2020/07/24 - 2020/07/24
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摂津の国のマーガトロイドさん
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友人の新車購入の試乗という事でカーシェアで3月の浜松以来久々に複数名でドライブに出かけることに。目的地は…不明!?
まさかのワイドビューひだで京都へ。
京都から信楽経由で鈴鹿スカイラインを走り鈴鹿でラーメンを食べ関宿へ。
安濃鉄道の廃線跡も少し車で走り少しだけ廃道探索もして新名神を飛ばす1日。
車だからこそ許される行き当たりばったりすぎる旅…その様子をご覧あれ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
旅は大阪駅から。とりあえず集合場所の京都へ向かう。
…だが京都に行く場合はいつも新大阪がスタートのはずだが?それにそのホームは11番乗り場では? -
…なにかいる
ちなみにひだ25号は豪雨で下呂折り返しだったがこの2日前から高山まで復活した。 -
7:49 ひだ25号が大阪駅に入線(ちなみにそれまでは宮原に留置している)
-
もう置き換えの足音も迫るキハ85系に乗って京都へ向かうのだw色々行き方は考えたがちょうどいい時間にこいつがいたのでワイドビューに決定w
-
当然ではあるが幕式。
自由席の客は6名ほどだった。 -
燃料も買っていつもと同じだけどいつもと少し違う京都までの30分を楽しむ。
あれ?新快速だと29分だが…
そんなことはどうでもいいwワイドビューチャイムが流れて大阪を後にする。 -
5分で新大阪に到着。意外にも乗り込んでくる客は1名だけだった。
新大阪を出ると停車駅の案内がある。
車内放送で「岐阜」やら「下呂」やら「高山」やら流れてくるのはやっぱり新快速では味わえないものだ。 -
すぐに検札が来るので特急券を見せる。その後は色々記録タイム。この座席もいつまで見られるのだろうか…ハイデッカーというのも近年ではあまり見ない。
-
気付けば列車は茨木を通過。そろそろJR総持寺に差し掛かる頃だ。
-
運転台はいかにもJR東海らしい見た目。
ちなみにJR総持寺辺りまでは先行の新快速と距離があるので110km程度で走るが、摂津富田辺りからは先行の新快速が迫るからか80~100km程度でのんびり走る。 -
高槻を通過してしばらくすると遠くに阪急が見えるようになる。
河原町行きの快速急行だ。
新快速なら時に追い抜かすこともあるがワイドビューは特に追い越すことも無く阪急電車は視界から消えていった。
山崎駅を通過して列車は京都府に入る。 -
長岡京を通過すると吹田総合車両所京都支所、いわゆる向日町電車区が広がる。
普段大阪~京都間では営業運転に入らない車両も多数留置されている。 -
はまかぜに使用されるキハ189系は向日町所属。毎日大阪~向日町間を回送で走る。
びわこエクスプレスの間合い運用でキハ189系が運用されているのはこの長い回送区間を活かしたもの。 -
草津線や湖西線のピーマン113系も留置されている
-
こちらは毎日営業運転しているがはるかに使用される281系もコロナ戦争の影響で多数留置中…
向日町を過ぎると京都まではもうすぐだ。 -
ワイドビューチャイムは流れなかったが京都に到着。下車客は筆者のみw
-
特急なので(朝の新快速もそうだが)0番乗り場着。改札は目の前だ。
ここから集合地点の河原町七条まで急ぐ。
ワイドビューひだで来たというと友人にはウケたw
ここからは車に乗り換えて一路滋賀県方面へ。
実はこの時点では目的地は特段決まっていない。
決定事項は「鈴鹿山脈を越えて三重県方面へ」これだけだ。
国道1号を大津まで走る。交通量はそこそこ。 -
何もかも適当の我々。国道1号で草津経由か国道422号で信楽経由かの選択を迫られてなんとなく信楽方面へ。草津の渋滞が嫌だったという一面はあるが…
瀬田からは国道422号を走る。「急がば回れ」の由来で名高い瀬田の唐橋の横を通り過ぎる。 -
もうしばらく走れば瀬田川洗堰。以前ここにダムカードをもらいにきたこともあった。
大石辺りが狭隘路だった422号も瀬田川令和大橋(我々は「令和コスタ行橋」などと呼んでいたがw)の開通で片側1車線が確保されるようになり難所知らずで信楽へと走る。
国道307号に入ればびわこ京阪奈線の構想ルート。
信楽までびわこ京阪奈線のルートをたどるように走るが車としてはむしろこの422号線~307号ルートの方がよく使う。
信楽でドライバー交代。ここからは筆者が走る。
鈴鹿山脈を越える峠をどこにするかそろそろ決めねばならないがそれを決めるのはまさかのサイコロw
選択肢は北から石榑峠、武平峠、鈴鹿峠、加太越、長野峠、青山峠の南北50km。厳密には鈴鹿峠以南は布引山地に入るがまあ気にしない。
サイコロの結果武平峠になったので477号線を目指して走る。 -
信楽からはSKRの沿線。信号で止まっているとこんな看板も目撃。
…びわこ京阪奈線も怪しいか?
