2019/11/03 - 2019/11/03
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摂津の国のマーガトロイドさん
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三重県北勢エリアには小粒ながら鉄道系博物館が集まるエリア。
阿下喜駅前の月2回だけ開館の軽便鉄道博物館と月1回だけの貨物鉄道博物館。
この両方の博物館を巡ることができるのは第一日曜のみ。
そんな幻ともいえる博物館に鈴鹿山脈の向こう側からドライブも兼ねて巡ろうというのが今回の旅。
さらに自動車運搬船の本場、名古屋港でWALLENIUSWILHELMSENも撮影。
車と鉄道と船が織り成す休日をご覧あれ。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅は彦根から。
前日に友人の住む滋賀県彦根市入りして、車に乗り込み、まずは鞍掛峠を越える。
彦根から北勢に出かけるにはこの鞍掛峠が最短ルート。走りごたえもあって楽しい道だが冬季閉鎖の道なのでこのシーズンはこれが最後の通行。
鞍掛峠を下って一旦北上。岐阜県に入る。
最初に訪れたのは中里ダム。実は前回(2019年7月東京遠征)で行こうとしたもののダムカードの配布時間を過ぎていてカードがもらえなかったのだ。 -
あぶない!まではよくあるがよく見るとその続きが…
ここからは再び三重県へ。 -
やってきたのは三岐鉄道北勢線の終点、阿下喜駅。北勢線の電車が停車している。
…いやいくらなんでもこんなに古くはない。
これは阿下喜駅併設の軽便鉄道博物館に保存されているモニ220形だ。 -
だが筆者は知っている。
何食わぬ顔で隣に停車している北勢線の「現役」の電車も三重交通時代からの車両も含まれる結構な古株揃いであることを… -
ということで軽便鉄道博物館にやってきた。
建物そのものは結構狭い。 -
館内には色々な資料や模型が展示されている。
駅名標のフォーマットはかつて北勢線が近鉄の路線であったということを色濃く感じさせる。
行先サボも近鉄らしさを感じる。 -
転轍機が展示されている。もちろん手動だ。
-
いわゆる腕木式信号機も展示されている。
-
写真右側に軌道自転車が見える。
ちょうどモニ220形を取り囲むように軌道自転車が走っているのである。 -
早速乗ってみた。友人が運転しているので筆者は撮影。
転車台も残っている。
転車台の中にさらにナローゲージよりもナローな線路が敷かれているが転車台の中央にあるのはこの軌道自転車用のレール。
こうしてみると転車台に乗っているレールが大きく感じるが実際のところはナローゲージであるw -
現在の北勢線の車両も目にすることができる。先程も書いたがこいつも結構な古株(ry
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軌道自転車からモニを眺める…
-
旧六石駅の駅名標もあった。
色は多少変わっているがフォーマットは近鉄の駅名標に近い。 -
軌道自転車を降りてモニの車内へ。
板張りながら吊り革だけは新しいがなぜなら1980年代まで長きにわたり現役だったからである…
というか同形式としては改番があったものの2015年まで内部・八王子線で現役だったのである。 -
反対側はこんな感じ。
手前でJK(?)が死にかかっているがこれはマネキンw -
運転台も雰囲気がよく残っている。
元々は野ざらしで放置されていた車両を再整備している。 -
一番外側から標準軌(近鉄の大半など)、狭軌(JR在来線など)、ナローゲージの順に並ぶ。
北勢線はナローゲージ。すなわち標準軌を採用する名古屋線系統の半分近くの軌間である。
ちなみにかつては湯の山線もナローゲージだったが四日市駅では標準軌の名古屋線の隣に半分ほどの線路幅しかない湯の山線の車両が停車していた。 -
気が付けば阿下喜駅の列車が入れ替わっていた。こちらは鉄道むすめの楚原れんげラッピングである。
-
こうしてみると最近の車両に見えるが…
-
実際はこんなゲテモノ連結w
隣の車両は両開き、もう片方は片開きであるw
しかもよく見ると明らかに先頭車だったような痕跡が見受けられるw
内部・八王子線もそうだが近鉄ナローゲージ路線の車両事情はカオスの極み… -
