2015/05/10 - 2015/05/10
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以前から目指してたのは知ってましたが、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が世界遺産の登録勧告されました。
詳しいことは、萩市のサイトにて
http://www.city.hagi.lg.jp/site/sekaiisan/
萩城下町、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、松下村塾が登録対象です。
萩城下町、松下村塾、萩反射炉は、以前から旅行記に登場しておりますが、恵美須ヶ鼻造船所跡は名前しか知らないし、大板山たたら製鉄遺跡に至っては、新聞報道で存在を知った次第。
本当に世界遺産になっちゃったら、山口で観光ボランティアをしてるときに話題になるかもしれません。
となると、現場を知っとかないとまずい。
ということで、ちょうどやっていた萩美術館浦上記念館の花燃ゆ展を見にいきついでに行ってみることにしたのでした。
そして帰りにさらに足を延ばして、かねてから気になっていた旧むつみ村の雲林寺に立ち寄ったのですが・・・
【7月7日追記】
7月5日、紆余曲折ありつつ、世界遺産に登録決定。
観光客が増えるのはいいけれど、世界遺産として守っていく責務もできました。
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一応、当初目的は萩美術館浦上記念館で平成27年5月24日まで開催されている、花燃ゆ展です。
美術館メンバーズクラブに入ってるので今回無料観覧できるうえに、たまたま招待券もいただいたので旦那も一緒にくっついてきました。
この後の道のりを考えると、運転手付きは正解でした。
大河ドラマの方は低視聴率ばかりがクローズアップされてますが(大量にあるネタをうまく消化しきれてないというか、せっかく松下村塾やるなら群像劇にしてほしかったんだけど、まあ今後の持ち直しに期待したいです)、展示自体は、江戸送りになる前に描かれた複数の吉田松陰像が一堂に会している(残念ながら杉家の物は見に行ったときには複製展示になってましたが)のは壮観でしたし、他の展示品も見ごたえありました。
ちなみに、開催中は普通展示が無料になってます。
ここの建物、普通展示が分散してて見過ごしやすいのですが、元々所蔵品のほとんどを寄贈した浦上氏は浮世絵の著名なコレクターなので、浮世絵のコーナーは一見の価値があります。
ただ、以前に美術館のイベントで実演した、いとこの作品は見当たらず。
どこかの隅にでもあったのかな?山口県立萩美術館 浦上記念館 美術館・博物館
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花燃ゆ展観覧終了。
美術館の周辺の、遺産候補の萩城下町や、途中にある松陰神社の松下村塾は何度も行ってるので今回はパス。
自転車で2時間で回った萩城下町
http://4travel.jp/travelogue/10025750
萩城下町の萩竹燈路の時に高杉晋作ゆかりの円政寺に立ち寄ったときのもの
http://4travel.jp/travelogue/10103420
至誠館できたときの松陰神社旅行記。
http://4travel.jp/travelogue/10425458
その前の、ちょうど今の時期に開催中の萩オープンガーデンに行ったときの松陰神社と吉田松陰の墓。
http://4travel.jp/travelogue/10336314
萩しーまーとの向こうにあります、恵美須ヶ鼻造船所跡を目指します。 -
同じく遺産候補の萩反射炉も今日は通過。
さすがに、見に来てる人の姿がありました。
ここ、普段はほとんど人が来てなかったんですけれど。
2,3度来てるはずなのに、なかなか写真が見つからなかった萩反射炉。
http://4travel.jp/travelogue/10018591萩反射炉 名所・史跡
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恵美須ヶ鼻造船所跡は旦那のカーナビには入ってませんでした。
住所は分かってたので登録して、指示された曲がり角には、萩在住時代から何度か行ったことがある喫茶店、康安がありました。 -
曲がってすぐの漁協に臨時駐車場ができていました。
ただ、駐車場のおじさんたちによると、そこから500メートルあるし、周辺に車が置けるよ、とのこと。
どちらかというと、反射炉見学用に確保されてたようでした。
ということで、走って行って、突当りに車を置かせてもらって、恵美須ヶ鼻造船所跡 名所・史跡
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恵美須ヶ鼻造船所跡到着。
国内で唯一跡地が残っている江戸時代の近代造船所はここだけだそうです。
ただですね。
この時点で見られるものは、 -
クマがいる、この防波堤だけなんです。
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本格的な発掘調査はこれからというか、世界遺産を目指すために発掘始めたという感があります。
ちなみに、帰りがけにちらっと、ここの空き地の一角に説明板があるのが見えました。 -
ま、遺構はともかく、眺めのいいところではありました。
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ご案内に来られてたガイドの方からパンフレットいただきました。
世界遺産登録としては萩市は時系列的に最初で、近代化に向けて試行錯誤していた時期の遺構。
だから、作ってる途中であきらめて稼働しなかった萩反射炉も入ってるんですねえ。
現存している、唯一稼働した静岡県韮山の反射炉も、産業遺産群の中に入っておりました。
以前、行こうとして電車の便の少なさに挫折したんですが、多分今度は行っても人がいっぱいなんでしょうねえ。
ちなみに、ガイドの人に萩反射炉の様子を聞いたら、やっぱり世界遺産勧告直後にかなりお客さんが来られたんだそうです。
多い時は1時間に20人・・・日頃を知ってたら、たしかに多いですね。 -
