは庭園です。
庭園が国登録記念物になってから(多分)、400円でお庭見学できるようになったんですが、宿泊すればもちろんただ。 -
というわけで、チェックインして、速攻で大浴場見学しようとしたら連泊客に阻まれてあきらめ、あやうく違う部屋に通されそうになりつつ予定の部屋に案内されて、ひとしきり部屋の写真を撮ったあとは、さっそく庭園見学に向かいます。
毎度のことながら、旦那はくつろぐの優先で付いてきません。
駐車場の従業員さんに教えていただいた通路を通って、 -
お庭散策開始。
山を借景とした池泉回遊庭園です。 -
いい感じの石橋と松発見。
-
もっと大きな橋があるので行ってみます。
-
鯉の餌発見。
しっかり一袋100円と値段がついてます。
むやみにやって、津和野の鯉みたいにメタボにさせないためなんでしょうねえ。
財布を持ってきてなかったのであきらめます。 -
暑いせいか、鯉もあんまり餌をねだりに来ませんねえ。
向こうには客室。多分千鳥の間。
カーテンかかってるから、多分今日はお泊まりはないのかな?
従業員さんに聞いたら、この日は11室予約があったと聞いたような(うろ覚え)。
山水園の宿泊予約は部屋指定になっててお宿のサイトの説明が詳しく、それによりますと、2人で泊まったら一人5万円以上する温泉付きのお部屋です。
http://www.yuda-sansuien.com/stay.html
窓からの景色の良さと部屋の値段が比例しているような感じでした。
右隣の多分桐の間は窓越しにお客さんがおくつろぎになってるのが見て取れたので、うかつにカメラは向けられません。
というか、あんまり近くを他の客がうろつくのは迷惑だろうと早めに逃げます。 -
広い池の底から空気がボコボコ。
鯉さん用でしょうねえ。
温泉が湧いてる・・・ってことはないか。
山水園は自家泉源を3つも持ってますが、湯田温泉の源泉は温度が高いから、池から涌いてたら鯉が煮魚になっちゃいそうです。 -
サギ発見。
ちょうどお庭に入ったときには橋の上にいたんですが、警戒されて隅っこに逃げられちゃいました。
借景になってる裏山が、サギのコロニーになってるんですよねえ。
繁殖時期には大群になってます。
この後飛んでご帰宅したので慌てて撮ったんですが、案の定ブレブレでした。 -
カモ?のおうちもあったりしました。家の主は見当たらず。
それにしても、庭が広すぎて、部分部分しか写せません(汗) -
池から離れて、
-
立ち入り禁止は「ご宿泊、ご会食のお客様以外」となってたので、見学のみの客だけのようです。
一応宿泊客だから入ってもいいんでしょう、ということで突入。 -
茶室は閉鎖中。
庭園案内図によりますと、表千家残月亭や不審庵を写したものだそうです。
お茶室の前が露地(茶庭)
昭和20年代後半に京都の庭師後藤重栄により作庭されたんだそうです。 -
お庭の良さとかはさっぱりわかりませんが、地面の炭?のあしらいに侘び寂びっぽいものを感じたりして。
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奥に進むと
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休憩場所もあったりしつつ
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露地から自分の宿泊した部屋(姫山の間)を確認。
旦那をメールで窓際に来させようかと思いましたが、そういえば大浴場にいくと言ってたなあ、ということであきらめます。 -
ロビーを外から眺めて
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てくてく歩いて
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多分大広間横を歩いて、
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目的地到着。
枯山水庭園です。
露地と同じ庭師さんの作庭です。
地面より低く造られているのが特徴だそうです。 -
知らなかったこと。お堀がありました。敷地の一部のみですが。
ここで、一般住宅地と切り離しているような。
住宅の向こう側にある川沿いの道は、湯田温泉で宴会するときによく通ってます(笑) -
角度を変えると雰囲気変わります。
これだけ木々があって枯れ葉が落ちていないあたり、お手入れがしっかりされているんでしょうねえ。
実際、お庭の手入れの従業員さんも歩き回ってたので、「大変ですね」と声かけたら「大変です」と返事が来ました。 -
和の径(やわらぎのこみち)って名前が付いてます。
この周辺、植物名の看板が入ってたり、見学する人に配慮されているような。
中には二酸化炭素の吸収量の看板(?)まで木に付いていました。 -
水観音の前の舟形の石に
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トンボ発見。
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水観音の向かいに、いばらき門。道路から見たらいかにも門って感じでしたが、2階は茶室だそうです。
-
いばらき門まで行ったら行き止まりですので、引き返し、再び池泉庭園へ。
帰りは別ルートを通ります。 -
四阿(桂離宮にある卍字亭の写しだそうです)のそばには、昭和天皇皇后陛下が宿泊されましたときのお手植えの松と桧。
昭和38年ってことは、山口国体の開会式の時かなあ。
このとき天皇杯(優勝)がとれず、開催都道府県中で唯一とってないからと、ちょるるが平成23年のマスコットだった2回目の山口国体のときには涙ぐましい努力(なりふりかまわず人集めしたとも)で天皇杯をとったのでした。 -
苔むして趣のある灯籠です。
後で手に入れた庭園案内図のリーフレットには庭園内の灯籠の位置が全部記してありまして、こちらも含めてかなりの物が、萩市紫福(しぶき)地区の鍋山の赤ぼうの石という溶岩でできているそうです。
旧福栄村の紫福地区は山間部の農村で隠れキリシタンの里としても知られ、十字架が彫られた灯籠なんかもあります。世界遺産になってる大板山たたら製鉄遺跡もあったりするので、昔は隠れ住んでた職人さんとかが多かったのかな?
現在は石工さんがいなくなって灯籠は作られていないそうです。
大板山たたら製鉄遺跡(世界遺産登録直前)
https://4travel.jp/travelogue/11012145 -
池の周りをぐるっと周り
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橋に近づいたら鯉に逃げられつつ
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上り道を歩くと
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臨水に到着。
昼のみの食事処なので既に閉店していました。
http://www.yuda-sansuien.com/dish.html
ステーキやハンバーグの定食がある一方、精進料理があったりします。
ここで食事すると、お庭の散策料金が半額の200円になるようです。 -
めっちゃ水草がはびこってる小川(温泉の影響?)を見ながら
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ちょっと紅葉も楽しみつつ
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上の方からお庭。
向こうに見えるのは、NTTビルですねえ。
山口市は高い建物があんまりないから目立ってます。 -
上からお庭を楽しむの図。
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散策するならとことんと、さらに進んで
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終点は
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立ち寄り湯の翠山の湯。向こうの入浴客用駐車場はほぼ満杯。
山水園のリーフレットによると、山水園の温泉棟で日帰りにも対応ってことなんですが、地元民的感覚では、日帰り温泉施設を宿泊客は無料で使用って感じ。
お値段が1600円と湯田温泉の立ち寄り湯の中では格段にお高いですが、自家泉源が3つあって100%源泉かけ流しという点と、回数券を買うと安くなる(といっても1200円、高齢者はシルバー料金があります)ので、地元民にも人気です。
立ち入り禁止のコーンは外来客さんが対象なんでしょうねえ。
うろうろしてたら、従業員さんが通してくださいましたから。 -
この後はお庭方面に戻って部屋に帰ったのでした。
しかし、落ち着きのない客のうろうろは続くのでした。
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