電車に自動車教習所の広告を出さなければならないという現実もアレだがそれ以上にスバメお前そんなとこで再就職してたのか…ルビー&サファイア世代だから懐かしい…しかも色違いまでいるとか…
-
電車が発車した後のホームを撮ってみると駅名標が紙になっていたw
-
一方縦型は近鉄の名残が見える…
-
北勢線ご乗車でのご来館…北勢線はまだ乗ったことないんだよな…結局ここまで来るのが鈴鹿山脈を越えなければならないので車でないと面倒なのだが…
近鉄自体は完乗したが近鉄から経営分離された路線は内部・八王子線(部分的には近鉄時代に既に乗っていることと近鉄乗りつぶしを意識し始めた頃にはまだ近鉄の路線だったため)以外は未乗である。
特に北勢線は経営分離が早かったこともあり近鉄の路線だったという認識があまりないのである。 -
ここから次は三岐線側の貨物鉄道博物館へ向かう。こちらは月1回なのでさらに難易度は高いw
その途中でラーメンを食べる。
三重県で博多ラーメンというのも変な話だがこれが案外おいしかった。
北勢エリアなので容易に再訪することは難しいが… -
三岐鉄道の丹生川駅の隣に貨物鉄道博物館は存在する。
なぜそんなところにあるかといえば… -
三岐鉄道が現役の貨物路線だからである。(ただし三岐鉄道自身は貨物鉄道博物館の運営には基本ノータッチ)
この日も貨物列車を撮るべく撮り鉄が多数いた。 -
碧南から炭酸カルシウムを運んだ帰りの列車が東藤原へと帰っていく。
この中には石灰炭ことフライアッシュが入っている。
それにしても太平洋セメントまみれだが…
それもそのはず、太平洋セメントは三岐鉄道の筆頭株主でありそもそも三岐鉄道自体セメント原料の輸送の為に開業した路線である。
このように貨物で非常に重要な路線だったため、陸運統制令による三重交通(北勢線含め鉄道路線は後に近鉄へ統合)への統合も反対意見が認められ独立系として存続している。(逆に北勢線の前身だった北勢電気鉄道は猛反対したものの三重交通へ統合された) -
屋外には貨車が多数保存されている。
こちらは東北東ソー化学所有のタム5000形。塩酸専用のタンク車である。
酒田港駅からさらに続いていた専用線を通して発着していたが…その末期の様子は山行がに書かれていた。
ちなみに敷地内の専用線の様子まで紹介されている(苦笑) -
こちらはタンク車タム500形。こちらはガソリンの輸送用なので役割としては今も塩浜などで見ることができる。
日本石油輸送自体は現存しており現在もタキ1000を多数所有して各地で石油輸送を行っている。 -
こちらはアルコール専用とは書かれているがこの場合のアルコールはエタノール。
新崎駅は白新線の駅で神奈川県の川崎からここまでエタノールが輸送されていた。 -
そうしているとセメント貨物列車が通過…これでこそ三岐鉄道という感じ
-
一方旅客列車の方も健在。
だが同じ西武からの譲渡車なので近江鉄道に見えてしまうという我々w -
初音…ではなく
-
東武のB4形機関車である。
ちなみにイギリス製。ということは金剛デース! -
機関車の後ろにも貨車が展示されているがこの貨車は…
-
なんと名鉄の貨車。
谷汲線も揖斐線ももう現存はしないが… -
元は瀬戸線の前身瀬戸電気鉄道で使用された貨車である。
最後は谷汲線と揖斐線で使われたために谷汲・揖斐線専用の表示があったようだ。 -
その隣側には木造の古い有蓋貨車が展示されていて中も展示されている。
今のコンテナ車とあまり変わりない。
ちなみにこの貨車は近江鉄道から来たものである。 -
現在のコンテナがその隣に置いてある。
これは現在でも各地で見ることができる。 -
案外コンテナを目の前で見ることはあまりない(旧敦賀港駅には多少恐怖を感じるほど置いてあるが…)ので貴重といえば貴重かもしれないw
中は先程紹介した有蓋貨車と大して変わらない(貨物鉄道博物館では内部は非公開、大宮の鉄道博物館で内部は見ることができる) -
側線の廃線跡がある。
ネットでは廃線跡の線路があるとついついやりたくなるネタとしてリットン調査団と線路なうが挙げられるがこの日は2人なのでリットン調査団は不可能、ということで線路上から撮影して線路なう -
日本セメントは太平洋セメントの前身のひとつである。
なぜかその上には住友大阪セメントの社名が… -
DD13のプレートがある。
実際のDD13は弁天町を経て今は津山まなびの鉄道館で保存されている。 -