恵美須ヶ鼻造船所跡を後にして、もう一つの知らない遺跡、大板山たたら製鉄遺跡を目指します。
当初は阿武経由の予定だったんですが、ガイドの方の話では、松陰神社横の阿東方面往きの道を利用したほうが看板でていて分かりやすいようです。
ということで、萩しーまーとを横目に過ぎてトンネル通り、松陰神社と大砲製造跡地の間の道を通って、旧福栄村を目指します。 -
今度はカーナビに住所登録すらできなかったんですが、昼食場所にしようかと言っていた道の駅ハピネスふくえ手前の交差点で、大板山たたら製鉄遺跡は左の看板発見。
せっかくなので、食事の前に先に行くことにしました。道の駅 ハピネスふくえ 道の駅
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のどかな道を看板見ながら走ると
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分かりやすく看板がでているので、まず迷わず行けます。
ただし、道はここを曲がったあたりから徐々に狭く山道になっていきましたけど。
大型車は通行禁止らしいですので、バスは無理ですね。
後日談。
平成27年5月25日、日本テレビのZIPで「世界遺産候補地を2泊3日でいくつ回れるか」、って企画をしてました。
一般人が入れる場所17カ所を結果15カ所(残り2カ所は静岡と岩手なので、九州・山口はすべて制覇)回ってまして、初日は萩市。
公共交通機関を極力使うルールでしたが、ここだけは萩市内からタクシー利用。
まあ、そうでしょうねえ。
ちなみに片道40分だそうで、絶対スタッフがレンタカー借りて行ったほうが安かったような・・・
(そして他県の候補地見て、ほとんど当時の姿がない恵美須ヶ鼻造船所跡とさほど違わないところが1カ所ならずありまして、ちょっと安心したのでした) -
山の口ダム。
遺跡に祠のあった神社は、元々はダムで沈んだところにあったそうです。
碑の字は平井元県知事だから、20年以上はたってますねえ。 -
道は細いけれどそれなりに離合できる場所はありつつ、道が終われば到着です。
広い駐車場はあるし、水洗トイレはあるし、小さな休憩所もありました。
そして、人が結構いたので立ち寄らなかった休憩所に、説明があったのを知ったのは、帰ってから他の人の旅行記を見てからなのでした・・・山奥にある世界遺産候補地 by くに・クマさん大板山たたら製鉄遺跡 名所・史跡
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恵美須ヶ鼻造船所跡のガイドさんが「整備されてるのはこっち」と言われてた通り、整備されてる感が半端ありません。
碑の横を確認したら、工事したのが平成26年8月。
まだ1年たってません。 -
焼き物掲示板は、萩ではちょこちょこ見かけます。
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遺跡の方はといいますと
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かなりこぢんまりとした感があります。
こちらは、奈古港から運んできた砂鉄を洗って不純物を取り除いた砂鉄洗場。
この地で鉄がとれたのではなくて、豊富な水と燃料になる木が製鉄に適していたんだとか。
できた鉄は、また奈古港に運ばれ、船で恵比寿ヶ鼻造船所に運ばれ、船が製造されたそうです。 -
製鉄炉と天秤ふいろ(送風装置)の跡地。
世界遺産は「明治日本の産業革命遺産」での登録で、萩は黎明期。
昔からのたたらの匠の技術を使いながら、試行錯誤で西洋技術を取り入れて自前の洋式軍艦づくりが行ってきたのが、遺産としての価値のようです。
ちょうどガイドの方が来ていまして、色々と解説と資料をいただきました。
当時の製鉄の様子を聞くと、「もののけ姫」でのもののけの怒りがより納得できます。
ガイドさんは土日だけっぽかったですが、なんとこちらには委託を受けた地元の人が冬期以外は日中管理にこられているらしいです。 -
さほど復元されてないんですが、
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上手に合わせると当時の形が分かるという、優れものな看板がありました。
上の製鉄炉は、高殿という建物で覆われていたようです。
もののけ姫って、この頃の施設に合わせたものなんですねえ。 -
信仰されていた神社は山の口ダムに沈み、小さな祠が山の中に移されていました。
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祠に上がる途中にも遺跡がありました。
事務所の役割を担った元小屋だそうです。 -
元はこんな感じだそうです。
製造の工程上に関わる立地や、たたらの技術というのは外部には秘してたので、こんな山奥で場所を変えながら製鉄を行ってたそうです。
そして当初、萩市も世界遺産リストに入れていなかったこの遺跡を、イコモスが事前調査に来た際に、恵比寿ヶ鼻造船所で製造された船の原料の調達先を質問されて案内したら、リストに加えて申請するようにとアドバイスがあったそうです。 -
見学終了。
なにせ、自分たちを同じようにニュースを見て遺跡を見に来られる人が結構いるもので、山道を慎重におります。
この後、せっかくなので、かねてから行きたかった旧むつみ村の雲林寺に足を延ばすことにしました。
カーナビセットしたら、道の駅ハピネスふくえの手前で道を曲がるように指示されます。
また、昼食が遅くなっちゃうなあ・・・
旧福栄村を通ってたら、しばしばヤギさんに遭遇。
草刈要員のようです。
ちなみに、牛を耕作放棄地に放牧して田畑の雑草を食べさせるのは「山口型放牧」っていうんだそうです。 -
多分遺跡から30分もかからず、旧むつみ村の雲林寺に到着。
今回はちゃんとカーナビが機能しました。
無くても、ある程度の場所が分かっていれば、看板があるからたどり着けそうでしたが。
むつみのひまわりロードから、途中ちょっと入ったところになります。
拡張されてるっぽい駐車場は、バス用まで用意されてました。
一部のネコマニアには知られた存在になってるらしいです。
お寺までの道のりにお地蔵さん。 -
お子さん付。
マリア観音ならぬマリア地蔵をイメージしてるのかな?
