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 コロナウイルスの第2波とも云える現状ですが、「GO TO」施策とやらは旅に出ようですが、そうそう斯様な人はおられないでしょう。そこで、「安全・密無・補助金不要」のMTB行に出掛けてみました。いつも見る風景ですが、身の安全を守りつつストレス発散でしょうか。<br /> 表題写真は鍼治療の様子、巷の鍼とは非なるものですね。

「密無し 補助金不要のコロナ禍対策」MTB行でストレス発散

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2020/07/07 - 2020/07/07

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旅行記グループ 河内温泉大学演習 その1

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河内温泉大学名誉教授

河内温泉大学名誉教授さん

 コロナウイルスの第2波とも云える現状ですが、「GO TO」施策とやらは旅に出ようですが、そうそう斯様な人はおられないでしょう。そこで、「安全・密無・補助金不要」のMTB行に出掛けてみました。いつも見る風景ですが、身の安全を守りつつストレス発散でしょうか。
 表題写真は鍼治療の様子、巷の鍼とは非なるものですね。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
徒歩 バイク

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  •  友人で鍼灸大学で教鞭を執るS教授は、今回のコロナ渦中で知人・患者4人が骨折したと仰っています。私の愚妻もその一人、入院はするは医者不足で手術待ち一週間ベッドで寝かされ散々な目に遭っています。自粛によるストレスなんでしょうね。<br /> では、河内温泉大学近くの長瀬川を遡り、大和川までの分流点が目標です。八尾市二俣にやって来ました<br /> まさに二股です。

     友人で鍼灸大学で教鞭を執るS教授は、今回のコロナ渦中で知人・患者4人が骨折したと仰っています。私の愚妻もその一人、入院はするは医者不足で手術待ち一週間ベッドで寝かされ散々な目に遭っています。自粛によるストレスなんでしょうね。
     では、河内温泉大学近くの長瀬川を遡り、大和川までの分流点が目標です。八尾市二俣にやって来ました
     まさに二股です。

  •  同所川上から、この股に鍼は無理ですね。

     同所川上から、この股に鍼は無理ですね。

  •  長瀬川が玉串川と分かれる地点を「二股」と呼んでいますが、ご覧の通り二股ですね。山側を流れるのが「玉串川」で反対が「長瀬川」です。この辺りは地盤が砂地で沈下しないと言うことで、油脂会社の大きなプラントや機械製造会社が並んでします。<br /> ロングで見てみましょう<br /><br />

     長瀬川が玉串川と分かれる地点を「二股」と呼んでいますが、ご覧の通り二股ですね。山側を流れるのが「玉串川」で反対が「長瀬川」です。この辺りは地盤が砂地で沈下しないと言うことで、油脂会社の大きなプラントや機械製造会社が並んでします。
     ロングで見てみましょう

  •  長瀬川に水車があったとは聞いていません。多分これは偐文化遺産でしょうが、風情という点では在ってもおかしくは無いですね。許容の範囲内です。付け替え後の畑では綿花を作っていましたので、それを絞って作る綿実油会社の前ですので、一種のモニュメントでしょうか。<br />  油脂会社前の水車<br />

     長瀬川に水車があったとは聞いていません。多分これは偐文化遺産でしょうが、風情という点では在ってもおかしくは無いですね。許容の範囲内です。付け替え後の畑では綿花を作っていましたので、それを絞って作る綿実油会社の前ですので、一種のモニュメントでしょうか。
      油脂会社前の水車

  •  さらに上流を目指しますと長瀬川2番樋と3番樋からの流れが合流する場所です。ここでは、鯉が口を開けて餌をねだっています。生憎何も持って居ませんので、写真撮影のみ。 <br /> 餌をねだる鯉

     さらに上流を目指しますと長瀬川2番樋と3番樋からの流れが合流する場所です。ここでは、鯉が口を開けて餌をねだっています。生憎何も持って居ませんので、写真撮影のみ。 
     餌をねだる鯉

  •  柏原市役所近くの大和が付け替え地点までやって来ました。ここには二番樋があります。何ちゃら文化財という称号を得ていますが、用は水道管ですね。イギリス式という煉瓦積みが美しいとか説明板に書かれています。<br /> 二番樋

     柏原市役所近くの大和が付け替え地点までやって来ました。ここには二番樋があります。何ちゃら文化財という称号を得ていますが、用は水道管ですね。イギリス式という煉瓦積みが美しいとか説明板に書かれています。
     二番樋

  •  二番樋別角度から

     二番樋別角度から

  •  古老にお聞きした昔話では、肝試しにこの樋門を通り抜けるのが「男」の証であったとか。少々怖いですが、別に抜け道も無いのでなんともないが少年には勇気が要ったことでしょう。<br /> 二番樋記念碑<br />

     古老にお聞きした昔話では、肝試しにこの樋門を通り抜けるのが「男」の証であったとか。少々怖いですが、別に抜け道も無いのでなんともないが少年には勇気が要ったことでしょう。
     二番樋記念碑