ジオラマがあるが貨物鉄道博物館らしく貨物列車オンリー。
今の日本ではここまで多彩な貨車はもう見られないので逆にジオラマが貴重な風景を残しているともいえる。 -
見た事のない塗装のEF66の模型があった。
どうやらJR化直後の試験塗装機らしい。 -
色々と資料も展示されているが気になったものをいくつか撮影。
「命により」という記述がなんとなく時代を感じさせる。 -
貨物輸送の華やかな時代、それはすなわち国労や動労の時代でもあった。
香ばしいワッペンに… -
香ばしい国労手帳…スト権奪還の文字も香ばしい…
ということで貨物鉄道博物館を後にして愛知県方面へと向かう。 -
車は多度を抜けて濃尾平野へと向かう。
まず渡るのは揖斐川、そして長良川。 -
そして愛知県に入る。
-
しかし木曽川は渡らず…
-
また三重県に戻るw
長島町の輪中の郷へ。
長島町は揖斐・長良・木曽の通称木曽三川に囲まれ水害が絶えなかったことから堤防の内側に集落を作る輪中が広く普及した。
博物館は有料施設ということもありほぼ貸切状態。
教科書でしか見たことのない輪中のくらしというのがよく伝わって来て小規模の割にはなかなか悪くない施設だった。 -
公園にもなっていて親子連れが多数来ていたが…
鉄塔に上りたい子供を親が「遊具じゃない」と止めていたw -
続いては筆者の希望で同じ長島町の長良川河口堰へ。
建設時揉めに揉めたがこの強固な堤防と堰でこの近辺は水害から守られているといえる。
このエリアは伊勢湾台風をはじめとした数々の水害で痛い目を何度も見ている。
堤防の強固さからその痛い経験を教訓にしようとする面が伝わってくる。
ここからはあの名四国道を走り飛島村へ。
はじめての伊勢湾岸道で名港トリトンを走り抜ける。その理由は… -
興 奮 の 連 続
名古屋港名物自動車運搬船。
目の前にこれほど自動車運搬船がいて興奮しないわけがない。
その興奮ぶりは隣にいる友人が驚くほど。
…正確に言うと友人は軽く引いていたw -
そして一番のお目当てはWALLENIUSWILHELMSENのTARIFAだ。
これが撮りたいがためにわざわざ名古屋港まで来たのだ。 -
赤いWALLENIUSWILHELMSENも絶滅危惧種。
そして関西では神戸港と東播磨港に入港するが東播磨港は遠い、神戸港では入港する位置の関係上あまりきれいに全景が撮れないor逆光となる。
その為名古屋港のようにきれいに全景を撮れる場所は貴重なのだ。 -
一応参考としてこの通り神戸港(というか芦屋浜だが)からでも撮れなくはない。
だが昼過ぎの入港ということもあり逆光となってしまっている。
赤色の船体がより撮影難易度を上げているw -
ブリッジはさすがに700m以上の距離があるので中までは撮れないが…自動車運搬船らしいブリッジともいえる
-
目の前にはイルカが何かを吐き出すことでおなじみのトヨフジ海運豊徳丸が停泊中。
目の前で自動車運搬船を見ることも無いのでこの大きさとスケールに興奮。 -
こちらもおなじみFUJITRANS。太平洋フェリーの旅でもよく登場している。
ちなみに字体から富士フイルムの関連会社かと思われることもあるようだが全く関係ない。
トヨフジ海運はトヨタとFUJITRANSの合弁企業である。 -
しかもこの蓉翔丸、以前仙台港で目にしている(2019年7月の東京遠征の帰路やはり太平洋フェリーから)
こうしている目の前で蓉翔丸は仙台に向けて出港。
自動車運搬船の出港の瞬間も目撃できる感動の瞬間だった… -
名古屋港らしく自動車が大量に止められている。
おそらくこれらはTARIFAで海外へ輸出されると思われる。 -
最後にもう一度デジカメのバッテリーを振り絞って撮影…
そう、これを最後にバッテリーが切れたのであるw
ここからは写真を撮っていないので簡単に紹介する。
最後は伊勢湾岸道を走るが…湾岸長島インターの渋滞に巻き込まれつつみえ川越インターからは一般道で員弁川沿いを走り再び阿下喜へw
というのもここに阿下喜温泉という温泉があるのだ。
せっかくなので阿下喜温泉に入っていく。
ここからは再び鞍掛峠。
本当は名神高速で帰るという話もあったのだが名古屋時点で鞍掛峠経由と40分しか変わらないので鞍掛峠経由で帰ることにした。
鞍掛峠の山岳路を楽しんで彦根に戻りこの日の旅は終わり。
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