福栄地域は隠れキリシタンの里で、関連史跡がちょこちょことあります。
ちなみに、雲林寺は千体地蔵でも有名なんですが、すっかりネコ寺としての方が知名度が上がっています。 -
小道を通ってお寺の裏手に到着したものの、やっぱり正面から入り直し。
やっぱり、目立つものは撮っておかないと。 -
山門に目立つ招き猫。
猫寺として、最近一部のマニアに知られた存在になっています。
ちなみに、招き猫はチェーンソーアートやってるいとこの作品ですが、色はお寺の人自らが彩色されてるそうです。 -
絵馬ならぬ絵猫。
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猫のお堂。
中には猫みくじがありました。 -
天井の猫の手もいとこ作。
周りの落ち葉がいい感じです。
下のお堂は別の人の作品です。
いとこの本業はログビルダー(チェーンソーアートの注文で手いっぱいらしいけれど)なので、ログハウス風だったらいとこにも作れたような。 -
鐘つき堂はフクロウですね。
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と思ったら、上には猫とネズミ。
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これ、どこだったっけ?
木の木目が見事に猫の毛並になってます。 -
外回りだけでテンション上がっちゃいましたが、いいかげん、障子張り替え中の御本堂に行きましょう。
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玄関では
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萩にゃんと文にゃんと、ビルマの竪琴風猫さんがお出迎え。
萩市の実演作品の試作品と見ましたが、さて?
そして愛想のいい、住職さんもご登場。
ほぼ廃寺状態だった雲林寺に来られて、猫寺にした張本人さんです。
いとこのことを話しましたら、寺内の彫刻はすべていとこ作品とのこと。
いとこの猫作品展示場と化しています。 -
壁にも色々と猫さんの絵
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猫寺縁起も飾ってあります。
こちらは、冊子にもなっていていただいて帰りました。
藩主が亡くなったときに殉死した家来が可愛がっていた猫が、主人の墓の前で舌を噛み切って殉死したと言う話がありまして、その話の舞台、天樹院(すでになく、初代藩主の墓所だけ残ってます)の末寺にあたるのが雲林寺だそうです。
・・・といいながら、猫寺になったのは、その由来より、住職さんが猫好きかつ地域おこしに熱心だったという事実の方が比重が高いような。 -
見ネコ、聞かネコ、言わネコ・・・意味が通じない。
「見ニャイ、聞かないニャン、言わないニャン」らしいです。 -
お接待でお茶をいただいちゃいました。
向こうの部屋にはネコグッズがいっぱいでしたし、 -
本堂の御簾の向こうには、面白いいとこの猫作品があったんですが、
カメラの調子が悪くて、後半撮った写真が記録されてませんでした(泣) -
猫みくじより、下の猫さんの方が気になります。
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色々ネコグッズやお寺の知り合い関連のグッズがありますが、あんまり商売っ気を感じないのは、計算も支払いもお客任せってところでしょうか。
実はネコより犬派なのであまり猫グッズには食指が動かないタチなんですが、猫の手型トングが気に入って、思わず買って帰っちゃいました。
なかなか重宝しています。 -
本堂の撫で仏、猫仏さんの下には
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巨大眠り猫。
他の方のブログ等拝見しますと、元々は別々だったみたいです。
他の作品も含めて、置き場はその都度変えてるようですし、あちこちに隠れ猫さん方がいるので、行くたびに楽しめそうですね。 -
生き猫さん発見。
気持ちよさそうに日向ぼっこしてました。
本物の猫さんも何匹かいるそうですが、みな自由にされてるようで、会えたのはこの猫さんだけだったのでした。
で、帰宅してから後半の写真が写ってなかったことが発覚。
これはむつみのひまわりロードの見頃の土曜日(帰りにお蕎麦を食べに行ったがんこ村さん、日曜日はお休み・・・)にリベンジに行きたいものです。
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