  •  八尺樋というのもあったのでしょうか<br />

     八尺樋というのもあったのでしょうか

  •  この辺りを「築留」と通称で呼んでいます。現職時代ある人から我が家の名字の由来が分からないと尋ねられたことがあります。「築留さん、あなたは柏原に縁がありませんか」、「先祖が今の市役所の辺りにすんでいたと聴く」。「なら、貴方の先祖は1703年の大和川付け替えに功績があって「築留」という名字を賜ったのではないでしょうか。」今も付近には、立派なお屋敷が並んでいます。<br /> 築き留め地区のお屋敷

     この辺りを「築留」と通称で呼んでいます。現職時代ある人から我が家の名字の由来が分からないと尋ねられたことがあります。「築留さん、あなたは柏原に縁がありませんか」、「先祖が今の市役所の辺りにすんでいたと聴く」。「なら、貴方の先祖は1703年の大和川付け替えに功績があって「築留」という名字を賜ったのではないでしょうか。」今も付近には、立派なお屋敷が並んでいます。
     築き留め地区のお屋敷

  • 付け替え功労者、中甚兵衛を讃える菓子もあります<br />

    付け替え功労者、中甚兵衛を讃える菓子もあります

  •  お屋敷の並びの西端に3番樋があります。近鉄道明寺線「柏原南口駅」が真横にあります。文化財が2列に並んでいるようですね。<br /> 3番樋門

     お屋敷の並びの西端に3番樋があります。近鉄道明寺線「柏原南口駅」が真横にあります。文化財が2列に並んでいるようですね。
     3番樋門

  •  更に西に「平野川」の樋門がありますが、今回はパスします。再び長瀬川下り駅前の商店街を抜けると奈良街道の町並みが現れます。その、街道の一つ西に流れるのが先ほど樋門をパスした平野川です。<br /> 柏原舟の出入り管理舎跡 積み荷の確認がしやすい中二階造り<br />

     更に西に「平野川」の樋門がありますが、今回はパスします。再び長瀬川下り駅前の商店街を抜けると奈良街道の町並みが現れます。その、街道の一つ西に流れるのが先ほど樋門をパスした平野川です。
     柏原舟の出入り管理舎跡 積み荷の確認がしやすい中二階造り

  •  柏原舟は明治期に入っても大阪と大和間の荷物運搬の主要な役割を果たしました。大和からの荷はここで柏原舟に乗せ替え、平野川を下り大阪市内へと運ばれました。その、柏原舟の創始者と言える三田承久の子孫が住むのが三田家です。これは国の文化財で、先代が仰るには、電機のコンセント一つ付け替えるのに文化庁が喧しい・・・とか。<br /> 三田家<br />

     柏原舟は明治期に入っても大阪と大和間の荷物運搬の主要な役割を果たしました。大和からの荷はここで柏原舟に乗せ替え、平野川を下り大阪市内へと運ばれました。その、柏原舟の創始者と言える三田承久の子孫が住むのが三田家です。これは国の文化財で、先代が仰るには、電機のコンセント一つ付け替えるのに文化庁が喧しい・・・とか。
     三田家

  •  ここから、八尾、平野を経由して京橋まで運ばれた荷物は、揚荷茶船と呼ばれる小型船で商家蔵や藩の蔵屋敷に積み上げられたのでしょう。<br /> 平野川の流れ・・・<br />

     ここから、八尾、平野を経由して京橋まで運ばれた荷物は、揚荷茶船と呼ばれる小型船で商家蔵や藩の蔵屋敷に積み上げられたのでしょう。
     平野川の流れ・・・

  •  さて、本来の長瀬川に戻りましょう。復路は往路の逆、当たり前ですがあまり景色に変化はありません。そこで、玉串川の分流とも云える第2寝屋川で流域最終では無いかと思慮されます、田圃の風景でお別れとしましょう。第2寝屋川からの導水を使用しているとは思われませんが、川の流域に会わせて地下水脈があると云われています。<br /> 6月の田植え後です

     さて、本来の長瀬川に戻りましょう。復路は往路の逆、当たり前ですがあまり景色に変化はありません。そこで、玉串川の分流とも云える第2寝屋川で流域最終では無いかと思慮されます、田圃の風景でお別れとしましょう。第2寝屋川からの導水を使用しているとは思われませんが、川の流域に会わせて地下水脈があると云われています。
     6月の田植え後です

  •  この水で田植えは出来ないでしょう。しかし、町を大雨から守っています。<br /> 第2寝屋川

     この水で田植えは出来ないでしょう。しかし、町を大雨から守っています。
     第2寝屋川

  •    我が大学近くでもその地下水を汲み上げて稲穂が生育しています。定点観測して楽しんでいます。旅館や鉄道を使うだけが旅行ではありません。バイクや徒歩でも「GO TO」で元気になり免疫力を高めましょう。<br /> 7月見事に成長しました 人類もコロナに負けず成長しましょう<br />

    我が大学近くでもその地下水を汲み上げて稲穂が生育しています。定点観測して楽しんでいます。旅館や鉄道を使うだけが旅行ではありません。バイクや徒歩でも「GO TO」で元気になり免疫力を高めましょう。
     7月見事に成長しました 人類もコロナに負けず成長しましょう

  •  四季折々川の流れは市民に潤いとやすらぎを与えます。<br /> 長瀬川の桜

     四季折々川の流れは市民に潤いとやすらぎを与えます。
     長瀬川の桜

  •  玉串川の桜(堤改修前です)

     玉串川の桜(堤改修前です)

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