信楽から水口を経由して日野町の郊外を走り477号線に合流。目指す武平峠も近い。 -
野洲川ダムに到着。
ダムカードの配布はやっているのか微妙だがせっかくなので見て行くことに。 -
この野洲川ダムは洪水調節機能を有していないいわば巨大なため池。そのため可動式ゲートは特に存在しない。
ただ最近再開発を行っているのでダム本体は綺麗。
ここからドライバー交代。友人が飛ばすw
武平峠を越えて湯の山温泉へ文字通り駆け下り菰野町に入る。 -
そしてやってきたのは「うまい」を連呼するラーメンショップ。関東ではそれなりに有名らしいが筆者は初めて知った…
店内はなかなかな混雑。コロナ戦争時代ということで食券はカウンターに置く方式となっていた。 -
初なのにもかかわらず麺大盛を頼んでみたが結構なボリューム。
味も結構いける(※豚骨原理主義者の個人の感想です) -
今回はSUBARUのXV。友人の一人がこいつの購入を検討しているとのことで試乗も兼ねての旅。
峠でも普通に走ってくれるし街乗りも問題ない。だがSUBARU車なので燃費は考慮に入らないw
ここからどうするか迷った末、友人お勧めの関宿へ向かうことに。 -
とりあえず道の駅関宿に車を止める。
道の駅はこのコロナ戦争にもかかわらず結構な混雑。アイスが食べたいと道の駅内の食堂でソフトクリームを買って外で食べる。
ちなみに駐車場では右翼団体の車が止まっていて構成員がキャンプ用のイスを芝生に出して数名で昼食を食べていた。
こんなところで「IQOS様」などと言ってはいけない。 -
すると踏切の音が聞こえてきた。
急いで線路の方に向かうとキハ120が関駅に停車中。
ここは三重県だがJR西日本の駅だ。なので駅名標は青色。 -
関支所まで車で移動して関宿の街歩き。この前月に行った(旅行記執筆予定)三次の尾関山辺りの街に雰囲気は近い。
さすがにこちらは観光地から外れているだけあり伊勢と比べても人ははるかに少ない。 -
関宿の西端に近い寺でブランコを見かける…そういえば最近ブランコ見かけなくなったなと筆者。年甲斐もなく4人はブランコへw
久々に乗るブランコは楽しかったwそれにしても最近遊具は撤去される流れとなる中、見るからに最近新設されたように見えるブランコは貴重かもしれない。
本堂に手を合わせてその先で折り返し。ちょうど西端近くまで来たようだ。 -
これが「自粛してください」に見えてしまった…今のこの国だとマジでそう書きかねないw
-
関宿でも賑わっている側へ。こちらは観光客や土産物店も多い。
でも西側へ行かないと年甲斐もなくブランコに乗るなんてできなかったんだからと笑い合う。
四捨五入すれば30代の人もいるのに全員「~歳児」だw -
関宿の隠れた名物おでん&ラーメン自販機。
豚骨ラーメンがすごく気になったがあいにくラーメンショップで満腹。
友人は購入して熱い熱いと連呼しながら持ち歩いていたw -
多木化学のホーロー板がいい雰囲気を醸し出している。
後から気付いたがこの辺りには「関の山」の由来となった関の山車が展示されているらしい。 -
坂道を下る雰囲気はさながら時代劇のセットのよう。
ちょうどこのコロナ戦争中に毎日放送でJIN-仁-の再放送があったがあの雰囲気を思い出したw -
関で泊まるなら鶴屋か玉屋…熊本のアレや佐世保とか新大工町(廃墟化したが)のアレしか思いつかないw
\ハイセンス!鶴屋/ -
高札が再現されていた。
この高札は幕府からの触書などが書いてあるわけだが今のこの国に照らし合わせると全く矛盾した触書がこの高札場に掲げられることになる…
関宿を後にしてとりあえず松阪方面へ走る。最近山行がで紹介された水路県道へ向かう。 -
…その途中にこんなものがあることを筆者は知っていた。
これは戦前の安濃鉄道の林駅跡を知らせる標柱。
ちなみに「安濃鉄道」と明記されている看板はここと荻野駅跡の2ヶ所しかない(はず) -
実はこの記述は少し間違っている。
安濃鉄道は1915年から1944年(休止)まで存在したがそれは津の新町~椋本間の話。
椋本~林間は1924年には休止されたためかなり幻の鉄道といえる。 -
椋本・新町方面を向いて撮影。ちなみに2年前に来たことがあるがその日は大雨で内容はほとんど読めなかったw
-
椋本までは県道に転用されている。鉄道の面影はどこにもない。
-
ちなみに2年前の様子がこちら。これは林側を向いている。
歩道は靴が水に浸かるほど浸水していたw -
県道は斜め左に向かうが安濃鉄道は正面のJAを突っ切る。この辺りが椋本駅跡。
-
県道を走るのでこの後の安濃鉄道の様子は追いかけられないが2年前はこんな感じで細い地元の道として廃線跡は続いている。
こちらも林側を向いていてこの先が椋本駅跡だが、微妙なカーブや道幅から鉄道の面影は感じられる。 -
広域農道で津市郊外をショートカットしておやつカンパニーの本社近くで近鉄大阪線を渡る。
おやつカンパニーの本社が一志町ということは知っていたが集落の中で意外に事務所は小さくて一同驚き。
ちょうど難波行きのアーバンライナーが通過していくところだった。
ここからはまた山際を走って松阪市郊外へ。 -
三重県道745号片野飯高線の松阪市飯南町粥見地区にはこのように自動車通行不能区間が存在する。厳密には廃道ではないだろうが車は多分入れない。
-
しばらくは藪の中に轍が続くがこの土砂崩れでノックアウト。
しかし歩行者はまだ進める。 -
この微妙な深さの水溜まりが行く手を阻む。通れるのは通れるが滑りそうになり心が折れる。
滋賀県民の友人は「雪が積もった時の歩き方をこんな季節にすることになるとは思わなかった」とのことw -
しばらくすると水路が合流。石が詰まっているがこの先には穴がそのまま開いているところもある。
しかし… -
そんなわけで水路トンネルが見えるがここで撤退。
時間もそこまで余裕があるわけではなかったので妥当の判断だろう。
ここから嬉野PAまでは筆者の運転。
松阪ICから伊勢道に入る。
長距離走ると伊勢道は恐ろしく単調だが3km程度では少々不完全燃焼かも。
まあそんなことを言ってもアレなので予定通り嬉野PAでドライバー交代。 -
パーキングエリアなのに結構な混み方で驚き…普通に密です
トイレも結構賑わっていたw
ここからは友人が飛ばすw横で乗っていた筆者は軽く恐怖を覚える…
新名神では普通に追越車線を走っている車が次々と道を空ける…
そのスピードは新名神の本来の設計上の最高速度(ry -
約30分ほどで土山SAに到着。ドライバー交代と少し視察も兼ねて立ち寄る。JRバスは甲南PAで休憩するので土山SAは意外に来ることが無いのだ。
やはり宝塚北SAに似ている。最近の新名神のSAは上下一体型が流行。
ここからはラストランナー。京都東ICまで走って軽く三条通の渋滞に巻き込まれつつ東野から五条バイパスへ。 -
無事に河原町七条で車を返して歩いて京都駅へ向かう。
夕食をどうするかとポルタを歩いたりして… -
ヨドバシ6Fのレストラン街へ。
たまたま入った店が居酒屋も兼ねていたので他の3人は飲む。
筆者は元々酒を飲まないしおまけに新大阪から車で帰るのでますます飲めない。
ということで彦根に帰る1人とは雨の京都駅で別れ、新快速に乗り込んで高槻で1人離脱。車内で新大阪からのカーシェアを予約する。
新大阪からは車で友人と帰る。友人宅前で友人を降ろして1人雨の中自宅へと車を走らせて今回の旅は終わり。
車は翌朝新大阪で用事があったのでそのついでに返却。
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